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検索対象: 現代日本の文学 46 吉行 淳之介 北 杜夫 集

現代日本の文学 46 吉行 淳之介 北 杜夫 集から 438件ヒットしました。

現代日本の文学 46 吉行 淳之介 北 杜夫 集


現 代 日 本 の 文 学 46 全 60 巻 吉 行 淳 之 介 北 杜 夫 集 昭 和 45 年 8 月 1 日 初 版 発 行 昭 和 57 年 10 月 1 日 28 版 発 行 著 者 発 行 者 発 行 所 吉 行 淳 之 介 北 杜 夫 古 岡 滉 学 習 研 究 社 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 ー 40 ー 5 〒 145 振 替 東 京 8 ー 142930 電 話 東 京 ( 720 ) 1111 ( 大 代 表 ) 印 刷 大 日 本 印 刷 株 式 会 社 暁 印 刷 株 式 会 社 製 本 文 勇 堂 製 本 工 業 株 式 会 社 本 文 用 紙 三 菱 製 紙 株 式 会 社 表 紙 ク ロ ス 東 洋 ク ロ ス 株 式 会 社 製 函 永 井 紙 器 印 刷 株 式 会 社 * こ の 本 に 関 す る お 問 合 せ や ミ ス な ど が あ り ま し た ら , 文 書 は , 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 丁 目 40 番 5 号 ( 〒 145 ) 学 研 お 客 さ ま 相 談 セ ン タ ー 現 代 日 本 の 文 学 係 へ , 電 話 は , 東 京 ( 03 ) 720 ー 1111 へ お 願 い し ま す 。 ◎ Junnosuke Yoshiyuki,Morio Kita 1971 本 書 内 容 の 無 断 複 写 を 禁 す Printed in Japan ISBN4 ー 05 ー 050256 ー 9 C0393

現代日本の文学 46 吉行 淳之介 北 杜夫 集


現 代 日 本 の 文 学 4 吉 彳 丁 享 之 介 4 ヒ 社 夫 集 北 尾 奥 足 一 川 井 伊 崎 野 立 集 端 上 藤 修 五 + 杜 秀 健 巻 委 紀 康 聖 夫 樹 男 夫 成 靖 整 学 習 研 究 社

現代日本の文学 46 吉行 淳之介 北 杜夫 集


吉 行 淳 之 介 集

現代日本の文学 46 吉行 淳之介 北 杜夫 集


吉 行 淳 之 介 集 目 次 吉 行 淳 之 介 文 学 紀 行 島 ・ 温 泉 ・ 港 砂 の 上 の 植 物 群 ・ : 焔 の 中 : ・ 夏 の 休 暇 : ・ 子 供 の 領 分 ・ : 注 解 吉 行 淳 之 介 文 学 ア ル ・ ハ ム 評 伝 的 解 説 00 ・ 一 九 七 紅 野 敏 郎 / 栗 坪 良 樹 四 0 七 、 よ ・ こ 一 七 磯 田 光 一 四 一 七 五 三 ・ 一 五 三 ・ 一 七 五

現代日本の文学 46 吉行 淳之介 北 杜夫 集


吉 行 淳 之 介 集 目 次 吉 行 淳 之 介 文 学 紀 行 島 ・ 温 泉 ・ 港 砂 の 上 の 植 物 群 ・ : 焔 の 中 : ・ 夏 の 休 暇 : ・ 子 供 の 領 分 ・ : 注 解 吉 行 淳 之 介 文 学 ア ル ・ ハ ム 評 伝 的 解 説 00 ・ 一 九 七 紅 野 敏 郎 / 栗 坪 良 樹 四 0 七 、 よ ・ こ 一 七 磯 田 光 一 四 一 七 五 三 ・ 一 五 三 ・ 一 七 五

