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検索対象: 現代日本の文学 30 獅子 文六 集

現代日本の文学 30 獅子 文六 集から 460件ヒットしました。

現代日本の文学 30 獅子 文六 集


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現代日本の文学 30 獅子 文六 集


現 代 日 本 の 文 学 30 獅 子 文 ハ 集 全 60 巻 電 話 は , 東 京 ( 03 ) 720 ー 1111 へ お 願 い し ま す 。 昭 和 57 年 10 月 1 日 28 版 発 行 昭 和 45 年 10 月 1 日 初 版 発 行 著 者 発 行 者 発 行 所 獅 子 文 / 古 岡 滉 鑾 査 学 習 研 究 社 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 ー 40 ー 5 〒 145 振 替 東 京 8 ー 142930 電 話 東 京 ( 720 ) 1111 ( 大 代 表 ) 印 刷 大 日 本 印 刷 株 式 会 社 暁 印 刷 株 式 会 社 製 本 文 勇 堂 製 本 工 業 株 式 会 社 本 文 用 紙 三 菱 製 紙 株 式 会 社 表 紙 ク ロ ス 東 洋 ク ロ ス 株 式 会 社 製 函 永 井 紙 器 印 刷 株 式 会 社 * こ の 本 に 関 す る お 問 合 せ や ミ ス な ど が あ り ま し た ら , 文 書 は , 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 丁 目 40 番 5 号 ( 〒 145 ) 学 研 お 客 さ ま 相 談 セ ン タ ー 現 代 日 本 の 文 学 係 へ , OYukiko lwata 1970 Printed in Japan ISBN4 ー 05 ー 050240 ー 2 C0393 本 書 内 容 の 無 断 複 写 を 禁 す

現代日本の文学 30 獅子 文六 集


獅 子 文 六 集

現代日本の文学 30 獅子 文六 集


73 海 軍 の 出 し よ う が な か っ た 。 優 し い 、 美 し い 声 で あ る の に 、 音 に 当 り 、 近 代 海 軍 の 創 設 に 献 身 し た の で あ る 。 彼 は 、 真 に 痴 と い う の か 、 小 学 校 以 来 、 ロ ク な 点 を と っ た こ と が な い 愛 国 の 士 で あ っ て 、 来 る べ き 時 代 の 戦 争 に 、 国 家 も 藩 も 、 こ ろ う た た か の で あ る 。 何 事 を 欠 い て る か を 、 痛 切 に 知 り 抜 い て 、 固 陋 な 思 想 と 闘 お う せ い 試 験 の 終 っ た 日 に 、 河 田 校 長 の 講 話 が あ る か ら 、 一 年 生 っ た の で あ る 。 帝 国 海 軍 が 旺 盛 な る 精 神 力 と 共 に 、 比 類 な は 、 大 講 堂 に 集 れ と い う 、 告 示 が あ っ た 。 き 科 学 的 優 秀 性 を 誇 る 現 在 こ そ 、 実 に 中 原 猶 介 の 夢 で あ っ 白 い 日 覆 を 、 帽 子 に つ け た 生 徒 達 が 、 続 々 と 、 大 講 堂 へ た の で あ る 。 * そ っ け ん 繰 り 込 ん だ 。 本 校 舎 と 、 別 棟 に な っ て る 大 講 堂 は 、 ヒ ン ヤ 猶 介 は 江 戸 に 留 学 し て 、 江 川 太 郎 左 衛 門 や 安 井 息 軒 の 門 た ま た ま リ と 、 清 潔 な 空 気 が 流 れ て い た 。 雪 の よ う に 白 い 、 正 面 の に 入 っ た が 、 安 井 塾 に 在 る 頃 、 偶 々 薩 摩 の 蒸 汽 軍 艦 が 品 川 壁 に 、 菊 の 御 紋 章 が 、 輝 い て い た 。 生 徒 達 は 、 誰 も 、 入 口 へ 入 港 し た 。 朝 野 の 見 物 人 が 堵 を な し た が 、 息 軒 も 猶 介 を で 脱 帽 し て 、 最 敬 礼 の 姿 勢 を と っ た 。 案 内 と し て 、 艦 内 を 一 巡 し た 。 猶 介 は そ の 軍 艦 は 自 分 が 建 か ら だ デ ッ プ リ し た 河 田 校 長 の 嘔 も 、 深 く 、 腰 を 屈 め て か ら 、 造 し た こ と を 、 一 言 も 師 に 語 ら な か っ た 。 後 に そ の 事 実 を た い そ く 演 壇 に 着 い た 。 知 り 、 息 軒 は 太 息 し て 、 猶 介 の 人 物 に 膝 を 打 っ た と い う 。 き よ う け ん 「 今 日 の 話 の 題 は 、 海 軍 の 先 覚 者 中 原 猶 介 に つ い て で あ り こ の 恭 謙 さ こ そ 、 東 郷 元 帥 に 継 が れ た 、 一 つ の 郷 土 精 神 で ま す 。 諸 君 の 全 て は 、 わ が 校 庭 に あ る 、 あ の 碑 の 碑 文 を 見 は な か っ た か 。 す で て 、 既 に ご 承 知 の こ と と お も う が : : : 」 猶 介 は わ が 国 最 初 の 機 械 水 雷 を 造 っ て 、 薩 英 戦 争 に 備 え 一 年 生 達 は 、 顔 を 見 合 わ し た 。 誰 も 、 隆 夫 と 同 じ よ う た 。 ま た 砲 術 の 大 家 で あ る た め に 、 鳥 羽 伏 見 の 戦 い に 出 に 、 碑 の 存 在 す ら 気 づ か な か っ た の で あ る 。 陣 、 新 政 府 か ら 、 海 軍 参 謀 に 任 ぜ ら れ た 。 さ ら に 、 北 陸 の て ん ぼ う 「 ち ょ う ど 、 あ の 碑 の あ る と こ ろ に 、 屋 敷 が あ っ て 、 天 保 戦 い を 応 援 し て 、 河 井 継 之 助 と 対 陣 す る う ち 、 敵 弾 を 右 脚 う ぶ ご え 三 年 四 月 八 日 に 、 そ こ で 産 声 を あ げ た 鉄 心 斎 中 原 猶 介 は に 受 け 、 そ れ が 因 と な っ て 、 三 十 七 年 の 生 涯 を 終 っ た 。 そ の 最 期 も 亦 、 常 人 と 異 な る も の が あ っ た 。 あ れ ほ ど 科 学 を し り ぞ 校 長 の 講 話 は 、 約 一 時 間 続 い た が 、 そ れ を 要 約 す る と 、 信 仰 し て い た 癖 に 、 天 命 と 知 る や 、 一 切 の 医 薬 と 治 療 を 却 ま ば た 猶 介 は 科 学 者 で あ り 、 教 育 家 で あ り 、 ま た 、 壮 烈 な る 軍 人 け た の で あ る ー ー 、 真 人 は 、 こ の 講 話 を 、 瞬 き も せ ず に 聴 い で も あ っ た 。 十 八 歳 に し て 、 長 崎 で 蘭 学 を 学 び 、 二 十 二 歳 て い た 。 で 藩 公 斉 彬 の 許 可 の も と に 、 薩 摩 水 軍 の 造 兵 造 船 造 機 の 職 か が

