病気 - みる会図書館


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1. 漢語林 改定版

「おもむき。 キ・ケ いや意気のさかんなたとえ。 「いきじ。気節。【気△魄 = ク気力。気概。根気。気迫。 塞 qi 【気概 ( 概 ) イ意気と節操。しつかりしてくじけない意気。【気品ごン①万物。品類。②去ぐらい。人品。③けだかい 教意気地〕 = 。。【気了 浮気 【気△稟】ン①人が後天的に気から受ける気質の性。② 【気△侠 , ウおとこだて。義侠。侠気。 【気候 = ウ①時候。気節。もと五日を一候、十五日を一生まれつき。天性。 第 ~ 气気気 気、六気を一時として、一年を一一十四気七十二候に分【気分】ハン①生まれつきの持ちまえ。気質。②国⑦きだて。 「感じ。 気性。④気持ち。こころもち。 ①雲気。水蒸気。かすみ。 2 空気。大気。「気圧」 3 天地けた。②天気の変化。天候。 間の自然現象。風雨・寒暑ないう。「天気」元気。万【気骨】尹①信今守って他に屈しない気性。②国ね【気味ご①においとあじ。②おも三けはい。③気持ち。 物生成の根元力。身体の根元となる活動力。〔孟子、公孫気苦労。心づかい。 「に出ている根。【気脈ヤク①血液のかようすじ。②相互のつながり。感 丑上〕我善養二吾浩然之気一なう ( ふ ) 6 ちから。い【気根ン①物事にたえられる力。②根の一種。空気中情・意志などのつながり。 きおい。「活気」 6 きだて。こころもち。「心気」朝うまれつき。【気質ツ①きだて。こころだて。きまえ。気性。②気から【気量】ウ心のはた 0 。胸量。度量。器量。 も ~ 蠻え。「気質」 3 宇宙の万物を生成する質料。宋の程生する性質。↓気質之性。③国いた身分や職業などに【気力】ク物事を行うにたえる心の力。 伊川ン・朱子などの唱えた学説で、万物を生成する形而相応した気風。「書生気質」 【気類】イ①天地の気を受けて生ずるもの。人間と物とを いう。②心の合った仲間。また、気性が似かよっているこ 上わの原理を理というに対し、万物を生成する形而下ジ【気質《之性】おツの宋の程伊川一や朱子などの唱えた 「記、項羽本紀〕 のものを気という。「理気の学」⑨におい。かおり。においをか学説で、生まれななら持っている本然の性に対し、後天的と。 キはよを 意気がさかんで世を圧倒する。〔史 ぐ。⑩いき。また、息をふきかける。朝おもむき、ようす。感じ。 に気から受ける性質。気の清濁・厚薄などによって、人の【気△蓋レ世】 おお ( は ) う ( ふ ) 「気運」陰暦で一年を一一十四分した一期間。転じて、時賢愚・善悪が分かれるという。〔朱子語類、性理一〕 【気如」虹】①精気がにじのように輝く。②意気の キにじ 0 候。季節。 盛んな形容。気成虹 レをなす 【気尚「 , ウけだかい人格。 客おき第気仙 3 ん・気仙沼ん・気良気噴い シーウセイ 【気性】キ ①きだて。きまえ。気質。②気ままな性【作レ気】韃①元気をおこす。②怒ること。 形声。米 + 气。米は、こめ粒のよっに小さ【気祥】ウめでたいしるし。瑞祥ウ。 L 質。【使レ気】 ) ①意気にまかせて勇む。血気にはやる。② 「ろを小す。 「」一〔も 0 の意味。音符の气は、わきあがる上昇【気象】。①こ 0 ろだ気質。気性。②空中に起こる国心をくばる。