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現代日本の文学 1 二葉亭四迷 樋口一葉 集


樋 口 一 葉 集

現代日本の文学 1 二葉亭四迷 樋口一葉 集


現 代 日 本 の 文 学 1 電 話 は , 東 京 ( 03 ) 720 ー 1111 へ お 願 い し ま す 。 全 60 巻 集 発 行 所 樊 学 習 研 究 社 発 行 者 古 岡 滉 樋 口 一 葉 著 者 二 葉 亭 四 迷 昭 和 57 年 10 月 1 日 25 版 発 行 昭 和 46 年 10 月 1 日 初 版 発 行 樋 口 一 葉 二 葉 亭 四 迷 学 研 お 客 さ ま 相 談 セ ン タ ー 現 代 日 本 の 文 学 係 へ , 文 書 は , 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 丁 目 40 番 5 号 ( 〒 145 ) * こ の 本 に 関 す る お 問 合 せ や ミ ス な ど が あ り ま し た ら , 製 函 永 井 紙 器 印 刷 株 式 会 社 表 紙 ク ロ ス 東 洋 ク ロ ス 株 式 会 社 本 文 用 紙 三 菱 製 紙 株 式 会 社 製 本 株 式 会 社 若 林 製 本 工 場 暁 印 刷 株 式 会 社 印 刷 大 日 本 印 刷 株 式 会 社 電 話 東 京 ( 720 ) 1111 ( 大 代 表 ) 〒 145 振 替 東 京 8 ー 142930 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 ー 40 ー 5 OGAKKEN 1971 Printed ⅲ Japan ISBN4 ー 05 ー 050211 ー 9 C0393 本 書 内 容 の 無 断 複 写 を 禁 す

現代日本の文学 1 二葉亭四迷 樋口一葉 集


一 一 葉 亭 四 迷 集

現代日本の文学 1 二葉亭四迷 樋口一葉 集


一 一 葉 亭 四 迷 集 目 次 一 一 葉 亭 四 迷 文 学 紀 行 失 わ れ た 明 治 へ の 郷 愁 浮 雲 ・ 平 凡 : ・ 注 解 一 一 葉 亭 四 迷 文 学 ア ル ・ ハ ム 評 伝 的 解 説 樋 口 一 葉 集 目 次 樋 口 一 葉 文 学 紀 行 父 母 の ふ る さ と ・ 「 ゆ く 雲 」 の 舞 台 を 訪 ね て ・ 和 田 芳 恵 三 に ・ こ り え ・ た け く ら べ : 大 つ ご も り : ・ 一 五 九 紅 野 敏 郎 四 = 0 四 三 八 四 四 九 関 良 一 瑩 0 和 田 芳 恵 宅 ・ 一 三 五 ・ = 八 六

現代日本の文学 1 二葉亭四迷 樋口一葉 集


樋 口 一 葉 文 学 ア ル ′ ヾ ム 明 治 28 年 こ ろ の 一 葉

現代日本の文学 1 二葉亭四迷 樋口一葉 集


芳 堂 学 学 二 ロ 京 二 葉 亭 四 迷 に 一 葉 は 会 わ す し ま い に な っ て し ま っ こ の 文 学 紀 行 の 根 幹 に 「 浮 雲 」 を 据 え 、 そ こ へ 二 葉 亭 四 迷 の 生 き 方 を 枝 葉 に つ け て み よ う と い う こ と で 、 編 集 担 当 者 と の 打 ち あ わ せ が 終 わ っ た 。 う ん す い 雲 水 に 似 た 生 陛 一 葉 の 紀 行 が 「 ゆ く 雲 」 な の で 、 語 呂 あ わ せ に 二 葉 亭 四 迷 の 「 浮 雲 」 を 選 ん だ の で は な か っ た 。 こ の 未 完 だ が 、 近 代 日 本 の 小 説 の 誕 生 を う ら な う 「 浮 雲 」 は 、 い 、 つ ま で も な い こ と だ か 重 い 作 品 の ひ と つ で あ る 。 数 え で 二 十 三 歳 の 内 海 文 三 は 「 浮 雲 」 の 主 人 公 だ が 、 つ ば う ち し さ フ よ う 坪 内 逍 遙 の す す め で 、 明 治 十 九 年 の 夏 か ら 「 浮 雲 」 , 取 り か か っ た 二 葉 亭 四 迷 も 、 数 え で 二 十 三 歳 で あ っ た 。 余 計 者 意 識 に さ い な ま れ る 内 海 文 三 は 作 者 の 分 身 と も 思 わ れ る 。 長 谷 川 辰 之 助 が 、 本 名 を 棄 て て 、 こ の 「 浮 じ ち ょ う 雲 」 に 、 く た ば っ て し ま え と い う 自 嘲 か ら 、 二 葉 亭 四 迷 の ペ ン ・ ネ ー ム を 用 意 し た 。 日 本 の 純 文 学 は 、 生 ま れ て 来 て 、 済 み ま せ ん で し た と い う 余 計 者 意 識 か ら 出 発 し 、 そ の 無 力 感 に す が っ て 、 生 き な が ら え て き た 。

