検索 - みる会図書館

検索対象: 現代日本の文学 14 室生 犀星 集

現代日本の文学 14 室生 犀星 集から 440件ヒットしました。

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


左 昭 和 一 一 十 九 年 犀 星 と 左 端 福 永 武 彦 多 恵 子 ( 辰 雄 夫 人 ) 右 昭 和 三 十 一 年 五 月 中 村 真 一 郎 と ( 東 京 新 聞 提 供 ) 上 昭 和 31 年 犀 星 と 娘 朝 子 ( 川 田 喜 久 治 撮 影 )

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


便 局 の 横 を 曲 り 、 皇 太 子 、 美 智 子 妃 の ラ ヴ ロ マ ン ス で き 出 さ れ て い る 有 名 な テ ニ ス コ ー ト に 沿 っ て 左 に 曲 り 、 軽 井 沢 ク ラ ブ 戦 争 期 に 向 っ て 犀 星 は 人 間 の 裸 の 姿 を な ま な ま し く し せ い き を 通 り 右 に 折 れ た あ た り 、 あ る い は 旧 道 の つ る や の 手 描 い た 市 井 鬼 も の が 自 由 に 書 け な く な っ た 。 息 苦 し く 前 を 豆 腐 屋 か ら 左 に 曲 っ た 奥 あ た り に あ る が 、 金 沢 風 な っ た 世 相 を 嫌 い 次 第 に 信 州 の 高 原 の 自 然 に 目 を 向 け く さ む ら の 築 地 塀 に 囲 ま れ 、 軒 の 低 い 純 日 本 風 と い う よ り 金 沢 る よ う に な る 。 草 叢 で 捕 っ た 鳴 虫 の 冬 に 向 っ て の は か 風 の 質 素 な 母 屋 と 離 れ の あ る 、 お よ そ 軽 井 沢 ら し か ら か い よ 生 涯 を じ っ と 観 察 し た 傑 作 「 虫 寺 抄 」 を は じ め 「 山 た ん せ い ぬ 建 物 だ 。 庭 は 一 面 丹 精 し た 杉 苔 に お お わ れ 名 園 の 趣 大 」 「 信 濃 の 歌 」 「 残 雪 」 「 木 曜 日 」 「 信 濃 山 中 」 「 山 鳥 集 」 「 氷 き を 呈 し て い る 。 こ こ の 離 れ に 堀 辰 雄 も 立 原 道 造 も 津 っ た 女 」 と 戦 中 、 戦 後 の 疎 開 中 の 軽 井 沢 の 人 と 自 然 と 村 信 夫 も 中 村 真 一 郎 も 福 永 武 彦 も 遊 び に 来 て は 泊 り 、 生 活 と を 張 り つ め た 氷 の よ う な 切 な さ を 秘 め て 、 し つ 子 供 の 朝 子 、 朝 巳 さ ん た ち は 颯 爽 と 自 転 車 で テ ニ ス コ く り と 描 い て い る 。 「 杏 っ 子 」 も そ う だ が 、 こ の 避 暑 地 に 通 っ た の で あ ろ う 。 「 蝶 」 に は 夏 休 み に 犀 星 の 別 に 住 む 土 地 の 人 々 の 生 活 を 、 犀 星 の よ う に 深 く リ ア ル 荘 に 合 宿 の よ う に 泊 っ て い る 娘 の 友 だ ち た ち の 少 女 の に し か も 愛 情 を こ め て 表 現 し た 作 家 ま ) よ 、 十 寸 に ・ 甲 ′ ー し オ し ル 確 ー す が す が ネ し 初 い し い 姿 か 高 原 の 清 々 し さ を 背 景 に 鮮 や か に 描 風 に な っ て ん ど 動 け な い 妻 の 身 を か ば い 、 先 頭 に た お も や さ っ そ う 0

