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検索対象: アガサ=クリスティ推理・探偵小説集 1
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1. アガサ=クリスティ推理・探偵小説集 1

もくじ じけんば ボワロの事件簿 す すずめばちの巣 : わ 二十四羽の黒っぐみ : ひみつ 、、ハグダッドの櫃の秘密 : じけんば クインの事件簿 とうじよう クイン登場 ヘレンの顔 ハインの事件簿 あ みようじようしようしつじけん 明けの明星消失事件 解説 せつ ひっ : 芻 じけんば 各務三郎 : かがみさぶろう

2. アガサ=クリスティ推理・探偵小説集 1

ボワロの事件簿 Hercule Po ミ じけんば

3. アガサ=クリスティ推理・探偵小説集 1

、 0 Q ミゞ Ⅱクインの事件簿 じけんば

4. アガサ=クリスティ推理・探偵小説集 1

0 ミ Ⅱパインの事件簿 じけんば ツー

5. アガサ=クリスティ推理・探偵小説集 1

のそみますわ。なにしろ、子どもというのはなにをしでかすかわからないんですもの。こ ういうときになると、すっかりはしゃいじゃいましてね。 ふきつよかん ー・ローラはしずしずと階段を いいたげに首をふりながら、レディ 不吉な予感がすると のぼっていった。 ふじんれん ご婦人連のいなくなったところで、あらためていすが、あかあかと丸太の燃えさかる大 きな炉ばたをかこんでひきよせられた。 おうよう 「どれくらいつぐか、し 、ってくれーと、イヴシャムが主人役らしく鷹揚にいって、ウイス キーのデキャンターをさしあげてみせた。 わだい めいめいに酒がゆきわたると、話題はしぜんに、それまでタブーとなっていたところへ もどっていった。 「あんた、。 テレクⅱケイベルは知ってるだろう ? ・ーと、コンウェイがサタースウェイト氏 に話しかけた。 「ああ いくらかね。」 「じゃあ、きみは、ポータル ? 」 「いや、会ったこともない。」 ろ さけ しゅじんやく まるた かいだん し = クインの事件簿 115

6. アガサ=クリスティ推理・探偵小説集 1

きこむのをふせぐためにおいてあるのですがーーーそれがほんのわずか左へよっていまし 「こんなふうにかね ? 」 びんしよう さいしき ボワロは敏捷にその前へいくと、衝立をうごかした。それは彩色した革張りのみごとな しな たしようひっ 品で、もとの位置でも多少は櫃をかくすかたちになっていたが、。、 ホワ口が左へずらしたの ひっ で、櫃はぜんぜん見えなくなってしまった。 じゅうほく 「さようでございます。 - 従僕はいった。「ちょうどその位置でございました。」 「で、あくる朝は ? 」 「やはりおなじところにありました。まちがいございません。それをうごかしたときに、 けっこんはつけん 血痕を発見したのですから。ただいま、じゅうたんはクリーニングにだしてあります。そ れで床板がむきだしになっているわけでございます。」 ボワロはうなずいた。 「なるほど。おかげでようすがよくわかった。」 しへいじゅうばく 彼は、まあたらしい紙幣を従僕の手ににぎらせた。 「ありがとうございます。」 ゆかいた ついたて ち かわば 93 ボワロの事件簿

7. アガサ=クリスティ推理・探偵小説集 1

じんころ しようさ はんこうしめ 人を殺してはいない。しかし、あらゆる証拠が少佐の犯行を示していることはごそんじで けつかん しよう。あなた個人として、その証拠になにか欠陥があるとお思いですかな ? 、え。あるとは思いません。」 しゅじん 「ご主人がスコットランドにいくことを、最初にあなたに告げられたのは、いつでした か ? 」 ちゅうしよく 冫をし力ないと申しておりま 「昼食のすぐあとです。気がすすまないが、いかないわけこま、 ようけん ひょうかがく した。なにか土地の評価額についての用件だったようですわ。」 「で、そのあとは ? 」 クラプへいったんだと思います。それきり 「外出しました せん。」 しようさ 「さて、ではリッチ少佐ですがーーーその夜のようすはどんなでしたか ? い ありませんでしたかな ? 」 「ええ、そう思います。」 「はっきりおっしゃれませんか ? マーガリータはまゆをよせた。 がいしゆっ こじん しようこ しようこ っ 一度も会っておりま つもとかわり 83 ボワロの事件簿