文藝 2015年 spring


終 的 に は 全 九 七 巻 ( 別 巻 一 l) の 威 容 を 誇 る 全 集 に 成 長 。 第 一 巻 「 坪 角 川 が 硬 軟 両 方 い け る 「 話 せ る ヤ ツ 」 、 筑 摩 が 本 格 志 向 の 「 保 内 逍 遙 、 二 葉 亭 四 迷 集 , か ら 、 戦 後 の 大 岡 昇 平 、 三 島 由 紀 夫 ま で 守 本 流 」 だ と す る と 、 五 〇 年 代 の 河 出 は 新 し い 企 画 に 次 々 チ ャ レ を 含 み 、 別 巻 と し て 「 現 代 日 本 文 学 史 」 と 「 現 代 日 本 文 学 史 年 表 」 ン ジ し て い く 「 冒 険 野 郎 」 の 印 象 が 強 い 。 を 配 し た こ の 全 集 は 、 た い へ ん 評 価 が 高 く 、 戦 後 の 日 本 文 学 全 集 ま ず 一 九 五 三 年 、 河 出 は 「 現 代 文 豪 名 作 全 集 」 と い う 全 八 巻 の の キ ヤ ノ ン を 示 す こ と に も な っ た 。 ( 予 定 だ っ た ) シ リ ー ズ を 出 す 。 文 学 史 的 な 「 現 代 日 本 文 学 全 集 」 と は 逆 の 、 い わ ば コ ン パ ク ト 路 線 で あ る 。 芥 川 龍 之 介 、 夏 目 漱 石 、 冒 険 好 き の 河 出 全 集 志 賀 直 哉 、 谷 崎 潤 一 郎 、 永 井 荷 風 、 有 島 武 郎 、 一 一 葉 亭 四 迷 、 森 鵐 で は 、 五 〇 年 代 の 河 出 書 房 は ど う だ っ た か 。 外 と い う 八 人 の 選 定 は 〈 明 治 大 正 昭 和 三 代 に 輝 く 文 豪 の 名 作 〉 と 謳 う だ け あ り 、 「 こ れ だ け 読 め ば 文 学 は オ ッ ケ ー よ 」 に 見 え る の が 魅 力 で あ る ( も っ と も 、 こ の 全 集 も 結 局 は 「 文 豪 」 を ど ん ど ん 増 や し て 、 最 後 は 全 二 四 巻 + 別 巻 に ま で 増 え る の だ が ) 。 そ れ だ け で は な い 。 同 じ 五 〇 年 代 の 前 半 に 、 河 出 書 房 は 日 本 文 第 れ ・ い 、 製 を 、 畿 ・ 、 考 第 を ッ 当 、 第 能 を を 学 だ け で あ と 二 つ 、 全 集 を 出 し て い る の だ 。 ひ と つ は 「 新 文 学 全 集 」 ( 一 九 五 二 5 五 三 年 ) な る 全 一 三 巻 の 軽 と 第 第 の 第 ・ ふ 着 第 鬘 璧 一 キ を ー = し ぐ っ と 新 し い 戦 全 集 で 、 〈 戦 後 文 壇 に か が や く 明 星 / 〉 と 謳 、 弊 第 第 ・ 谷 第 第 一 第 一 夏 願 数 石 第 こ 、 、 第 章 」 一 第 第 を 物 物 行 を 第 分 一 後 の 作 品 の 集 大 成 。 選 ば れ て い る の は 井 上 靖 、 三 島 由 紀 夫 、 野 間 ◇ 立 索 、 , 、 し て 響 願 い 宏 、 大 岡 昇 平 、 中 村 眞 一 郎 な ど な ど 気 鋭 の 作 家 一 三 人 だ 。 〈 戦 争 上 電 明 第 蠧 川 嶮 第 一 純 子 第 物 物 薹 一 本 河 出 書 ( ・ 鷺 第 第 一 癶 重 ・ 第 纔 ま 一 が お わ っ て か ら 、 も う 七 年 た ち ま す 。 い わ ゆ る 戦 後 文 学 も 、 一 応 代 見 内 の 成 果 を ま と め て 世 に 問 う べ き と き で す 〉 と い う 中 村 光 夫 の 推 薦 の そ 文 が 、 こ の 全 集 の 意 義 を 伝 え て は い る け れ ど 、 と は い え 敗 戦 か ら 集 出 全 河 「 ま だ 」 七 5 八 年 し か た っ て い な い の だ 。 そ れ で も 戦 後 の 作 品 だ 学 文 ・ を ( 第 第 を 第 を 剰 け で 全 集 を 編 ん で し ま う の だ か ら 、 贅 沢 な 時 代 で あ る 。 本 日 【 一 本 」 ~ 誌 こ 糶 壟 マ 靦 河 出 の 冒 険 主 義 を 象 徴 す る 、 五 〇 年 代 前 半 の 全 集 そ の 三 は 「 現 1 凶 代 代 語 訳 日 本 古 典 文 学 全 集 」 全 二 七 巻 ( 一 九 五 三 年 5 五 六 年 ) で 覿 あ る 。 「 文 豪 , 「 戦 後 」 に 続 い て 、 今 度 は 古 典 ! た だ し 、 古 典 は 周 本 の ル 暑 : 名 作 の 物 及 版