現代日本の文学 46 吉行 淳之介 北 杜夫 集


北 杜 夫 は 、 終 戦 の 年 の 八 月 少 し 前 か ら 、 旧 制 の 松 本 高 校 で 過 し た 。 そ の 前 後 の こ と は 「 ど く と る マ ン ボ ウ 青 春 記 」 の 中 に 、 書 か れ て い る 。 そ し て 、 す く な く と も 、 こ の 松 本 時 代 と は 無 関 係 と は 思 わ れ な い 月 言 イ ロ ロ 「 岩 尾 根 に て 」 や 「 間 に て 」 な ど が あ る 。 私 は 、 そ 「 星 野 温 泉 の 裏 山 が 霧 の 中 に ば ん や り と ま る い 輪 れ ら の 作 品 を 頭 に お き な が ら 、 新 宿 発 の 特 急 「 あ す さ 」 か み こ う ち ( 「 霧 の 中 の 乾 い た 髪 」 ) 郭 を あ ら わ し て き た 。 」 に 乗 っ て 、 松 本 か ら 上 高 地 へ の 旅 に 出 た 。 雨 あ が り の 、 軽 井 沢 ・ 星 野 温 泉 ど ん よ り と し た 空 模 様 の 朝 だ 0 た 。 四 月 下 旬 、 上 高 地 彼 の 筆 が 外 見 的 に リ ア リ ズ ム 作 家 の そ れ と 似 通 っ て い て も 、 間 違 っ て は な ら な い の だ 。 彼 が 書 い た も の を 通 し て 、 彼 が 見 た も の を 知 ろ う と し て も 無 駄 オ そ れ は 、 決 し て 彼 の ア リ ハ イ に は な ら な い 。 彼 は 幻 視 者 な の で あ る 。 彼 は 吉 行 淳 之 介 の よ う に 、 現 実 を 出 発 点 に し て 、 そ れ を イ メ ー ジ に 高 め よ う と す る の で な く 、 イ メ ー ジ か ら 出 発 し て 、 現 実 を あ り あ り と 見 て し ま 、 つ の だ 。 彼 の 作 品 の 中 で 、 ア リ バ イ と し て 役 立 ち そ う な の は 、 一 連 の マ ン ボ ウ も の と 呼 ば れ る エ ッ セ イ 集 ぐ ら い で あ ろ う 。 し か し 、 そ れ ら と て も 、 ど こ ま で 彼 の 幻 視 的 な 世 界 が 含 ま れ て い る の か わ か ら な い の で あ る 。