気を付ける。 現象。風雨・寒暑など。③けしき。おもむき。 気流の意味。雲気・水蒸気の意味を表す。 【吐レ気】万丈の気を吐く。思う存分に元気の ? と 氤マ噫気打イ・悪気・意気・一気・陰気・雨気・雲気・英気・鋭【気丈 , ウしつかりしていて、物に動かされない心。 【負レ気】 ( ふ ) 血気をたのむ。元気にまかせる。 ①き ( 気 ) 。⑦事に先 ①フン 氛気・厭気・・火気・外気・活気・脚気励 ' ・換気・鬼【気色 , ク①気持ちが顔に現れる様子。②あり六ま。よ 図 fén うす。③国亠ラん。気分。④国・舛ク⑦様子。あり六ま。气 △プン 気・客気・狂気・侠気ウ・景気・血気・堅気・健気 だって現れ吉凶を示 気 元気・語気・浩然之気ゼン。剛気・惚気・根気・才④気うけ。おほえ。おほしめし。⑦Ⅱ③。〇わけ。しさい。す気。④わるい気。妖気。「妖氛窈」⑦天の気。雲気。 気・殺気・山気・士気・辞気・磁気・湿気・邪気・若気・①あやしいこと。⑩きざし。前兆。①気持ち。意思。②冐〔雰〕は同字。 L@わざわい。 3 しも。霜。 形声。气 + 分⑥。气は、上昇気流の象形。 酒気・秋気・暑気・正気・勝気・蒸気・心気・人気・瑞気【気随 ( 隨 ) 】国わがまま。気まま。〔叱責。処分。文 ノ音符の分は、分散するの意味。分散していく、 ズイ・生気・節気・俗気・大気・短気・稚気・暢気・怒【気数 ( 數 ) 】め《、らあわせ。運命。気運。 篆 吉凶を暗示する雲の意味を表す。雰は異体字。 気・毒気・内気・熱気・覇気・浮気・風気・雰囲気・【気勢イいきおい。元気。意気こみ。 噴気・平気・本気・無邪気・夜気・勇気・妖気 % ・陽気・【気節 ( 節 ) ごッ①意気と節操。しつかりした気質と節操。【氛《埃】空中の ~ 。土ほこり。氛垢彭。 嵐気・理気・涼気・悋気・冷気・和気 ②時節。気候。 【氛囲 ( 圍気 ( 氣 ) 】彩①空気。大気。②人、または事件 を取り巻く気分。雰囲気。 画【気韻】第文章や書画なの、けだかい趣。気品。「気韻生【気絶】息が絶える。呼吸がとまる。 クいき。呼吸。また、呼吸する。 動 ( 画の六法の一つ。風格・気品の生き生きと満ちあふれ【気息】 【氛△氛】気のさかんな六ま。 ていること ) 」 【気息△奄△奄】 ) ン呼吸の絶え絶えなこと。いまにも息【氛△翳】彰悪い気。不吉の気。「い気。わざわいの気。 【気宇】心の広さ。心意気。見識。度量。「気宇雄豪」 が絶えっとす歪。〔晋、李密、陳情表〕 【氛気 ( 氣 ) ン①空中に見える雲やかすみあ気。②悪 部【気。鬱】気分がふ査、こと。気持ちがはればれしないこ【気体 ( 體 ) L* イ①精気と身体。精神と肉体。心身。②空【氛祥】芻ウ不吉なけはいと、めでたいけはい。 「と。 気・ガス・水蒸気などの気状物体。 【氛△妖】わい 气と。気結。 【気運ン気数と運命。まわりあわせ。また、なりゆき。 【気転 ( 轉 ) 「ン①大気の変化。②国よく物事に気がつく【氛△厲】悪い気の激しいこと。乱賊の勢いのさかんなこ 【気鋭イ意気こみのするどいこと。「新進気鋭」 こと。すはしこいこと。機転。 気のさかんなさま。天地 の気が合ってさかんなさ 【気炎・気《焔・気△餤】尹①火の燃えあが歪。②勢【気配】に・に 国①気く = り。② = 一齧。ありさ = 。③そぶ」鳳】《イ , 一一 = 气 3669 ケキ