現代日本の文学 30 獅子 文六 集


420 ん ら 道 ・ 全 羅 道 の 総 称 。 道 は 地 方 区 画 の 単 位 。 公 切 子 燈 籠 四 角 な も の の か ど か ど を 切 り 落 と し た 形 の 枠 に 、 し 」 ろ ・ ろ う 六 八 五 ・ 一 五 事 件 昭 和 七 年 五 月 十 五 日 、 一 部 の 海 陸 軍 青 年 将 校 白 紙 を 貼 り 、 紙 ・ 帛 な ど を 細 く 切 っ て 飾 り た ら し た 燈 籠 。 ら が 中 心 に な っ て 、 首 相 官 邸 な ど を 襲 撃 し 犬 養 毅 首 相 ら を 射 殺 九 一 橋 本 左 内 ( 】 834 ~ 一 859 ) 幕 末 の 志 士 。 福 井 藩 の 藩 政 改 革 け い し よ う り つ し た 事 件 。 こ れ に よ っ て 政 党 内 閣 は ひ と ま ず 終 わ り を 告 げ 、 軍 に 努 め 、 将 軍 継 嗣 問 題 で は 慶 喜 擁 立 に 尽 し た が 、 安 政 の 大 獄 で 部 の 政 治 的 発 言 力 が 強 ま っ た 。 斬 罪 に 処 せ ら れ た 。 断 じ て 行 え ば : ・ 決 心 し て 断 行 す れ ば 、 そ れ を 妨 げ る も の 殳 咫 尺 き わ め て 近 い 距 離 。 咫 は 中 国 の 周 の 尺 で 八 寸 の こ と 。 り し は な に も な い こ と 。 『 史 記 』 の 「 李 期 伝 」 に 見 え る 。 こ の 信 条 へ 突 紀 元 節 神 武 天 皇 即 位 日 と し て 定 め ら れ た 祝 日 。 一 一 月 十 一 日 。 の 真 人 の 感 銘 ぶ り は 、 そ の ま ま に 読 者 へ の 伏 線 と な っ て い る 。 二 月 二 十 六 日 : ・ 二 ・ 一 一 六 事 件 の こ と 。 昭 和 十 一 年 二 月 一 一 七 一 舎 密 学 化 学 の 旧 称 。 オ ラ ン ダ 音 の 語 訳 に よ る 。 十 六 日 、 陸 軍 の 一 部 青 年 将 校 ら が 、 武 力 に よ る 国 粋 的 改 革 を も ひ ゅ う が し よ う へ い こ う 与 安 井 息 軒 ( 178 ~ 1876 ) 幕 末 の 儒 者 。 日 向 の 出 身 。 昌 平 黌 く ろ み 、 部 下 を ひ き い て 首 相 官 邸 な ど を 襲 撃 し 、 斎 藤 実 内 大 臣 、 こ れ を ・ よ で 教 え た 。 『 海 防 私 議 』 『 論 語 集 説 』 な ど の 著 作 が あ る 。 高 橋 是 清 蔵 相 ら を 殺 害 し た 叛 乱 事 件 。 こ の 鎮 圧 を 機 に 、 軍 部 の 河 井 継 之 助 ( 1827 ~ 188 ) 越 後 長 岡 藩 士 。 明 治 政 府 に 藩 の 政 治 的 発 言 力 は さ ら に 強 ま っ た 。 中 立 を 認 め ら れ ず 交 戦 。 穴 ワ シ ン ト ン 条 約 大 正 十 一 年 、 米 ・ 英 ・ 日 ・ 仏 ・ 伊 の 五 国 の 間 に 結 ば れ た 海 軍 軍 縮 条 約 。 こ こ で 、 主 力 艦 ・ 航 空 母 艦 の 保 有 七 平 賀 源 内 ( 1729 ~ 1779 ) 江 戸 中 期 の 蘭 学 者 、 戯 作 者 。 エ レ キ テ ル ( 摩 擦 起 電 機 ) 、 寒 暖 計 な ど を 発 明 。 ト ン 数 の 比 率 が 、 米 英 の 五 に 対 し て 日 本 は 三 と 決 め ら れ た 。 ・ ヒ ー ド ロ vidro ( ポ ル ト ガ ル 語 ) 。 ガ ラ ス 。 一 0 一 一 軍 人 に 賜 わ っ た 御 勅 論 明 治 十 五 年 一 月 、 明 治 天 皇 が 与 え た ち よ く ゆ 幼 年 学 校 陸 軍 士 官 学 校 進 学 者 の た め の 予 備 教 育 機 関 。 東 京 ・ 「 陸 海 軍 軍 人 ニ 下 シ 給 ヘ ル 勅 論 そ の 中 枢 で あ る 五 カ 条 の 文 章 広 島 ・ 大 阪 な ど に あ っ た 。 修 業 年 限 は 三 年 。 は 、 軍 人 の 精 神 的 よ り ど こ ろ と し て 常 時 復 唱 さ せ ら れ た 。 天 二 歳 若 者 を の の し っ て い う 語 。 青 二 才 。 一 英 の ダ ー ト マ ス : ・ 米 の ア ナ ポ リ ス と も に 海 軍 兵 学 校 の 所 在 地 。 高 等 師 範 中 等 教 員 を 養 成 す る 目 的 で つ く ら れ た 学 校 。 官 立 り よ じ ゅ ん で は 、 東 京 と 広 島 の 二 校 の み 。 一 2 広 瀬 中 佐 広 瀬 武 夫 ( 18 ~ 184 ) 。 日 露 戦 争 で 旅 順 港 ロ 閉 そ く 公 ア ー ム ス ト ロ ン グ 砲 世 界 的 な 兵 器 の 企 業 家 、 発 明 家 の 英 人 塞 隊 を 指 揮 中 、 部 下 を 案 じ 探 し 求 め て 福 井 丸 上 で 戦 死 。 そ の 忠 ア ー ム ス ト ロ ン グ の 工 場 で つ く ら れ た 大 砲 の こ と 。 誠 ぶ り は 歌 に も な っ た 。 1 ク ス Harry S . Parkes ( 1828 ~ 1885 ) 。 英 公 使 。 フ ラ ン 一 兄 今 に し て 、 わ れ 立 た ず ん ば : ・ : ・ 控 え 目 な 真 人 だ け に 、 こ の ス 公 使 ロ ッ シ ュ と 対 立 し 薩 長 を 支 援 。 維 新 政 府 の 外 交 を 指 導 。 文 句 は よ り 読 者 の 胸 を う つ 。 第 二 の 伏 線 で あ る 。 樺 山 樺 山 資 紀 ( 1837 ~ 1922 ) 。 海 軍 大 将 。 海 相 ・ 文 相 を 歴 任 。 一 一 六 文 覚 上 人 ( 1120 ~ じ 平 安 末 ・ 鎌 倉 初 期 の 真 言 宗 の 僧 。 北 会 酒 保 兵 営 内 に あ る 日 用 品 ・ 飲 食 物 な ど の 販 売 所 。 面 の 武 士 の と き 袈 裟 御 前 を 誤 っ て 殺 し て 出 家 、 熊 野 山 で 苦 行 に す け り り い ぬ か い つ よ し