文藝 2015年 summer


前 の 財 産 を ほ ぼ そ の ま ま 活 用 し て い る と は い え 、 全 二 五 巻 中 一 〇 ー で あ る 。 ( 略 ) 各 職 場 の 本 棚 に 、 各 学 校 の 図 書 館 に 、 各 家 庭 の 巻 を 『 太 平 記 』 ( 尾 崎 士 郎 訳 ) 、 『 南 総 里 見 八 犬 伝 』 ( 白 井 喬 一 l) な リ ヴ ィ ン グ ・ ル ー ム に 備 え ら れ 御 愛 読 さ れ ん こ と を 切 望 す る 〉 ど 古 典 が 占 め る 。 ま た 、 近 現 代 文 学 で も 「 二 葉 亭 四 迷 ・ 樋 口 一 「 大 衆 化 」 の 時 代 を 迎 え 、 河 出 書 房 新 社 も ま た 、 会 社 で 学 校 で 家 葉 ・ 徳 富 蘆 花 集 ー か ら 「 森 鵐 外 集 」 「 島 崎 藤 村 集 」 「 夏 目 漱 石 集 」 、 庭 で 「 愛 さ れ る 」 全 集 を 目 ざ し て い た の だ 。 さ ら に 下 っ て 「 有 島 武 郎 集 、 「 芥 川 龍 之 介 集 」 と 、 明 治 ・ 大 正 ・ さ て 、 と ま あ 、 こ う し て 「 グ リ ー ン 版 世 界 文 学 全 集 」 と 「 ワ 昭 和 文 学 の 王 道 を 行 く 布 陣 で あ る 。 イ ン 版 日 本 文 学 全 集 ー を ベ ア で め で た く 世 に 送 り 出 し た 河 出 だ は た し て こ の 混 成 は 吉 と 出 た の か 凶 と 出 た の か 。 っ た が 、 じ つ は こ こ か ら 同 社 の 暴 走 ( 迷 走 ? ) が は じ ま る の で あ む ろ ん 河 出 は 勝 っ 気 満 々 で あ っ た 。 見 よ 、 こ の 「 当 社 は 他 社 と る 。 「 ワ イ ン 版 日 本 文 学 全 集 」 の 刊 行 が ま だ 続 行 中 の 一 九 六 〇 違 う の じ ゃ 」 と い い た げ な 「 刊 行 の こ と ば 」 を 。 年 代 中 後 半 に か け て 、 同 社 は 同 工 異 曲 の 全 集 を 「 こ れ で も か 」 と 〈 世 界 の ど こ の 国 の 文 学 で も 、 古 典 と 現 代 と を 切 り は な し て 体 系 い う ほ ど 出 し 続 け た の だ っ た 。 を 立 て る と こ ろ は な い 。 こ う し た 、 今 日 ま で の 日 本 文 学 全 集 に 欠 シ リ ー ズ 名 だ け 列 挙 す れ ば 、 「 日 本 文 学 全 集 現 代 編 」 ( 一 九 六 け て い た 性 格 を 補 い 、 日 本 文 学 に つ い て の か た よ っ た 傾 向 を 正 し 〇 年 5 ) 、 「 現 代 の 文 学 」 「 国 民 の 文 学 」 ( 以 上 一 九 六 三 年 5 ) 、 「 豪 た い 念 願 か ら 、 小 社 は 、 古 今 を 通 じ て た え ず 読 み 直 さ れ る に 値 い 華 版 日 本 文 学 全 集 」 第 一 集 ( 一 九 六 五 年 5 ) 、 「 カ ラ ー 版 日 本 す る も の を 精 選 し 、 現 代 人 の 精 神 の 糧 と し て こ こ に お く る 。 全 集 文 学 全 集 」 「 グ リ ー ン 版 日 本 文 学 全 集 」 「 カ ラ ー 版 国 民 の 文 学 」 流 行 の さ な か に あ え て 本 企 画 を 刊 行 す る ゆ え ん で あ る 。 / こ の 『 日 「 豪 華 版 日 本 文 学 全 集 」 第 二 集 、 「 豪 華 愛 蔵 版 日 本 文 学 全 集 ー 本 文 学 全 集 』 全 二 十 五 巻 は 、 二 〇 〇 〇 年 を こ え る 日 本 民 族 の 文 学 ( 以 上 一 九 六 七 年 5 ) 。 的 所 産 と し て 、 古 代 か ら 現 代 ま で の 古 典 ・ 新 古 典 を 厳 選 し て 、 手 こ の 中 で 特 筆 す べ き も の が あ る と し た ら 、 「 河 出 書 房 創 業 七 七 ご ろ な 形 に お い て ま と め た 〉 年 記 念 出 版 」 を 銘 打 っ た ( な ん や 半 端 な 数 字 だ け ど ) 「 現 代 の 文 学 」 古 典 と 近 現 代 文 学 を 区 別 し な い わ が 方 式 こ そ が 国 際 ス タ ン ダ ー 全 四 三 巻 だ ろ う 。 「 ワ イ ン 版 」 の 後 に 続 く こ の シ リ ー ズ は 、 ま さ ド で あ る 、 と ど う し た っ て 主 張 し た い 河 出 書 房 新 社 。 〈 二 〇 〇 〇 に 「 大 衆 化 路 線 」 を ね ら っ た 全 集 で 、 松 本 清 張 、 石 坂 洋 次 郎 と い 年 を こ え る 日 本 民 族 の 文 学 的 所 産 〉 と は ま た 大 き く 出 た も の だ が っ た 当 代 の 人 気 作 家 を 含 め た ほ か 、 「 作 家 の カ ラ ー 写 真 と 筆 蹟 」 ( 「 二 〇 〇 〇 年 」 は 河 出 が 全 集 を 宣 伝 す る 際 の 決 ま り 文 句 ) 、 一 方 、 「 美 し い 挿 画 入 り , な ど に 特 徴 が あ っ た 。 パ ン フ レ ッ ト に 記 さ れ た 〈 あ な た に お く る 川 大 特 色 〉 の 一 〇 番 同 じ 「 刊 行 の こ と ば 」 に は 次 の よ う な 一 文 も 見 え る 。 〈 本 全 集 は 、 各 人 が 信 頼 し て 常 備 で き る 手 ご ろ な 巻 数 ・ 買 い や す 目 に は 〈 楽 し い 家 庭 ラ イ ブ ラ リ ー の 愛 蔵 本 と し て 好 適 、 ハ ン デ ィ い 定 価 ・ ハ ン デ ィ な 判 型 を も っ た ス マ ー ト な ホ ー ム ・ ラ イ ブ ラ リ な コ ン パ ク ト サ イ ズ な の で 、 通 勤 の 車 中 で も 、 読 書 会 で も 、 デ ィ 3 ラ 0