2. 三省堂漢和辞典 第3版

2 【こ 4 キーネン 親字の【】は常用漢字、一在常用漢字外、親字の下の漢字は教科書体 の性質。たち①かぐ。においをかぐ①〔日〕そ〇〔植〕地上にできる根。茎などにできる根 短気、意気、義気、蒸気、暖気、電気、で書いたもの 0 訂正または批評の文字「 のもの特有のかおりや味「ーがぬけたビール」【気配洋イ〇なんとなく感じられるようす〇豪気、精気、鋭気 『朱舜水秀ュ明末の朱子学者↓朱之瑜 〔日〕勢い「ーぬけ」〔日〕心「ーが多い」景気。相場 0 株式の立ち合いの見込み相 もと木 2 ⑩シュ (D アケ。アカ、やや一朱頓ハ富豪、朱は陶朱公 ( 越の范蠡ハ 4 【朱】 〔日〕心配「ーになる」風雨・寒暑など【気脈】 O 血が通う筋 0 相互の連絡 L 場 黒ずんだ赤色。朱色 0 朱墨の原曁頓は魯人の猗頓曰ン、ともに上古の大富 の自然現象「天ー、暑ー、寒ー」の万物の【気転ンイ氣轉。心の働きがすばやい。よく料、またその色朱墨 @富貴の意味の色豪 「ばな建築物 0 金持ちの家 もと 気をくばること。機転 国姓の一因Ⅱ銖④〔日〕貨幣単位、一両の【朱楼】 1 朱樓 O 朱塗りの高どの 0 りつ 【気運】尹なりゆき。まわりあわせ。時運 十六分の一 @利息で一割の十分の一【朱墨】 O しゆずみ〇朱と墨と、ものごとの 異なるたとえ 0 朱と墨とで文章をなおす @ 一第 . ~ ュ』ス』①一気陷気 , レ気炎 O さかんな意気。盛んな【【朱子】宋 0 大儒、↓朱熹、の尊称 【気力】〇こん。根気。ものごとをなしとげきおい「ーーを上げる」〇いきおい。気勢〇【朱子学】シ 1 朱子學。宋の朱熹キがと朱と墨とで帳簿に書き入れる@官務にたず なえた学説、宋学の中心となった るのにたえられる力。元気 0 体力 0 おとこぎ盛んな議論によって示す勇気 さわる 【気分】尹〇気もち。心持ち。きげん 0 きだ【気象】諺 O 心だて。気だて。気性 0 意気『朱之瑜明末の朱子学者、字は魯【朱墨本】名〔図〕元末に始まり、明末以 て。きまえ。気性〇あたりの感じ 〇ようす。ありさま。けしき風雨・寒暖など瑰号は舜倍水、明の減亡後、日本に帰来特に行われた墨の本文に朱色で評を加 【気付】つけ O 手紙を託し送る先の人の大気中の物理的現象 化し、水戸の徳川光圀に仕えた「陽文えた二色ずりの板本。朱墨套外印本 に注意をしてもらうための断りがき〇レ気付【気絶】笋一時いきがとまる。目をまわす「んき【朱文】発印章の文字のとび出ているもの。『朱熹彩ュ南宋の大儒、朱子学の祖、字 け。気附。元気を引き立たせる〇レ気付け。【気楽】尹づ氣樂。ものごとを気にかけない。の【朱印】鬚 O 朱肉をつけて押した印章 0 武は元晦号は晦庵、四書集注・易本義・ 気附。気絶した者を生き返らせる④レ気付【気節】尹づ氣節 CD みさお。意気と節操と。家時代の官許の証印 0 朱色のインクで印詩集伝などの経書の注釈がある 刷する け。気附。