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検索対象: 現代日本の文学 45 安岡 章太郎 遠藤 周作 集

現代日本の文学 45 安岡 章太郎 遠藤 周作 集から 446件ヒットしました。

現代日本の文学 45 安岡 章太郎 遠藤 周作 集


ー い 殺 前 自 宅 で 自 岳 と 和 論 昭 評 第 三 の 新 人 達 左 よ り 吉 行 淳 浪 人 時 代 の 「 悪 い 仲 間 」 古 山 高 麗 昭 和 三 十 一 年 右 よ り 章 太 郎 之 介 遠 藤 周 作 近 藤 啓 太 郎 雄 ( 右 よ り 二 人 目 ) と 。 左 よ り 章 小 沼 丹 吉 行 淳 之 介 庄 野 潤 三 章 太 郎 小 島 信 夫 太 郎 越 路 吹 雪 昭 和 三 十 一 一 年 頃 覊 中 庄 野 潤 三 昭 和 29 年 4 月 平 岡 光 子 と 結 婚 。 新 婚 旅 行 先 で 「 石 の 上 に も 三 年 」 と 念 じ て 写 真 を 撮 す 。

現代日本の文学 45 安岡 章太郎 遠藤 周作 集


新 人 の 作 家 と 批 評 家 と を 十 五 人 ば か り 集 め て 、 「 文 学 界 」 が 毎 月 会 を 開 い て い た こ と が あ る 。 こ の 会 は 昭 和 一 一 . 十 八 年 の 正 月 か ら は し ま り 、 一 年 く ら い つ つ い た 会 場 は 、 新 橋 に 近 い 呑 み 屋 の 二 階 だ っ た 。 出 席 者 の 十 五 人 は 、 順 序 不 同 に い う と 次 の 人 び と ・ で あ る 。 吉 行 淳 之 介 、 安 岡 章 太 郎 、 五 味 康 祐 、 庄 野 潤 三 、 小 島 信 夫 、 近 藤 啓 太 郎 、 武 田 繁 太 郎 、 三 浦 朱 門 、 結 城 信 一 、 島 尾 敏 雄 。 批 評 家 は 日 高 普 、 進 藤 純 孝 、 日 野 啓 三 、 奥 Ⅷ 野 健 男 、 そ れ に ば く の 五 人 だ 0 た 。 ( 人 選 は ど う い う 基 準 に よ る の か 不 明 だ が 、 「 文 学 界 」 の 編 集 部 が 中 心 に な っ て き め た ら し い 。 ) 最 初 の 会 合 は 、 「 剣 術 他 流 試 合 の 始 ま る 前 評 伝 的 解 説 村 417

現代日本の文学 45 安岡 章太郎 遠藤 周作 集


現 代 日 本 の 文 学 45 安 岡 章 太 遠 藤 周 作 集 〈 監 修 委 員 〉 伊 藤 整 井 上 靖 川 端 康 成 ネ 三 島 由 紀 夫 究 〈 編 集 委 員 〉 習 足 立 巻 一 奥 野 健 男 尾 崎 秀 樹 杜 夫 ( 五 十 音 順 )

