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検索対象: 痛風手帳

痛風手帳から 24件見つかりました。
1. 痛風手帳

痛風の症は、関節以外にも現わ 痛風発作を繰り返しているうちにいろいろ 〇痛風結節 ゆび 尿酸の塊が、耳介や足の親趾、 肘の関節などにできます。 ここまで症状が進むと重症です。 〇尿路結石 痛風患者さんは、一般の人より何 倍も尿路結石がよくできます。無 症状のこともありますが、時に背 中が激しく痛み、血尿がでます。

2. 痛風手帳

痛風の治療は生涯治療です。 痛風は痛風発作のとき以外は無症状なので、「喉元過ぎれば熱 さを忘れる」患者さんが多く、治療が続かないことがよくあり ます。痛風は、症状のない間にからだが少しずつおかされるの が特徴ですから、「症状がないから治った」と思うのは病気に 対する認識が甘いといわざるを得ません。 痛風の治療は痛風発作の痛みをとるだけではなく、高い血清 尿酸値を正常範囲に維持し、最終的には腎臓障害や他の重大 な合併症を予防するのが目的です。このことを医師と患者さん が理解しあって初めて痛風の生涯治療が成り立ちます。痛風とい う病気を十分に理解し、生涯治療に取り組んでください。

3. 痛風手帳

痛風は、からた全体の病気です。 足の関節炎は 痛風の一症状にすきません。 痛風は足の指が腫れてひどく痛む病気として有名です。しかし、 この関節炎ー痛風発作ーは、痛風のいろんな症状の一部にすぎ ません。痛風は、からだの中に " 尿酸 " という物質が異常にたまる、 からだ全体の病気なのです。尿酸が体内に異常にたまっている 状態が何年も続くと、尿酸はからだの中に沈着し、害を及ばします。 関節に沈着すると最初に述べたような痛風発作をおこしますが、 もっと恐ろしいのは腎臓に沈着しておこる障害です。 痛風発作の痛みは相当なものですから、「痛みがなくなったから 痛風が治った」と思っているうちに次第に内臓もむしばまれていく、 3 症 これが痛風の怖さです。

4. 痛風手帳

高い「高尿酸血症」です。 はありません。 古尿酸血症はいくつもの要因が重なっておこ 同ります。 腎臓から尿酸をだす力が体質的に弱い、肥満、飲み過ぎ、食 べ過ぎ、運動不足、ストレスなどの要因が重なると高尿酸血症に なります。血液の病気、悪性腫瘍、腎臓病や利尿剤などの薬剤 も高尿酸血症の原因になります。 重症の高尿酸血症には注意が必要です。 高尿酸血症でも、血清尿酸 値が 7.0mg / dL を少し超えるぐ らいでは一生痛風になら ないですむことが多いの ですが、血清尿酸値か 高いほど短期間のうちに 吉晶 痛風になる危険性が大き尿酸 いといえます。したがって、痛風発作や症状がなくとも血清尿 酸値が常に 9.0mg , / dL を超えるような大変高い場合やすでに腎 臓に障害があれば薬を使った治療が必要になります。 IO

5. 痛風手帳

はじめに もともと血清尿酸値が高い人で、あるとき突然関節に激痛が 走る。これを痛風発作といいます。痛風患者さんの典型的な初発 症状はこのようにおきます。しかし、痛風の問題は関節の痛みに とどまりません。ほうっておけば腎臓が悪くなったり、そのほか の合併症をおこすこともあります。痛風の原因は尿酸が体内に 蓄積することです。そのため、痛風発作がおきる前に高尿酸血症 という状態が続くのが普通です。これは、血液検査をして初めて わかります。 痛風は以前は重症の病気でした。しかし、良い薬ができたため、 現在では正しい治療をすることにより完全にコントロールできる 病気です。しかし、正しい治療法があったとしても、独りよがりの 自己管理では、問題があります。 痛風と高尿酸血症の治療は生活習慣の改善と薬物が中心 です。アルコールや食事など、生活習慣はどの程度までやる必要 があるのか、どのような場合に薬による治療を始めるべきか、 このあたりが最も重要な点です。我々、痛風を専門とする医師は、 学会等で何回も討論して治療ガイドラインをつくっています。 この手帳は、ご自分の高尿酸血症、痛風とうまく付き合って いくために、患者さんにいつも携帯していただきたい手帳です。 公益財団法人痛風財団理事長 鎌谷直之 1

