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人事院月報 2016年 9月号


ー 給 与 勧 告 の 仕 組 み と 本 年 の 勧 告 の ポ イ ン ト ー 目 次 1 給 与 勧 告 の 仕 組 み と 本 年 の 給 与 改 定 ① 給 与 勧 告 の 対 象 職 員 ・ ② 給 与 勧 告 の 手 順 ・ ③ 民 間 給 与 と の 比 較 ・ ④ 民 間 給 与 と の 比 較 方 法 ( ラ ス パ イ レ ス 比 較 ト ・ 民 間 給 与 と の 較 差 に 基 づ く 給 与 改 定 ・ ⑤ ⑥ 本 年 の 勧 告 の ポ イ ン ト ・ 国 家 公 務 員 ( 行 政 職 ( ー ) 及 び 指 定 職 ) モ デ ル 給 与 例 ・ ⑦ ⑧ 給 与 勧 告 の 実 施 状 況 ( 行 政 職 ( ー ) 関 係 ) ・ 2 給 与 制 度 の 改 正 ① 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 し の 概 要 ・ ② 扶 養 手 当 の 見 直 し ・ ③ 専 門 ス タ ッ フ 職 俸 給 表 4 級 の 新 設 ・ 3 両 立 支 援 制 度 の 意 見 の 申 出 - 勧 告 等 の 概 要 4 高 齢 層 職 員 の 能 力 及 び 経 験 の 活 用 ( 雇 用 と 年 金 の 接 続 ) ・ ・ 1 1 3 ・ 107 ・ 107 ・ 108 ・ 108 - 109 ・ 109 ・ 1 10 ・ 1 10 ・ 1 1 2 ・ 1 1 2 7 06 2016 9 月 号 人 事 院 月 報

人事院月報 2016年 9月号


企 業 規 模 五 〇 人 以 上 、 か っ 、 事 業 所 規 模 五 〇 人 以 上 の 事 業 所 を 調 査 対 象 と し て 実 施 し 、 こ れ ら の 事 業 所 の 民 間 企 業 従 業 員 の 給 与 と の 比 較 を 行 っ て い る 。 こ の よ う な 比 較 方 法 及 び 調 査 対 象 と し て い る 理 由 は 、 以 下 の と お り で あ る 。 ( 同 種 ・ 同 等 比 較 ) 給 与 は 、 一 般 的 に 、 職 種 を 始 め 、 役 職 段 階 、 勤 務 地 域 、 学 歴 、 年 齢 等 の 要 素 に 応 じ て そ の 水 準 が 定 ま っ て い る こ と か ら 、 こ れ ら の 要 素 が 異 な れ ば 、 給 与 水 準 も 異 な る こ と と な る 。 し た が っ て 、 公 務 と 民 間 企 業 の 給 与 を 比 較 す る 場 合 、 両 者 の 給 与 の 単 純 な 平 均 値 で 比 較 す る こ と は 適 当 で な く 、 給 与 決 定 要 素 を 合 わ せ て 比 較 ( 同 種 ・ 同 等 比 較 ) す る こ と が 適 当 で あ る 。 本 院 が 行 っ て い る 民 間 給 与 と の 比 較 は 、 一 般 の 行 政 事 務 を 行 っ て い る 国 家 公 務 員 ( 行 政 職 俸 給 表 曰 適 用 職 員 ) と こ れ に 類 似 す る と 認 め ら れ る 事 務 ・ 技 術 関 係 職 種 の 民 間 企 業 従 業 員 を そ の 対 象 と し た 上 で 、 主 な 給 与 決 定 要 素 で あ る 役 職 段 階 、 勤 務 地 域 、 学 歴 、 年 齢 を 同 じ く す る 者 同 士 の 四 月 分 の 給 与 額 を 対 比 さ せ 、 国 家 公 務 員 の 人 員 数 の ウ ェ イ ト を 用 い て 比 較 ( ラ ス パ イ レ ス 方 式 ) を 行 っ て い る 。 す な わ ち 、 個 々 の 国 家 公 務 員 に 、 役 職 段 階 な ど 主 な 給 与 決 定 要 素 が 同 一 で あ る 民 間 企 業 従 業 員 の 給 与 額 を 支 給 し た と 仮 定 し て 算 出 さ れ る 公 務 全 体 の 給 与 支 給 総 額 と 、 現 に 国 家 公 務 員 に 支 給 し て い る 給 与 支 給 総 額 と の 比 較 を 行 っ て い る 。 