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検索対象: 現代日本の文学 14 室生 犀星 集

現代日本の文学 14 室生 犀星 集から 440件ヒットしました。

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


現 代 日 本 の 文 学 室 生 犀 星 集 三 川 井 伊 北 尾 奥 足 崎 野 立 集 端 上 藤 修 五 + 杜 秀 健 巻 委 紀 康 夫 成 靖 整 夫 樹 男 学 習 研 究 社

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


現 代 日 本 の 文 学 14 室 生 犀 星 集 全 60 巻 昭 和 45 年 8 月 1 日 初 版 発 行 昭 和 57 年 10 月 1 日 28 版 発 行 電 話 は , 東 京 ( 03 ) 7 加 ー 1111 へ お 願 い し ま す 。 著 者 発 行 者 発 行 所 室 生 犀 星 古 岡 滉 鑾 学 習 研 究 社 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 ー 40 ー 5 〒 145 振 替 東 京 8 ー 142930 電 話 東 京 ( 720 ) 1111 ( 大 代 表 ) 印 刷 大 日 本 印 刷 株 式 会 社 中 央 精 版 印 刷 株 式 会 社 製 本 中 央 精 版 印 刷 株 式 会 社 本 文 用 紙 三 菱 製 紙 株 式 会 社 表 紙 ク ロ ス 東 洋 ク ロ ス 株 式 会 社 製 函 永 井 紙 器 印 刷 株 式 会 社 * こ の 本 に 関 す る お 問 合 せ や ミ ス な ど が あ り ま し た ら , 文 書 は , 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 丁 目 40 番 5 号 ( 〒 145 ) 学 研 お 客 さ ま 相 談 セ ン タ ー 現 代 日 本 の 文 学 係 へ , ◎ Asako Murou 1970 Printed in Japan ISBN4 ー 05 ー 050224 ー 0 C0393 本 書 内 容 の 無 断 複 写 を 禁 す

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


屋 敷 な ど こ ん な 大 き な 規 模 で 裏 町 に 古 い 日 本 が 残 っ て い る 都 市 は な い 。 そ し て 室 生 犀 星 の 文 学 は こ の 街 の 濃 3 - 一 つ と う 密 で 陰 湿 な 雰 囲 気 、 俳 句 、 室 生 流 の 能 謡 曲 、 茶 、 骨 董 、 作 庭 な ど の 伝 統 的 美 意 識 や 感 覚 が 、 い か に 反 撥 し よ う と 骨 か ら み に か ら ん で い る の だ 。 金 沢 は 犀 星 の ほ か 泉 鏡 花 、 徳 田 秋 声 と い う 一 一 大 文 豪 を 産 み 出 し て い る 。 維 せ つ れ 、 新 の 政 治 家 こ そ 出 し て い な い が 三 宅 雪 嶺 、 西 田 幾 多 郎 だ い せ つ 鈴 木 大 拙 は じ め 、 多 く の 思 想 家 、 芸 術 家 を 輩 出 し て い く ー か わ っ る じ ろ う る 。 そ し て 旧 制 四 高 に は 、 中 野 重 治 、 川 鶴 次 郎 、 森 山 啓 、 井 上 靖 ら が 学 ん で い る 。 小 松 伸 六 が 金 沢 は 「 日 本 の ワ イ マ ー ル 」 だ と 呼 ん だ の も 当 然 と 言 え よ う 。 裏 鏡 花 、 秋 声 、 日 本 の 文 化 の 中 心 地 で あ る ば か り で な く 、 犀 星 の 近 代 文 学 の ユ ニ ー ク な 三 巨 人 を 産 ん だ メ ッ カ で あ る の だ か ら 。 こ の 地 に 新 保 千 代 子 さ ん の 努 力 で 旧 四 高 の 図 書 館 を 改 造 し て 、 石 川 近 代 文 学 館 が つ く ら れ 、 常 時 、 鏡 花 、 秋 声 、 犀 星 を は じ め と す る こ の 地 の り の う れ 文 学 者 の 遺 品 、 遺 稿 や 図 書 が 展 観 で き る の も 嬉 し い 金 沢 は 浅 野 川 が 犀 川 と 町 の 東 西 を 流 れ 、 真 中 の 兼 六 う だ っ 園 や 城 跡 の 丘 を は さ み 、 東 に 卯 辰 山 、 西 に 野 田 山 が あ る 。 浅 野 川 の 川 岸 、 東 の 廓 の 近 く に は 泉 鏡 花 の 「 義 血 侠 血 」 っ ま り 滝 の 白 糸 の 碑 が あ る 。 こ の 付 近 の 商 家 は 新 派 の 当 り 狂 言 滝 の 白 糸 に 因 ん だ 商 品 で す い ぶ ん 恩 恵 を 受 け て い る 。 鏡 花 は 名 人 肌 の 彫 金 家 を 父 に 、 江 戸 の ち な は ん ま っ

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


上 座 談 会 昭 和 31 年 右 よ り 村 松 梢 風 犀 星 堀 ロ 大 学 自 宅 に て 昭 和 34 年 11 月 ( 斎 藤 勝 久 撮 影 ) 上 東 野 英 治 郎 と 打 合 せ 昭 和 32 年 右 昭 和 32 年 4 月 左 よ り 高 橋 義 孝 犀 星 尾 崎 士 郎 ( 東 京 新 聞 提 供 ) 左 第 九 回 読 売 文 学 賞 授 賞 式 昭 和 三 十 三 年 二 月 五 日 右 よ り 東 郷 豊 治 生 方 た っ ゑ 五 島 美 代 子 野 上 彌 生 子 安 倍 能 成 一 人 お い て 犀 星 高 橋 健 一 一 ( 読 売 新 聞 社 提 供 )