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


年 よ り 、 「 朱 欒 」 ( 白 秋 主 宰 ) 「 ス ・ ハ ル 」 「 詩 歌 」 「 創 作 ー 「 女 子 文 壇 ー 康 を 得 て 帰 京 。 九 月 、 再 度 危 篤 の た め 帰 郷 。 一 一 十 三 日 死 去 。 家 督 を 等 に 詩 を 多 数 発 表 。 一 一 月 、 新 進 歌 人 斎 藤 茂 吉 が 「 樹 蔭 , 掲 載 の 「 滞 つ ぎ 家 財 を 整 理 。 こ の 間 文 通 中 の 尋 常 小 学 校 訓 導 、 浅 川 と み 子 と 婚 郷 異 信 ー を 激 賞 。 こ の 頃 「 朱 欒 , 発 表 の 詩 に 感 激 し た 萩 原 朔 太 郎 か 約 。 十 月 、 「 詩 話 会 」 設 立 、 会 員 と な る 。 十 月 末 帰 京 。 二 十 九 歳 大 正 七 年 ( 一 九 一 八 ) ら 手 紙 を 貰 い 生 涯 の 友 と な る 。 大 正 三 年 ( 一 九 一 四 ) 一 一 十 五 歳 一 月 、 第 一 詩 集 「 愛 の 詩 集 」 を 「 感 情 詩 社 」 よ り 自 費 出 版 。 芥 川 龍 二 月 、 朔 太 郎 を 前 橋 に 訪 問 、 利 根 川 畔 に 滞 在 。 聖 書 を 耽 読 。 三 月 、 之 介 、 福 士 幸 次 郎 を 知 る 。 一 一 月 十 三 日 生 家 小 畠 邸 に て 浅 川 と み 子 と 結 婚 、 上 京 し 田 端 に 新 居 を 持 つ 。 こ の 年 散 文 、 評 論 を 執 筆 し 始 め 帰 京 、 本 郷 千 駄 木 町 に 下 宿 。 上 京 し た 朔 太 郎 と 高 村 光 太 郎 を 訪 問 。 て ん さ く 四 月 、 「 北 辰 詩 社 」 を 尾 山 篤 一 一 郎 と 復 活 、 詩 と 短 歌 の 有 料 添 削 指 導 を る 。 九 月 、 『 抒 情 小 曲 集 』 を 感 情 詩 社 よ り 自 費 出 版 。 三 十 歳 始 め る 。 恩 地 孝 四 郎 を 知 る 。 六 月 、 朔 太 郎 、 暮 鳥 と 「 人 魚 詩 社 」 設 大 正 八 年 ( 一 九 一 九 ) 立 。 上 京 滞 在 中 の 朔 太 郎 と カ フ ェ ー 等 を 廻 り 歩 く 。 七 月 、 小 石 川 白 一 一 月 、 「 詩 話 会 」 の 年 刊 詩 集 「 日 本 詩 集 」 編 集 委 員 に 選 ば れ る 。 「 第 山 前 に 移 転 。 八 月 、 帰 郷 。 九 月 、 詩 「 急 行 列 軍 」 に よ り 掲 載 誌 「 創 一 一 愛 の 詩 集 』 ( 文 武 堂 書 店 ) 刊 行 。 六 月 、 「 愛 の 詩 集 』 出 版 記 念 会 が 造 」 発 売 禁 止 。 「 地 上 巡 礼 ー 創 刊 、 社 友 と な る 。 「 異 端 ー 創 刊 、 同 人 本 郷 燕 楽 軒 で 開 か れ る 。 こ の こ ろ 「 幼 年 時 代 」 を 「 中 央 公 論 」 に 送 ら よ い ん る 。 七 月 、 編 集 長 滝 田 樗 陰 の 訪 問 を 受 け 八 月 号 に 掲 載 さ れ る 。 以 後 と な る 。 十 一 月 、 自 宅 に 「 詩 の 会 ー を 設 け 有 料 添 削 を す る 。 二 十 六 歳 十 月 号 「 性 に 眼 覚 め る 頃 」 、 十 一 月 号 「 或 る 少 女 の 死 ま で 」 を 掲 載 大 正 四 年 ( 一 九 一 五 ) 一 月 、 金 沢 に て 「 遍 路 」 を 創 刊 、 選 者 と な る 。 三 月 、 「 卓 上 噴 水 」 を し 、 一 躍 小 説 家 と し て 知 ら れ る に 至 る 。 三 十 一 歳 大 正 九 年 ( 一 九 一 一 〇 ) 朔 太 郎 、 暮 鳥 と 創 刊 。 ( 三 号 で 廃 刊 ) 五 月 、 朔 太 郎 を 金 沢 に 迎 え る 。 一 月 、 最 初 の 小 説 集 『 性 に 眼 覚 め る 頃 』 ( 新 潮 社 ) 刊 行 。 一 一 月 、 「 感 同 月 上 京 し 、 白 秋 等 と 交 友 。 十 月 、 前 橋 へ 朔 太 郎 を 訪 問 一 一 十 七 歳 情 同 人 詩 集 ー を 編 集 刊 行 。 「 結 婚 者 の 手 記 」 を 「 中 央 公 論 」 に 発 表 。 大 正 五 年 ( 一 九 一 六 ) 三 月 、 最 初 の 新 聞 小 説 「 海 の 僧 院 」 を 「 報 知 新 聞 」 に 連 載 。 ( 三 十 九 四 月 、 「 LE PRISME 」 を 暮 鳥 の 編 集 で 創 刊 、 発 行 名 義 人 と な る 。 そ う く っ 六 月 、 「 感 情 詩 社 , を 朔 太 郎 と 設 立 、 「 感 情 」 を 創 刊 。 こ の こ ろ 朔 太 郎 回 ) 同 月 「 雄 弁 」 に 発 表 の 「 蒼 白 き 巣 窟 」 部 分 削 除 に あ う 。 四 月 、 の 勧 め で ト ル ス ト イ 、 ド ス ト エ フ ス キ イ を 耽 読 。 「 感 情 」 一 一 号 、 三 「 美 し き 氷 河 ー を 「 中 央 公 論 」 に 発 表 。 六 月 、 「 古 き 毒 草 園 」 、 九 月 、 号 を 「 抒 情 小 曲 集 ー 特 集 号 と す る 。 九 月 、 「 抒 情 小 曲 集 」 に 感 激 し た 「 香 炉 を 盗 む 」 を 「 中 央 公 論 」 に 発 表 。 十 一 月 、 短 篇 集 「 蒼 白 き 巣 も も た そ う 窟 』 ( 新 潮 社 ) 刊 行 。 こ の 年 小 説 一 一 一 十 篇 以 上 を 発 表 。 谷 崎 潤 一 郎 の 訪 問 を う け る 。 百 田 宗 治 、 佐 藤 惣 之 助 等 を 知 る 。 三 十 二 歳 一 一 十 八 歳 大 正 十 年 ( 一 九 二 一 ) 大 正 六 年 ( 一 九 一 七 ) 二 月 、 「 感 情 」 で 「 室 生 犀 星 詩 号 」 を 特 集 。 五 月 、 赤 城 山 腹 梨 木 温 泉 一 月 、 「 お れ ん 」 ( 「 中 央 公 論 」 ) 等 小 説 十 篇 を 発 表 し 、 多 作 に 入 る 。 で 保 養 、 帰 路 前 橋 に 寄 り 朔 太 郎 と 共 に 伊 香 保 温 泉 へ 谷 崎 潤 一 郎 を 訪 一 一 月 、 短 篇 集 『 古 き 毒 草 園 』 、 三 月 、 『 香 炉 を 盗 む 』 ( 隆 文 館 ) 刊 行 。 同 月 、 「 蝙 蝠 ー を 「 大 阪 毎 日 新 聞 」 「 東 京 日 日 新 聞 ー に 連 載 。 ( 三 十 三 。 翌 日 三 人 で 前 橋 に 遊 ぶ 。 七 月 、 養 父 真 乗 危 篤 の 報 に 帰 郷 し 、 小