具 体 的 な 比 較 に 当 た っ て は 、 そ れ ぞ れ の 給 与 決 定 要 素 を 一 定 の 区 分 に 細 分 化 し 、 各 給 与 決 定 要 素 か ら 一 区 分 ず つ を 取 り 出 し て 作 成 し た 組 合 せ ( 例 え ば ) 役 職 段 階 が 係 員 、 勤 務 地 域 が 地 域 手 当 一 級 地 ( 東 京 都 特 別 区 ) 、 学 歴 が 大 学 卒 、 年 齢 が 二 四 歳 ・ 二 五 歳 ) ご と の 国 家 公 務 員 の 平 均 給 与 額 と 、 こ れ と 条 件 を 同 じ く す る 民 間 企 業 従 業 員 の 平 均 給 与 額 を 用 い る こ と と し て い る 。 ( 調 査 対 象 ) 国 家 公 務 員 と の 給 与 比 較 の 対 象 と な る 民 間 企 業 従 業 員 に つ い て は 、 現 行 の 調 査 対 象 企 業 規 模 よ り 小 さ い 規 模 の 企 業 の 従 業 員 も 対 象 に す べ き と の 議 論 が あ る 一 方 、 国 の 公 務 の 規 模 等 の 観 点 か ら 、 規 模 が 大 き い 企 業 の 従 業 員 の み と 比 較 す べ き と の 議 論 も あ る 。 ま た 、 国 の 行 政 が そ の 課 題 に 的 確 に 対 応 し て い く た め に は 、 民 間 企 業 等 と の 人 材 確 保 に お け る 競 合 が あ る 中 で 、 有 為 な 人 材 を 計 画 的 か っ 安 定 的 0 に 確 保 ・ 維 持 す る 必 要 が あ り 、 そ の よ う 報 な 観 点 を 踏 ま え た 適 正 な 給 与 水 準 の 確 保 人 の 重 要 性 に つ い て の 指 摘 も あ る 。 号 調 査 対 象 企 業 規 模 に つ い て は 、 民 間 企 明 業 従 業 員 の 給 与 を よ り 広 く 把 握 し 国 家 公 務 員 の 給 与 に 反 映 さ せ る 観 点 か ら 、 平 成 一 八 年 に そ れ ま で の 一 〇 〇 人 以 上 か ら 五 〇 人 以 上 に 引 き 下 げ た 。 企 業 規 模 五 〇 人 以 上 の 多 く の 民 間 企 業 に お い て は 、 公 務 と 同 様 、 部 長 、 課 長 、 係 長 等 の 役 職 段 階 を 有 し て お り 、 公 務 と 同 種 ・ 同 等 の 者 同 士 に よ る 給 与 比 較 が 可 能 で あ る こ と に 加 え 、 現 行 の 調 査 対 象 と な る 事 業 所 数 で あ れ ば 、 実 地 に よ る 精 緻 な 調 査 が 可 能 で あ り 、 調 査 の 精 確 性 を 維 持 す る こ と が で き る 。 事 業 所 規 模 五 〇 人 未 満 の 事 業 所 に つ い て は 調 査 対 象 と し て い な い が 、 こ れ は 、 事 業 所 規 模 五 〇 人 未 満 の 事 業 所 を 調 査 対 象 と す る と 、 事 業 所 数 が 増 加 し て こ れ ま で の よ う な 実 地 調 査 を 行 う こ と が で き な く な り 、 調 査 の 精 確 性 を 維 持 す る こ と が で き な く な る こ と に 加 え 、 同 一 企 業 に お い て は 、 一 般 的 に 、 当 該 企 業 に 勤 務 す る 従 業 員 の 給 与 に つ い て 、 当 該 従 業 員 が 勤 務 す る 事 業 所 の 規 模 に よ る 差 を 設 け て い な い と 考 え ら れ る こ と に よ る 。 な お 、 企 業 規 模 五 〇 人 以 上 の 民 営 事 業