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


明 治 三 十 九 年 ( 一 九 〇 六 ) 十 七 歳 「 文 章 世 界 」 三 月 創 刊 号 に 、 室 生 残 花 の 名 で 小 品 文 初 入 選 、 初 め て 活 字 に な る 。 地 元 の 新 聞 に 俳 句 が 掲 載 さ れ 始 め る 。 明 治 四 十 年 ( 一 九 〇 七 ) 十 八 歳 「 新 声 , 七 月 号 に 児 玉 花 外 の 選 で 最 初 の 詩 「 さ く ら 石 斑 鮃 に 添 え て 」 が 首 位 に 推 さ れ て 掲 載 さ れ 、 詩 人 と し て 立 っ こ と を 想 う 。 明 治 ニ 十 ニ 年 ( 一 八 八 九 ) 明 治 四 十 一 年 ( 一 九 〇 八 ) 十 九 歳 と う え 、 八 月 一 日 加 賀 藩 百 五 十 石 扶 持 、 足 軽 組 頭 、 経 武 館 剣 術 指 南 、 小 畠 五 月 、 「 北 辰 詩 社 」 を 友 人 表 棹 肱 、 尾 山 篤 一 一 郎 、 田 辺 孝 次 ら と 作 る 。 弥 左 衛 門 吉 種 ( 廃 藩 後 剣 術 道 場 を 開 く ) を 父 に 、 小 畠 家 の 女 中 は る を 「 新 声 」 八 月 号 に 初 め て の 小 説 「 宗 左 衛 門 」 が 掲 載 さ れ る 。 母 に 、 金 沢 市 裏 千 日 町 三 一 に 生 れ る 。 生 後 一 週 間 で 千 日 町 一 、 真 言 明 治 四 十 ニ 年 ( 一 九 〇 九 ) 一 一 十 歳 ー ′ ほ う い ・ ん し ん じ よ う か な い わ し や か 宗 雨 宝 院 住 職 、 室 生 真 乗 の 内 妻 赤 井 ハ ツ に 貰 わ れ 、 照 道 と 命 名 、 一 月 、 金 沢 内 灘 の 金 石 登 記 所 に 転 任 。 宗 源 寺 ( 通 称 釈 伽 堂 ) に 下 ツ の 私 生 児 と し て 届 出 。 宿 。 ( 後 の 『 海 の 僧 院 」 等 の 舞 台 ) こ の 頃 北 原 白 秋 に 心 酔 し 、 「 抒 情 明 治 ニ 十 八 年 ( 一 八 九 五 ) 六 歳 小 曲 集 』 に 収 録 さ れ た 作 品 の い く つ か を 作 る 。 九 月 、 裁 判 所 を 退 九 月 、 金 沢 市 立 野 町 尋 常 小 学 校 ( 四 年 制 ) 入 学 。 職 。 十 月 、 福 井 、 「 三 国 新 聞 ー 主 筆 に 就 任 。 十 二 月 、 社 長 と 衝 突 し 明 治 ニ 十 九 年 ( 一 八 九 六 ) 七 歳 退 社 、 金 沢 に 帰 り 、 能 登 七 尾 に 遊 ぶ 。 一 一 月 、 室 生 真 乗 の 養 嗣 子 と な り 、 以 後 室 生 姓 を な の る 。 二 十 一 歳 明 治 四 十 三 年 ( 一 九 一 〇 ) 明 治 三 十 一 年 ( 一 八 九 八 ) 九 歳 一 月 、 京 都 に 旅 し 、 西 陣 に 滞 在 。 上 田 敏 を 訪 問 。 二 月 、 金 沢 、 「 石 三 月 、 実 父 、 小 畠 吉 種 死 去 。 そ の 夜 生 母 は る 失 踪 、 以 後 そ の 消 息 は 川 新 聞 」 に 入 社 、 二 カ 月 で 退 社 。 五 月 、 裁 判 所 時 代 の 上 司 赤 倉 錦 風 を ゃ な か せ ん だ ぎ 不 明 。 頼 り 上 京 、 下 谷 根 岸 の 同 家 に 仮 寓 、 後 、 本 郷 、 谷 中 、 千 駄 木 等 を 転 住 明 治 三 十 三 年 ( 一 九 〇 〇 ) 十 一 歳 す る 。 東 京 地 方 裁 判 所 へ 筆 耕 に 通 う 。 北 原 白 秋 、 児 玉 花 外 を 訪 問 四 月 、 金 沢 高 等 小 学 校 ( 四 年 制 ) 入 学 。 明 治 四 十 四 年 ( 一 九 一 一 ) 二 十 二 歳 譜 明 治 三 十 五 年 ( 一 九 〇 一 I) 十 三 歳 七 月 、 窮 乏 生 活 と 炎 暑 に 耐 え か ね て 帰 郷 。 十 月 、 上 京 し 千 駄 木 に 下 宿 。 二 十 三 歳 明 治 四 十 五 年 ・ 大 正 元 年 ( 一 九 一 一 l) 五 月 、 高 等 小 学 校 三 年 で 中 途 退 学 。 義 兄 真 道 の 勤 務 先 金 沢 地 方 裁 判 え な み ぶ ん ぞ う 年 所 に 給 仕 と し て 就 職 。 一 月 、 北 原 白 秋 を 訪 問 。 七 月 、 「 ス ・ ハ ル , の 江 南 文 三 を 訪 問 。 帰 郷 。 明 治 三 十 七 年 ( 一 九 〇 四 ) 十 五 歳 そ の 間 、 白 秋 、 江 南 文 三 に 詩 を 送 り 「 ス ・ ハ ル 」 「 朱 欒 」 に 掲 載 さ れ る 。 一 一 十 四 歳 「 北 国 新 聞 」 俳 句 欄 の 選 者 藤 井 乙 男 ( 紫 影 、 第 四 高 等 学 校 教 授 ) の 大 正 ニ 年 ( 一 九 一 一 一 I) 選 を 受 け る 。 俳 号 を 国 分 犀 東 に な ら い 、 犀 西 の 音 か ら 犀 星 と す る 。 一 月 、 上 京 、 根 津 権 現 裏 に 下 宿 。 佐 藤 春 夫 、 山 村 暮 鳥 を 知 る 。 こ の 日 1 = 目 て る み ら ザ ム ボ ア

