検索 - みる会図書館

全データから 212219件ヒットしました。

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


室 生 犀 星 集

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


現 代 日 本 の 文 学 室 生 犀 星 集 三 川 井 伊 北 尾 奥 足 崎 野 立 集 端 上 藤 修 五 + 杜 秀 健 巻 委 紀 康 夫 成 靖 整 夫 樹 男 学 習 研 究 社

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


現 代 日 本 の 文 学 14 室 生 犀 星 集 全 60 巻 昭 和 45 年 8 月 1 日 初 版 発 行 昭 和 57 年 10 月 1 日 28 版 発 行 電 話 は , 東 京 ( 03 ) 7 加 ー 1111 へ お 願 い し ま す 。 著 者 発 行 者 発 行 所 室 生 犀 星 古 岡 滉 鑾 学 習 研 究 社 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 ー 40 ー 5 〒 145 振 替 東 京 8 ー 142930 電 話 東 京 ( 720 ) 1111 ( 大 代 表 ) 印 刷 大 日 本 印 刷 株 式 会 社 中 央 精 版 印 刷 株 式 会 社 製 本 中 央 精 版 印 刷 株 式 会 社 本 文 用 紙 三 菱 製 紙 株 式 会 社 表 紙 ク ロ ス 東 洋 ク ロ ス 株 式 会 社 製 函 永 井 紙 器 印 刷 株 式 会 社 * こ の 本 に 関 す る お 問 合 せ や ミ ス な ど が あ り ま し た ら , 文 書 は , 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 丁 目 40 番 5 号 ( 〒 145 ) 学 研 お 客 さ ま 相 談 セ ン タ ー 現 代 日 本 の 文 学 係 へ , ◎ Asako Murou 1970 Printed in Japan ISBN4 ー 05 ー 050224 ー 0 C0393 本 書 内 容 の 無 断 複 写 を 禁 す

金沢・能登・北陸 (楽楽 中部 5)