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


左 夏 の 軽 井 沢 に て ( 福 永 武 彦 撮 影 ) 右 ・ 左 軽 井 沢 散 歩 ( 旧 道 に て ) 昭 和 三 十 四 年 八 月 ( 毎 日 新 聞 社 撮 影 ) 妻 を 送 る 昭 和 三 十 四 年 十 月 二 十 日 ( 新 潮 社 提 供 )

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


明 治 三 十 九 年 ( 一 九 〇 六 ) 十 七 歳 「 文 章 世 界 」 三 月 創 刊 号 に 、 室 生 残 花 の 名 で 小 品 文 初 入 選 、 初 め て 活 字 に な る 。 地 元 の 新 聞 に 俳 句 が 掲 載 さ れ 始 め る 。 明 治 四 十 年 ( 一 九 〇 七 ) 十 八 歳 「 新 声 , 七 月 号 に 児 玉 花 外 の 選 で 最 初 の 詩 「 さ く ら 石 斑 鮃 に 添 え て 」 が 首 位 に 推 さ れ て 掲 載 さ れ 、 詩 人 と し て 立 っ こ と を 想 う 。 明 治 ニ 十 ニ 年 ( 一 八 八 九 ) 明 治 四 十 一 年 ( 一 九 〇 八 ) 十 九 歳 と う え 、 八 月 一 日 加 賀 藩 百 五 十 石 扶 持 、 足 軽 組 頭 、 経 武 館 剣 術 指 南 、 小 畠 五 月 、 「 北 辰 詩 社 」 を 友 人 表 棹 肱 、 尾 山 篤 一 一 郎 、 田 辺 孝 次 ら と 作 る 。 弥 左 衛 門 吉 種 ( 廃 藩 後 剣 術 道 場 を 開 く ) を 父 に 、 小 畠 家 の 女 中 は る を 「 新 声 」 八 月 号 に 初 め て の 小 説 「 宗 左 衛 門 」 が 掲 載 さ れ る 。 母 に 、 金 沢 市 裏 千 日 町 三 一 に 生 れ る 。 生 後 一 週 間 で 千 日 町 一 、 真 言 明 治 四 十 ニ 年 ( 一 九 〇 九 ) 一 一 十 歳 ー ′ ほ う い ・ ん し ん じ よ う か な い わ し や か 宗 雨 宝 院 住 職 、 室 生 真 乗 の 内 妻 赤 井 ハ ツ に 貰 わ れ 、 照 道 と 命 名 、 一 月 、 金 沢 内 灘 の 金 石 登 記 所 に 転 任 。 宗 源 寺 ( 通 称 釈 伽 堂 ) に 下 ツ の 私 生 児 と し て 届 出 。 宿 。 ( 後 の 『 海 の 僧 院 」 等 の 舞 台 ) こ の 頃 北 原 白 秋 に 心 酔 し 、 「 抒 情 明 治 ニ 十 八 年 ( 一 八 九 五 ) 六 歳 小 曲 集 』 に 収 録 さ れ た 作 品 の い く つ か を 作 る 。 九 月 、 裁 判 所 を 退 九 月 、 金 沢 市 立 野 町 尋 常 小 学 校 ( 四 年 制 ) 入 学 。 職 。 十 月 、 福 井 、 「 三 国 新 聞 ー 主 筆 に 就 任 。 十 二 月 、 社 長 と 衝 突 し 明 治 ニ 十 九 年 ( 一 八 九 六 ) 七 歳 退 社 、 金 沢 に 帰 り 、 能 登 七 尾 に 遊 ぶ 。 一 一 月 、 室 生 真 乗 の 養 嗣 子 と な り 、 以 後 室 生 姓 を な の る 。 二 十 一 歳 明 治 四 十 三 年 ( 一 九 一 〇 ) 明 治 三 十 一 年 ( 一 八 九 八 ) 九 歳 一 月 、 京 都 に 旅 し 、 西 陣 に 滞 在 。 上 田 敏 を 訪 問 。 二 月 、 金 沢 、 「 石 三 月 、 実 父 、 小 畠 吉 種 死 去 。 そ の 夜 生 母 は る 失 踪 、 以 後 そ の 消 息 は 川 新 聞 」 に 入 社 、 二 カ 月 で 退 社 。 五 月 、 裁 判 所 時 代 の 上 司 赤 倉 錦 風 を ゃ な か せ ん だ ぎ 不 明 。 頼 り 上 京 、 下 谷 根 岸 の 同 家 に 仮 寓 、 後 、 本 郷 、 谷 中 、 千 駄 木 等 を 転 住 明 治 三 十 三 年 ( 一 九 〇 〇 ) 十 一 歳 す る 。 東 京 地 方 裁 判 所 へ 筆 耕 に 通 う 。 北 原 白 秋 、 児 玉 花 外 を 訪 問 四 月 、 金 沢 高 等 小 学 校 ( 四 年 制 ) 入 学 。 明 治 四 十 四 年 ( 一 九 一 一 ) 二 十 二 歳 譜 明 治 三 十 五 年 ( 一 九 〇 一 I) 十 三 歳 七 月 、 窮 乏 生 活 と 炎 暑 に 耐 え か ね て 帰 郷 。 十 月 、 上 京 し 千 駄 木 に 下 宿 。 二 十 三 歳 明 治 四 十 五 年 ・ 大 正 元 年 ( 一 九 一 一 l) 五 月 、 高 等 小 学 校 三 年 で 中 途 退 学 。 義 兄 真 道 の 勤 務 先 金 沢 地 方 裁 判 え な み ぶ ん ぞ う 年 所 に 給 仕 と し て 就 職 。 一 月 、 北 原 白 秋 を 訪 問 。 七 月 、 「 ス ・ ハ ル , の 江 南 文 三 を 訪 問 。 帰 郷 。 明 治 三 十 七 年 ( 一 九 〇 四 ) 十 五 歳 そ の 間 、 白 秋 、 江 南 文 三 に 詩 を 送 り 「 ス ・ ハ ル 」 「 朱 欒 」 に 掲 載 さ れ る 。 一 一 十 四 歳 「 北 国 新 聞 」 俳 句 欄 の 選 者 藤 井 乙 男 ( 紫 影 、 第 四 高 等 学 校 教 授 ) の 大 正 ニ 年 ( 一 九 一 一 一 I) 選 を 受 け る 。 俳 号 を 国 分 犀 東 に な ら い 、 犀 西 の 音 か ら 犀 星 と す る 。 一 月 、 上 京 、 根 津 権 現 裏 に 下 宿 。 佐 藤 春 夫 、 山 村 暮 鳥 を 知 る 。 こ の 日 1 = 目 て る み ら ザ ム ボ ア