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412 稿 用 紙 を お い て 「 ジ ン グ ル ベ ル 」 を か い た 。 四 月 、 平 岡 光 子 と 結 婚 。 よ う や く カ リ エ ス も 全 治 し 、 コ ル セ ッ ト を 昭 和 ニ 十 五 年 ( 一 九 五 〇 ) 三 十 歳 は ず す 。 と に か く 私 の 「 戦 後 」 は こ の へ ん で お わ っ た ら し い 。 「 サ ア ヴ 昨 年 暮 か ら つ づ け て 「 陰 気 な 愉 し み 」 、 「 ガ ラ ス の 靴 ー 等 を 書 く 。 八 月 イ ス 大 隊 要 員 」 ( 「 新 潮 」 一 一 月 号 ) 、 「 吟 遊 詩 人 」 ( 「 文 学 界 」 四 月 号 ) 、 「 旅 石 山 皓 一 に つ れ ら れ て 奥 野 信 太 郎 氏 邸 に 行 き 、 短 篇 を 読 ん で い た だ 愁 」 ( 「 群 像 」 六 月 号 、 「 う ら な い 師 」 ( 「 文 学 界 」 十 一 月 号 ) 等 を 発 表 。 く 。 あ ち こ ち の 就 職 口 を さ が し た が 、 問 題 に し て く れ る と こ ろ な し 。 昭 和 三 十 年 ( 一 九 五 五 ) 三 十 五 歳 昭 和 ニ 十 六 年 ( 一 九 五 一 ) 三 十 一 歳 「 夢 見 る 女 」 ( 「 群 像 」 新 年 号 ) 、 「 秘 密 」 ( 「 文 芸 」 新 年 号 ) 、 「 青 馬 館 」 ( 「 文 一 月 か ら レ ナ ウ ン 研 究 室 で 、 翻 訳 係 の 嘱 託 に な っ た 。 三 月 、 家 の 郵 学 界 」 三 月 号 ) 、 「 青 髭 」 ( 「 中 央 公 論 」 四 月 号 ) 、 「 マ ル タ の 嘆 き 」 ( 「 新 便 受 に 北 原 武 夫 氏 か ら の 封 書 が あ っ た 。 文 面 は 「 ガ ラ ス の 靴 」 の 原 稿 潮 」 五 月 号 ) 、 「 サ ア カ ス の 馬 」 ( 「 新 潮 」 十 月 号 ) 等 を 発 表 。 に つ い て の 讃 辞 と 適 切 な 批 評 の 言 葉 で あ っ た 。 復 刊 し た コ 一 一 田 文 学 」 昭 和 三 十 一 年 ( 一 九 五 六 ) 三 十 六 歳 六 月 号 に 発 表 さ れ る と 、 芥 川 賞 候 補 に な っ た が 、 自 分 と し て は 暗 い 一 月 、 長 女 治 子 出 生 。 五 月 、 田 園 調 布 の 間 借 り の 部 屋 か ら 、 尾 山 台 部 屋 か ら 急 に 表 通 り へ ひ つ ば り 出 さ れ た よ う で 、 目 が く ら く ら し 、 の 家 に う つ る 。 こ の 年 一 月 一 日 に 服 部 達 が 八 ッ 岳 で 消 え た 。 「 肥 っ た か え っ て 何 も 書 け ず 。 「 三 田 文 学 」 十 月 号 に 「 ジ ン グ ル ベ ル 」 を 発 表 。 女 」 ( 「 文 学 界 」 二 月 号 ) 、 「 遁 走 」 ( 「 群 像 」 五 月 号 ) 、 「 驢 馬 の 声 」 ( 「 文 芸 」 昭 和 ニ 十 七 年 ( 一 九 五 一 l) 三 十 一 一 歳 七 月 号 ) 等 を 発 表 。 