【 資 料 館 】 大 / 土 - 金 沢 市 西 茶 屋 資 料 館 朱 塗 り の 壁 が 鮮 や か な 2 階 谷 076-247-8 ⅱ 0 の お 座 敷 に は P61 A-2 太 鼓 も あ る 1 階 で は 、 に し 茶 屋 街 で 少 年 期 を 過 こ し た 大 正 時 代 の 流 行 作 家 、 島 田 清 次 郎 の 資 料 を 展 示 。 2 階 に は お 茶 屋 の お 座 敷 を 再 現 し た コ ー ナ ー が あ る 。 観 光 ポ ラ ン テ ィ ア ガ イ ド の メ ン バ ー が 常 駐 し て お り 、 1 時 間 ま で の 周 辺 ガ イ ド OK ( 無 料 ) 。 ハ ス 停 広 小 路 か ら 徒 歩 2 分 朝 9 時 30 分 ~ 17 時 無 円 ) 【 文 学 館 】 室 生 犀 星 記 念 館 し り よ う か ん 梵 鐘 鳴 り 響 く 祈 り の 寺 町 と ホ ラ ン テ ィ ア カ イ ド さ ん か 粋 な 格 子 の 茶 屋 街 を 散 策 周 辺 案 内 も 町 は そ の 名 の 通 り 、 寺 院 が 立 ち 並 ふ 工 リ ア 。 こ れ は 加 賀 藩 3 代 藩 主 前 田 利 常 の 市 中 整 備 に よ る も の で 、 現 在 も 約 70 の 寺 院 が あ る 。 寺 ま た 寺 が 連 な る 独 特 の 町 並 み を 散 策 し た い 。 に し 茶 屋 街 は ひ が し 茶 屋 街 、 主 計 町 と 並 ふ 金 沢 三 茶 屋 街 の ひ と つ 。 石 畳 の 通 り の 両 側 に は 格 子 の お 茶 屋 が 立 ち 並 び 、 艶 や か な 雰 囲 気 を 醸 し 出 し て い る 。 ー f0 「 m 寸 on 》 金 沢 市 観 光 協 会 谷 076-232-5555 》 金 沢 市 観 光 交 流 課 谷 076-220-2194 ス タ ー ト 地 点 と ア ク セ ス ・ 一 北 鉄 ハ ス 広 小 路 平 和 町 面 行 き 16 分 北 鉄 パ ス 野 町 駅 行 き 14 分 お 寺 巡 リ は 集 中 工 リ ア を 徒 歩 で DATA 休 入 館 無 料 0 に し 茶 屋 観 光 駐 車 場 8 台 ( 1 時 間 300 A ~ ( ・ 3 ~ 5 む ろ う 嬲 参 照 き ね ん か ん 室 生 犀 星 を 多 谷 076-245-1108 角 的 に 紹 介 す る 企 画 展 も 随 ヒ 鉄 野 町 % 1 A-I 時 開 催 金 沢 出 身 の 文 豪 、 室 生 犀 星 の 作 品 と そ の 人 と な り ど う 回 る . を 紹 介 。 展 示 品 の 見 学 だ け で な く 、 犀 星 作 詞 の 校 歌 や 犀 星 本 人 に よ る 詩 の 朗 読 テ ー プ を 聴 く こ と が で き る 。 来 館 記 念 と し て 、 犀 星 の 詩 を 選 ん で 印 寺 町 は か な リ 広 範 囲 な の で 、 散 策 す る な ら 寺 院 が 集 刷 す る 絵 葉 書 制 作 IOO 円 も お す す め 。 中 し て い る 寺 町 4 丁 目 か ら 5 丁 目 と 野 町 1 丁 目 近 辺 が / ヾ ス 停 広 小 路 か ら 徒 歩 8 分 朝 9 時 30 分 ~ 17 時 ( 入 館 お す す め 。 駐 車 場 は ほ と ん ど な い 。 車 の 場 合 は 片 町 近 は ~ 16 時 30 分 ) の 展 示 替 え 期 問 入 館 300 円 05 台 辺 の 駐 車 場 を 利 用 し 、 徒 歩 ま た は バ ス 利 用 が 賢 明 。 絵 付 け 体 験 】 犀 灯 ほ と り の 古 刹 が く た に ー 星 文 学 の 原 点 こ う せ ん が ま 光 仙 窯 犀 川 大 橋 の た も と に あ る 高 野 山 真 言 宗 の 寺 院 、 雨 宝 院 は 、 室 生 犀 星 が 生 後 ま も な く あ す け ら れ 、 7 歳 で 住 職 の で 養 子 と な っ て 幼 少 期 を 過 こ し た 家 。 本 堂 横 に は 室 生 犀 星 展 示 室 が 設 け ら れ 、 犀 星 が 昭 和 30 年 以 降 に 送 金 し て き た 際 の 書 簡 な ど が 展 示 さ れ て い る 。 ま た 、 庭 に は 、 犀 星 の 作 品 に 登 場 す る 杏 の 木 が 今 も 健 在 で 、 犀 星 を 偲 ふ よ す が と な っ て い る 。 谷 076-241 ー 56463 ノ ヾ ス 停 広 小 路 か ら 徒 歩 3 分 の 9 ~ 17 時 の 毎 月 10 日 ( 参 詣 日 ) 朝 展 示 室 入 室 300 円 04 台 1 B-I ハ ス 見 て 聞 い て 室 生 犀 星 の 作 品 に 触 れ る 」 R 金 沢 駅 東 ロ 4 分 広 小 路 東 ロ 1 分 DAIA C 0 L U M N 絵 付 け の 器 は 盃 マ カ ツ な 20 谷 076-241-0902 種 ラ 類 P61 A-2 九 谷 焼 の 製 作 工 程 が 見 学 で き る 窯 元 で 、 絵 付 け 体 験 1050 円 ~ が 人 気 。 白 地 の 器 に 線 で 絵 を 描 く と 、 職 人 さ ん が 九 谷 焼 ら し い 彩 色 を 施 し て く れ る と い う 、 仕 上 が り が 楽 し み な 絵 付 け 。 完 成 品 は 2 カ 月 で 宅 配 ( 送 料 別 ) 。 6 人 以 上 は 予 約 を 。 朝 / ヾ ス 停 野 町 駅 か ら 徒 歩 1 分 09 ~ 17 時 ( 入 館 は ~ 1 6 時 30 分 、 絵 付 け 体 験 受 付 は ~ 1 6 時 ) の 無 休 朝 入 館 無 料 010 台 彩 色 は 職 人 さ ん に お ま か せ DATA DATA 60