現代日本の文学 30 獅子 文六 集


二 月 、 「 出 雲 の 神 様 」 を 「 マ ド モ ア ゼ ル 」 に 発 表 。 六 月 、 『 ア ノ デ ル る 。 八 月 、 『 獅 子 文 六 集 』 を 集 英 社 か ら 「 日 本 文 学 全 集 」 の 第 五 十 さ ん の 記 』 を 角 川 書 店 か ら 刊 行 。 同 月 、 『 岩 田 豊 雄 演 劇 評 論 集 』 を 、 八 五 巻 と し て 刊 行 。 十 二 月 、 『 食 味 歳 時 記 』 を 文 藝 春 秋 よ り 刊 行 。 月 、 『 可 否 道 』 を 、 九 月 、 『 岩 田 豊 雄 創 作 ・ 翻 訳 戯 曲 集 』 を 新 潮 社 か 昭 和 四 十 四 年 ( 一 九 六 九 ) 七 十 六 歳 ら 刊 行 。 「 初 の 船 旅 」 を 「 オ ー ル 読 物 」 に 、 十 一 月 、 「 待 合 の 初 味 」 一 月 、 随 筆 「 障 子 の 春 」 を 「 読 売 新 聞 」 に 、 「 大 洲 の 殿 様 と も う 一 を 「 小 説 新 潮 」 に 発 表 。 人 」 を 「 朝 日 新 聞 」 に 発 表 。 三 月 、 『 信 子 ・ お ば あ さ ん 』 を 主 婦 の 昭 和 三 十 九 年 ( 一 九 六 四 ) 七 十 一 歳 友 社 か ら 刊 行 。 四 月 、 テ レ ビ で 「 信 子 と お ば あ ち ゃ ん 」 が 放 一 月 、 「 愚 者 の 楽 園 」 を 「 読 売 新 聞 」 に 連 載 。 九 月 、 「 南 の 男 」 を 映 開 始 さ れ る 。 六 月 、 「 あ ん と る め ー 人 物 ・ 風 物 ・ 食 物 」 を 「 諸 君 」 「 小 説 新 潮 」 に 発 表 。 十 一 月 、 『 南 の 男 』 を 新 潮 社 か ら 刊 行 。 十 一 一 月 、 に 連 載 。 『 好 食 っ れ づ れ 草 』 を 角 川 書 店 か ら 刊 行 。 七 月 、 テ 「 オ リ イ ヒ ッ ク と プ ラ イ ・ ハ シ ー 」 を 「 文 藝 春 秋 」 に 発 表 。 『 獅 子 文 六 レ ビ で 「 胡 椒 息 子 」 が 放 映 開 始 さ れ る 。 「 サ イ レ ン 女 中 」 を 「 小 説 集 』 を 河 出 書 房 よ り 「 現 代 の 文 学 」 の 第 四 巻 と し て 刊 行 。 新 潮 」 に 発 表 。 十 月 、 随 筆 「 富 国 の 夢 ー だ が ″ 強 兵 “ は ご 免 」 を 昭 和 四 十 年 ( 一 九 六 五 ) 七 十 一 一 歳 「 サ ン ケ イ 新 聞 」 に 発 表 。 十 一 月 、 長 年 に わ た る ユ ー モ ア 文 学 創 作 一 月 、 「 サ イ ゴ ン に て 」 を 「 小 説 新 潮 」 に 発 表 。 「 父 の 乳 」 を 「 主 婦 活 動 お よ び 演 劇 活 動 に 対 し て 、 第 二 十 九 回 文 化 勲 章 が 授 与 さ れ る 。 の 友 」 に 連 載 。 七 月 、 「 狂 言 ・ 鬼 の 始 末 」 を 「 新 潮 」 に 発 表 。 十 二 月 十 三 日 、 脳 出 血 の た め 赤 坂 八 丁 目 の 自 宅 で 死 去 。 七 十 三 歳 昭 和 四 十 一 年 ( 一 九 六 六 ) 昭 和 四 十 五 年 ( 一 九 七 〇 ) 一 月 、 「 出 る 幕 」 を 「 小 説 新 潮 」 に 発 表 。 二 月 、 随 筆 「 折 り 折 り の 一 月 、 絶 筆 「 モ ー ニ ン グ 物 語 」 が 「 朝 日 新 聞 」 元 日 号 に 、 最 後 の 対 人 」 を 「 朝 日 新 聞 」 に 連 載 。 五 月 、 随 筆 「 小 泉 さ ん の こ と 」 を 「 読 談 と な っ た 飯 沢 匡 と の 対 談 「 遠 近 問 答 」 が 「 週 刊 朝 日 」 新 年 号 に の 売 新 聞 」 に 発 表 。 っ た 。 七 十 四 歳 昭 和 四 十 ニ 年 ( 一 九 六 七 ) 四 月 、 「 読 売 新 聞 」 に 「 但 馬 太 郎 治 伝 」 を 連 載 。 胖 臓 炎 で 慶 応 病 院 に 入 院 。 こ の こ ろ か ら 、 と み に 老 い の す す む の を 感 ず る 。 八 月 、 『 吉 川 英 治 ・ 獅 子 文 六 集 』 を 文 藝 春 秋 か ら 「 現 代 日 本 文 学 館 」 の 第 三 十 一 一 巻 と し て 刊 行 。 十 一 月 、 「 但 馬 太 郎 治 伝 』 を 新 潮 社 か ら 刊 行 。 七 十 五 歳 昭 和 四 十 三 年 ( 一 九 六 八 ) 一 月 、 「 食 味 歳 時 記 」 を 「 ミ セ ス 」 に 連 載 。 『 父 の 乳 』 を 新 潮 社 か ら 刊 行 。 二 月 、 胆 の う 炎 を わ ず ら う 。 そ の 後 は 、 好 き な ゴ ル フ を や め 、 小 唄 の 稽 古 に は げ む 。 三 月 、 「 特 殊 潜 航 艇 」 を 「 小 説 新 潮 」 に 発 表 。 五 月 、 『 獅 子 文 六 全 集 』 全 十 六 巻 が 朝 日 新 聞 社 か ら 刊 行 さ れ は じ め こ の 年 譜 は 、 瀬 沼 茂 樹 氏 の 「 獅 子 文 六 年 」 お よ び 、 朝 日 新 聞 社 刊 の 「 獅 子 文 六 全 集 」 の 年 譜 を 参 考 に し て 、 編 集 部 が 作 成 し た も の で す 。