気付けのための興奮剤。きつけぐ堅く道を守って変わらない心 0 季節 【朱彝尊秀清代の大詩人で学者、号は 【気宇心がまえ。器量。気性 竹咤ダ、王漁洋と併称され、著書も多い L すり【気禀訴ン生まれつき。先天的の気質【朱門】〇赤ぬりの門 0 金持ちの家 【気合洋い O 心もち。気もち。気分 0 いき。【気概】氣概Ⅱ気槧し 0 かりして屈一朱殷秀血の色が赤黒くな。たような色【朱顔】 O あからがお。赤い顔〇年が若く て血色がよい顔。紅顔 0 酒に酔った赤い顔 呼吸 0 敵にせまるときの気勢。敵にせまるとしない意気。いきじ。するどくはげしい気性朱軒】貴人が乗る、り 0 ばな車 きのかけごえ④意気投合 「宮城 【気鋭】意気ごみがするどい 一朱唇皓歯諺秀ンイ朱脣皓齒。赤いくちび④美人の顔 【気色】 O ようす。きざし〇顔いろ 0 き【気質】〇気だて。気ごころ。気性〇身ると白い歯と、美人の形容 朱闕髪〇朱塗りの宮門。朱門〇皇居。 もち。きげん @おばしめし。御意 @わけ。しさ分職業に応じた特有な気風。生まれながら【朱黄】書籍を校正するときに使う墨色【朱鷺佐渡にわずかに住む鳥の名 いの不興。勘気①けしき。ながめ の性質でない生後の気性「名人ーー」朱雀異第舞 O 四方の神の一、南方を△丹朱、濃朱 もと干 3 〇年は俗字朝ネン 【気性】諺気だて。こころだて。気質。気象『気儘まわがままかって。思いどおり 代表する 0 星座のうち、南方の七星、朱鳥年】年 0 トシ④一年「ー収、ー中、 【気味 )„*t O においと味と 0 趣〇きもち。感じ『気魄クレ気迫。たましい。精神。気力。気〇京都の内裏の南方中央の門の名④京 L 概都の左右京を分けた朱雀門から南方へのー号、ー首、ー度」@年齢。よわい 6 時代。 【気前】蚌え O 気だて〇お金の使いかたがきれ【気韻】けだかいおもむき。気品 いなこと とき〇みのり。作物がみのること①同年に △人気、才気、士気、大気、王気、火気、大通りの名 【気品】ノけだかい品位。気ぐらい 元気、心気、天気、失気、正気、生気、一朱雀橋】ル ~ 翁朝時代、建康 ( 今の南官吏登用試験に及第したこと「日〕年季 【気風】引心だて。気だて。気質。気性「い 平気、血気、狂気、志気、邪気、秀気、京じの正南、朱雀門外にあった橋の名 ① ~ とと , 三年 【気候】尹〇気節。時候〇天気の続きぐあ芳気、冷気、英気、空気、毒気、夜気、【朱買臣】漢 ' 武帝のときの人、若いと 【気骨】犇〇なかなか人に屈しないこころ。和気、活気、客気、香気、神気、怒気、き貧乏であったので、妻は恥じて去り、買臣【年少】ウ〇年が若い 0 少年 気概〇心づかい。気苦労 勇気、鬼気、剛気、殺気、酒気、病気、が郡守に出世したのち、旧妻は自殺した【年中行事】勢鬚ル一年じゅうのそれ 【気根】尹〇ものごとにたえられる力。こんき雲気、寒気、景気、湿気、暑気、勝気、【朱筆】〇朱ずみをつけて書く筆〇朱筆ぞれの季節に行われる定例の儀式や催し