現代日本の文学 1 二葉亭四迷 樋口一葉 集


社 に も 学 ん だ 。 七 月 、 四 谷 区 伝 馬 町 一 丁 目 四 十 四 番 地 の 水 野 市 之 助 ー キ に つ い て 英 語 ・ 英 文 学 を 学 ん だ 。 二 月 ご ろ 、 ペ リ ー ン ス キ 方 ( 父 の 実 家 ) に 止 宿 し た 。 十 月 、 陸 軍 士 官 学 校 を 三 た び 受 験 し た 「 美 術 ノ 本 義 」 「 米 氏 文 辞 ノ 類 別 」 を 翻 訳 し た 。 三 月 、 ツ ル ゲ ー ネ フ が 、 不 合 格 に な っ た 。 今 度 は 強 度 の 近 視 眼 が 原 因 で あ っ た ら し い 。 『 父 と 子 』 を 口 語 体 に 抄 訳 し た 「 虚 無 党 形 気 」 の 原 稿 を 逍 遙 に 渡 し 明 治 十 四 年 ( 一 八 八 一 ) 十 七 歳 た が 、 未 刊 に 終 わ っ た 。 そ の 署 名 は 冷 々 番 雨 。 四 月 、 冷 々 亭 主 人 の 五 月 、 東 京 外 国 語 学 校 ( 東 京 外 国 語 大 学 の 前 身 ) 露 語 科 に 入 学 し 、 名 で 「 小 説 総 論 」 を 「 中 央 学 術 雑 誌 」 に 発 表 し た 。 五 月 か ら 六 月 に 寄 宿 舎 に 入 っ た 。 か け て 、 同 じ く 冷 々 亭 主 人 の 名 で 「 カ ー ト コ フ 氏 美 術 俗 解 」 を 「 中 は る の や お ぼ ろ 明 治 十 五 年 ( 一 八 八 一 l) 十 八 歳 央 学 術 雑 誌 」 に 訳 載 し た 。 十 月 、 春 廼 屋 隴 ( 逍 遙 ) 訳 の 『 泰 西 女 丈 一 月 、 祖 母 み つ が 没 し た 。 七 月 、 一 番 の 成 績 で 、 露 語 科 第 二 年 に 進 夫 伝 朗 蘭 夫 人 伝 』 に 「 女 丈 夫 伝 叙 」 を 寄 せ た 。 級 し た 。 明 治 ニ 十 年 ( 一 八 八 七 ) 一 一 十 三 歳 明 治 十 六 年 ( 一 八 八 三 ) 十 九 歳 六 月 、 坪 内 雄 蔵 ( 逍 遙 ) の 名 で 『 新 編 浮 雲 』 第 一 篇 を 金 港 堂 よ り 刊 一 一 月 、 専 修 学 校 ( 専 修 大 学 の 前 身 ) に も 通 学 し 、 法 律 学 ・ 経 済 学 を 行 し た 。 そ の 「 浮 雲 は し が き 」 で 初 め て 一 一 葉 亭 四 迷 の 筆 名 を 用 い 学 ん だ ら し い 。 た 。 八 月 、 徳 富 蘇 蜂 を 訪 問 し た 。 明 治 十 七 年 ( 一 八 八 四 ) 二 十 歳 明 治 ニ 十 一 年 ( 一 八 八 八 ) 二 十 四 歳 六 月 、 父 吉 数 は 福 島 県 三 等 属 と な り 、 福 島 に 転 任 し た 。 一 一 月 、 前 と 同 じ 形 で 『 新 編 浮 雲 』 第 二 篇 を 金 港 堂 よ り 刊 行 し た 。 