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現代日本の文学 23 林 芙美子 平林たい子 集


林 芙 美 子 集

現代日本の文学 23 林 芙美子 平林たい子 集


現 代 日 本 の 文 学 23 林 芙 美 子 平 林 た い 子 集 三 川 井 伊 北 尾 奥 足 崎 野 立 集 島 端 上 藤 修 五 + 杜 秀 健 巻 委 紀 康 夫 樹 男 夫 成 靖 整 学 習 研 究 社

現代日本の文学 23 林 芙美子 平林たい子 集


林 芙 美 子 集 目 次 林 芙 美 子 文 学 紀 行 尾 道 ・ 因 島 放 浪 記 風 琴 と 魚 の 町 ・ 注 解 林 芙 美 子 文 学 ア ル ・ ( ム 評 伝 的 解 説 00 紅 野 敏 郎 / 柳 正 吉 四 三 三 瀬 戸 内 晴 美 一 七 足 立 巻 一 四 咒 噐 九

現代日本の文学 23 林 芙美子 平林たい子 集


現 代 日 本 の 文 学 23 全 60 巻 林 芙 美 子 平 林 た い 子 昭 和 46 年 3 月 1 日 初 版 発 行 昭 和 57 年 10 月 1 日 26 版 発 行 林 芙 美 子 著 者 平 林 た い 子 発 行 者 古 岡 滉 発 行 所 鑾 学 習 研 究 社 集 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 ー 40 ー 5 〒 145 振 替 東 京 8 ー 142930 電 話 東 京 ( 720 ) 1111 ( 大 代 表 ) 印 刷 大 日 本 印 刷 株 式 会 社 暁 印 刷 株 式 会 社 製 本 株 式 会 社 若 林 製 本 工 場 本 文 用 紙 三 菱 製 紙 株 式 会 社 表 紙 ク ロ ス 東 洋 ク ロ ス 株 式 会 社 製 函 永 月 : 紙 器 印 刷 株 式 会 社 * こ の 本 に 関 す る お 問 合 せ や ミ ス な ど が あ り ま し た ら , 文 書 は , 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 丁 目 40 番 5 号 ( 〒 145 ) 学 研 お 客 さ ま 相 談 セ ン タ ー 現 代 日 本 の 文 学 係 へ , 電 話 は , 東 京 ( 03 ) 720 ー 1111 へ お 願 い し ま す 。 ORyokubin Hayashi,Shink0 Teshirogi 1971 本 書 内 容 の 無 断 複 写 を 禁 す Printed in Japan ISBN4 ー 05 ー 050233 ー X C0393

現代日本の文学 23 林 芙美子 平林たい子 集


平 林 た い 子 集

現代日本の文学 23 林 芙美子 平林たい子 集


尾 道 ・ 因 島 林 芙 美 子 文 学 紀 行 瀬 戸 内 晴 美 取 材 中 の 瀬 戸 内 晴 美 氏 ( 因 島 ・ 土 生 港 に て ) い 何 べ 林 た 美 親 だ 新 行 芙 一 な そ を つ ⅱ ノ し だ る 芙 か 姉 子 の 潮 本 美 者 年 私 れ し 覚 る ど 力 、 か と 美 も た 、 色 社 は 子 も ら も よ こ 一 ヒ の み は フ 子 す う 向 こ ア 、 姉 て 全 調 か 、 禾 人 の 小 ほ の な い 集 よ な ら と 新 つ 安 市 学 石 も い と ク ) の ン た い の あ ば 小 ぶ 波 ち 本 さ 出 ん 刊 く な が 生 る だ て つ が 説 矢 日 。 か た ど 一 本 . い オ 木 の な ま の ま わ ん で ′ つ て 全 嘉 は 乱 文 や 、 揃 支 が っ ち 林 芙 五 ま つ か て 読 庫 へ え 並 、 美 た 姉 芙 で 力 、 た ノ 、 や そ し 本 文 。 に 美 い し 買 て ん だ 子 六 な か 感 か さ れ て ま 子 っ よ の 年 で 学 ン い で し ら し 、 ら じ け け て の ユ る い は な イ 乍 烈 頃 が ら く こ た 訳 女 で の と の た い て く は し れ が 小 な だ し 、 の 1 集 、 単 芙 レ 友 五 つ 17