「 宿 題 」 を 「 文 学 界 」 二 月 新 人 特 集 号 に 発 表 。 「 第 三 の 新 人 」 と こ の 年 昭 和 三 十 ニ 年 ( 一 九 五 七 ) 三 十 七 歳 の 暮 あ た り か ら そ う 呼 ば れ は じ め た 。 三 浦 朱 門 か ら 、 同 人 誌 「 現 在 , 七 月 一 一 十 七 日 、 母 を 亡 う 。 そ の 日 、 干 潮 の 海 流 を な が め て 、 自 然 の に 参 加 し よ う と 誘 い を 受 け た 。 結 局 「 現 在 」 に は 参 加 し な か っ た が 、 意 志 の よ う な も の に あ る 感 銘 を う け た 。 九 月 末 か ら 年 末 ま で 長 篇 を そ ん な こ と か ら 、 庄 野 潤 三 ・ 島 尾 敏 雄 ・ 三 浦 ・ 石 浜 恒 夫 、 そ れ に 吉 書 こ う と し て 書 け ず 、 身 心 と も に こ ん ば い し た 。 「 肥 っ た 女 」 ( 現 代 行 淳 之 介 ら と 知 り 合 う 。 十 月 、 高 知 へ か え る 父 母 と 別 れ て 、 大 森 で 文 芸 社 ) 、 「 遁 走 」 ( 講 談 社 ) を 刊 行 。 下 宿 ず ま い を し は じ め る 。 「 文 学 界 」 十 一 月 号 に 「 愛 玩 」 を 発 表 。 昭 和 三 十 三 年 ( 一 九 五 八 ) 三 十 八 歳 昭 和 ニ 十 八 年 ( 一 九 五 = I) 三 十 三 歳 「 舌 出 し 天 使 」 ( 「 群 像 」 四 月 号 、 単 行 本 講 談 社 ) 、 「 青 葉 し げ れ る 」 ( 「 中 三 月 、 レ ナ ウ ン を や め 、 創 作 に 専 念 す る 。 四 月 、 「 新 潮 」 新 人 特 集 号 央 公 論 」 十 月 号 ) 等 た く さ ん 書 い た 。 に 「 陰 気 な 愉 し み 」 、 六 月 、 「 群 像 」 に 「 悪 い 仲 間 」 、 七 月 、 こ の 一 一 作 で 昭 和 三 十 四 年 ( 一 九 五 九 ) 三 十 九 歳 第 一 一 十 九 回 の 芥 川 賞 。 こ の こ ろ 三 浦 、 吉 行 ら の ほ か 、 小 島 信 夫 、 結 父 、 再 婚 。 割 に 集 中 的 に 仕 事 の で き た 年 だ と 思 う 。 「 美 く し い 瞳 , 城 信 一 、 五 味 康 祐 、 近 藤 啓 太 郎 、 進 藤 純 孝 、 村 松 剛 、 奥 野 健 男 、 服 ( 「 文 学 界 」 新 年 号 ) 、 「 鼻 の 中 の 目 覚 時 計 」 ( 「 群 像 」 新 年 号 ) 、 「 相 も 変 ら 部 達 、 遠 藤 周 作 な ど と 知 り 、 定 期 的 に あ つ ま る よ う に な る 。 短 篇 集 ず 」 ( 「 新 潮 」 六 月 号 ) 、 「 雨 」 ( 「 文 学 界 」 八 月 号 ) 、 「 海 辺 の 光 景 」 ( 「 群 像 」 「 悪 い 仲 間 」 文 藝 春 秋 新 社 か ら 刊 行 。 十 一 月 、 十 二 月 号 ) 、 短 篇 集 「 青 葉 し げ れ る 」 ( 新 潮 社 刊 ) 等 。 昭 和 ニ 十 九 年 ( 一 九 五 四 ) 三 十 四 歳 昭 和 三 十 五 年 ( 一 九 六 〇 ) 四 十 歳