3. 気の科学

内気と外気 き気 体内に存在し、循環している気。 しぜんちゅりよく 自然治癒カ 病気に 対する 抵抗力 めんえき一なく 免疫カ 気功を修得することで、内気を 増やし、健康を維持し、病気を 防ぐことができる。 すべての人の体内で、気が経 絡を流れている。 らく き気 しト 内気が体内から放出されたもの。 ①④ 〇① たんれん 鍛錬を積んだ人は、自分の内 気を放出して、病気の治療を 行なうことができる。 精神に近い気を発すると、気を 受けた側は精神的な影響を受 ける。

4. 気の科学

病気と気の関係 気のパワーが 低下している 0 いやなこと ばっかりだ . 0 0 つらい、 苦しい、 なかなか 治らない 気のパワーが 低下する 奓 つ 風邪をひく 病気と気のパワーの低下は密に関係しあっている。 0 0 不治の病 かも しれない .. もう平気 ! ◎〇 前向きに治ることを考えてい ると、回復は早いことが多い。 病気になって弱気になってい ると、いつまでもよくならないか もしれない。 同じ病気でも、気の持ちょうによって、回復の早さが異なると言える。 93

5. 徳川家康 15

すると、ここもと病気に悩まされている幸長は眼を剥い 所は人の悪い、汕断のならぬお方じゃ」 ていい一﨤した 0 とはまた、妙なことをいうそ肥後が」 これは大御所さまお気に人りの本多どののお言葉と 「ー・ーー戦ごっこが大好きなあの暴れン坊のことゆえ、すぐ に治め切れずに投げ出すだろう。それまでしばらく預けても覚えぬ。大御所はまだまたお旺んで、時おり駿府の廓か ら、遊女を召し寄せては遊ぶと聞くが、真偽はいかがでご おけと : この戯れ言では完全に清正の勝ちであった。家康は、びざる」 これはしたり : : もうそのような」 つくりしたように皺の中の目をキョロキョロさせて黙って「 隠さっしやるな。われ等はまだこの通り、鼻も落ち ねば五体も満足 : : : 大御所は鼻を落とされて亡くなられた 十五 越前侯のご実父じゃ。まだまたわれ等の及ぶところではな し」 家康と秀頼の方の対面は和気にあふれたものであった そのいい方があまりに激しかったので、大野治長は失笑 が、随行者の接待は、接待される側と、する側の顔ふれに した。この場合の失笑は、勝気な幸長にとって、許しがた 依って必ずしも和気とばかりはゆかなかった。 い無礼と受け取れたのに違いない。 板倉勝重に接待されている片桐市正は、これはどちらも 「ーー何を笑われるそ」 肚の底まで知りあった仲なので格別何のこともなかった そういう代わりに、幸長は皮肉たつぶりに、 が、浅野幸長と大野治長を接待した本多上野介正純の一組 「ーーー大野どのは宜しゅうござるの、ご病気にかかられる は、席上かなり険悪な空気になった。 本多正純が、気性に任せて浅野幸長の南蛮蒼と、大野治怖れはなくて」 この場合の相手はいうまでもなく淀の方を指している。 長と淀君の間を皮肉ったからであった。 そうなると大野治長も黙ってはいられなかった。いや、す 「、、ーー浅野どのは、あまり遊女をお愛しなされて、あれで は、女子のために生命を落そうなどという噂がある由ですでに酒が入 0 ていたので、弾みがついたのだといってよい。 これはしたり、病気にかからぬ、よい相手とは、い が、お羨しいことでごギ、る」 か著、

6. 現代世界ノンフィクション全集3

1 ト色であるが、そのなかに黄色をした岩脈の帯がた はさらに悪き結果をもたらすべしと思わる」っ「。 くさんあらわれている。山脈の西側は、粗粒玄武岩と彼らはみな余分の食糧をとり、それによっていくられ 砂岩とからできているものと考える。」 か助かったが、それでも飢餓と睡眠の不足とを訴えて 隊員の健康状態は、その程度をはっきりいうことは いた。氷河の上でやや暖かい天気となるとともに、食 困難であるが、もちろん、憂慮すべきものであった。 糧は一行を満足させた。「しかしわれらはありたけの 前途の暖かい天候におおくの期待をかけなければなら糧食を用いて前進せざるべからず、われらは休息を欲 なかった。スコットとボワ , ーズとがおそらくもっともす。されど事情の許すかぎりは全力を尽してソリをひ 元気だったであろう。スコット の肩はまもなく回復し かざるべからず。断じて屈すべからず」っし。 た。そして「ボワーズの健康はすばらしく、元気にあ文明世界からおそらく大気のずっと上層を偶然に連 ふれおり、常にいそいそと働けり」のコ。 ばれてくるであろう少数のものを別として、南極地方 ウイルソンはいまではこの二人よりは激しく寒さに には細菌なるものは存在しない。夜どおし湿った寝袋 悩み、足はまたスキーをはくまでにはよくならない。 に湿った衣をきてねむり、昼は氷のよろいをきて一日 オーッスは、ときどき足が冷たくなるので困難してい じゅうソリひきをやっていても、かぜもひかす、また た。しかしスコット : カ本当に心配していたのはエヴァ何の病気にもかからないのである。壊血病のような欠 ンス一人だけであった。「彼の切り傷はうみ、鼻は非 陥性の病気にはかかるが、それは内陸部がビタミンの 常にわるく、総体に疲労し果てたる状態をあきらかに ない欠陥性地域だからである。また空気の温度は氷点 露呈しいたり。」「さてわれらは氷高原の七週間にわた よりもはるかに低いにかかわらず、食物は長く放って る旅を終りて、大部分は元気なるも、漸次衰弱に向い おけば悪くなるし、貯蔵所の食品も、十分に雪でおお つつある・ O ・ニヴァンスにとりては、今後の週日 っておかなけれ。は太陽のためにいためられてしまう。