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


回 ) 「 中 央 公 論 ー 三 月 号 、 四 月 号 、 六 月 号 に 「 万 華 鏡 」 「 影 絵 の ご と 刊 行 。 七 月 、 軽 井 沢 に 滞 在 。 九 月 次 男 朝 巳 生 れ 、 上 京 。 十 月 、 「 詩 話 く ー 「 芋 掘 藤 五 郎 」 を 発 表 。 五 月 、 長 男 豹 太 郎 生 る 。 六 月 、 「 美 し き 会 」 を 解 散 し 、 「 日 本 詩 人 」 を 廃 刊 。 三 十 八 歳 昭 和 ニ 年 ( 一 九 二 七 ) 氷 河 』 ( 新 潮 社 ) 刊 行 。 七 月 、 「 金 色 の 」 を 「 報 知 新 聞 ー に 連 載 。 八 月 詩 話 会 委 員 と な る 。 同 月 短 篇 集 「 蝙 蝠 」 ( 隆 文 館 ) 刊 行 。 一 月 、 徳 田 秋 声 を 囲 む 「 二 日 会 ー に 出 席 。 「 パ イ プ の 会 ー 発 足 し 、 参 大 正 十 一 年 ( 一 九 二 一 l) 三 十 三 歳 加 。 二 月 、 「 芭 蕉 論 , を 「 サ ン デ ー 毎 日 ー 等 に 分 載 。 六 月 、 随 筆 集 一 月 、 「 冬 景 叢 画 」 を 「 中 央 公 論 . に 発 表 。 一 一 月 、 詩 集 『 星 よ り 来 れ 「 庭 を 造 る 人 」 ( 改 造 社 ) 刊 行 。 七 月 、 軽 井 沢 で 芥 川 龍 之 介 自 殺 の 報 る 者 』 ( 大 鐙 閣 ) 、 三 月 、 「 室 生 犀 星 詩 選 」 ( ア ル ス ) 、 六 月 、 詩 集 「 田 に 接 し 、 急 ぎ 上 京 。 衝 撃 を う け 、 追 悼 文 執 筆 を 断 る 。 三 十 九 歳 舎 の 花 」 ( 新 潮 社 ) を そ れ そ れ 刊 行 。 同 月 一 一 十 四 日 、 長 男 豹 太 郎 早 昭 和 三 年 ( 一 九 一 一 八 ) 逝 。 七 月 、 「 走 馬 燈 』 ( 新 潮 社 ) 刊 行 。 十 一 月 、 「 幼 年 時 代 」 ( 金 星 堂 ) 一 月 、 「 映 画 時 評 」 を 「 中 央 公 論 」 に 発 表 。 ( 七 月 ま で 連 載 ) 三 月 、 刊 行 。 十 一 一 月 、 亡 児 を 憶 う 詩 、 小 説 集 「 忘 春 詩 集 』 ( 京 文 社 ) 刊 行 。 日 本 文 芸 家 協 会 よ り 第 一 一 回 文 芸 賞 を 受 け る 。 四 月 、 一 一 一 好 達 治 来 る 。 大 正 十 ニ 年 ( 一 九 二 三 ) 三 十 四 歳 養 母 赤 井 ハ ッ 危 篤 の 報 に 帰 郷 、 一 一 十 八 日 養 母 死 去 。 五 月 、 評 論 集 「 芭 四 月 、 詩 集 「 青 き 魚 を 釣 る 人 」 ( ア ル ス ) 刊 行 。 五 月 、 隣 人 を 介 し 一 蕉 」 ( 武 蔵 野 書 院 ) 刊 行 。 六 月 、 田 端 を 引 き 払 い 一 家 軽 井 沢 へ 移 高 生 堀 辰 雄 来 る 。 八 月 、 志 賀 直 哉 の 訪 問 を う け る 。 同 月 一 一 十 七 日 長 る 。 七 月 、 津 村 信 夫 来 る 。 九 月 、 軽 井 沢 よ り 金 沢 へ 移 り 、 池 田 町 に 女 朝 子 生 れ る 。 九 月 一 日 、 関 東 大 震 災 に 遭 遇 、 十 月 、 一 家 を あ げ 金 仮 寓 。 詩 集 「 鶴 』 ( 素 人 社 ) 刊 行 。 十 一 月 上 京 、 大 森 谷 中 に 移 る 。 か わ お ち ん 四 十 歳 沢 に 移 り 上 本 多 町 川 御 亭 に 落 付 く 。 十 一 月 、 四 高 生 中 野 重 治 来 る 。 昭 和 四 年 ( 一 九 一 一 九 ) 大 正 十 三 年 ( 一 九 二 四 ) 三 十 五 歳 二 月 、 随 筆 集 『 天 馬 の 脚 」 ( 改 造 社 ) 、 四 月 、 「 魚 眠 洞 発 句 集 」 ( 武 蔵 野 一 一 月 、 四 高 生 窪 川 鶴 次 郎 、 中 野 重 治 と 来 る 。 五 月 、 芥 川 龍 之 介 を 金 書 院 ) 刊 行 。 五 月 帰 郷 。 六 月 、 朔 太 郎 を 介 し て 、 伊 藤 信 吉 来 る 。 七 沢 に 迎 え 歓 待 。 「 彼 等 に 」 ( 万 有 社 ) 刊 行 。 七 月 、 堀 辰 雄 金 沢 に 来 る 。 月 、 「 新 選 室 生 犀 星 集 』 ( 改 造 社 ) 、 十 一 月 、 朔 太 郎 編 「 室 生 犀 星 詩 集 」 三 十 六 歳 ( 第 一 書 房 ) 刊 行 。 十 二 月 、 『 室 生 犀 星 詩 集 」 ( 改 造 文 庫 ) 刊 行 。 大 正 十 四 年 ( 一 九 二 五 ) 四 十 一 歳 一 月 上 京 し 、 一 一 月 田 端 に 家 族 を 迎 え る 。 三 月 、 童 話 集 『 翡 』 ( 宝 文 昭 和 五 年 ( 一 九 三 〇 ) 館 ) 刊 行 。 金 沢 へ 帰 り 、 小 立 野 天 徳 院 に 庭 を 作 る 。 六 月 、 随 筆 集 「 魚 五 月 、 短 篇 集 『 生 い 立 ち の 記 』 ( 新 潮 文 庫 ) を 刊 行 。 九 月 、 随 筆 集 「 庭 譜 眠 洞 随 筆 』 ( 新 樹 社 ) 刊 行 。 八 月 、 軽 井 沢 に 滞 在 、 朔 太 郎 、 芥 川 、 堀 辰 と 木 」 ( 武 蔵 野 書 院 ) 刊 行 。 十 一 一 月 、 日 比 谷 山 水 楼 で 暮 鳥 忌 を 催 す 。 四 十 一 一 歳 雄 ら と 交 友 。 十 月 、 造 園 の た め 帰 郷 。 十 一 一 月 、 帰 京 。 芥 川 に 連 れ ら 昭 和 六 年 ( 一 九 三 一 ) 六 月 、 芥 川 を モ デ ル に 「 青 い 猿 」 を 「 都 新 聞 」 に 連 載 。 ( 七 十 三 回 ) 年 れ て 徳 田 秋 声 を 訪 問 。 こ の 頃 、 若 い 詩 人 た ち が 周 囲 に 集 ま る 。 四 十 三 歳 昭 和 七 年 ( 一 九 三 一 l) 一 一 一 十 七 歳 大 正 十 五 年 ・ 昭 和 元 年 ( 一 九 一 一 六 ) 一 月 、 帰 郷 。 四 月 、 中 野 、 堀 、 窪 川 等 の 同 人 雑 誌 「 驢 馬 、 創 刊 、 積 三 月 、 「 青 い 猿 』 ( 青 陽 堂 ) 刊 行 。 四 月 、 大 森 馬 込 に 新 築 移 転 。 九 月 、 く ろ が ね 極 的 に 支 援 。 五 月 、 帰 郷 。 六 月 、 小 曲 集 「 野 い ば ら 』 ( 紅 玉 堂 書 店 ) 詩 集 「 鉄 集 』 ( 椎 の 木 社 ) 刊 行 。 「 最 後 の 詩 集 ー と 称 す 。