現代日本の文学 45 安岡 章太郎 遠藤 周作 集


刑 ー 武 田 泰 淳 論 」 を 「 個 性 」 に 、 十 一 一 月 、 評 論 「 ラ ン ポ オ の 沈 黙 を め ぐ っ 女 順 子 と 結 婚 。 十 一 月 、 「 黄 色 い 人 ー を 「 群 像 」 に 発 表 。 評 論 「 堀 辰 雄 」 て 不 オ ・ ト ミ ス ム の 詩 論 」 を 「 三 田 文 学 」 に 発 表 。 「 三 田 文 学 」 の 同 人 を 一 古 堂 書 店 よ り 刊 行 。 十 一 一 月 、 処 女 短 篇 集 「 白 い 人 ・ 黄 色 い 人 」 を と な り 、 丸 岡 明 、 原 民 喜 、 山 本 健 吉 、 柴 田 錬 三 郎 、 堀 田 善 衛 等 の 先 講 談 社 よ り 刊 行 。 輩 を 知 る 。 昭 和 三 十 一 年 ( 一 九 五 六 ) 三 十 三 歳 昭 和 ニ 十 五 年 ( 一 九 五 〇 ) 一 一 十 七 歳 一 月 、 「 青 い 小 さ な 葡 萄 」 を 「 新 潮 」 ( 六 月 完 結 ) に 連 載 ( 単 行 本 新 潮 一 月 、 評 論 「 フ ラ ン ソ ワ ・ モ ウ リ ャ ッ ク 」 を 「 近 代 文 学 」 に 発 表 。 一 一 十 社 刊 ) 。 六 月 、 長 男 誕 生 、 芥 川 賞 受 賞 に ち な ん で 、 龍 之 介 と 命 名 。 七 年 八 月 、 エ ッ セ イ 「 テ レ ー ズ の 影 を 追 っ て 」 を 「 三 田 文 学 」 に 発 表 。 十 一 月 、 評 論 集 「 神 と 悪 魔 』 を 現 代 文 芸 社 よ り 刊 行 。 こ の 年 、 上 智 大 七 月 、 戦 後 最 初 の 留 学 生 と し て 仏 国 船 マ ル セ イ エ ー ズ 号 で 渡 仏 。 十 学 文 学 部 講 師 と な っ た が 、 一 年 後 、 退 職 。 月 、 リ ョ ン 大 学 に 入 学 し 、 ・ ハ デ ィ 教 授 の 下 で フ ラ ン ス の 現 代 カ ト リ 三 十 四 歳 昭 和 三 十 ニ 年 ( 一 九 五 七 ) ッ ク 文 学 を 勉 強 。 リ ョ ン に て 一 一 年 半 暮 す 。 こ の 間 、 三 田 の 先 輩 大 久 六 月 、 「 海 と 毒 薬 」 を 「 文 学 界 」 ( 十 月 完 結 ) に 連 載 。 十 月 、 「 パ ロ デ ィ 保 房 男 の 好 意 で 、 「 恋 愛 と フ ラ ン ス 大 学 生 」 を 初 め と す る フ ラ ン ス の を 「 群 像 」 発 表 。 三 十 五 歳 学 生 生 活 に つ い て の エ ッ セ イ 数 篇 を 「 群 像 」 に 書 き 送 っ た 。 ( 早 川 書 昭 和 三 十 三 年 ( 一 九 五 八 ) 房 よ り 一 一 十 八 年 刊 行 の 「 フ ラ ン ス の 大 学 生 」 に 収 録 ) 四 月 、 「 海 と 毒 薬 」 を 文 藝 春 秋 新 社 よ り 刊 行 。 十 月 、 ・ 作 家 会 議 昭 和 ニ 十 八 年 ( 一 九 五 一 一 l) 三 十 歳 に 出 席 の た め 、 伊 藤 整 、 野 間 宏 、 加 藤 周 一 、 三 宅 艶 子 、 中 川 正 文 と 二 年 半 の リ ョ ン 生 活 の 後 、 パ リ に 移 っ た が 、 健 康 を 害 し ジ ュ ル ダ ン 共 に ソ ヴ ィ エ ト の タ シ ケ ン ト に 向 う 。 モ ス ク ワ を 見 物 し 、 十 一 月 、 病 院 に 入 院 、 一 一 月 、 赤 城 丸 で 帰 国 。 こ の 年 、 「 カ ト リ ッ ク ・ ダ イ ジ ェ 帰 国 。 十 一 一 月 、 「 海 と 毒 薬 」 に よ り 第 五 回 新 潮 社 文 学 賞 、 な ら び に 第 ス ト 」 の 編 集 長 と な る 。 十 二 回 毎 日 出 版 文 化 賞 を 受 賞 。 昭 和 ニ 十 九 年 ( 一 九 五 四 ) 三 十 六 歳 三 十 一 歳 昭 和 三 十 四 年 ( 一 九 五 九 ) 七 月 、 評 論 集 「 カ ト リ ッ ク 作 家 の 問 題 」 を 早 川 書 房 よ り 刊 行 。 十 一 月 、 一 月 、 「 火 山 」 を 「 文 学 界 」 ( 十 月 完 結 単 行 本 文 藝 春 秋 新 社 刊 ) に 連 初 め て の 小 説 「 ア デ ン ま で 」 を 「 三 田 文 学 」 に 発 表 。 四 月 、 文 化 学 院 の 載 。 三 月 、 「 お 、 、 ( 力 さ ん 」 ( 八 月 完 結 単 行 本 中 央 公 論 社 刊 ) を 朝 日 教 師 と な る 。 こ の 頃 、 安 岡 章 太 郎 を 通 し て 、 谷 田 昌 平 と 共 に 、 「 構 想 新 聞 に 連 載 。 四 月 、 「 イ ヤ な 奴 」 を 「 新 潮 ー に 発 表 。 九 月 、 留 学 中 よ り 譜 の 会 」 に 入 り 、 吉 行 淳 之 介 、 庄 野 潤 三 、 近 藤 啓 太 郎 、 三 浦 朱 門 、 進 藤 関 心 の あ っ た マ ル キ ・ ・ サ ド の 伝 記 「 サ ド 伝 」 を 「 群 像 」 九 、 十 月 号 純 孝 、 小 島 信 夫 等 を 知 る 。 ま た 服 部 達 、 村 松 剛 と 共 に 「 メ タ フ ィ ジ に 発 表 。 十 一 月 、 「 あ ま り に 碧 い 空 」 を 「 新 潮 」 に 発 表 ( 単 行 本 新 潮 年 ッ ク 批 評 、 を 提 唱 し た 。 こ の 年 、 母 郁 死 亡 。 社 刊 ) 。 妻 を 伴 い 渡 仏 。 サ ド 研 究 家 ジ ル べ ー ル ・ レ リ イ 、 ク ロ ソ ウ ス 昭 和 三 十 年 ( 一 九 五 五 ) 三 十 一 一 歳 キ ー に 会 う 。 イ ギ リ ス 、 ス ペ イ ン 、 イ タ リ ア 、 ギ リ シ ア か ら エ ル サ 「 白 い 人 ー を 「 近 代 文 学 」 七 、 八 月 号 に 発 表 。 七 月 、 「 白 い 人 」 に よ り 第 レ ム を 廻 り 、 翌 年 一 月 、 帰 国 。 4 三 十 七 歳 三 十 三 回 ( 昭 和 三 十 年 上 半 期 ) 芥 川 賞 を 受 賞 。 九 月 、 岡 田 幸 三 郎 の 長 昭 和 三 十 五 年 ( 一 九 六 〇 )