7. ランチェスター弱者必勝の戦略 : 強者に勝つ15の原則

がそうなれないときは、熱意があるように行動的にふるまうことがべターだ。 気を出す 気とは精神作用を意味する。気という文字がつく言葉は多い。教気、元気、勇気、弱気、内 気、病気など。日常よく使っているということは、それだけ重要だからだ。精神作用だけを重視 すると「精神主義」に陥り、現実を無視してしまう恐れもある。しかし精神作用を活性化する のは必要だ。気を外に向かって出す。つまり積極的な精神作用を外に向けて出すのは経営にも 生必要である。電話の応対でハキハキと元気よく応対すると、客も気分がよくなるものだ。 を 開熱心な人とっきあい、願望開発を 独立して新しく事業を始めるときの願望は強い。あれもやってみたい、これもやってみたい 情と事業の計画は盛りだくさんだ。ところが時間とともにこの願望は失われていく。世の中は不 4 景気な話で満ちている。仕事のほうは単なる日々の繰り返し。仕事が終わって夜自宅に戻れば、 酒を飲みながらテレビを見るのが唯一の楽しみという生活が続くと危ない。事業に対してかっ て抱いた強い願望が毎日風化していくからだ。 願望とは、神仏に願をかけるような望みと辞書に書かれている。経営者に、神や仏に願をか けるような明確で熱い欲望がなくなると弱い。経営者の事思欲喪失による倒産や廃業は年々

8. 夏目漱石全集 4

れが判然すればなんの苦もない。、 しゃなら留守を使え旧友である。茶の帽子のいさか崩れかゝったのを、 ば済む。小野さんは先方の博情を害せぬかぎりは留守右の手で圧し潰すように握 0 て、畳の上へ抛り出すや を使う勇気のある男である。たゞ困るのは逢いたくも し、な物、 あり、逢いたくもなくて、前へ行ったり後ろへ戻った 「え天気だな」と胡坐をかく。小 野さんは大気のこ りして下女にまで馬鹿にされる時である。 とを忘れていた。 往来で人と往き合うことがある。双方でちょっと体「い天気たね . を交わせば、それぎりでお互にもとのとおり、あかの「博覧会へ行ったか」 他人となる。しかし時によると両方で、同じ右か、同「いや、まだ行かない」 じ左へ避ける。これではならぬと反対の側へ出ようと、 「行ってみい、面白いせ。昨日行っての、アイスクリ あしもと 足元を取り直すとき、向うもこれではならぬと気を換 ームを食うてきた」 はちあわ えて反対へ出る。反対と反対が鉢合せをして、おい仕「アイスクリーム ? そう、昨日はだいぶ暑か 0 たか 舞ったと心づいて、また出直すと、同時同刻に向うでらね、 も同様に出直してくる。両人は出直そうとしては出遅「今度はロシア料理を食いに行くつもりだ。どうだ、 ふりこ れ、出遅れては出直そうとして、柱時計の振子のよう 、つしょに行かんか」 にこっち、あっちと迷い続けに迷うてくる。しまいに 「今日かい」 やろう わるくち は双方で双方を思い切りの悪るい野郎たと悪口が言い 「うん今日でもい、」 たくなる。人望のある小野さんは、もう少しで下女に 「今日は、少し : ・・ : 」 思い切りの悪るい野郎だと言われるところであった。 「行かんか。あまり勉強すると病気になるぞ。はやく そこへ浅井君がはいってくる。浅井君は京都以来の博士になって、美しい嫁さんでも貰おうと思うてけっ あぐら