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九 三 唱 歌 戦 前 ま で は 、 小 学 校 で 「 音 楽 ー と は あ ま り い わ ず 、 も つ ば ら 「 唱 歌 」 で あ っ た 。 歌 う こ と に の み 力 点 が お か れ て い た の で あ る 。 九 四 ポ ー ル ド 「 黒 板 」 の 意 味 で あ る black board ( 英 ) の 略 。 突 尋 常 小 学 校 現 在 の 小 学 校 の 旧 称 。 四 年 間 の 普 通 教 育 の の ち は 、 さ ら に 一 一 年 の 高 等 小 学 校 に 行 く 。 の ち 、 六 年 間 の 尋 常 小 学 抒 情 小 曲 集 校 と な る 。 契 遠 き み や こ こ こ で は 「 東 京 」 を さ す 。 九 〈 一 と 腰 一 本 の 刀 。 腰 の も の 。 と ん ば 六 四 あ き っ 蜻 蛉 一 0 一 復 讐 心 犀 星 の 文 学 の 本 質 を ば 「 復 讐 の 文 学 」 な ど と 呼 ぶ こ 七 一 一 ソ ォ ル soul ( 英 ) 魂 と が あ る 。 一 9 一 蛇 籠 河 の 護 岸 工 事 な ど に 用 い る 円 筒 形 の 籠 。 な か に 石 な ど 幼 年 時 代 を く だ い て 入 れ る 。 尖 貰 わ れ て 行 っ た 家 の 母 犀 星 は 、 生 後 ま も な く 金 沢 市 千 日 町 一 0 四 小 間 使 実 母 は 、 小 畠 家 の 女 中 で あ り 、 妻 を 失 っ た 父 よ り ひ の 雨 宝 院 の 住 職 室 生 真 乗 の 内 妻 赤 井 ハ ツ に も ら わ れ 、 育 て ら れ そ か に 愛 さ れ た の で あ る 。 10 四 全 世 界 を 向 う に 廻 し て も : : : 犀 星 特 有 の 激 情 が こ こ に も 出 0 す も も 「 抒 情 小 曲 集 」 に 「 一 時 に ひ ら く う め す も も / す も て く る 。 「 狂 気 的 な 深 い 怨 恨 」 に つ づ く 。 も の 蒼 さ 身 に あ び て : ・ と 出 て く る 。 一 一 0 可 愛 が ら れ た さ 姉 に 対 す る 思 慕 と 実 母 へ の 思 い 、 こ れ が こ 0 杏 「 抒 情 小 曲 集 」 に 「 あ ん ず よ 花 着 け : : : 」 と 出 て く る 。 の 作 品 の 中 核 を 占 め て い る 。 少 年 の 日 常 生 活 の さ ま ざ ま な 回 想 の ち の 小 説 「 杏 っ 子 」 で も わ か る よ う に 、 犀 星 の 作 品 と は き わ は 、 姉 と 実 母 、 つ ま り 女 へ の 思 い に 集 中 す る 。 め て 縁 の 深 い 果 樹 。 こ れ ら の 果 物 は 、 犀 星 の 幼 少 時 代 の 体 験 と 一 一 四 少 年 世 界 明 治 一 一 十 八 年 、 博 文 館 よ り 発 行 さ れ て い た 少 年 雑 い わ や さ ざ な み わ か ち が た く 結 び つ い て い る 。 誌 。 巖 谷 小 波 が 主 筆 。 小 波 の お 伽 話 は じ め 少 年 文 学 を 掲 載 、 全 解 一 一 本 の 大 小 犀 星 の 父 小 畠 弥 左 衛 門 は 、 百 五 十 石 ど り の 加 賀 国 の 少 年 た ち に よ く 読 ま れ 愛 好 さ れ た 雑 誌 。 藩 の 足 軽 組 頭 で あ っ た 。 性 に 眼 覚 め る 頃 注 九 0 医 王 山 石 川 県 と 富 山 県 の 境 に あ る 山 。 九 0 河 師 河 川 の 漁 師 の こ と 。 「 か わ し ー と 、 う し い い か た 自 体 の ll< 茶 犀 星 自 身 、 の ち 、 俳 句 を 好 み 、 庭 を 愛 し 、 茶 を 好 ん だ 。 な か に 、 川 の 底 の 奥 に ま つ わ る 幻 想 的 で 異 常 な 怪 奇 な 雰 囲 気 が い わ ば 温 和 な 文 人 気 質 で は な か っ た が 、 怒 り の 虫 を 内 に も っ た に じ み 出 て い る 。 文 人 的 要 素 は あ っ た 。 注 解 こ 0