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


回 ) 「 中 央 公 論 ー 三 月 号 、 四 月 号 、 六 月 号 に 「 万 華 鏡 」 「 影 絵 の ご と 刊 行 。 七 月 、 軽 井 沢 に 滞 在 。 九 月 次 男 朝 巳 生 れ 、 上 京 。 十 月 、 「 詩 話 く ー 「 芋 掘 藤 五 郎 」 を 発 表 。 五 月 、 長 男 豹 太 郎 生 る 。 六 月 、 「 美 し き 会 」 を 解 散 し 、 「 日 本 詩 人 」 を 廃 刊 。 三 十 八 歳 昭 和 ニ 年 ( 一 九 二 七 ) 氷 河 』 ( 新 潮 社 ) 刊 行 。 七 月 、 「 金 色 の 」 を 「 報 知 新 聞 ー に 連 載 。 八 月 詩 話 会 委 員 と な る 。 同 月 短 篇 集 「 蝙 蝠 」 ( 隆 文 館 ) 刊 行 。 一 月 、 徳 田 秋 声 を 囲 む 「 二 日 会 ー に 出 席 。 「 パ イ プ の 会 ー 発 足 し 、 参 大 正 十 一 年 ( 一 九 二 一 l) 三 十 三 歳 加 。 二 月 、 「 芭 蕉 論 , を 「 サ ン デ ー 毎 日 ー 等 に 分 載 。 六 月 、 随 筆 集 一 月 、 「 冬 景 叢 画 」 を 「 中 央 公 論 . に 発 表 。 一 一 月 、 詩 集 『 星 よ り 来 れ 「 庭 を 造 る 人 」 ( 改 造 社 ) 刊 行 。 七 月 、 軽 井 沢 で 芥 川 龍 之 介 自 殺 の 報 る 者 』 ( 大 鐙 閣 ) 、 三 月 、 「 室 生 犀 星 詩 選 」 ( ア ル ス ) 、 六 月 、 詩 集 「 田 に 接 し 、 急 ぎ 上 京 。 衝 撃 を う け 、 追 悼 文 執 筆 を 断 る 。 三 十 九 歳 舎 の 花 」 ( 新 潮 社 ) を そ れ そ れ 刊 行 。 同 月 一 一 十 四 日 、 長 男 豹 太 郎 早 昭 和 三 年 ( 一 九 一 一 八 ) 逝 。 七 月 、 「 走 馬 燈 』 ( 新 潮 社 ) 刊 行 。 十 一 月 、 「 幼 年 時 代 」 ( 金 星 堂 ) 一 月 、 「 映 画 時 評 」 を 「 中 央 公 論 」 に 発 表 。 ( 七 月 ま で 連 載 ) 三 月 、 刊 行 。 十 一 一 月 、 亡 児 を 憶 う 詩 、 小 説 集 「 忘 春 詩 集 』 ( 京 文 社 ) 刊 行 。 日 本 文 芸 家 協 会 よ り 第 一 一 回 文 芸 賞 を 受 け る 。 四 月 、 一 一 一 好 達 治 来 る 。 大 正 十 ニ 年 ( 一 九 二 三 ) 三 十 四 歳 養 母 赤 井 ハ ッ 危 篤 の 報 に 帰 郷 、 一 一 十 八 日 養 母 死 去 。 五 月 、 評 論 集 「 芭 四 月 、 詩 集 「 青 き 魚 を 釣 る 人 」 ( ア ル ス ) 刊 行 。 五 月 、 隣 人 を 介 し 一 蕉 」 ( 武 蔵 野 書 院 ) 刊 行 。 六 月 、 田 端 を 引 き 払 い 一 家 軽 井 沢 へ 移 高 生 堀 辰 雄 来 る 。 八 月 、 志 賀 直 哉 の 訪 問 を う け る 。 同 月 一 一 十 七 日 長 る 。 七 月 、 津 村 信 夫 来 る 。 九 月 、 軽 井 沢 よ り 金 沢 へ 移 り 、 池 田 町 に 女 朝 子 生 れ る 。 