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四 月 、 「 子 供 の 領 分 」 を 「 群 像 」 に 発 表 。 六 月 、 『 不 作 法 紳 士 』 を 集 「 風 景 」 三 月 号 よ り 翌 年 十 一 一 月 号 ま で の 編 集 長 を 勤 め た 三 月 、 「 食 英 社 よ り 刊 行 。 七 月 、 「 風 呂 焚 く 男 」 を 「 文 芸 」 に 、 「 室 内 」 を 「 文 卓 の 光 景 」 を 「 文 芸 」 に 発 表 。 四 月 、 「 不 意 の 出 来 事 」 を 「 文 学 界 」 学 界 」 に 発 表 。 十 月 、 現 地 取 材 小 説 「 札 幌 夫 人 」 を 「 小 説 中 央 公 論 [ に 発 表 ( 五 月 、 新 潮 社 よ り 刊 行 ) 。 五 月 、 「 車 の な か 」 を 「 群 像 」 に に 発 表 。 十 一 月 、 初 め て の 時 代 小 説 「 雨 か 日 和 か 」 ( 後 に 「 鼠 小 僧 異 発 表 。 『 私 の 文 学 放 浪 』 を 講 談 社 よ り 刊 行 。 七 月 、 『 吉 行 淳 之 介 短 編 聞 」 と 改 題 ) を 「 週 刊 現 代 」 に 一 一 十 回 連 載 ( 翌 年 四 月 完 結 ) 。 ェ ッ セ 全 集 』 全 五 巻 を 講 談 社 よ り 刊 行 ( 十 一 月 完 結 ) 。 八 月 、 ヘ ン リ ー ラ ー 原 作 『 マ ド モ ア ゼ ル ・ ク ロ ー ド イ 集 『 わ た く し 論 』 を 白 凰 社 よ り 刊 行 。 こ の 年 は 休 養 を 心 が け た 。 』 を 翻 訳 し 、 「 文 芸 」 に 発 表 。 昭 和 三 十 八 年 ( 一 九 六 三 ) 三 十 九 歳 十 一 月 、 『 不 意 の 出 来 事 』 で 第 十 二 回 新 潮 社 文 学 賞 受 賞 。 十 一 一 月 、 こ の 年 は 、 仕 事 量 を ふ や し 、 体 力 、 能 力 の 限 界 を 試 し た 。 一 月 、 『 吉 行 厚 之 介 短 編 全 集 』 全 一 巻 を 新 潮 社 よ り 刊 行 。 「 砂 の 上 の 植 物 群 」 を 「 文 学 界 」 に 十 二 回 連 載 ( 十 二 月 完 結 ) 。 「 赤 昭 和 四 十 一 年 ( 一 九 六 六 ) 四 十 二 歳 と 紫 」 ( 後 に 「 女 の 決 闘 」 と 改 題 ) を 中 国 新 聞 他 六 紙 に 二 百 五 十 回 一 月 、 長 編 「 星 と 月 は 天 の 穴 」 を 「 群 像 」 に 発 表 。 六 月 、 「 曲 っ た 連 載 ( 十 月 完 結 ) 。 ェ ッ セ イ 「 変 わ っ た 種 族 研 究 」 を 「 小 説 現 代 」 背 中 」 を 「 群 像 」 に 発 表 。 九 月 、 『 星 と 月 は 天 の 穴 』 を 講 談 社 よ り 刊 行 。 創 刊 号 よ り 二 十 三 回 連 載 ( 翌 年 十 二 月 完 結 ) 。 三 月 、 『 札 幌 夫 人 』 を 昭 和 四 十 ニ 年 ( 一 九 六 七 ) 四 十 三 歳 集 英 社 よ り 刊 行 。 五 月 、 「 花 束 」 を 「 群 像 」 に 発 表 。 同 月 下 旬 、 過 労 一 月 、 「 赤 い 歳 月 」 を 「 新 潮 」 に 発 表 。 三 月 、 『 星 と 月 は 天 の 穴 』 に の た め 胃 潰 瘍 に な る 。 七 月 、 「 夜 の 噂 」 を 「 週 刊 朝 日 」 に 翌 年 一 一 月 よ っ て 、 芸 術 選 奨 を 受 賞 。 短 編 集 『 赤 い 歳 月 』 を 講 談 社 よ り 刊 行 。 ま で 連 載 。 『 雨 か 日 和 か 』 を 講 談 社 よ り 刊 行 。 十 一 月 、 短 編 集 『 花 四 月 、 ・ ハ ン コ ク へ 十 日 間 の 旅 行 。 束 』 を 中 央 公 論 社 よ り 刊 行 。 四 十 四 歳 昭 和 四 十 三 年 ( 一 九 六 八 ) 昭 和 三 十 九 年 ( 一 九 六 四 ) 四 十 歳 前 年 五 月 頃 か ら 身 心 の 不 調 に 陥 り 、 入 院 ・ 検 査 を 繰 返 す 。 五 月 、 「 鬱 一 月 、 「 技 巧 的 生 活 」 を 「 文 芸 」 新 年 号 よ り 九 月 号 ま で 連 載 完 結 ( 翌 の 一 年 」 を 「 新 潮 」 に 発 表 。 ェ ッ セ イ 集 『 な ん の せ い か 』 を 大 光 社 年 七 月 、 河 出 書 房 新 社 よ り 刊 行 ) 。 三 月 、 「 私 の 文 学 放 浪 」 を 「 東 京 よ り 刊 行 。 九 月 、 ・ ハ ン ク ー ・ ハ ー か ら サ ン フ ラ ン シ ス コ へ 旅 行 。 十 一 新 聞 」 に 週 一 回 の 割 で 五 十 回 連 載 ( 翌 年 一 一 月 完 結 ) 。 『 砂 の 上 の 植 物 月 、 『 吉 行 淳 之 介 長 編 全 集 』 全 一 巻 を 新 潮 社 よ り 刊 行 。 四 十 五 歳 群 』 が 文 藝 春 秋 新 社 よ り 刊 行 さ れ 、 ベ ス ト セ ラ ー と な る 。 四 月 、 「 錆 び 昭 和 四 十 四 年 ( 一 九 六 九 ) 譜 た 海 」 を 「 群 像 」 に 発 表 。 八 月 か ら 九 月 に か け て 外 国 旅 行 。 お も に 一 月 、 「 暗 室 」 を 「 群 像 」 に 新 年 号 よ り 連 載 ( 十 一 一 月 完 結 ) 。 六 月 、 パ リ 、 マ ド リ ッ ド 、 ラ ス ベ ガ ス と モ ナ コ の 賭 博 場 を 「 浅 い 夢 」 を 「 毎 日 新 聞 」 に 連 載 ( 翌 年 三 月 完 結 ) 。 年 見 学 。 十 一 月 、 「 紫 陽 花 」 を 「 風 景 」 に 発 表 。 四 十 六 歳 昭 和 四 十 五 年 ( 一 九 七 〇 ) 昭 和 四 十 年 ( 一 九 六 五 ) 四 十 一 歳 一 月 、 「 死 と の す れ 違 い 」 を 「 文 芸 」 に 発 表 。 三 月 、 『 暗 室 』 を 講 談 一 月 、 「 窓 の 中 」 を 「 文 藝 春 秋 」 に 、 「 猫 踏 ん じ ゃ っ た 」 を 「 小 説 新 社 よ り 刊 行 。 四 月 、 エ ッ セ イ 集 『 私 の う ち な る 女 』 を 新 潮 社 よ り 刊 行 。 潮 」 に 発 表 。 「 唇 と 歯 」 を 「 週 刊 読 売 」 に 連 載 ( 九 月 完 結 ) 。 一 一 月 、 ( 本 年 譜 は 編 集 部 が 作 成 し 、 著 者 の 校 閲 を 得 た )