現代日本の文学 30 獅子 文六 集


四 十 一 歳 昭 和 九 年 ( 一 九 三 四 ) 昭 和 十 三 年 ( 一 九 三 八 ) 四 十 五 歳 一 一 月 、 「 現 代 戯 曲 家 総 評 」 を 「 文 芸 」 に 、 三 月 、 戯 曲 「 朝 日 屋 絹 物 一 月 、 「 女 給 双 面 鏡 」 を 「 日 の 出 」 に 連 載 。 「 女 軍 」 を 「 婦 人 公 論 」 店 」 を 「 改 造 」 に 発 表 。 七 月 、 「 サ ラ ・ ・ ヘ ル ナ ー ル 」 を 「 婦 人 公 論 」 に 連 載 。 三 月 、 文 学 座 の 第 一 回 試 演 と し て 「 ク ノ ッ ク 」 と 「 わ が 家 に 、 八 月 、 翻 案 物 「 十 九 歳 の 息 子 」 を 「 若 草 」 に 発 表 。 十 月 、 獅 子 の 平 和 」 を 飛 行 館 で 上 演 す る 。 六 月 、 「 断 髪 女 中 」 を 「 オ ー ル 読 物 」 文 六 の ・ ヘ ン ネ ー ム で 、 小 説 「 金 色 青 春 譜 」 を 「 新 青 年 」 に 連 載 。 十 に 、 七 月 、 「 今 年 の 春 の 外 套 」 を 「 サ ン デ ー 毎 日 」 に 発 表 。 「 沙 羅 乙 一 月 、 『 金 色 青 春 譜 』 を ア ト リ エ 社 か ら 出 版 。 こ の こ ろ 、 友 田 恭 助 、 女 」 を 「 毎 日 新 聞 」 に 連 載 。 『 青 空 部 隊 』 を 春 陽 堂 か ら 刊 行 。 八 月 、 田 村 秋 子 ら に よ る 築 地 座 で の 「 に ん じ ん 」 な ど を 演 出 し た 。 四 月 、 「 豪 傑 」 を 「 大 陸 」 に 、 「 猿 も 木 か ら 落 ち る 」 を 「 日 の 出 」 に 、 九 月 、 愛 媛 県 出 身 の 富 永 シ ヅ 子 と 結 婚 。 東 京 の 渋 谷 千 駄 ヶ 谷 に 移 る 。 「 桜 桃 三 塁 手 」 を 「 雄 弁 」 に 発 表 。 『 胡 椒 息 子 』 を 新 潮 社 か ら 刊 行 。 昭 和 十 年 ( 一 九 三 五 ) 四 十 二 歳 十 月 、 「 信 子 」 を 「 主 婦 之 友 」 に 連 載 。 三 月 、 「 浮 世 酒 場 」 を 「 新 青 年 」 に 連 載 。 四 月 、 「 金 髪 日 本 人 」 を 昭 和 十 四 年 ( 一 九 三 九 ) 四 十 六 歳 「 改 造 」 に 、 九 月 、 「 巷 に 歌 あ ら ん 」 を 「 文 芸 」 に 、 十 月 、 「 呑 気 族 」 一 月 、 「 南 京 料 理 事 始 」 を 「 新 青 年 」 に 発 表 。 一 一 月 、 『 沙 羅 乙 女 』 を を 「 新 青 年 」 に 、 「 久 里 岬 土 産 」 を 「 改 造 」 に 発 表 。 新 潮 社 か ら 刊 行 。 七 月 、 「 東 京 温 泉 」 を 「 週 刊 朝 日 」 に 連 載 。 八 月 、 昭 和 十 一 年 ( 一 九 三 六 ) 四 十 三 歳 「 団 体 旅 行 」 を 「 新 青 年 」 に 発 表 。 一 月 、 『 遊 覧 列 車 』 を 改 造 社 か ら 出 版 。 