九 月 一 日 、 関 東 大 震 災 に 遭 遇 、 十 月 、 一 家 を あ げ 金 仮 寓 。 詩 集 「 鶴 』 ( 素 人 社 ) 刊 行 。 十 一 月 上 京 、 大 森 谷 中 に 移 る 。 か わ お ち ん 四 十 歳 沢 に 移 り 上 本 多 町 川 御 亭 に 落 付 く 。 十 一 月 、 四 高 生 中 野 重 治 来 る 。 昭 和 四 年 ( 一 九 一 一 九 ) 大 正 十 三 年 ( 一 九 二 四 ) 三 十 五 歳 二 月 、 随 筆 集 『 天 馬 の 脚 」 ( 改 造 社 ) 、 四 月 、 「 魚 眠 洞 発 句 集 」 ( 武 蔵 野 一 一 月 、 四 高 生 窪 川 鶴 次 郎 、 中 野 重 治 と 来 る 。 五 月 、 芥 川 龍 之 介 を 金 書 院 ) 刊 行 。 五 月 帰 郷 。 六 月 、 朔 太 郎 を 介 し て 、 伊 藤 信 吉 来 る 。 七 沢 に 迎 え 歓 待 。 「 彼 等 に 」 ( 万 有 社 ) 刊 行 。 七 月 、 堀 辰 雄 金 沢 に 来 る 。 月 、 「 新 選 室 生 犀 星 集 』 ( 改 造 社 ) 、 十 一 月 、 朔 太 郎 編 「 室 生 犀 星 詩 集 」 三 十 六 歳 ( 第 一 書 房 ) 刊 行 。 十 二 月 、 『 室 生 犀 星 詩 集 」 ( 改 造 文 庫 ) 刊 行 。 大 正 十 四 年 ( 一 九 二 五 ) 四 十 一 歳 一 月 上 京 し 、 一 一 月 田 端 に 家 族 を 迎 え る 。 三 月 、 童 話 集 『 翡 』 ( 宝 文 昭 和 五 年 ( 一 九 三 〇 ) 館 ) 刊 行 。 金 沢 へ 帰 り 、 小 立 野 天 徳 院 に 庭 を 作 る 。 六 月 、 随 筆 集 「 魚 五 月 、 短 篇 集 『 生 い 立 ち の 記 』 ( 新 潮 文 庫 ) を 刊 行 。 九 月 、 随 筆 集 「 庭 譜 眠 洞 随 筆 』 ( 新 樹 社 ) 刊 行 。 八 月 、 軽 井 沢 に 滞 在 、 朔 太 郎 、 芥 川 、 堀 辰 と 木 」 ( 武 蔵 野 書 院 ) 刊 行 。 十 一 一 月 、 日 比 谷 山 水 楼 で 暮 鳥 忌 を 催 す 。 四 十 一 一 歳 雄 ら と 交 友 。 十 月 、 造 園 の た め 帰 郷 。 十 一 一 月 、 帰 京 。 芥 川 に 連 れ ら 昭 和 六 年 ( 一 九 三 一 ) 六 月 、 芥 川 を モ デ ル に 「 青 い 猿 」 を 「 都 新 聞 」 に 連 載 。 ( 七 十 三 回 ) 年 れ て 徳 田 秋 声 を 訪 問 。 こ の 頃 、 若 い 詩 人 た ち が 周 囲 に 集 ま る 。 四 十 三 歳 昭 和 七 年 ( 一 九 三 一 l) 一 一 一 十 七 歳 大 正 十 五 年 ・ 昭 和 元 年 ( 一 九 一 一 六 ) 一 月 、 帰 郷 。 四 月 、 中 野 、 堀 、 窪 川 等 の 同 人 雑 誌 「 驢 馬 、 創 刊 、 積 三 月 、 「 青 い 猿 』 ( 青 陽 堂 ) 刊 行 。 四 月 、 大 森 馬 込 に 新 築 移 転 。 九 月 、 く ろ が ね 極 的 に 支 援 。 五 月 、 帰 郷 。 六 月 、 小 曲 集 「 野 い ば ら 』 ( 紅 玉 堂 書 店 ) 詩 集 「 鉄 集 』 ( 椎 の 木 社 ) 刊 行 。 「 最 後 の 詩 集 ー と 称 す 。