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人 は 無 意 識 の う ち に 、 し ば し ば 自 己 の 最 も 深 い 部 分 に つ い て 語 っ て い る も の で あ る 。 短 ね だ 、 て 編 『 寝 台 の 舟 』 の 主 人 公 は あ る 日 、 古 本 屋 で ね だ い 西 洋 の 童 謡 集 を 買 い 求 め 、 そ の 中 か ら 「 寝 台 の 舟 」 と い う 作 品 を 口 ず さ む 。 こ の 童 謡 は 、 毛 は と ん ど 『 砂 の 上 の 植 物 群 』 の 注 釈 と も い え 上 る 意 味 を 担 「 た も の で あ る ね だ い 京 ば く の 寝 台 は 小 ち ゃ な ポ ー ば あ や が 船 出 の お 手 つ だ い 水 夫 の 服 を 着 せ か け て 年 ま っ 暗 闇 へ お し 流 す お や す み な さ い と い う 言 葉 別 れ の 船 の ご あ い さ っ 評 伝 的 解 " 祝 〈 吉 行 淳 之 介 〉 磯 田 光 一 417

現代日本の文学 46 吉行 淳之介 北 杜夫 集


青 春 と 上 高 地 北 杜 夫 文 学 紀 行 な だ い な だ 第 い 4 箱 根 ・ 強 羅 の 山 荘 ( 斎 藤 茂 吉 の 勉 強 部 屋 ) ( 「 死 」 ) 私 が 、 北 杜 夫 を 知 っ た の は 、 慶 応 の 神 経 科 に 入 局 し た 時 か ら で あ る 。 私 が 二 十 五 歳 、 彼 は 二 十 七 歳 で あ っ た 。 そ れ か ら の 彼 の え か い 」 軌 を あ と づ け る の は 、 私 に は 、 そ れ ほ ど 困 難 な こ と で は な い 。 だ が 、 そ れ は も う 、 北 杜 夫 と い う 作 家 の 精 神 の で き あ が っ た あ と だ っ た 。 ム は 、 彼 が 作 品 の ア イ デ . ア を 頭 の 中 に 浮 か べ 、 そ し て 、 そ れ が 形 に な る ま で の 、 数 カ 月 、 あ る い は 数 年 の 間 、 た ち あ わ さ れ た 。 そ し て 、 そ の 時 、 私 た ち が 目 の 前 に し て い る 世 界 か ら 、 彼 が つ ね に 少 年 時 代 へ 、 幼 年 期 へ と 、 過 ぎ 去 た ど り つ こ 、 つ と し て っ た 世 界 に 、 い る の を 見 た 。 彼 が 「 橇 家 の 人 び と 」 を 、 書 く 前 だ っ た 。 実 際 に 書 き は じ め る 二 年 前 ぐ ら い で は な か っ た か と 思 う

現代日本の文学 46 吉行 淳之介 北 杜夫 集


北 杜 夫 集 目 次 北 仕 夫 文 学 紀 行 青 春 と 上 高 地 ン ド ラ の 匣 : : ・ ・ 一 一 0 九 牧 神 の 午 後 : : : 一 三 0 倫 : : : 一 一 三 六 不 霧 の 中 の 乾 い た 髪 : ・ 二 四 四 少 年 と 狼 : : : 一 一 六 0 毛 三 岩 尾 根 に て 注 解 北 社 夫 文 学 ア ル ・ ハ ム 評 伝 的 解 説 な だ い な だ 三 三 星 の な い 街 路 : : : 一 穴 三 河 口 に て : ・ 三 0 九 霊 ( 抄 ) : ・ ・ 三 一 一 五 ど く と る マ ン ポ ウ 昆 虫 記 ( 抄 ) : ・ 三 七 七 紅 野 敏 郎 / 栗 坪 良 樹 四 0 九 四 一 四 四 三 三 磯 田 光 一 四 三 三 装 幀 大 川 泰 央 写 真 撮 影 成 田 牧 雄 編 集 責 任 桜 田 満 製 作 担 当 大 和 浩