9. 世界の大思想8 パスカル

て、またわれわれが設定したのとは別の事情によって相手の不運も、それとはあまり関係がない。私はときどき自分で自 うちに醸し出された状態にしたがって、判断する。少なくと分の運命にさからうことがある。運命にうちかっ光栄にうな も、われわれの方では、何もそこに醸し出しはしなかったわがされて、私は快く運命にうちかつ。その反面、私は幸運の さなかで、ときどきいや気をもよおす。 けである。ただし、相手が、向うの気分でこちらの沈黙にど 一モンテーニュ「随想録』二巻一章または二巻一二章の一節を指示したも ういう意味や解釈を与えるか、または人相見のように、こち のであろう。ホメロス『オデュッセイア』一八巻一三六の句であるが、キケ らの動作や表情や声の調子などからその沈黙をどう推測する 口がこの句をラテン語に移し、アウグスチヌスが『神の国』五巻二八章に引 か、それ次第で、沈黙もまたその効果をあらわすというなら 用している。モンテーニュでは二箇所に出てくるが、二巻一章では「われわ ば別である。一つの判断を、それの自然的な位置から引きお れの気分は天気とともに変る。「ジュピテルが光で豊饒な大地を照らしたと きのその光のように、人々の心は変る。ヒ二巻一二章では「大気や晴天も、 カくもむすかしいことである。 ろさないようにすることは、、 われわれに若干の変化をもたらす」の次に「ジュビテルが炬火をもって大地 というよりもむしろ、判断は、固定し安定した位置をもっこ を照らした、云々」の句が引用されている。 とがそれほど少ないのだ。 = モンテ 1 ニュ三巻九章に「大気や気候の変化は私に少しも影響しない。 四四二 >-a 八〇五九六二 いずこの空も、私にとっては一つである。私が自分のうちに生み出す内的変 一〇六 »-a 一六二 化によってしか、私は打撃を受けない。」 各人の支配的な情念を知っていれば、きっとその人に気に 四二二七四二四九 一〇八 入られる。とはいえ、各人は、幸福についてもっている観念 一七四 たとい人々が彼らの言うことがらに利害関係をもっていな のうちですら、自分自身の幸福に反する気まぐれを起す。こ いときでも、そのことから、彼らは嘘を言わないと絶対的に れこそ、われわれを当惑させる不可思議である。 一モンテーニュ「随想録』三巻一三章「二人の人間が、同一の事物につい 結論してはならない。なぜなら、ただ嘘を言うのが目的で嘘 て、同様の判断を下したためしはない。またまったく相似した二つの意見を を言う人もあるからである。 見ることも不可能である。異なった人々のあいだでならばまだしも、同一人 リエの筆蹟である。 一この断章の「草稿原本』は、ジルベルト においてさえ、時が異なれば、そういうことは不可能である。」ラ・ロシュ 三八三 s-a 六三八、六三九一四四、 フコー「箴言集』四五「われわれの気分の気まぐれは、運命の気まぐれより 一〇九 一四三 \-a 一六六、 も、いっそう奇妙である。」 健康なときには、もし病気になったらどうなるだろうと案 三五九五五一一七五三 一〇七 一六三 じるが、病気になればなったで、人はよろこんで薬をのむ。 「炬火をもって大地を照らした。」 病気がそうさせるのである。健康のときに起るような情念 天気と私の気分とのあいだには、あまり関係がない。私は も、娯楽や散歩の欲望も、もはや起らなくなる。そういうも 私のうちに、私の曇天と晴天をもっている。私の仕事の運、 のは、病気のときの必要とは両立しない。そのときには、そ