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


左 大 正 十 三 年 金 沢 み や ば 旅 館 に て 左 よ り 二 人 目 佐 藤 惣 之 助 そ の 右 前 が 犀 星 剪 賦 第 」 第 新 室 叫 星 集 ) 初 期 作 品 初 版 本 美 ~ 求 呵 、 を 、 室 主 雄 星 新 ら し い 罸 亳 の に リ 万 ・ 室 星 大 正 9 年 2 月 多 田 不 二 の 出 版 記 念 会 前 列 右 よ り 一 人 お い て 福 士 幸 次 郎 西 条 八 十 多 田 不 二 犀 星 日 夏 耿 之 介 井 上 康 文 中 列 右 よ り 一 人 お い て 林 倭 衞 野 口 雨 情 三 人 お い て 佐 佐 木 茂 索 竹 村 俊 郎 前 田 春 馨 後 列 右 よ り 四 人 目 大 関 五 郎

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


現 代 日 本 の 文 学 14 室 生 犀 星 集 全 60 巻 昭 和 45 年 8 月 1 日 初 版 発 行 昭 和 57 年 10 月 1 日 28 版 発 行 電 話 は , 東 京 ( 03 ) 7 加 ー 1111 へ お 願 い し ま す 。 著 者 発 行 者 発 行 所 室 生 犀 星 古 岡 滉 鑾 学 習 研 究 社 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 ー 40 ー 5 〒 145 振 替 東 京 8 ー 142930 電 話 東 京 ( 720 ) 1111 ( 大 代 表 ) 印 刷 大 日 本 印 刷 株 式 会 社 中 央 精 版 印 刷 株 式 会 社 製 本 中 央 精 版 印 刷 株 式 会 社 本 文 用 紙 三 菱 製 紙 株 式 会 社 表 紙 ク ロ ス 東 洋 ク ロ ス 株 式 会 社 製 函 永 井 紙 器 印 刷 株 式 会 社 * こ の 本 に 関 す る お 問 合 せ や ミ ス な ど が あ り ま し た ら , 文 書 は , 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 丁 目 40 番 5 号 ( 〒 145 ) 学 研 お 客 さ ま 相 談 セ ン タ ー 現 代 日 本 の 文 学 係 へ , ◎ Asako Murou 1970 Printed in Japan ISBN4 ー 05 ー 050224 ー 0 C0393 本 書 内 容 の 無 断 複 写 を 禁 す

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


り よ う か い っ そ り と 必 要 以 上 に 諒 解 さ れ る た め に は 、 あ ま り に 温 和 し し か 第 十 一 章 い 義 理 固 い 歳 月 を 閲 し て い た の で あ る 。 併 し な が ら は っ え と こ 若 葉 の 匂 う タ 暮 、 は っ え は 小 鳥 小 屋 の 方 に 廻 ろ う と す る の 月 を 越 え 日 を 新 た に す る 若 々 し い 、 遣 り 切 れ な い 、 ・ た た す か 一 個 処 に う ず き を 感 じ さ せ る 美 貌 に は 、 避 け て も 避 け が と 、 ふ し ぎ に 武 彦 が ぶ ら り と 佇 ん で い た 。 何 時 も の く せ で あ か し か し な が ら た い も の が あ っ た 。 併 乍 、 そ れ は 形 の 上 に 現 わ れ る 機 会 が 顔 色 を 赧 ら め て 通 り 過 ぎ よ う と す る と 、 は っ え の 頭 の 上 の び つ く り よ 、 つ こ 0 方 で 声 が し た 。 そ れ は 何 の 遠 慮 も な く は っ え を 吃 驚 さ せ る は っ え は 伴 と 話 を し て い る と こ ろ を 見 ら れ て か ら 、 今 ま よ う な 質 問 で あ っ た 。 「 あ れ は お 前 の 父 親 で す か 。 」 で 一 度 も 身 寄 り の 者 の 来 な か っ た こ と で 信 用 さ れ て い た の 「 は い 。 」 に 、 き よ う 武 彦 に す っ か り 身 元 を 読 ま れ た ご と く 何 か 悪 い 事 を し た 後 の 気 持 が し て な ら な か っ た 。 は っ え は 出 来 る だ 「 時 々 来 る の か 。 」 の が ほ と ん 「 い え 、 こ ち ら に 参 っ て か ら 初 め て 会 っ た の で ご ざ い ま け 武 彦 の 眼 か ら 遁 れ よ う と し て 、 殆 ど 、 隠 れ る よ う に 家 の う ち 中 を こ そ こ そ 行 き 来 し て い た 。 「 あ ん な 事 を お 糘 の 方 に お す 。 」 「 す る と 三 年 振 り に な る ん だ ね 。 」 武 彦 は 又 何 や ら 眠 で 思 話 な さ ら な い か 知 ら ? お 話 に な っ た ら ど う お 返 辞 し て い い か 分 ら な い わ 。 」 け れ ど も 、 は っ え は 又 何 か 自 信 あ り げ い 出 そ う と し た 。 「 も う 一 人 お 前 の 妹 分 は ど う し て い る の 。 こ ま し や く れ た 妹 分 ! 」 武 彦 は こ こ で 可 笑 し な 気 持 で 、 武 彦 は 自 分 の 味 方 以 上 の 人 物 で あ る こ と を 直 覚 ち い ち ゃ い 、 し て い た 。 こ の 屋 敷 に 来 て か ら 皆 が よ く し て く れ る の も 、 そ う に 笑 っ て 見 せ た 。 あ る い は 武 彦 が 何 と な く 皆 を 引 き 立 て て い る 様 な 気 が し て 「 ず っ と 会 っ た こ と が ご ざ い ま せ ん 。 」 は っ え も 何 や ら 解 き ゅ う く っ い た か ら で あ っ た 。 「 あ の 方 が 伴 の お じ さ ん の こ と な ん か 、 け た 心 持 の 窮 屈 さ が そ の 頬 に 笑 顔 を つ く っ て 行 っ た 。 ー っ と 図 屹 度 、 お 話 に な ら な い に 定 っ て い る わ 。 わ た し を 悪 い よ う 「 お 前 は い っ か 僕 と あ の 時 の こ と を 話 す 時 が あ る と 、 考 え は ず お っ し ゃ た こ と が あ る か ね 。 」 の に お 考 え な さ ら な い あ の 方 が そ ん な こ と 仰 有 る 筈 は な い わ 。 い え 、 屹 度 だ ま っ て い て 下 さ る に ち が い な い わ 。 」 は は っ え は 赧 く な っ て 二 秒 ば か り 物 が い え な か っ た 。 女 ま ち が っ え は 間 違 い な く 武 彦 が 自 分 の 味 方 で あ る こ と や 、 伴 の お 「 は い 。 」 よ ~ い ′ 」 ノ 5 じ さ ん と の 邂 逅 は そ の ま ま 武 彦 の 胸 か ら 外 に 話 さ れ る こ と 「 そ こ で き み と 三 年 間 も み 合 っ て い た 訳 に な る ん だ ね 。 そ の 間 に 君 は す っ か り 女 に な っ て 了 っ た 。 」 武 彦 の 言 葉 が は 先 ず な い で あ ろ う と 思 わ れ た 。 に か お と な に お ほ お こ ら