現代日本の文学 23 林 芙美子 平林たい子 集


月 第 時 代 第 : ー 一 お ( ん を の 第 物 - ・ : ・ ル キ を 第 を 響 血 ~ 2 ト 12 0 第 . 第 第 を 羲 第 第 第 第 簽 一 第 を 物 0 。 を 第 を を を 第 尾 道 を 知 ら な い ま ま に 、 私 は 桜 島 を 訪 れ る 機 会 が あ り 、 桜 島 に あ る 林 芙 美 子 の 文 学 碑 を 見 た り 、 あ る 文 学 全 集 の 林 芙 美 子 の 解 説 を 受 持 っ て 、 芙 美 子 の 夫 君 の 緑 敏 氏 を 訪 ね 、 芙 美 子 の 最 後 の 家 と な っ た 下 落 合 の 家 へ 行 っ た り し た 桜 島 の 文 学 碑 に は あ ま り に も 有 名 に な っ て い る 芙 美 路 こ 子 の 「 花 の い の ち は み じ か く て 、 苦 し き こ と の み 、 多 か お 学 り き 」 と い う 詩 が 芙 美 子 の ま る い こ ろ っ と し た 何 と な し 文 く 芙 美 子 の 体 を 思 わ せ る 字 で 刻 ま れ て い た 。 第 、 つ る 芙 美 子 の 母 の き く が 若 い 頃 働 い て い た と い う 古 里 温 泉 の あ と は 、 今 は 大 き な ホ テ ル が 立 ち 並 び 観 光 客 で 賑 名 中 っ て い た 。 き く は 正 式 の 結 婚 前 に 芙 美 子 の 姉 を 生 ん で 有 の お り 、 ま た 旅 商 人 だ っ た 芙 美 子 の 父 を 通 じ て 私 生 児 と し て 芙 美 子 を 生 ん だ り し て い る 人 で 、 若 い 頃 か ら 、 情 フ 光 熱 に 流 さ れ る ま ま に 恋 を し て 、 あ げ く 、 因 習 的 な 鹿 児 島 で は 居 辛 く な り 芙 美 子 を つ れ て 放 浪 の 旅 に 出 て い る 上 右 「 ー ー ー ・ 故 郷 に 入 れ ら れ な か っ た 両 親 を 持 っ 私 は 、 し た が っ て 旅 が 古 里 で あ っ た 。 そ れ 故 、 宿 命 的 に 旅 人 で あ る 私 は 、 こ の 恋 し や 古 里 の 歌 を 、 随 分 修 し い 気 持 で 習 2 っ た も の で あ っ た 。 」 ( 「 放 浪 記 」 ) ふ る さ と

現代日本の文学 23 林 芙美子 平林たい子 集


か ん 工 や し 長 野 県 ・ 上 林 温 泉 に 疎 開 し た 芙 美 子 ( 昭 和 十 九 年 四 月 ) 物 第 朝 0 0 を シ の ち に 「 放 浪 記 』 の 原 型 と な る の で あ る 。 行 ネ 旅 , . 年 そ の 時 期 に は お も に 詩 を 書 き つ づ け て い て 、 作 品 が 日 本 詩 人 」 文 芸 戦 線 」 に 発 表 さ れ る よ う に な っ た 。 慰 9 境 年 ル 昭 そ れ と と も に 交 友 関 係 も 詩 人 た ち に ひ ろ が り 、 新 劇 俳 ( 子 優 で 詩 人 の 田 辺 若 男 、 0 【 で 詩 人 野 村 吉 哉 と 同 棲 し 、 朴 員 美 満 齠 団 芙 辻 潤 、 高 橋 新 吉 、 岡 本 潤 、 萩 原 恭 次 郎 、 壺 井 繁 治 、 小 催 察 る 主 子 視 贈 野 十 三 郎 な ど 、 ア ー ナ キ ス ト あ る い は ダ ダ イ ス ト 詩 人 を 社 美 日 を 知 り 、 友 谷 静 栄 と 詩 誌 「 一 一 人 」 を 出 し た り し た 。 そ の 聞 芙 訪 形 新 央 ワ 人 詩 「 善 魔 と 悪 魔 」 が 「 文 章 倶 楽 部 」 に 掲 載 さ れ た の は 日 中 ャ へ 大 正 十 四 年 で あ る が 、 そ の な か に 、 「 性 慾 ア ナ ー キ ズ ム 、 朝 。 ジ 士 る 博 貞 操 共 産 主 義 も 鼻 に つ い て き た 」 と い う よ う な 個 所 が 上 す 左 ア あ る 。 そ の こ ろ の グ ル ー プ は そ の と お り に 性 的 に も ア ナ ー キ ー で あ り 、 芙 美 子 は そ の 点 で は 先 端 を 走 っ た ら し い が 、 結 局 、 イ デ オ ロ ギ ー は 信 し る こ と か で き な か っ た 。 自 分 の 感 性 し か 信 じ ら れ な か っ た の で あ ろ 平 林 た い 子 を 知 っ た の も 、 こ の こ ろ で あ る 。 大 正 十 五 年 に は 芙 美 子 は 野 村 吉 哉 と 別 れ 、 平 林 の も と に 寄 宿 し ′ い た り 、 同 た 。 ふ た り は い っ し ょ に 少 女 小 説 を 売 り 歩 し レ ス ト ラ ン で 働 い た り し た 。 芙 美 子 は 「 鯛 を 買 う 」 と い う 詩 を 圭 日 い て 平 林 に 贈 っ て い る ま た 、 こ の こ ろ の こ と は 本 全 集 所 収 の 平 林 た い 子 『 砂 漠 の 花 』 ( 第 一 部 ) に 詳 細 に 描 か れ 、 こ の 二 人 の 傑 出 し た 女 流 作 家 の 個 性 459