6. 痛風手帳

れが特徴です。 写真 2 風発作は忘れたころにやってきます。 痛 痛風は発作のないときには全く無症状ですが、発作は必ず再発 します。再発までの期間は人によって様々で、 1 週間で再発する こともあれば、 5 年たって再発する患者さんもいます。 痛風発作は次第に重症になります。 痛風発作を繰り返しているうちに、発作の間隔が短くなり、腫れも 強くなります。一度に 2 つ以上の関節に発作がでたり、足だけで なく、膝や手首の関節に発作がでるようになると、相当重症になっ ている証拠です。 6

7. 痛風手帳

正しく対処すれば、 痛風発作や他の症状は予防できます。 痛風発作も腎臓の障害も体内に尿酸が多過ぎることが原因です から、これを正常範囲にコントロールし続ければ、発作も他の症 状も予防できます。 しかし何度も痛風発作のあった患者さんは、からだの中に相当尿 酸がたまっているので、この沈着した尿酸をとり除くには、食生活 の注意だけではなく薬の力を借りなければいけません。つまり痛風 治療は体内の尿酸量を正常範囲に維持し続けることですから、 痛風発作のときだけでなく相当長期間にわたり続ける必要がある のです。 痛風は残念なことに治りにくい病気ですが、幸運なことに完全に コントロールできる病気です。 4

8. 痛風手帳

痛風発作は関節のしい痛みと 風発作は、関節にたまった尿酸の結晶か 甬おこす炎症です。 発作中の関節の中では、尿酸の結品と白血球が格闘をしていま す。 ( 写真 l) 関節は赤く腫れ上がり大変痛みます。場所は足の ゆび 親趾の関節に最も多く ( 写真 2 ) 、ほかには足首、アキレス腱の 付け根、足の甲の部分などにもおこります。この発作症状は普通 1 週間前後で治まりますが、一度に 1 つの関節だけが痛むのが特 徴です。 写真 ] 5

9. 痛風手帳

痛風の原因は血液中の尿酸値が ーしかし、尿酸値が高いと必ず痛風になるわけで 酸は誰のからだの中でもつくられます。 尿 尿酸はからだの中のエネルギーの燃えかすであり、すべての人 の体内でつくられる物質です。また食物中のプリン体からもつ くられますが、プリン体は日常の食物にはそれほど多く含まれ ていません。できた尿酸は、主として腎臓から尿の中に捨てら れます。 酸値は血液検査で調べます。 尿酸は体内では血液に溶けているので、血液中の濃度 ( 血清尿 酸値 ) が体内の尿酸量の指標です。血清尿酸値が 7.0mg / dL を 超えると尿酸は血液に溶けにくくなり「高尿酸血症」と呼ばれます。 つまり「高尿酸血症」は尿酸が結品になって痛風になりやすい状 態なのです。 なお女性の血清尿酸値は男 性より低い傾向にあり、閉経 後には少し高くなります。 尿 9

10. 痛風手帳

痛風の治療は 3 段階あります。 第 1 段階痛風発作を抑える対症療法 痛風発作時には、消炎鎮痛剤 ( インドメタシン、ナプロキセン、 プラノブロフェンなど ) が短期間のみ使われます。発作のおこり始 めに、「これはくるぞ」というような前兆症状があれば、コルヒチン 1 錠が有効です。痛風がおこってから尿酸値を下げる薬をのみ 始めると、痛風発作は逆にひどくなる場合があります。尿酸値を 下げる薬は、発作が治まってから開始します。 第 2 段階血清尿酸値を下げる原因療法 痛風発作が治ったから痛風が治ったわけではありません。 痛風発作の原因である尿酸値を低く抑えておかなければ痛 風発作も繰り返し、様々な内臓障害がでてきます。 血清尿酸値を下げる薬には、からだの中で尿酸をできにくく する薬 ( アロプリノール ) と、尿の中へ尿酸を追いだしやすく する薬 ( べンズプロマロン、プロベネシド ) があります。この 種の薬は発作の有無にかかわらす相当長期間、場合によって は一生のみ続ける必要があります。