金沢・能登 (るるぶ楽楽)


き の ツ ホ 金 沢 街 歩 ー 柳 お す す め コ ー ス ガ イ ド P69 参 照 大 正 か ら 昭 和 に か け て 活 躍 し た 詩 人 で あ り 小 説 家 、 室 生 犀 星 の 人 と な り を 紹 介 し て い る 。 P68 参 照 0 が し 茶 屋 街 か ら み る と こ ぢ ん ま り と し た 茶 屋 街 だ が 、 芸 妓 の 数 は 19 人 と - 番 多 い 。 P69 参 照 茶 屋 街 中 ほ ど に 立 つ 。 か っ て の 茶 屋 を 一 般 公 開 し 、 内 部 が 見 ら れ る ほ か 喫 茶 も あ る 。 P70 参 照 と の 地 に あ ら た 吉 米 楼 を 復 元 し た 要 建 物 。 館 内 で は 、 作 家 島 田 清 次 郎 P70 参 照 建 物 の 内 部 に カ ラ ク リ 仕 掛 け が た く さ ん あ る こ と か ら 、 忍 者 寺 と も よ ば れ て い る 。 P70 参 照 太 に 妥 置 さ れ る 白 い 地 蔵 尊 は 、 行 き 倒 れ に な っ た 人 の 人 骨 を 塗 り 込 め た も の 。 に し ち や や が い ・ て ら ま ち に し 茶 屋 街 は ひ が し に 比 べ 、 小 ち ん ま り と し な が ら も 風 情 あ る 格 子 が 連 な り 、 高 級 武 士 が 愛 用 し た と い う 茶 屋 も 残 っ て い る 。 寺 町 は 、 3 代 加 賀 藩 主 前 田 利 常 が 市 中 整 備 政 策 と し て 、 60 以 上 も の 寺 を 集 め た エ リ ア 。 出 城 と し て 創 建 さ れ に し 茶 屋 街 た 妙 立 寺 の ほ か 、 今 も 当 時 の 面 影 を 色 濃 く 残 し た 大 小 の 寺 院 が 並 ぶ 。 そ れ ぞ れ に 特 徴 を も ち 、 路 地 裏 を ひ と つ ひ と つ 歩 く の も 楽 し い 。 現 在 地 早 わ か り ← バ ス 徒 歩 5 分 広 小 路 ◎ = 4 分 3 分 ・ 妙 立 寺 所 要 時 間 2 時 間 50 分 1 分 で わ か る に し 茶 屋 街 ・ 寺 町 犀 川 の 西 側 に 位 置 す る 。 に し 茶 屋 街 か ら 寺 町 は 情 緒 と 落 ち 着 き に あ ふ れ た エ リ ア 。 繁 華 街 か ら 川 を 一 本 隔 て た だ け で 、 ま る で 別 の 町 に 迷 い 込 ん だ よ う な ひ と と き が 過 ご せ る START< 0 室 生 犀 星 記 念 館 に し 茶 屋 街 華 の 宿 ) 市 酉 茶 屋 資 料 妙 亡 寺 大 円 寺 06 ② ① 06 ② ① 文 豪 ・ 室 生 犀 星 が 幼 少 を 過 ご し た 芸 妓 さ ん の 艶 や か な 稽 古 風 景 を ゆ か り の 地 を 訪 ね 歩 こ う 見 学 す る チ ャ ン ス ー 金 沢 が 生 ん だ 三 文 豪 の ひ と も に 描 か れ て い る 。 