現代日本の文学 45 安岡 章太郎 遠藤 周作 集


京 都 苔 寺 に て 長 女 治 子 と 静 か な 時 を 過 す 昭 和 44 年 夫 人 と 吉 野 に 谷 崎 潤 一 郎 文 学 紀 行 取 材 講 演 旅 行 の ス ナ ッ プ ( 大 江 健 三 郎 と 新 幹 線 内 で ) 写 真 に 関 し て は 玄 人 で あ る 。 自 慢 の カ メ ラ を か ま え る 章 太 郎 。

現代日本の文学 45 安岡 章太郎 遠藤 周作 集


ノ ラ ン ス の 大 學 生 滞 仏 中 に 書 き 送 っ た 一 一 工 ッ セ イ を 纒 め た 昭 和 26 年 リ ョ ン 大 学 在 学 の 「 フ ラ ン ス の 大 学 生 」 頃 友 人 の 家 族 と 周 作 ( 左 端 ) 昭 和 28 年 早 川 書 房 刊 昭 和 29 年 構 想 の 会 十 返 肇 を 囲 ん で 、 第 三 の 新 人 達 と 昭 和 30 年 「 白 い 人 」 に よ り 芥 川 賞 受 賞 。 授 賞 ハ 第 三 の 新 人 達 と 左 よ り 吉 行 淳 之 庄 野 潤 三 安 岡 章 太 郎 小 沼 テ ィ の 席 に て 挨 拶 す る 周 作 ( 中 央 ) 。 左 隣 佐 藤 朔 介 丹 周 作 三 浦 朱 門 曾 野 綾 子

現代日本の文学 45 安岡 章太郎 遠藤 周作 集


昭 和 30 年 一 古 堂 書 店 刊 の 「 堀 辰 雄 」 永 井 荷 風 原 作 の 映 画 「 つ ゆ の 白 色 、 、 人 あ と さ き 」 の 撮 影 を 吉 行 淳 之 介 庄 野 潤 三 と 見 学 す る 周 作 下 昭 和 33 年 「 海 と 毒 薬 」 に よ ・ ) 新 : 潮 文 学 賞 、 毎 日 出 版 文 化 賞 受 賞 の 頃 、 講 順 子 夫 人 と 0 じ を 見 物 に 出 か け て - ・ 、 4 強 ) つ を い め 当 ・ 4 冖 ー 昭 和 30 年 講 談 社 刊 の 「 白 い 人 ・ 黄 色 い 人 」 昭 和 三 十 三 年 ソ 連 タ シ ケ ン ト で 開 か れ た ア ジ ア ・ ア フ リ カ 作 家 会 議 に 出 席 。 右 タ シ ケ ン ト に て 右 よ り 周 作 野 間 宏 一 人 お い て 加 藤 周 一 。 左 講 演 す る 周 作 に ー ノ