10. 家庭医学大辞典

小さくなり、急に呼吸困難、胸痛をお一一す した気管支は多くは元に戻らないから、症そくや気管支炎などにくりかえしかかっ はいせん 1 状が長くがんこにつづくときは、その肺のて、むりな呼吸をしつづけていると肺が膨のを自然気胸といいます。老人の肺ゅ部な 部分を外科的に切除する必要があります。張して肺気踵をおこします。これを慢性肺どによく気胸をおこすのはこのようなわけ 予防かぜをひかない注意と、またかぜ気踵といって前述の老人のときの老人性肺てあります。 また、その他急激に一時的にくる急性肺 学をひいても慢性気管支炎や肺炎などになら気踵と区別しています。 慢性肺気腫はふつういう肺気腫て、慢性気腫などもあります。 床ないよう十分な治療が必要てす。 このようにいろいろの原因て肺気踵がお 臨〔東京逓信病院結核科部長藤田真之助〕気管支炎のようにいつもせきがてて、分泌 はいきしゅ 物が気管支腔内にたまり感染をおこして、 こりますが、肺の収縮が不十分て脯胞が酸 肺気腫 それが刺激となり、せきをおこし、あるいは素を十分とれないのて、血液中の酸素は不 原因若い健康人の肺は、ゴムのように頻回にぜんそく発作があるとき、またガラ足となり、チアノーゼがててきます。肺の ス吹きや声楽家のようにながい間むりな呼循環障害があるのて息ぎれをおこし、重く のびちちみが自由にてきて、十分に息を 吸ったり、力いつはい息をはきだすことが気をつづけているときなどに、肺が膨張しなれはちょっと動いても酸素不足がより強 えん きゅうき てきます。それが老人になると吸気は比較すぎて慢性肺気瞳がおこります。また煙くなり、息ぎれ、どうきがいちじるしくな ふんじん ります。このため心臓はむりをして肺に血 的に楽に吸いこむことがてきますが呼気霧、大気中の有害の粉塵、たばこのすいす ぎや工業ガスの刺激て慢性気管支炎がおこ液を送ります。ながい間に心臓は次第につ は力いつばいはくことがむずかしくなりま こしゆっ り、これが気腫の発生に大きな役割があかれて負担になり、肺に血液を送る右心室 す。これを呼出障害となづけていますが の肥大をおこして袞弱してきます。この状 一秒間に力いつばいはく息の量がすくなくるともいわれています。 態を慢性肺性心といいます。 老人性肺気鍾は老人に発病するものて、 なります。これは肺が若い人のように、伸 しゆくじざい 症状酸素不足の状態の病気てあります 肺胞壁の弾力線粧が萎縮して、輔胞内圧が 縮自在にてきなくて、しかも肺の病気にか かり肺の弾力線維がくたびれて弾力性を失上がって弾力線維が切れて、に空気がのて、爪や唇にはチアノーゼがあり、なが い、空気を十分にはきだすことがてきず肺たまった状態てあります。こ一 ' 肥がやぶい経過の人は指先がたいこをたたくはちの つの袋ように、さきだけふくらんてきます。これを に空気が残っている状態てあ勺ます。このれて数コないしそれ以上の肺宀 ぽ 5 ・ちょ ) になって、のう ( ) 胞とない一 〃たいこはちの指〃といいます。また坂道 ように肺が弾力性を失い、過度に膨張し、 せきてやぶれて、陰圧てあっ イ・亠に空をのぼると息ぎれがあり、すこし歩くと息 呼出障害のあるのを肺気腫といいます。 してぎれがして肩て息をします。換気不足のた また老人はかりてなく若い人ても、ぜん気が入って外気と交通して、