8. アガサ=クリスティ推理・探偵小説集 1

ふんそうどうぐ ごしようだいじ したよ。そのうえジョージは、ばかなことに、つけひげその他の扮装道具を後生大事にし まっておいたんです。さよう ! その気になれば、証拠はいくらでもでてくるものでね。 ほ、つもん わたしはジョージを訪問して、ちょっとばかりおどかしてやりました。それがとどめの一 撃になったわけです。 ついでですが、彼はまた黒いちごを食べていましたよ。意地きたないやつですーーー食べ し エ・ビアン てんばっ ることばかり考えて。というわけで、天罰てきめん、その意地きたなさが彼の首を絞める ことになりました もしわたしが、とほうもない考えちがいをしていなければね。」 ににんまえ ウェイトレスが、二人前の黒いちごとりんごのタルトをはこんできた。 ようじん 「おいきみ、こいつはさげてくれ」と、ポニントン氏はいった。「用心して、しすぎること はないからね。そのかわりに、小さなサゴ椰子のプディングでがまんすることにしよう。 し しようこ た じ じ 67 ボワロの事件簿

9. アガサ=クリスティ推理・探偵小説集 1

「なんですって ? 」 「ですから、お聞きになってはいないはずだと申しあげたのです。わたしが調べているの は、まだ起こっていない犯罪なのですよ。 「しかしそれはーーー・・ナンセンスも、 しいとこだ。」 さつじん 「ところがそうじゃないんです。もしも殺人が起きるまえにそれを調べておくことができ ゅうり たら、あとで調べるよりもずっと有利なはずです。ひょっとしたら、それをーーっまらん うぬぼれかもしれませんがーー・ふせぐことさえできるかもしれない。」 ハリスンはまじまじと彼を見つめた。 ほんき 「本気でおっしやってるんじゃないんでしよう、ボワ口さん ? 「いや、大まじめです。」 さつじん 「じゃあ、ほんとうに殺人が起こりかけていると信じておいでなのですか ? これはおど ろいた ! 」 かんたんし 最後の感嘆詞の部分は聞きながして、ボワロは相手のことばをひきとった。 モナミ 「そうです、われわれの手でそれを防止できないかぎりは、そうなるのですよ、あなた。 それをわたしはいっているのです。」 ぶぶん はんざい しら しら 13 ボワロの事件簿

10. アガサ=クリスティ推理・探偵小説集 1

なると、クレイトンは、これからユーストン駅へいくとちゅうで、リッチ少佐のところへ よってゆくつもりだといいだした。 し 「そのとき、クレイトン氏のそぶりはどんなでしたか ? ふさいでいるようでしたか、そ れとも、元気だった ? しよ、つさ 少佐は考えた。もともとロの重い男とみえて、答えたのはかなりたってからだった。 じよう 「かなり上きげんに見うけられましたがね。」 あいだがら 「リッチ少佐と気まずい間柄になっているというようなことは、 か ? 」 「とんでもない。あの二人は親友どうしでした。 しようさ なかしっと 「奥さんとリッチ少佐の仲を嫉妬しているようなことは ? しようさ か 少佐はみるみる顔をまっ赤にした。 簿 しんぶんきじ 「あんたは新聞記事なんかを信じるんですか ? あんなのは、うそっぱちとあてこすりば件 の かりだ。むろんあの男は嫉妬なんかしていなかった。あのときだって、こういったほどで ワ しゆっせき すーー・『当然マーガリータは出席するが』とね。 しようさ いつもとかわりありません 「わかりました。で、その夜のリッチ少佐のようすですが とうぜん しようさ しっと しんゅう えき いっていませんでした しようさ