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朔 太 郎 逝 く 。 同 月 、 佐 藤 惣 之 助 逝 く 。 自 伝 小 説 「 泥 雀 の 歌 』 ( 実 業 之 ( 沙 羅 書 房 ) を 刊 行 。 同 月 、 「 消 え た ひ と み 」 を 「 群 像 」 に 発 表 。 九 日 本 社 ) 刊 行 。 六 月 、 「 萩 原 朔 太 郎 全 集 」 の 監 修 に 参 加 。 同 月 、 短 篇 月 、 四 年 半 の 軽 井 沢 疎 開 を 打 ち 切 り 帰 京 。 大 森 馬 込 に 落 付 く 六 十 一 歳 集 「 筑 紫 日 記 」 、 ( 小 学 館 ) 、 「 虫 寺 抄 』 ( 博 文 館 ) 刊 行 。 夏 の 間 、 亡 友 昭 和 ニ 十 五 年 ( 一 九 五 〇 ) 四 月 、 「 奥 医 王 」 を 「 風 雪 」 に 、 五 月 、 「 俗 調 「 膝 」 悲 曲 」 を 「 文 学 二 人 を 悼 む 書 下 し 「 我 友 」 を 執 筆 。 十 一 月 、 北 原 白 秋 逝 く 。 五 十 四 歳 界 ー に 、 七 月 、 「 刀 身 」 を 「 群 像 」 に 発 表 。 こ の 年 刊 行 な し 。 昭 和 十 八 年 ( 一 九 四 三 ) 六 十 二 歳 一 月 、 短 篇 集 「 灘 日 」 ( 六 芸 社 ) 、 三 月 、 短 篇 集 「 萩 の 帖 」 ( 全 国 書 房 ) 昭 和 ニ 十 六 年 ( 一 九 五 一 ) 刊 行 。 同 月 、 「 佐 藤 惣 之 助 全 集 」 を 編 集 。 四 月 お よ び 七 月 、 編 著 「 芥 三 月 、 「 餓 人 伝 」 を 「 文 学 界 ー に 発 表 。 こ の 年 詩 集 の 刊 行 数 点 。 六 十 三 歳 川 龍 之 介 の 人 と 作 』 上 ・ 下 巻 ( 三 笠 書 房 ) 、 七 月 、 長 篇 「 我 友 」 ( 博 昭 和 ニ 十 七 年 ( 一 九 五 一 l) 文 館 、 後 「 名 木 」 と 改 題 ) を 刊 行 。 十 一 月 十 八 日 、 徳 田 秋 声 逝 く 。 一 月 、 「 裾 野 ー を 「 群 像 」 に 発 表 。 一 一 月 、 大 阪 歌 舞 伎 座 新 派 公 演 で 五 十 五 歳 「 あ に い も う と 」 上 演 。 五 月 、 「 黒 髪 の 書 ー を 「 中 央 公 論 ー に 発 表 。 昭 和 十 九 年 ( 一 九 四 四 ) 六 十 四 歳 三 月 、 「 中 部 日 日 新 聞 」 に 「 山 吹 」 を 連 載 。 ( 三 十 八 回 ) 「 余 花 」 ( 昭 昭 和 ニ 十 八 年 ( 一 九 五 = l) 一 月 、 「 お 天 気 博 士 , を 「 群 像 」 に 、 四 月 、 「 貝 殻 川 ー を 「 文 学 界 , 南 書 房 ) 刊 行 。 六 月 、 津 村 信 夫 死 去 。 八 月 軽 井 沢 に 疎 開 。 五 十 六 歳 に 発 表 。 五 月 一 一 十 八 日 、 堀 辰 雄 信 濃 追 分 で 逝 く 。 八 月 、 「 生 涯 の 垣 昭 和 ニ 十 年 ( 一 九 四 五 ) 根 」 を 「 新 潮 ー に 発 表 。 九 月 三 日 、 釈 迢 空 逝 く 。 八 月 、 終 戦 。 十 月 、 長 篇 「 山 吹 」 ( 全 国 書 房 ) 刊 行 。 六 十 五 歳 昭 和 ニ 十 九 年 ( 一 九 五 四 ) 昭 和 ニ 十 一 年 ( 一 九 四 六 ) 五 十 七 歳 図 書 出 版 界 の 復 活 に よ り 、 詩 、 小 説 を 多 数 発 表 。 一 月 、 随 筆 集 「 信 こ の 年 毎 月 作 品 を 発 表 。 再 び 多 作 に 入 る 。 一 月 、 川 島 胃 腸 病 院 に 入 濃 山 中 」 ( 全 国 書 房 ) 一 一 月 、 詩 文 集 「 山 ざ と 集 」 ( 生 活 社 ) 等 刊 行 。 院 ( 約 一 カ 月 間 ) 。 退 院 後 自 宅 療 養 。 同 月 、 「 鞄 ( ポ ス ト ン ・ ・ ハ ッ グ ) 」 昭 和 ニ 十 ニ 年 ( 一 九 四 七 ) 五 十 八 歳 を 「 群 像 」 に 、 四 月 、 「 黄 と 天 色 の 問 答 ー を 「 群 像 ー に 、 六 月 、 「 蝶 一 月 、 短 篇 集 「 玉 章 」 ( 共 立 書 房 ) 、 三 月 、 「 山 鳥 集 」 ( 桜 井 書 店 ) 刊 行 。 紋 白 」 を 「 文 芸 」 に 、 八 月 、 「 少 女 の 野 面 ー を 「 新 潮 」 に 発 表 。 六 十 六 歳 昭 和 三 十 年 ( 一 九 五 五 ) 「 群 像 ー 十 月 号 に 「 祭 着 」 を 発 表 。 前 年 同 様 こ の 年 も 、 刊 行 多 い 。 昭 和 ニ 十 三 年 ( 一 九 四 八 年 ) 五 十 九 歳 一 月 、 随 筆 「 女 ひ と 」 を 「 新 潮 」 に 連 載 。 ( 六 回 ) 二 月 、 七 年 ぶ り の 譜 三 月 、 童 話 集 「 オ ラ ン ダ と け い と が 」 ( 小 学 館 ) 、 四 月 、 長 篇 「 み え 」 近 作 短 篇 集 「 黒 髪 の 書 」 ( 新 潮 社 ) 刊 行 。 六 月 、 恩 地 孝 四 郎 逝 く 。 ( 実 業 之 日 本 社 ) 、 五 月 、 自 伝 小 説 「 童 笛 を 吹 け ど も 」 ( 弘 文 堂 ) 、 十 十 月 、 随 筆 集 「 女 ひ と 」 ( 新 潮 社 ) 刊 行 。 好 評 を 博 す 。 六 十 七 歳 年 月 、 短 篇 集 「 氷 っ た 女 」 ( ク ラ ル テ 社 ) を 刊 行 。 十 一 月 、 日 本 芸 術 院 昭 和 三 十 一 年 ( 一 九 五 六 ) 会 員 と な る 。 一 月 、 「 舌 を 噛 み 切 っ た 女 , を 「 新 潮 ー に 発 表 。 一 一 月 、 同 名 の 短 篇 集 昭 和 ニ 十 四 年 ( 一 九 四 九 ) 六 十 歳 ( 河 出 書 房 ) を 刊 行 。 三 月 、 長 篇 「 妙 齢 失 わ ず 』 、 随 筆 集 「 続 女 ひ と 」 、 六 月 、 自 伝 小 説 「 室 生 犀 星 」 ( 文 潮 社 ) を 、 八 月 、 随 筆 集 「 泥 孔 雀 」 九 月 、 長 篇 「 三 人 の 女 」 ( 以 上 新 潮 社 ) 、 十 月 、 随 筆 集 「 誰 が 屋 根 の の や ま な か し な