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四 月 、 芸 術 を 受 宀 受 賞 対 象 は 「 海 辺 の 光 景 -r 五 月 、 ロ ッ ク フ つ い で 死 去 さ れ 、 何 と な く 心 細 く な る 。 ラ ー 財 団 か ら 米 国 留 学 の 招 き あ り 。 十 一 月 、 「 海 辺 の 光 景 」 で 、 野 間 文 昭 和 四 十 一 年 ( 一 九 六 六 ) 四 十 六 歳 芸 賞 を 大 原 富 枝 女 史 と 一 一 人 で 半 分 ず つ も ら う 。 同 月 一 一 十 五 日 、 女 房 を 四 月 、 「 利 根 川 」 ( 朝 日 新 聞 社 ) 、 「 良 友 悪 友 』 ( 新 潮 社 ) が 出 た 。 四 十 七 歳 つ れ て 羽 田 か ら ア メ リ カ へ た つ 。 ニ ュ ー ヨ ー ク を へ て 三 十 日 、 テ ネ シ 昭 和 四 十 ニ 年 ( 一 九 六 七 ) 州 ナ ッ シ ュ ヴ ィ ル に 到 着 。 ヴ ァ ン ダ ビ ル ト 大 学 文 学 部 に 聴 講 に 行 く 。 「 幕 が 下 り て か ら 」 ( 「 群 像 新 年 号 ) を 発 表 。 小 説 は 数 年 間 こ の 一 作 に 寒 気 き び し く 、 言 語 不 通 、 一 ペ ん に 地 獄 へ お ち た お も い な り 。 こ の 年 か か り 切 り で あ っ た 。 三 月 、 「 不 精 の 悪 魔 」 ( 新 潮 社 ) 刊 行 、 四 月 、 の 主 な 作 品 「 子 供 部 屋 」 ( 「 新 潮 」 一 一 月 号 ) 、 「 質 屋 の 女 房 」 ( 「 文 藝 春 秋 」 五 「 志 賀 直 哉 論 」 を 「 季 刊 芸 術 」 ( 創 刊 号 ) に 発 表 。 十 月 、 「 作 家 に よ る 作 月 号 ) 、 「 わ れ ら の 隣 人 」 ( 「 新 潮 」 八 月 号 ) 、 「 革 の 臭 い 」 ( 「 群 像 」 十 月 号 ) 家 論 ・ 志 賀 直 哉 論 」 を 「 文 学 界 」 に 不 定 期 連 載 。 ( 翌 年 八 月 完 結 ) 昭 和 三 十 六 年 ( 一 九 六 一 ) 四 十 一 歳 四 十 八 歳 昭 和 四 十 三 年 ( 一 九 六 八 ) 五 月 、 帰 国 。 こ の 年 の 主 な 作 品 は 、 「 家 族 団 欒 図 」 ( 「 新 潮 」 八 月 号 ) 、 一 月 、 「 ソ ウ タ と 大 と 」 ( 「 群 像 」 ) 、 四 月 、 「 テ ー プ ル ・ ス ビ ー チ 」 を 「 季 刊 「 む し 暑 い 朝 」 ( 「 中 央 公 論 」 十 月 号 ) 、 「 裏 庭 」 ( 「 群 像 」 十 月 号 ) を 発 表 。 芸 術 」 ( 第 五 号 ) に 発 表 。 五 月 、 「 オ キ ナ ワ 病 に つ い て 」 ( 「 文 藝 春 秋 」 ) 、 昭 和 三 十 七 年 ( 一 九 六 一 l) 四 十 二 歳 「 文 学 に お け る 「 私 」 と は な に か 」 ( 「 文 芸 」 ) を 小 島 信 夫 、 平 野 謙 氏 と 。 