ま た に し 茶 屋 街 と ひ が し ・ 主 気 が 高 し 、 。 金 沢 芸 妓 お 稽 古 「 性 に 目 覚 め る 頃 」 で は 、 計 の 、 金 沢 三 茶 屋 街 で 活 躍 と り 室 生 犀 星 。 犀 川 沿 い に 風 景 の 予 約 、 問 合 せ は 早 め た た ず む 雨 宝 院 ( 6076- に し 茶 屋 街 の 様 子 も 情 緒 深 す る 芸 妓 さ ん た ち 。 そ の お に す る の が べ タ ー 。 問 合 せ く 描 か れ 、 波 乱 に 満 ち た 生 稽 古 風 景 の 公 開 が 夏 に 行 わ 241-5646 、 境 内 拝 観 自 由 、 お よ び 予 約 は 金 沢 伝 統 芸 能 MAP-P69BI) は 、 幼 少 時 代 涯 に あ っ て も 深 い 愛 着 と 憧 れ る 。 日 時 は 7 ・ 8 月 の 土 曜 、 振 興 協 同 組 合 事 務 局 ( 6 を 過 ご し た 場 所 と し て 有 13 ~ 14 時 。 場 所 は 各 茶 屋 憬 を こ の 地 に 持 っ て い た こ 076-263-1151 ) へ 。 名 。 明 治 22 年 、 加 賀 藩 の 足 街 の 検 番 で 、 三 茶 屋 街 の 回 と が う か が え る 。 犀 川 を こ 軽 組 頭 と 女 中 の 間 に 生 ま よ な く 愛 し た 犀 星 を 偲 び 、 り 持 ち 。 料 金 は 無 料 だ が 、 各 回 定 員 30 名 で 要 予 約 。 予 れ 、 い わ ゆ る 私 生 児 だ っ た こ こ か ら 上 流 へ の 道 は 犀 星 犀 星 は 、 生 後 ま も な く こ の の 道 と 呼 ば れ 、 途 中 に は 、 約 受 付 は 6 月 か ら 行 わ れ る 。 寺 の 住 職 の 養 子 と な っ た 。 室 生 犀 星 文 学 碑 ( M A P- ち な み に 、 現 在 に し 茶 屋 街 20 歳 で 文 学 を 志 し 上 京 。 出 で 登 録 さ れ て い る 芸 妓 さ ん P69C2 ) が 川 面 を 見 下 ろ し 世 作 「 幼 年 時 代 」 に は そ の て 立 っ て い る 。 城 下 ま ち 金 は 19 人 と 、 三 茶 屋 街 で 一 番 当 時 の こ と が 記 さ れ て お 多 い 。 地 元 で も め っ た に 見 沢 周 遊 バ ス で 犀 星 文 学 碑 前 り 、 「 杏 っ 子 」 に も 犀 川 と ら れ な い 稽 古 風 景 だ け に 人 下 車 。 ・ ・ ・ に し 茶 屋 街 の そ は を 流 れ る 犀 川 は 、 そ の 力 強 い 流 れ か ら 男 川 と 呼 は れ て い る 。 5 分 住 宅 街 の 中 を 歩 く 0 飃 妙 立 寺 の 手 前 に は み や げ シ ョ ッ プ が 連 な る 寺 社 が 点 在 す る 寺 町 通 り を 歩 く