三 月 、 「 霊 魂 工 業 」 を 「 改 造 」 昭 和 十 五 年 ( 一 九 四 〇 ) 四 十 七 歳 に 発 表 、 「 楽 天 公 子 」 を 「 新 青 年 」 に 連 載 。 五 月 、 「 松 の 一 番 」 を 一 月 、 「 わ れ 過 て り 」 を 「 ユ ー モ ア ク ラ ブ 」 に 発 表 。 「 虹 の 工 場 」 を 「 オ ー ル 読 物 」 に 発 表 。 七 月 、 最 初 の 新 聞 小 説 「 悦 ち ゃ ん 」 を 「 報 「 日 の 出 」 に 連 載 り 『 牡 丹 亭 雑 記 ー 理 窟 ・ 話 ・ 随 筆 』 を 白 水 社 か ら 、 知 新 聞 」 に 連 載 。 ダ ビ の 「 北 ホ テ ル 」 お よ び 「 男 と 犬 」 を 『 フ ラ ン 『 東 京 温 泉 』 を 新 潮 社 か ら 刊 行 。 四 月 、 「 太 陽 先 生 」 を 「 主 婦 之 友 」 ス 現 代 小 説 』 の 第 五 巻 と し て 第 一 書 房 か ら 刊 行 。 八 月 、 「 エ ロ イ ズ 物 に 連 載 。 十 二 月 、 『 近 代 劇 以 後 」 を 河 出 書 房 か ら 刊 行 。 語 」 を 「 文 藝 春 秋 」 に 発 表 。 十 一 月 、 『 楽 天 公 子 』 を 白 水 社 か ら 刊 行 。 昭 和 十 六 年 ( 一 九 四 一 ) 四 十 八 歳 昭 和 ャ ニ 年 ( 一 九 三 七 ) 四 十 四 歳 一 月 、 『 虹 の 工 場 』 を 新 潮 社 か ら 刊 ( 六 月 、 「 南 の 風 」 を 「 朝 日 新 譜 一 月 、 「 達 磨 町 七 番 地 」 を 「 朝 日 新 聞 」 に 連 載 。 「 青 春 売 場 日 記 」 を 聞 」 に 連 載 。 四 十 九 歳 「 主 婦 之 友 」 に 連 載 。 「 東 西 粋 人 伝 」 を 「 新 青 年 」 に 発 表 。 三 月 、 『 悦 昭 和 十 七 年 ( 一 九 四 一 l) ち ゃ ん 』 を 講 談 社 か ら 、 『 舶 来 雑 貨 店 』 を 白 水 社 か ら 、 六 月 、 「 達 磨 一 月 、 「 兵 六 夢 物 語 」 を 「 オ ー ル 読 物 」 に 発 表 。 『 南 の 風 』 を 新 潮 社 か 年 町 七 番 地 』 を 白 水 社 か ら 、 八 月 、 『 青 春 売 場 日 記 』 を 春 陽 堂 か ら 『 新 ら 刊 行 。 二 月 、 「 お ば あ さ ん 」 を 「 主 婦 之 友 」 に 連 載 。 四 月 、 『 将 軍 作 ュ ー モ ア 全 集 』 の 一 巻 と し て 刊 行 。 九 月 、 「 青 空 部 隊 」 を 「 オ ー 鮒 を 釣 ら す 』 を 錦 城 出 版 社 か ら 刊 行 。 七 月 一 日 、 「 海 軍 」 を 「 朝 日 ル 読 物 」 に 発 表 。 「 胡 椒 息 子 」 を 「 主 婦 之 友 」 に 連 載 。 久 保 田 万 太 新 聞 」 に 連 載 。 こ の 年 、 『 劇 場 と 書 斎 』 を モ ダ ン 日 本 社 か ら 刊 行 。 郎 、 岸 田 国 士 と と も に 文 学 座 を つ く る 。 六 月 、 姉 米 子 死 去 。