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


「 女 ひ と 」 を 生 涯 、 追 求 し た 室 生 文 学 の 象 徴 的 終 末 で に も 手 に も そ こ で 一 杯 の 肉 を つ け て 、 躍 っ て み え た 」 「 人 間 が 最 初 に 女 を 見 出 し 、 生 涯 そ こ の 世 界 で じ た ば あ っ た と い え る の で は な い か 、 と き に 犀 星 は 七 十 三 歳 。 た を や り な が ら も 、 な お 、 最 後 に 女 の ひ と を 見 直 し て す で に 文 学 史 上 の 作 家 だ が 、 奧 野 健 男 氏 の 言 う と お 美 し い と 田 5 、 フ と こ ろ に 、 い の ち と い 、 つ も の が や は り 女 「 犀 星 文 学 の 真 の 評 価 は 未 完 に 属 し て い る 」 の で は の 中 に あ っ た こ と を 、 見 出 さ す に は い ら れ な い 」 ( 「 女 な い の か 。 犀 星 火 山 脈 の 全 貌 も 、 三 期 に わ け ら れ る 犀 星 文 学 の 三 回 の 大 噴 火 の 秘 密 も ま だ わ か っ て い な い か ひ と 」 ) ら で あ る 。 も っ と も 犀 星 の 心 の 地 底 に あ る ど ろ ど ろ し 引 用 し た ら き り が な い の だ が 、 女 ら し さ の 根 源 を 、 が ん し さ っ つ い じ ん 「 女 ひ と 」 と い う 奇 妙 な 日 本 語 で 追 尋 し よ う と す る こ の た 熱 い 溶 解 状 態 の マ グ マ ( 岩 漿 ) は 、 私 な ど に は 、 と う て い 探 求 不 可 能 な も の の よ う で あ る 。 と も あ れ 、 犀 作 家 の 、 原 初 体 験 と い う か — ー 、 ヒ ナ も の じ み た 執 念 と い う か 、 そ れ が 、 こ の 随 筆 集 ほ ど 美 し く 、 し か も 触 覚 的 な な 星 は 長 命 で あ っ た し 、 し か も 生 き 恥 を さ ら す こ と な く 、 立 派 な 作 品 を 発 表 し つ づ け た そ の み ご と な 作 家 的 生 涯 ま な ま し さ で 形 姿 化 さ れ て い る 作 品 は な い と お も う 。 に 、 私 た ち は 頭 を 深 々 と さ げ な け れ ば な ら な い 王 朝 も の と し て 、 こ こ で は 「 か げ ろ 、 フ の 日 記 遺 文 」 が ⑥ 晩 年 と ら れ て い る が 、 犀 星 に は 「 か げ ろ う の 日 記 」 の 現 代 訳 娘 の 結 婚 と 離 婚 と を 中 心 に 、 自 分 の 生 涯 を 総 点 検 し と い う 仕 事 が あ り 、 戦 前 に は 「 山 吹 」 「 萩 の 帖 」 、 戦 後 に わ れ ず た 新 聞 小 説 「 杏 っ 子 」 は 、 犀 星 の 自 伝 文 学 の 集 大 成 だ が 、 も 「 舌 を 噛 み 切 っ た 女 」 「 野 に 伏 す 者 」 「 は い 墨 」 な ど 王 朝 こ れ に よ っ て 犀 星 は 流 行 作 家 に お し あ げ ら れ 、 「 我 が 愛 に 題 材 を と っ た 作 品 が あ る 。 そ の な か で 「 か げ ろ う の す る 詩 人 の 伝 記 」 に よ り 「 毎 日 出 版 文 化 賞 」 、 「 か げ ろ う 日 記 遺 文 」 は 、 質 量 と も に す ぐ れ 、 王 朝 小 説 の 集 大 成 の 日 記 遺 文 」 に よ り 「 野 間 文 芸 賞 」 を う け 、 長 篇 小 説 「 蜜 で あ る ば か り で な く 、 道 綱 の 母 が 書 い た 原 典 に は 、 わ の あ わ れ 」 「 告 ぐ る う た 」 、 女 流 作 家 論 「 黄 金 の 針 」 、 中 篇 ず か 数 十 行 し か あ ら わ れ て こ な い 「 町 の 小 路 の 女 」 さ え の 小 説 「 わ れ は う た え ど や ぶ れ か ぶ れ 」 な ど の 秀 作 を や っ 冴 野 と い う 名 前 を あ た え て 女 主 人 公 と し 、 さ ら に 冴 野 ぎ ば や に 発 表 し 、 タ 映 え の 美 し さ を 極 限 に ま で 展 開 し の あ わ れ に 、 作 者 の 生 母 へ の あ こ が れ を こ め て 描 い て い る と い う 点 で 、 犀 星 文 学 の な か で も 、 き わ だ っ て 固 た 。 そ し て 最 後 の 作 品 が 「 好 色 」 ( 未 完 ) で あ っ た こ と も 、 ぜ ん ば う 446