四 明 治 十 八 年 ( 一 八 八 五 ) 二 十 一 歳 月 、 ・ ハ ー ヴ ロ フ 「 学 術 と 美 術 と の 差 別 」 を 「 国 民 之 友 」 に 訳 載 し 三 月 、 外 国 語 学 校 よ り 学 業 優 等 品 行 端 正 を 賞 さ れ 、 露 語 学 褒 賞 給 費 た 。 七 月 か ら 八 月 に か け て 、 ツ ル ゲ ー ネ フ 「 あ ひ ゞ き 」 を 「 国 民 之 生 の 資 格 を 受 け 、 五 か 月 間 一 か 月 六 円 の 学 費 を 支 給 さ れ る こ と に な 友 」 に 訳 載 し た 。 八 月 、 日 記 「 く ち 葉 集 ひ と か ご め 」 を 書 き 始 め っ た 。 四 月 、 父 吉 数 は 福 島 県 三 等 主 税 属 で 非 職 と な り 、 五 月 、 帰 京 た 。 十 月 か ら 一 一 十 二 年 一 月 に か け て 、 ツ ル ゲ ー ネ フ 「 め ぐ り あ ひ 」 し た 。 神 田 区 ( 現 在 の 千 代 田 区 ) 仲 猿 楽 町 九 番 地 に 両 親 と 共 に 住 ん ( 後 に 改 訳 し て 「 奇 遇 」 と 改 題 し 『 か た 恋 』 に 収 録 ) を 「 都 の 花 」 に だ 。 九 月 、 東 京 外 国 語 学 校 が 廃 止 さ れ 、 露 清 韓 語 学 科 は 東 京 商 業 学 訳 載 し た 。 一 一 十 五 歳 譜 校 ( 一 橋 大 学 の 前 身 ) 付 属 語 学 部 と な り 、 改 め て そ の 露 語 科 第 五 年 明 治 ニ 十 ニ 年 ( 一 八 八 九 ) ( 最 高 学 年 ) に 編 入 さ れ た 。 一 月 、 「 ア リ ス ト ー テ リ 悲 壮 体 院 劇 論 解 説 」 を 「 日 本 演 劇 矯 風 会 雑 明 治 十 九 年 ( 一 八 八 六 ) 一 一 十 二 歳 誌 」 に 訳 載 し た 。 四 月 か ら 五 月 に か け て 、 ド プ ロ リ ュ ー ポ フ 「 文 学 年 一 月 、 坪 内 逍 遙 を 初 め て 訪 れ た 。 一 一 月 、 東 京 商 業 学 校 卒 業 を あ と 半 の 本 色 及 び 平 民 と 文 学 と の 関 係 」 を 「 国 民 之 友 」 に 訳 載 し た 。 七 月 年 に 控 え て 退 学 し た 。 外 国 語 学 校 が 商 業 学 校 に 併 合 さ れ た こ と へ の か ら 八 月 に か け て 、 二 葉 亭 四 迷 の 名 で 「 浮 雲 」 第 三 篇 を 「 都 の 花 」 反 発 が 原 因 ら し い 。 退 学 後 、 あ る 銀 行 の 事 務 の 手 助 け を し た が 、 一 に 連 載 、 中 絶 し た 。 こ の こ ろ 、 日 記 「 落 葉 の は き よ せ 二 籠 め 」 を 月 も 経 た な い う ち に や め た 。 英 人 宣 教 師 ダ ン ・ ハ 1 、 米 人 ィ ー ス ト レ 書 い た 。 八 月 、 旧 師 古 川 常 一 郎 の 周 旋 で 内 閣 官 報 局 雇 員 と な っ た 。 は う し よ う