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で あ っ た 。 太 平 洋 戦 争 と い う あ の 戦 争 は な ん だ っ た の な い よ う な 空 気 」 と は 、 瀬 戸 内 の 島 の 天 然 の 美 し さ と 、 き び 口 に 海 軍 精 神 と い わ れ る よ う な 人 工 的 イ デ ー の 厳 し だ ろ う 。 そ し て 、 そ の な か で 死 ん で い っ た た く さ ん の 若 者 の 生 命 と は な ん だ っ た の だ ろ う 。 私 は 、 そ れ に 対 さ と が 生 ん で み せ た 一 つ の 作 品 だ っ た の で は な い か 。 お く - う 少 年 時 代 の 私 は 、 身 体 虚 弱 か っ 臆 病 で あ っ た か ら 、 兵 し て 、 明 央 に 語 る べ き 言 葉 を も っ て は い な い 。 戦 争 を 学 校 を 志 望 し よ う と 思 っ た こ と も な い し 、 海 軍 好 き の 憎 悪 し 、 戦 争 を 否 定 す る 念 は 、 戦 争 末 期 に 青 年 期 を 迎 少 年 で も な か っ た 。 し か し 、 も し 軍 隊 と い う も の に 美 え た 私 と し て も 、 人 後 に 落 ち ょ う は す も な い が 、 谷 真 し い イ デ ー が あ る も の と し た ら 、 そ れ は 兵 学 校 に よ っ 人 と い う 青 年 の 短 か っ た 生 涯 を 考 え る と き 、 問 題 は も て 作 ら れ る の で は な い か と い う 思 い を 托 し た こ と は あ っ と 深 く 悲 し い 人 間 の 暗 部 に ま で つ き 当 る よ う で あ る か っ て の 江 田 島 、 か っ て の 兵 学 校 と は 、 あ る 時 代 の 戦 後 も 、 戦 争 中 の 陸 軍 の 無 知 ・ 傲 慢 ・ 粗 に 比 し て 、 海 軍 の 美 徳 を の べ る 人 が 多 い 。 軍 隊 と い う も の が 、 た 日 本 が 懸 命 に 作 り あ げ た 、 あ る イ デ ー の 実 現 で あ っ た 。 ん な る 侵 略 的 暴 力 集 団 で な し に 、 も し そ こ に 人 間 の 高 そ の 意 味 で 、 そ れ は 一 つ の 文 化 で あ り 、 一 つ の 作 品 で 雅 さ と か 厳 粛 さ と か が あ る も の だ と し た ら 、 そ う い う あ っ た 。 い ま は そ の イ デ ー は 存 在 も し な い し 、 必 要 で も な イ デ ー の 托 さ れ て い た の が 兵 学 校 で あ っ た 。 、 0 そ の 意 味 で 、 厳 密 に は 、 江 田 島 は び た し 、 廃 墟 こ ん に ち の 日 本 に は 、 そ う い う イ デ ー は 存 在 し な い い ま 自 衛 隊 の 学 校 が あ る し 、 求 め ら れ て も い な い 。 江 田 島 か ら は イ デ ー が 消 え と な っ た 。 私 は そ の あ と に 、 島 の 天 然 の 美 し さ は い ま も あ る が 、 イ デ ー の 滅 び こ と を 喜 ば な い 。 自 衛 隊 に は か っ て の イ デ ー は な い し 、 た あ と に 、 人 間 の 美 し さ は な い 。 江 田 島 は 「 こ の 世 の ま た あ る 必 要 も な い 。 異 質 の も の を 、 な ま し 伝 統 的 に ひ 、 よ う も の と は 思 わ れ な い よ う な 」 イ デ ー の 秘 境 で は な く な 連 続 さ せ る こ と は 、 無 意 味 で も あ る 以 上 に 、 有 害 で も あ る 私 は 、 か っ て の 江 田 島 イ デ ー を 復 活 さ せ た い な ど と い ま も そ の 構 内 の 参 考 館 に は 、 谷 真 人 ( 横 山 正 治 ) し は 、 つ ゆ 思 わ な い 。 復 活 す る は す の も の で も な い ら 「 軍 神 」 た ち の 遺 書 類 が 保 存 さ れ て い る 。 か し か っ て は 、 そ の イ デ ー の も と に 生 死 し て い っ た 人 こ う い う 過 去 に 出 会 う こ と は 、 胸 の 痛 む つ ら い こ と