「 ア メ リ カ 感 情 旅 行 」 ( 岩 波 新 書 ) を 書 い た ほ か 、 新 潮 社 か ら 書 下 し 長 十 一 一 月 、 毎 日 新 聞 紙 上 で 文 芸 時 評 が 始 ま る 。 ( 一 年 間 続 け る ) 四 十 九 歳 昭 和 四 十 四 年 ( 一 九 六 九 ) 篇 と し て 「 花 祭 」 を 出 す 。 短 篇 小 説 は 「 軍 歌 」 ( 「 新 潮 」 十 二 月 号 ) だ け 。 昭 和 三 十 八 年 ( 一 九 六 = l) 四 十 三 歳 「 木 の 上 の 生 活 」 ( 「 群 像 」 新 年 号 ) 、 「 ア メ リ カ 夏 想 冬 記 」 ( 「 世 界 」 一 一 月 前 年 末 か ら は じ め た 小 説 、 一 向 に す す ま ず 。 「 焼 き 栗 と ア ス ・ ハ ラ ガ ス 号 よ り ) の 連 載 が 始 ま る 。 四 月 、 「 音 の う し ろ に 何 か が あ れ ば 」 を 「 季 の 街 」 ( 「 群 像 」 一 一 月 号 ) の ほ か 、 短 文 雑 文 は か り 書 く 。 短 篇 集 「 質 屋 の 刊 芸 術 」 ( 第 九 号 ) に 発 表 。 「 対 談 ・ 文 学 と 戦 後 」 ( 「 文 芸 」 十 月 号 ) を 丸 女 房 」 ( 新 潮 社 ) が 出 た 。 七 月 、 ソ ヴ ィ エ ト 作 家 同 盟 の 招 待 で 、 小 林 秀 谷 才 一 氏 と 。 五 十 歳 昭 和 四 十 五 年 ( 一 九 七 〇 ) 雄 、 佐 々 木 基 一 両 氏 と と も に 、 モ ス ク ワ 、 レ ニ ン グ ラ ー ド 等 を 回 る 。 昭 和 三 十 九 年 ( 一 九 六 四 ) 四 十 四 歳 四 月 、 エ ッ セ イ 集 「 感 性 の 骨 格 」 ( 講 談 社 ) を 出 す 。 九 月 、 朝 日 新 聞 日 長 篇 小 説 が な か な か 出 来 ず 、 「 荷 風 の 日 記 」 そ の 他 随 筆 類 し か 発 表 し 曜 版 に エ ッ セ イ 「 サ ル が 木 か ら 下 り る と き 」 ( 現 在 も 連 載 中 ) 、 十 月 よ 譜 な か っ た 。 五 月 、 佐 藤 春 夫 先 生 死 去 さ れ る 。 十 月 、 市 川 崑 監 督 の 記 り 、 長 篇 小 説 「 月 は 東 に 」 ( 「 新 潮 」 ) を 連 載 し は じ め る 。 五 十 一 歳 録 映 画 「 東 京 オ リ ン ビ ッ ク 」 に 参 加 、 「 ソ ヴ ィ エ ト 感 情 旅 行 」 ( 新 潮 社 ) 昭 和 四 十 六 年 ( 一 九 七 一 ) 一 月 、 「 自 叙 伝 旅 行 」 文 藝 春 秋 に 連 載 は じ ま る 。 「 安 岡 章 太 郎 全 集 — 」 年 等 が 出 た 。 昭 和 四 十 年 ( 一 九 六 五 ) 四 十 五 歳 ( 講 談 社 全 七 巻 ) 出 る 。 長 篇 、 い ま だ 完 成 せ ず 。 「 小 説 新 潮 」 に 「 良 友 悪 友 」 連 載 。 こ の 頃 、 梅 こ の 年 譜 は 、 著 者 の 自 筆 年 譜 を も と に 編 集 部 が 作 成 し 、 著 者 の 校 閲 を 得 ま し た 。 崎 春 失 河 出 孝 雄 、 谷 崎 潤 一 郎 、 江 戸 川 乱 渉 、 高 見 順 等 の 諸 氏 あ い