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


下 」 ( 村 山 書 店 ) を 刊 行 。 十 月 、 「 杏 っ 子 」 を 「 東 京 新 聞 ー に 連 載 。 限 定 出 版 。 七 月 、 「 告 ぐ る う た 」 ( 講 談 社 ) 、 九 月 、 随 筆 集 「 生 き た き も ( 一 」 百 七 十 回 ) 十 二 月 、 短 篇 集 「 陶 古 の 女 人 』 ( 三 笠 書 房 ) 刊 行 。 の を 」 ( 中 央 公 論 社 ) 刊 行 。 同 月 、 「 怒 れ る 三 本 の 鉤 ー を 「 新 潮 ー に 、 昭 和 三 十 ニ 年 ( 一 九 五 七 ) 六 十 八 歳 十 月 、 「 我 が 草 の 記 」 を 「 群 像 ー に 発 表 。 同 月 、 軽 井 沢 二 手 橋 畔 に 四 月 、 「 李 朝 夫 人 」 ( 村 山 書 店 ) 刊 行 。 六 月 、 短 篇 集 「 タ 映 え の 男 」 「 犀 星 文 学 碑 」 を 建 立 。 夫 人 の 一 週 忌 十 月 十 八 日 の 日 付 を 刻 む 。 十 ( 講 談 社 ) 刊 行 。 「 つ ゆ く さ 」 を 「 文 藝 春 秋 , に 、 八 月 、 「 遠 め が ね の 二 月 、 第 一 回 「 犀 星 詩 人 賞 」 を 滝 ロ 雅 子 に 授 賞 。 同 月 、 義 姉 松 田 テ 春 」 を 「 新 潮 」 に 発 表 。 同 月 、 「 杏 っ 子 」 完 結 し 、 十 月 、 新 潮 社 よ り エ ( お て い ・ 「 幼 年 時 代 」 に 出 て 来 る 姉 ) 富 山 県 伏 木 町 に て 死 去 。 刊 行 。 十 一 月 、 「 名 も な き 女 」 を 「 小 説 新 潮 」 に 発 表 。 昭 和 三 十 六 年 ( 一 九 六 一 ) 七 十 一 一 歳 昭 和 三 十 三 年 ( 一 九 五 八 ) 六 十 九 歳 一 月 、 「 タ ー ル の 沼 ー を 「 新 潮 」 に 発 表 。 四 月 、 「 黄 金 の 針 」 ( 中 央 公 一 月 、 「 杏 っ 子 」 そ の 他 の 業 績 に よ り 昭 和 三 十 二 年 度 「 読 売 文 学 賞 [ 論 社 ) 、 七 月 、 「 草 ・ 簪 ・ 沼 』 ( 新 潮 社 ) を 刊 行 し 、 「 は る あ わ れ ー を 「 新 を 受 賞 。 「 我 が 愛 す る 詩 人 の 伝 記 」 を 「 婦 人 公 論 」 に 連 載 。 ( 十 二 回 ) 潮 」 に 発 表 。 同 月 、 文 学 碑 々 面 に 詩 「 切 な き 思 い ぞ 知 る 」 を 彫 り 犀 一 一 月 、 随 筆 集 「 刈 藻 」 ( 清 和 書 院 ) 、 三 月 、 短 篇 集 「 つ ゆ く さ 」 ( 筑 摩 星 詩 碑 完 成 。 こ の 夏 、 儺 康 す ぐ れ ず 九 月 、 肺 炎 に て 臥 床 。 十 月 、 虎 書 房 ) 刊 行 。 七 月 、 「 か げ ろ う の 日 記 遺 文 」 を 「 婦 人 之 友 」 に 十 三 回 の 門 病 院 入 院 。 十 一 月 一 応 退 院 。 「 日 本 経 済 新 聞 」 連 載 の 「 私 の 履 歴 連 載 。 十 一 月 、 「 室 生 犀 星 作 品 集 」 ( 新 潮 社 ・ 全 十 一 一 巻 昭 和 三 十 五 書 」 脱 稿 、 「 最 後 の 文 学 歴 を 書 き 終 え た 」 と 称 す 。 