現代日本の文学 30 獅子 文六 集


貌 の 美 人 女 優 。 代 表 作 は 「 生 け る 人 形 」 「 明 治 一 代 女 」 な ど 。 か も ね む 」 ( 『 拾 遺 和 歌 集 』 恋 三 ) に よ る 。 毛 一 双 葉 山 ( 一 9 一 2 ~ 一 968 ) 第 三 十 五 代 横 綱 。 優 勝 十 一 一 回 、 不 滅 品 五 イ イ ( ネ ス inverness ( 英 ) 。 一 一 重 ま わ し に 似 た 男 子 の 套 の 一 種 。 と ん び 。 の 六 十 九 連 勝 の 記 録 を 持 つ 。 一 天 ・ ハ ラ ダ イ ス の 蛇 「 旧 約 聖 書 』 の エ デ ン の 楽 園 で 、 惑 わ し て 三 哭 ロ イ ド 眼 鏡 セ ル ロ イ ド 製 の ふ ち の 円 い 円 形 の め が ね 。 ア メ イ プ に 禁 断 の 知 恵 の 実 を 食 ・ ヘ さ せ 、 人 類 に 楽 園 喪 失 を も た ら せ リ カ の 喜 劇 俳 優 ハ ロ ル ド ・ ロ イ ド が こ れ を か け て 映 画 に 出 演 し た の で 、 こ の 呼 び 名 が 生 ま れ た 。 た 悪 賢 い 動 物 。 お ん み よ う い つ ば く じ こ く さ ん べ き し ろ く ご 物 う ろ つ ば く し 、 ・ タ ク 自 動 車 料 金 表 示 の メ ー タ ー っ き の タ ク シ ー ・ = 芫 九 星 = 陰 随 で 、 一 白 ・ 二 黒 ・ 三 碧 ・ 四 緑 ・ 五 黄 ・ 六 白 ・ 七 品 〈 メ ー 赤 ・ 八 白 ・ 九 紫 の こ と 。 こ れ を 方 位 ・ 五 行 ・ 十 干 ・ 十 二 支 に 配 ・ 、 つ を 、 よ ら ・ 金 色 青 春 譜 当 し て 、 人 の 生 年 に あ て て 吉 凶 を 判 断 す る 。 天 一 お ロ 取 り 白 取 り ざ か な 。 き ん と ん ・ か ま ・ ほ こ ・ 卵 焼 き な ど = 震 災 大 正 十 二 年 九 月 一 日 の 関 東 大 震 災 。 一 丑 こ う い う 社 会 情 勢 こ の 作 品 の 発 表 さ れ た 昭 和 九 年 ご ろ は 、 と 、 甘 く 煮 た 魚 と を 浅 い 皿 に 盛 り 合 わ せ た 料 理 。 第 一 次 世 界 大 戦 の 戦 後 恐 慌 と 震 災 恐 慌 に 対 支 貿 易 の 不 振 が 加 わ IIDI 西 圧 戦 車 長 西 住 小 次 郎 ( 1914 ~ 一 938 ) 。 陸 軍 大 尉 。 満 州 事 じ ん り 、 さ ら に 昭 和 四 年 の 世 界 恐 慌 に も 巻 き 込 ま れ 、 日 本 の 経 済 界 変 ・ 日 中 戦 争 に 参 戦 し 徐 州 会 戦 で 戦 死 。 死 後 、 文 武 に た け 、 仁 は 未 曽 有 の 不 景 気 に お ち い っ て い た 。 「 大 学 は 出 た け れ ど 」 ( 昭 義 に 厚 い ひ と と な り が 「 昭 和 の 軍 神 」 と し て た た え ら れ た 。 和 四 年 ) と い う 映 画 が 作 ら れ 、 そ の 題 名 は 流 行 語 に な っ た 。 一 三 空 谷 の 跫 音 人 の い な い さ び し い 谷 に 聞 こ え る 人 の 足 音 。 転 方 、 昭 和 六 年 の 満 州 事 変 を 契 機 に 軍 国 主 義 は 表 面 化 し 、 政 府 は じ て 、 さ び し く 暮 ら し て い る と き の 突 然 の 人 の お と ず れ 。 ワ シ ン ト ン ・ ロ ン ド ン 両 海 軍 軍 縮 条 約 の 期 限 が 切 れ る 昭 和 十 年 邑 七 八 ッ ロ 和 服 の 身 頃 の 脇 明 け 。 袖 付 け の 下 、 脇 縫 の 上 の 部 分 。 か ら を 国 際 的 危 機 と し て 国 民 の 不 安 を あ お り 、 「 非 常 時 」 と い = = 穴 上 野 の 戦 争 の 砲 声 を 聴 き な が ら 、 平 然 と 講 義 を 続 け た ・ : う 新 語 を 生 ん だ 。 慶 応 義 塾 の 福 沢 論 吉 の こ と 。 = 丑 天 保 大 学 慶 応 義 塾 大 学 を も じ っ て 、 同 じ よ う に 年 号 に よ る IIIIK) 匪 賊 集 団 で 殺 人 ・ 略 奪 な ど を 行 な う 盗 賊 。 と く に 当 時 は 、 命 名 を ほ ど こ し た も の 。 日 本 軍 の 支 配 に 徹 底 抗 戦 し た 満 州 人 民 の ゲ リ ラ 部 隊 の こ と 。 あ ら か ん ん の う 解 llllllll 羅 漢 阿 羅 漢 。 小 乗 仏 教 で 、 い っ さ い の 煩 悩 を 断 ち 完 全 に 悟 六 地 文 学 地 学 ・ 気 象 学 な ど の 総 称 。 天 文 学 に 対 す る こ と ば 。 壹 六 メ ト ロ ポ ー ル ョ 6t38 一 e ( 仏 ) 。 メ ト ロ ポ リ ス 。 大 都 会 。 り を 開 き 最 高 の 位 に 達 し た 人 。 と う え ん め 、 注 昌 元 帰 去 来 中 国 六 朝 時 代 の 東 晋 の 詩 人 、 陶 淵 明 が 県 令 を 辞 し 帰 三 五 六 福 戸 蘭 堂 尺 八 演 奏 家 ・ 作 曲 家 の 福 田 蘭 童 ( 一 000 ~ 一 976 ) を 郷 す る と き 作 っ た 名 文 「 帰 去 来 辞 」 。 「 帰 去 来 兮 、 田 園 将 / 蕪 」 も じ っ た も の 。 壹 七 円 タ ク 一 円 タ ク シ ー の 略 。 ガ ン リ ン 統 制 の な か っ た 第 ニ 次 が そ の 冒 頭 。 大 戦 以 前 、 一 円 で 一 定 の 距 離 を 走 っ た タ ク シ ー 。 BIRC) 入 江 た か 子 ( 1911 ~ ) 戦 前 の 日 本 映 画 を 代 表 す る 古 典 的 風