現代日本の文学 14 室生 犀星 集


下 」 ( 村 山 書 店 ) を 刊 行 。 十 月 、 「 杏 っ 子 」 を 「 東 京 新 聞 ー に 連 載 。 限 定 出 版 。 七 月 、 「 告 ぐ る う た 」 ( 講 談 社 ) 、 九 月 、 随 筆 集 「 生 き た き も ( 一 」 百 七 十 回 ) 十 二 月 、 短 篇 集 「 陶 古 の 女 人 』 ( 三 笠 書 房 ) 刊 行 。 の を 」 ( 中 央 公 論 社 ) 刊 行 。 同 月 、 「 怒 れ る 三 本 の 鉤 ー を 「 新 潮 ー に 、 昭 和 三 十 ニ 年 ( 一 九 五 七 ) 六 十 八 歳 十 月 、 「 我 が 草 の 記 」 を 「 群 像 ー に 発 表 。 同 月 、 軽 井 沢 二 手 橋 畔 に 四 月 、 「 李 朝 夫 人 」 ( 村 山 書 店 ) 刊 行 。 六 月 、 短 篇 集 「 タ 映 え の 男 」 「 犀 星 文 学 碑 」 を 建 立 。 夫 人 の 一 週 忌 十 月 十 八 日 の 日 付 を 刻 む 。 十 ( 講 談 社 ) 刊 行 。 「 つ ゆ く さ 」 を 「 文 藝 春 秋 , に 、 八 月 、 「 遠 め が ね の 二 月 、 第 一 回 「 犀 星 詩 人 賞 」 を 滝 ロ 雅 子 に 授 賞 。 同 月 、 義 姉 松 田 テ 春 」 を 「 新 潮 」 に 発 表 。 同 月 、 「 杏 っ 子 」 完 結 し 、 十 月 、 新 潮 社 よ り エ ( お て い ・ 「 幼 年 時 代 」 に 出 て 来 る 姉 ) 富 山 県 伏 木 町 に て 死 去 。 刊 行 。 十 一 月 、 「 名 も な き 女 」 を 「 小 説 新 潮 」 に 発 表 。 昭 和 三 十 六 年 ( 一 九 六 一 ) 七 十 一 一 歳 昭 和 三 十 三 年 ( 一 九 五 八 ) 六 十 九 歳 一 月 、 「 タ ー ル の 沼 ー を 「 新 潮 」 に 発 表 。 四 月 、 「 黄 金 の 針 」 ( 中 央 公 一 月 、 「 杏 っ 子 」 そ の 他 の 業 績 に よ り 昭 和 三 十 二 年 度 「 読 売 文 学 賞 [ 論 社 ) 、 七 月 、 「 草 ・ 簪 ・ 沼 』 ( 新 潮 社 ) を 刊 行 し 、 「 は る あ わ れ ー を 「 新 を 受 賞 。 「 我 が 愛 す る 詩 人 の 伝 記 」 を 「 婦 人 公 論 」 に 連 載 。 ( 十 二 回 ) 潮 」 に 発 表 。 同 月 、 文 学 碑 々 面 に 詩 「 切 な き 思 い ぞ 知 る 」 を 彫 り 犀 一 一 月 、 随 筆 集 「 刈 藻 」 ( 清 和 書 院 ) 、 三 月 、 短 篇 集 「 つ ゆ く さ 」 ( 筑 摩 星 詩 碑 完 成 。 こ の 夏 、 儺 康 す ぐ れ ず 九 月 、 肺 炎 に て 臥 床 。 十 月 、 虎 書 房 ) 刊 行 。 七 月 、 「 か げ ろ う の 日 記 遺 文 」 を 「 婦 人 之 友 」 に 十 三 回 の 門 病 院 入 院 。 十 一 月 一 応 退 院 。 「 日 本 経 済 新 聞 」 連 載 の 「 私 の 履 歴 連 載 。 十 一 月 、 「 室 生 犀 星 作 品 集 」 ( 新 潮 社 ・ 全 十 一 一 巻 昭 和 三 十 五 書 」 脱 稿 、 「 最 後 の 文 学 歴 を 書 き 終 え た 」 と 称 す 。 