十 一 一 月 、 第 二 回 年 五 月 完 結 ) 、 十 二 月 、 「 我 が 愛 す る 詩 人 の 伝 記 」 ( 中 央 公 論 ) 刊 行 。 「 犀 星 詩 人 賞 」 を 辻 井 喬 ・ 富 岡 多 恵 子 に 授 賞 。 昭 和 三 十 四 年 ( 一 九 五 九 ) 七 十 歳 七 十 三 歳 昭 和 三 十 七 年 ( 一 九 六 一 l) 一 月 、 「 生 き る た め の 橋 」 を 「 群 像 」 に 、 「 蜜 の あ わ れ 」 を 「 新 潮 」 に 二 月 、 「 わ れ は う た え ど や ぶ れ か ぶ れ 」 を 「 新 潮 」 に 発 表 、 「 は る あ 連 載 。 五 月 、 古 稀 を 祝 い 日 本 文 芸 家 協 会 名 誉 会 員 に 推 さ る 。 同 月 、 わ れ 」 ( 筑 摩 書 房 ) 刊 行 。 同 月 、 二 十 五 日 書 き 終 え た 「 老 い た る え び 「 生 き る た め の 橋 』 ( 実 業 之 日 本 社 ) 、 「 硝 子 の 女 」 ( 新 潮 社 ) 刊 行 。 八 の う た 」 ( 四 月 「 婦 人 之 友 」 掲 載 ) が 絶 筆 と な る 。 三 月 一 日 、 虎 の 門 月 、 「 な や め る 森 」 を 「 新 潮 ー に 発 表 。 十 月 十 八 日 、 妻 と み 子 逝 く 。 病 院 に 再 度 入 院 。 一 一 十 六 日 午 後 七 時 二 十 六 分 永 眠 。 病 名 肺 癌 。 従 四 享 年 六 十 四 歳 。 同 月 、 「 火 の 魚 」 を 「 群 像 」 に 発 表 、 「 蜜 の あ わ れ 」 位 に 叙 せ ら れ 、 勲 三 等 瑞 宝 章 を 贈 ら れ る 。 翌 年 十 月 、 金 沢 野 田 山 墓 ( 新 潮 社 ) 刊 行 。 十 一 月 、 「 我 が 愛 す る 詩 人 の 伝 記 』 で 第 十 三 回 毎 日 地 に 埋 骨 。 五 月 、 死 後 、 発 見 さ れ た 三 社 連 合 の 為 の 新 聞 小 説 原 稿 「 好 出 版 文 化 賞 を 受 賞 。 「 か げ ろ う の 日 記 遺 文 』 ( 講 談 社 ) 刊 行 。 十 二 月 、 色 」 ( 仮 題 ) 七 十 四 枚 を 「 小 説 中 央 公 論 」 に 発 表 。 同 月 、 短 篇 集 「 わ こ れ に よ り 第 十 一 一 回 野 間 文 芸 賞 を 受 賞 。 賞 金 を 基 に 「 犀 星 詩 人 賞 ー れ は う た え ど や ぶ れ か ぶ れ 」 ( 講 談 社 ) 、 八 月 、 随 筆 集 「 好 色 」 ( 筑 摩 設 定 、 「 犀 星 文 学 碑 」 建 立 、 「 室 生 と み 子 遺 句 集 」 刊 行 の 企 画 を 発 表 。 書 房 ) 刊 行 。 翌 年 三 月 、 「 室 生 犀 星 全 集 」 ( 新 潮 社 ・ 全 十 二 巻 別 巻 二 七 十 一 歳 巻 ) 刊 行 。 昭 和 三 十 五 年 ( 一 九 六 〇 ) 一 月 、 「 告 ぐ る う た 」 を 「 群 像 」 に 六 回 、 「 黄 金 の 針 」 を 「 婦 人 公 論 」 こ の 年 譜 は 新 保 千 代 子 、 伊 藤 信 吉 氏 そ の 他 の 年 譜 を 基 に 編 集 部 が 作 成 し 、 に 十 一 一 回 連 載 始 め る 。 三 月 、 妻 と み 子 の 遺 稿 「 と み 子 発 句 集 」 を 百 部 奥 野 健 男 氏 に 校 閲 を お 願 い し た も の で す 。