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軍 隊 で 結 核 に か か り 、 内 地 に 送 還 さ れ 、 間 も な く 戦 争 が お わ る 。 「 慶 応 大 学 の 門 の ま え で 、 靴 磨 き を し て い る や つ が い て な ア 、 そ れ が よ く 見 る と 安 岡 の や つ だ : 安 岡 が 芥 川 賞 を う け た と き 、 平 野 謙 は 文 芸 時 評 で 「 悪 と 遠 藤 周 作 が い っ て い た こ と が あ る 。 昭 和 二 十 一 年 か い 仲 Ⅲ 」 に 触 れ 、 「 個 陸 鮮 か と は い え 、 粒 の ち い さ な ま さ ら 言 を つ い や す 気 が し な い こ の 作 者 に 」 、 い 二 十 二 年 の こ と だ ろ う 。 昭 和 二 十 六 年 に レ ナ ウ ン の 研 つ 意 味 の こ と を 書 い 究 室 嘱 託 に な り 、 同 年 「 が ラ ス の 靴 」 を 、 「 三 田 文 学 」 「 私 は な か ば 石 川 達 三 の 批 評 に 同 感 で あ る 。 何 か 私 な に 発 表 し た 。 こ れ が 事 実 上 の 処 女 作 で あ る 。 「 文 学 界 」 り に 発 言 す る と な れ ば 、 堀 田 善 衛 ま で の 文 学 世 代 と 、 の 前 記 の 会 は 、 そ の 翌 々 年 だ っ た 。 毎 月 の 会 が ー ー 会 の 名 は 十 二 回 と 命 名 さ れ た 五 、 そ れ 以 後 の 文 学 世 代 と の 質 的 相 違 は ど こ に 根 拠 を も っ 六 回 目 に な っ た こ ろ 、 安 岡 は 「 陰 気 な 愉 し み 」 と 「 悪 て い る か 、 と い う よ う な こ と だ か 、 そ れ も あ ま り に 時 。 た だ 今 度 の 芥 川 賞 い 仲 間 」 の 二 作 に よ っ て 、 芥 川 賞 を 受 賞 し た 。 十 二 回 評 家 く さ い 題 目 で 気 が す す ま な い に 関 し て い え ば 、 こ の 一 作 と い う 決 定 打 の な い ま ま に に 集 ま っ た 作 家 た ち を 中 心 と す る 一 群 の 人 び と は 、 の い っ そ 庄 野 潤 三 と 二 人 に す れ ち に 「 第 三 の 新 人 」 と 呼 ば れ る こ と に な る が 、 安 岡 の 安 岡 に 授 賞 し た の な ら 、 ば よ か っ た 、 と 思 う 。 私 は 以 前 か ら 庄 野 の ひ そ か な 愛 芥 川 賞 受 賞 は そ の 「 第 三 の 新 人 」 の 受 賞 の 最 初 で あ り 、 つ ま り 新 し い 文 学 世 代 の 登 場 の 合 図 と な っ た の で あ る 。 読 者 で あ る 」 芥 川 賞 の 賞 金 は 、 当 時 た し か 十 万 円 だ っ た は す だ け 石 川 達 三 の 批 評 と い う の は 、 石 川 が 芥 川 賞 の 選 後 評 れ ど 、 貧 乏 な 新 人 作 家 に は 大 金 ご っ こ 。 オ オ 一 受 宀 員 が き ま っ で 「 悪 い 仲 間 」 を 、 「 末 梢 神 経 だ け の 感 覚 」 に よ る も の と 、 し っ た こ と を さ す 。 そ の 同 じ 石 川 の 評 言 を 引 用 て も そ れ か ら 授 与 式 ま で は 一 月 足 ら す あ り 、 よ う や く 目 の 前 に 見 え て 来 た 島 の 手 前 で 、 溺 れ か か っ て い る 男 し な が ら 、 山 本 健 吉 は や は り 文 芸 時 評 で 、 次 の よ う に っ て い る 。 の 心 境 だ よ 、 と 当 時 安 岡 は 呟 い て い た 。 「 こ れ ( 石 川 達 三 の 評 ) は 、 こ の 作 品 に か ぎ ら す 、 安 岡 、 ま た は 安 岡 的 傾 向 の 作 品 に 対 す る 、 一 つ の 意 見 を 420