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


注 解 室 生 犀 星 文 学 ア ル ・ ハ ム 評 伝 的 解 説 00 紅 野 敏 郎 四 皂 四 一 七 小 松 伸 六 四 石 装 幀 大 川 泰 央 写 真 撮 影 森 一 義 大 谷 勲 編 集 責 任 桜 田 満 製 作 担 当 藤 本 和 延

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


目 次 室 生 犀 星 文 学 紀 行 金 沢 ・ 遠 き 悲 し き 詩 の 故 郷 抒 情 小 曲 集 ・ : 幼 年 時 代 ・ : 性 に 眼 覚 め る 頃 ・ : 美 し き 氷 河 海 の 僧 院 ・ : あ に し 図 ・ : 女 の か げ ろ う の 日 記 遺 文 : ・ 奥 野 健 男 一 セ 一 契 : 三 0 五

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


上 昭 和 14 年 水 戸 高 等 与 オ 交 に て 講 演 の 際 水 戸 駅 ホ ー ム 講 演 の 後 水 戸 高 生 と 前 列 右 よ り 朔 太 郎 犀 星 に て 萩 原 朔 太 郎 ( 右 ) と 犀 星 下 島 勲 出 版 記 念 会 前 列 右 よ り 久 保 田 万 太 郎 萩 原 朔 太 郎 永 見 徳 太 郎 下 島 勲 斎 藤 龍 太 郎 宇 野 浩 二 佐 藤 惣 之 助 瀧 井 孝 作 後 列 右 よ り 佐 佐 木 茂 索 犀 星 ( 昭 和 15 年 6 月 ) 第 チ 、 を

現代日本の文学 20 堀 辰雄 集


む ろ う さ い せ 、 上 大 正 十 三 年 、 師 室 生 犀 星 か ら の 手 紙 こ ろ う は ぎ わ ら さ く , 左 詩 人 萩 原 朔 太 郎 と 一 高 生 辰 雄 を 文 学 に ひ き す り こ ん だ 詩 集 「 青 猫 」 あ り 、 そ の な か で も ド イ ツ 語 を 主 と し て 学 ぶ 「 乙 類 」 で あ っ た 。 後 に 主 と し て フ ラ ン ス 語 で 西 欧 文 学 に 親 し ん だ 堀 辰 雄 が 、 中 学 時 代 に 英 語 、 高 校 時 代 に 独 語 を 学 ん だ と い う の も 、 色 い ろ な 点 で 興 味 深 い こ と で あ る じ ん ざ い き よ し し か し 、 高 等 学 校 に お い て 、 彼 は 神 西 清 、 小 林 秀 雄 ら の 優 秀 な 同 級 生 に 接 す る こ と に な 一 時 に 文 学 的 開 眼 を し て 行 く そ し て 、 一 九 二 〇 年 、 高 校 生 の 堀 辰 雄 は 室 生 犀 星 を 知 り 、 犀 星 を 通 し て 芥 川 龍 之 介 に 接 近 す る こ と に な る 文 学 者 と し て の 道 は こ れ か ら 一 直 線 に 開 か れ た こ と に な る こ の 年 の 関 東 大 震 災 は 、 日 本 の 文 化 に 大 き な 影 響 を 与 え た 。 一 九 二 五 年 に 東 大 に 進 ん だ 二 十 二 歳 の 堀 辰 雄 は 、 や が て 犀 星 門 下 の 青 年 た ち と 『 驢 貯 』 と い 、 つ 同 人 雑 誌 を は じ め る こ と に な る が 、 そ な か の し デ ま る く ー か わ っ る じ ろ う の 同 人 た ち 中 野 呱 淪 、 川 鶴 次 郎 、 西 沢 隆 一 一 ( ぬ や ま ・ ひ ろ し ) な ど は 、 や が て 堀 辰 雄 だ け を 残 し て 、 プ ロ レ タ リ ア 文 学 運 動 の な か へ 入 っ て 行 く 。 そ う し た 文 学 的 環 境 の な か に あ 420