現代日本の文学 30 獅子 文六 集


三 月 、 父 の 遺 産 を も っ て 、 フ ラ ン ス へ 遊 学 。 ・ ( リ に 滞 在 す る 。 画 家 劇 協 会 を 退 会 し 、 岸 田 国 士 、 関 口 次 郎 ら と と も に 新 劇 研 究 所 を 創 の 川 島 理 一 郎 に フ = ミ ナ 座 を 教 え ら れ 、 か っ ロ シ ア ・ ・ ( レ を 観 て 、 設 。 第 一 期 生 に 、 田 中 千 禾 夫 、 毛 利 菊 枝 ら が い る 。 十 一 月 、 ロ マ ン 演 劇 に 心 を ひ か れ た 。 ラ リ オ ノ フ 夫 妻 、 ヴ ィ ル ド ラ ッ ク を 知 る 。 の 「 ア メ デ と 靴 磨 台 上 の 諸 君 」 を 訳 し 「 悲 劇 喜 劇 」 に 載 せ る 。 三 十 歳 大 正 十 ニ 年 ( 一 九 lllll) 三 十 六 歳 昭 和 四 年 ( 一 九 二 九 ) ジ ャ ッ ク ・ コ ボ オ の ヴ ィ ュ ・ コ ロ ン ビ エ 座 友 の 会 に 入 り 、 演 劇 研 究 長 田 秀 雄 、 関 口 次 郎 、 岸 田 国 士 ら と 劇 団 喜 劇 座 を 結 成 し 、 「 御 意 に ま に ふ け る 。 米 人 商 社 に 動 め る 二 十 六 歳 の マ リ ・ シ 日 ウ ミ と 恋 愛 。 か す 」 な ど で 旗 上 公 演 を 行 な い 、 解 散 す る 。 五 月 、 ・ ハ タ イ ユ の 「 結 大 正 十 三 年 ( 一 九 二 四 ) 三 十 一 歳 婚 行 進 曲 」 を 『 近 代 劇 全 集 』 の 第 一 一 十 巻 、 十 月 、 ジ ム メ ル の 「 肥 え 一 一 月 、 ベ ル ギ ー へ 、 九 月 、 ド イ ツ 、 オ ー ス ト リ ア へ 演 劇 見 物 の た め た 犢 」 を 同 全 集 の 第 二 十 二 巻 に 収 め て 出 版 。 こ の こ ろ 、 東 京 の 中 野 に 旅 行 。 「 綺 堂 ー ジ ェ ミ エ ー オ ー デ オ ン 」 「 ル ネ ・ ク レ ー ル の 幕 間 」 町 雑 色 六 一 七 に 転 居 し た 。 を 「 国 民 新 聞 」 へ 送 り 、 帰 国 後 、 原 稿 料 を 得 た 。 三 十 七 歳 昭 和 五 年 ( 一 九 三 〇 ) 大 正 十 四 年 ( 一 九 二 五 ) 三 十 二 歳 八 月 、 エ ミ イ ル ・ マ ゾ ウ の 「 ダ ル ダ メ ル 」 を 『 近 代 劇 全 集 』 の 第 二 二 月 、 イ タ リ ア へ 旅 行 。 七 月 、 妻 マ リ を と も な い 帰 国 。 八 月 二 十 六 十 一 巻 に 収 め 出 版 。 十 一 月 、 妻 マ リ 発 病 。 長 女 巴 絵 を 平 壌 の 姉 夫 婦 と も え 日 、 長 女 巴 絵 が 生 ま れ る 。 東 京 の 杉 並 和 田 堀 町 和 泉 に 一 家 を 構 え る 。 に あ ず け 、 妻 を 療 養 さ せ る た め に 、 フ ラ ン ス へ 渡 る 。 ・ ハ リ で 新 劇 の 大 正 十 五 年 ・ 昭 和 元 年 ( 一 九 一 一 六 ) 三 十 三 歳 は か に 、 プ ー ル ・ ハ ー ル 劇 を も 見 て 、 こ の よ う な ジ ャ ン ル の 現 代 劇 を ヴ ィ ル ド ラ ッ ク の 「 貧 者 」 を 訳 し 、 『 現 代 の 舞 台 装 置 』 を 中 央 美 術 社 つ く る ・ ヘ き だ と 考 え た 。 か ら 出 版 。 昭 和 六 年 ( 一 九 三 一 ) 三 十 八 歳 昭 和 ニ 年 ( 一 九 一 一 七 ) 三 十 四 歳 七 月 、 ・ ハ リ 滞 在 記 『 脚 の あ る ・ ハ リ 風 景 』 を 白 水 社 か ら 出 版 。 五 月 、 二 月 、 ジ ュ ー ル ・ ロ マ ン の 「 ク / ッ ク 」 を 「 フ ラ ン ス 近 代 劇 叢 書 』 シ ・ ヘ リ ア 経 由 で 単 身 帰 国 し 、 東 京 の 東 中 野 の 伯 母 の 家 に 住 む 。 く に お 第 二 巻 と し て 白 水 社 か ら 出 版 。 岸 田 国 士 に さ そ わ れ 、 文 藝 春 秋 社 経 昭 和 七 年 ( 一 九 三 一 I) 三 十 九 歳 営 の 新 劇 協 会 に 入 り 、 演 出 家 と し て 、 第 三 回 公 演 の 「 ク ノ ッ ク 」 を 四 月 、 「 半 処 女 物 語 」 を 「 改 造 」 に 、 五 月 、 評 論 「 レ ・ キ ャ ン ズ に 初 め て 演 出 。 六 月 、 ヴ ィ ル ド ラ ッ ク の 「 寂 し い 人 」 ( 「 貧 者 」 改 題 ) 就 い て 」 を 「 劇 作 」 に 、 六 月 、 「 肉 屋 の ド ン ・ ジ ュ ア ン 」 を 「 改 造 」 を 『 近 代 劇 全 集 』 第 十 八 巻 と し て 第 一 書 房 か ら 刊 行 。 に 、 七 月 、 評 論 「 ビ ギ ャ ア ル 座 で の 逆 説 」 を 「 劇 作 」 に 、 十 月 、 評 昭 和 三 年 ( 一 九 一 一 八 ) 三 十 五 歳 論 「 問 題 」 を 「 劇 作 」 に 発 表 。 十 二 月 、 妻 マ リ 、 郷 里 フ ラ ン ス で 死 去 。 四 十 歳 四 月 、 ル イ ジ ・ ビ ラ ン デ ル ロ の 「 御 意 に ま か す 」 「 作 者 を 探 す 六 人 昭 和 八 年 ( 一 九 三 = I) の 登 場 人 物 」 を 『 近 代 劇 全 集 』 第 三 十 五 巻 に 、 六 月 、 ジ ュ ー ル ・ ロ 一 一 月 、 処 女 戯 曲 「 東 は 東 」 を 「 改 造 」 に 発 表 。 明 治 大 学 文 芸 科 の 講 マ ン の 「 ク ノ ッ ク 」 「 ト ル ア デ ッ ク の 放 蕩 」 、 ア シ ャ ー ル の 「 ワ タ ク 師 に な る 。 三 月 、 「 大 衆 演 劇 の 現 在 と 将 来 」 を 「 朝 日 新 聞 」 に 、 七 シ と 遊 ん で く れ ま せ ん か 」 を 同 全 集 の 第 一 一 十 三 巻 に 収 め て 出 版 。 新 月 、 「 演 劇 時 事 の 展 望 」 を 「 都 新 聞 」 に 発 表 。