十 一 一 月 、 第 二 回 年 五 月 完 結 ) 、 十 二 月 、 「 我 が 愛 す る 詩 人 の 伝 記 」 ( 中 央 公 論 ) 刊 行 。 「 犀 星 詩 人 賞 」 を 辻 井 喬 ・ 富 岡 多 恵 子 に 授 賞 。 昭 和 三 十 四 年 ( 一 九 五 九 ) 七 十 歳 七 十 三 歳 昭 和 三 十 七 年 ( 一 九 六 一 l) 一 月 、 「 生 き る た め の 橋 」 を 「 群 像 」 に 、 「 蜜 の あ わ れ 」 を 「 新 潮 」 に 二 月 、 「 わ れ は う た え ど や ぶ れ か ぶ れ 」 を 「 新 潮 」 に 発 表 、 「 は る あ 連 載 。 五 月 、 古 稀 を 祝 い 日 本 文 芸 家 協 会 名 誉 会 員 に 推 さ る 。 同 月 、 わ れ 」 ( 筑 摩 書 房 ) 刊 行 。 同 月 、 二 十 五 日 書 き 終 え た 「 老 い た る え び 「 生 き る た め の 橋 』 ( 実 業 之 日 本 社 ) 、 「 硝 子 の 女 」 ( 新 潮 社 ) 刊 行 。 八 の う た 」 ( 四 月 「 婦 人 之 友 」 掲 載 ) が 絶 筆 と な る 。 三 月 一 日 、 虎 の 門 月 、 「 な や め る 森 」 を 「 新 潮 ー に 発 表 。 十 月 十 八 日 、 妻 と み 子 逝 く 。 病 院 に 再 度 入 院 。 一 一 十 六 日 午 後 七 時 二 十 六 分 永 眠 。 病 名 肺 癌 。 従 四 享 年 六 十 四 歳 。 同 月 、 「 火 の 魚 」 を 「 群 像 」 に 発 表 、 「 蜜 の あ わ れ 」 位 に 叙 せ ら れ 、 勲 三 等 瑞 宝 章 を 贈 ら れ る 。 翌 年 十 月 、 金 沢 野 田 山 墓 ( 新 潮 社 ) 刊 行 。 十 一 月 、 「 我 が 愛 す る 詩 人 の 伝 記 』 で 第 十 三 回 毎 日 地 に 埋 骨 。 五 月 、 死 後 、 発 見 さ れ た 三 社 連 合 の 為 の 新 聞 小 説 原 稿 「 好 出 版 文 化 賞 を 受 賞 。 「 か げ ろ う の 日 記 遺 文 』 ( 講 談 社 ) 刊 行 。 十 二 月 、 色 」 ( 仮 題 ) 七 十 四 枚 を 「 小 説 中 央 公 論 」 に 発 表 。 同 月 、 短 篇 集 「 わ こ れ に よ り 第 十 一 一 回 野 間 文 芸 賞 を 受 賞 。 賞 金 を 基 に 「 犀 星 詩 人 賞 ー れ は う た え ど や ぶ れ か ぶ れ 」 ( 講 談 社 ) 、 八 月 、 随 筆 集 「 好 色 」 ( 筑 摩 設 定 、 「 犀 星 文 学 碑 」 建 立 、 「 室 生 と み 子 遺 句 集 」 刊 行 の 企 画 を 発 表 。 書 房 ) 刊 行 。 翌 年 三 月 、 「 室 生 犀 星 全 集 」 ( 新 潮 社 ・ 全 十 二 巻 別 巻 二 七 十 一 歳 巻 ) 刊 行 。 昭 和 三 十 五 年 ( 一 九 六 〇 ) 一 月 、 「 告 ぐ る う た 」 を 「 群 像 」 に 六 回 、 「 黄 金 の 針 」 を 「 婦 人 公 論 」 こ の 年 譜 は 新 保 千 代 子 、 伊 藤 信 吉 氏 そ の 他 の 年 譜 を 基 に 編 集 部 が 作 成 し 、 に 十 一 一 回 連 載 始 め る 。 三 月 、 妻 と み 子 の 遺 稿 「 と み 子 発 句 集 」 を 百 部 奥 野 健 男 氏 に 校 閲 を お 願 い し た も の で す 。