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


芸 妓 に 送 ら れ て 来 た が 、 金 の な い 時 は 、 新 橋 辺 の 暗 が そ の 刻 ま れ た 抒 情 小 曲 集 の 詩 の 通 り 、 三 年 前 、 三 鯡 り で 彼 女 を 抱 い た と 、 後 年 犀 星 は 語 っ て い る 。 そ の 北 に 建 っ た 三 好 達 治 の 詩 碑 の 序 幕 式 の 帰 途 、 金 沢 を 訪 れ の 石 坂 町 は も っ と 下 級 な 娼 婦 街 で あ っ た 。 ま た こ の あ た と き は 、 犀 星 碑 の か た わ ら に 植 え ら れ た 杏 の 若 木 が た り の 白 菊 町 に 北 国 劇 場 が あ っ た 。 「 性 に 眼 覚 め る 頃 」 ち ょ う ど 可 憐 な 花 を 咲 か せ て い た 。 「 一 時 に ひ ら く 梅 、 お も て と ・ フ え 、 い ん う つ に 早 熟 の 詩 人 表 棹 影 と 行 く 劇 場 は 多 分 こ の 北 国 劇 場 で す も も 」 と 歌 っ て い る よ う に 雪 深 い 陰 鬱 な 北 国 な る 故 、 つ る ぎ は く さ ん あ ろ う 。 鶴 来 な ど 白 山 の 麓 へ 行 く 鉄 道 の 終 点 も こ の 付 い っ せ い の 開 花 の 春 を 願 う 、 い は 強 く 烈 し い の だ 。 近 に あ る 。 金 沢 の 古 い 料 亭 で 旅 館 の 「 つ ば 甚 」 か ら 眺 め る と 犀 こ の あ た り が 餓 鬼 大 将 犀 星 の 遊 び 場 で あ る と す れ ば 川 の 犀 星 碑 が よ く 眺 め ら れ る 。 そ し て 震 災 の あ と に 一 お ち ん 犀 川 大 橋 か ら 上 流 の 桜 橋 は 、 後 に 犀 星 夫 人 と な っ た ト 時 住 ん だ 上 本 多 町 の 川 御 亭 の 家 も 眺 め ら れ る 。 生 前 、 学 校 の 女 教 師 浅 川 と み 子 と の 相 逢 き の 場 所 で あ る 。 桜 軽 井 沢 で 犀 星 に お 会 い し た と き 、 ば く が 金 沢 に 行 き っ 橋 、 か ら 見 え る 西 岸 の 崖 に 晩 年 の 長 編 「 告 ぐ る う た 」 に 出 ば 甚 に 泊 っ た と 話 し た ら 、 犀 星 は 「 な に つ ば 甚 に 泊 っ て く る つ づ ら 折 り に な っ た 坂 と 呼 ば れ る 犀 星 が 愛 で 若 い く せ に ぜ い た く な と こ ろ に 泊 っ た も の だ 。 丑 日 た 坂 道 も あ る 。 そ し て 大 橋 と 桜 橋 の 間 の 犀 川 の 東 岸 の は 簡 単 に は 泊 ま れ な か っ た と こ ろ だ ぞ 」 と い か に も 心 河 原 の 道 は 今 は 犀 星 遊 歩 道 と 名 付 け ら れ 、 谷 口 吉 郎 の 外 の よ う に 言 わ れ た も の だ っ た 。 設 計 に よ る 流 し 雛 を 型 ど っ た 犀 星 の 詩 碑 が 金 沢 の 武 家 犀 星 の 生 れ 育 っ た 犀 川 周 辺 ば か り を 語 り 過 ぎ た よ う 屋 敷 に 見 ら れ る 白 壁 の 土 塀 を 、 背 景 に 、 建 て ら れ て い だ 周 知 の よ う に 加 賀 百 万 石 の 前 田 家 の 城 下 町 金 沢 は る 徳 川 時 代 以 来 戦 火 に も 空 襲 に も 大 天 災 に も あ わ す 、 昔 あ ん す よ な が ら の 町 並 み と 文 化 と 気 風 を 残 し て い る 、 日 本 で 稀 花 着 け 有 の 都 市 で あ る 。 デ 。 ハ ト の 屋 上 や 高 台 か ら 眺 め る と 地 ぞ 早 や に 輝 や け 上 わ ぐ す り を 塗 っ た 瓦 が 黒 光 り し て 独 特 の 美 し い 光 景 あ ん す よ 花 着 け で あ る 。 し か し 兼 六 園 や 表 通 り よ り 、 ば く は 長 町 と か あ ん す よ 燃 え よ 長 土 塀 町 と か 本 多 町 と か 、 折 れ 曲 っ た 路 を 歩 く の が 3 好 き だ 。 れ ん し 格 子 の 町 家 、 崩 れ か か っ た 長 土 塀 の 武 家 室 生 犀 星