現代日本の文学 25 円地 文子 佐多 稲子 集


昭 和 10 年 , 戸 塚 の 家 で 長 男 健 造 と 昭 和 11 年 左 か ら 林 芙 美 子 , 稲 子 , 吉 屋 信 子 , 宇 野 千 代 昭 和 13 年 9 月 刊 『 く れ な い 』 左 ・ 外 箱 右 ・ 表 紙 昭 和 11 年 婦 人 公 論 主 催 の 婦 人 執 筆 者 の 集 り で 前 列 左 か ら 生 田 花 代 , 今 井 邦 子 , 平 塚 雷 鳥 , 山 田 わ か , 宇 野 千 代 , 森 田 た ま 後 列 左 か ら 若 杉 と り , 富 本 一 枝 , 帯 刀 貞 代 , 稲 子 , 山 高 し げ り , 市 川 房 枝 , 北 川 千 代 , 嶋 中 雄 作 , 三 宅 艶 子 , 佐 佐 木 ふ さ , 一 人 お い て 小 寺 菊 子 , 栗 島 潔 子 , 長 谷 川 時 雨 昭 和 15 年 3 月 刊 『 素 足 の 娘 』 左 ・ 外 箱 右 ・ 表 紙 右 戦 時 下 の 昭 和 16 年 , 満 州 へ 左 よ り 横 山 隆 一 , 大 仏 次 郎 , 稲 子 , 一 人 お い て 林 芙 美 子

現代日本の文学 23 林 芙美子 平林たい子 集


1 0 3 、 旅 の 途 上 の 汽 車 の 中 や 長 い バ ス の 中 で 、 偶 然 向 い 、 町 あ っ た り 、 隣 り あ っ て 笑 っ た り し た 見 知 ら ぬ 人 か ら 話 し か け ら れ て い る よ う な 感 じ で あ っ た 。 洗 い ざ ら し た も め ん 木 綿 の 手 ざ わ り の よ う な 親 し み や す さ だ っ た 。 女 学 校 の 三 年 頃 ま で 、 私 は 夢 中 で 林 芙 美 子 を 愛 読 し ヒ た 。 そ の 後 岡 本 か の 子 の 小 説 が 織 り あ げ た ば か り の ら ん 浜 襴 の よ う な 鮓 や か さ と 華 や か さ で 私 の 心 を 奪 っ て き た 。 力 の し か し 、 芙 美 子 に な つ い た 私 の 心 が す っ か り 芙 美 子 を 家 道 忘 れ た わ け で は な か っ た 。 子 供 の 頃 、 聞 い た 子 守 歌 を 出 の 決 し て 亡 れ る こ と か な い よ う に 、 そ の 後 、 ど ん な に 長 板 い 歳 月 が す ぎ 、 ど ん な 新 し い 世 界 の 文 学 に 触 れ た 後 も 、 の や は り 、 私 の 心 の ふ る さ と に は 芙 美 子 の 小 説 へ の な っ 魚 の 町 か し み だ け は 残 っ て い た 。 い み し く も 子 守 歌 と い う 表 現 を 使 っ た が 、 芙 美 子 の 小 説 は 全 部 歌 っ て い る よ う な る と 気 が す る 。 そ れ が 芙 美 子 の 文 学 の 長 所 で あ る と 同 時 に 風 短 所 と み な さ れ る と こ ろ で は な い だ ろ う か る 少 女 の 頃 の 私 に と っ て 、 芙 美 子 の 小 説 の 中 で 最 も 心 ふ う き ん に 残 っ た の は 、 「 風 琴 と 魚 の 町 」 で あ っ た 。 こ れ は 小 説 て 橋 と い う よ り 全 篇 、 詩 で あ っ た 。 林 芙 美 子 は 小 説 を 書 く 歩 来 棧 を て 前 以 前 詩 を 書 い て い て 、 詩 集 も 持 っ て い る く ら い だ か ら 、 り れ 駅 詩 人 と し て の 素 質 が 充 分 あ っ た 。 小 説 を 書 き は じ め て 通 流 道 浜 が 尾 も 散 文 に 詩 が 混 っ て く る 。 「 風 琴 と 魚 の 町 」 は 最 も そ の 上 ロ 右 傾 向 が 強 く て 、 散 文 詩 と 呼 に ふ さ わ し い 作 品 だ 0 た 。