贅沢入門


白 い こ と で す ね 。 奔 放 な 古 今 亭 志 ん 生 や 、 歌 い っ 調 子 の 柳 好 で は な く 、 古 典 落 語 の 正 統 を も っ て 任 じ て 、 百 席 の 作 品 を 編 集 に 編 集 を 重 ね て 完 全 な 形 で 残 し た 儿 帳 面 な 大 家 と 、 ア ナ ー キ ー に 見 え て 実 は 真 面 目 な 町 田 さ ん は 、 一 脈 通 じ る と こ ろ が あ る の か も し れ ま せ ん 。 し か し 、 日 本 の 近 代 文 学 と 、 落 語 の 関 係 は 深 い も の で す 。 二 葉 亭 四 迷 が 、 そ の 文 体 を 三 遊 亭 円 朝 の 高 座 筆 記 を 参 考 に し て 確 立 し た こ と は 有 名 で す し 、 夏 目 漱 石 も ま た 落 語 を こ よ な く 愛 し 、 名 人 円 喬 を 評 し て 「 円 喬 と 同 時 代 に 生 き る 幸 せ 」 と い っ た こ と も 知 ら れ て い ま す 。 そ の 後 も 、 菊 池 寛 や 小 島 政 一 一 郎 、 宇 野 信 夫 と い っ た 作 家 た ち が 落 語 を 深 く 愛 し 、 さ ら 0 に 現 在 町 田 さ ん が い る 。 何 と も 面 白 い も の で す も う 一 つ 、 今 日 の 落 語 の 人 気 再 興 に 大 き な 役 割 を 果 た し て い る の は 、 記 録 メ デ ィ ア の 発 達 で し よ 、 つ 。 か っ て 盤 の 時 代 か ら 落 語 の 録 音 は 多 数 さ れ て い ま し た が 、 ど う し て も 録 音 時 間 が 短 く 、 芸 の 片 鱗 し か 見 せ て く れ ま せ ん 。 テ 1 プ ・ レ コ 1 ダ ー の 発 明 は 、 戦 後 の 名 人 た ち の 高 座 を 今 日 に 残 し て く れ ま し た 。 古 今 亭 志 ん 生 、 桂 文 楽 や 桂 三 木 助 ( 三 代 目 ) と い っ た 人 た ち の 高 座 を 今 日 聞 け る と い う 幸 福 は 、 ま さ し く テ 1 プ の お か げ で す 0