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業 で あ っ た 独 立 行 政 法 人 造 幣 局 及 び 独 立 行 政 法 人 国 立 印 刷 局 の 職 員 の 給 与 改 定 に つ い て は 、 中 央 労 働 委 員 会 に 対 し て 調 停 の 申 請 が な さ れ 、 本 年 四 月 か ら 基 準 内 賃 金 を 一 人 当 た り 〇 ・ 三 〇 % 相 当 額 の 原 資 を も っ て 引 き 上 げ る こ と を 内 容 と す る 調 停 案 を 労 使 双 方 が 受 諾 し て 決 着 し た 0 有 識 者 の 意 見 本 院 は 、 国 家 公 務 員 の 給 与 改 定 を 検 討 す る に 当 た っ て 、 例 年 同 様 、 全 国 四 九 都 市 に お い て 有 識 者 の 参 加 に よ る 公 務 員 問 題 懇 話 会 や 中 小 企 業 経 営 者 等 と の 意 見 交 換 を 行 っ た 。 こ の 懇 話 会 等 に お い て 、 本 院 は 、 給 与 勧 告 の 仕 組 み や 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 し 等 に つ い て 説 明 し 、 意 見 交 換 を 行 っ て い る 。 そ の 意 見 交 換 に お い て 有 識 者 か ら 出 さ れ た 主 な 意 見 は 、 次 の と お り で あ る 。 国 家 公 務 員 の 給 与 に つ い て は 、 国 の 業 務 に 見 合 っ た 給 与 を 支 給 し な け れ ば 優 秀 な 人 材 は 確 保 で き な い と の 意 見 、 職 員 の 能 力 や 業 績 を 適 正 に 評 価 し 、 そ れ を 反 映 し た 給 与 を 支 給 す べ き と の 意 見 等 が あ っ た 。 民 間 給 与 と の 比 較 方 法 に つ い て は 、 現 行 の 比 較 方 法 は 妥 当 と の 意 見 が 多 か っ た が 、 企 業 規 模 五 〇 人 未 満 の 企 業 の 実 態 を 反 映 し て も よ い の で は な い か と の 意 見 、 公 務 組 織 の 規 模 か ら 考 え る と 大 手 企 業 と 比 較 し て も よ い の で は な い か と の 意 見 等 も あ っ た 。 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 し に つ い て は 、 同 一 の 職 務 を 行 っ て い る 職 員 の 給 与 水 準 が 地 域 に よ っ て 大 き く 異 な る こ と が な い よ う に 配 慮 す べ き と の 意 見 、 高 齢 層 職 員 で も 教 育 費 等 が 必 要 な 場 合 も あ る こ と か ら 一 定 の 給 与 水 準 は 確 保 す べ き と の 意 見 等 も あ っ た が 、 地 域 間 、 世 代 間 等 の 給 与 配 分 の 見 直 し の 内 容 は 妥 当 と の 意 見 が 多 か っ た 。 扶 養 手 当 の 見 直 し に つ い て は 、 配 偶 者 に 係 る 手 当 を 削 減 し 、 そ の 分 を 子 供 に 係 る 手 当 に 再 配 分 す る な ど の 見 直 し を 行 う べ き と の 意 見 が 多 か っ た 。 ま た 、 配 偶 者 に 係 る 手 当 が あ る こ と に よ り 女 性 の 活 躍 に 影 響 が 出 て い る と は 思 わ な い と の 意 見 等 が あ っ た 。 2 本 年 の 国 家 公 務 員 給 与 と 民 間 給 与 の 実 態 国 家 公 務 員 給 与 の 状 況 2 本 院 は 、 「 平 成 一 一 八 年 国 家 公 務 員 給 報 与 等 実 態 調 査 」 を 実 施 し 、 一 般 職 の 職 人 員 の 給 与 に 関 す る 法 律 ( 給 与 法 ) が 適 用 さ れ る 常 勤 職 員 の 給 与 の 支 給 状 況 等 一 に つ い て 全 数 調 査 を 行 っ た 。 民 間 給 与 と の 比 較 を 行 っ て い る 行 政 職 俸 給 表 曰 適 用 職 員 ( 一 四 〇 、 七 八 六 人 、 平 均 年 齢 四 三 ・ 六 歳 ) の 平 均 給 与 月 額 は 四 一 〇 、 九 八 四 円 と な っ て お り 、 税 務 署 職 員 、 刑 務 官 等 を 含 め た 職 員 全 体 ( 二 五 三 、 六 二 四 人 、 同 四 三 ・ 三 歳 ) の 平 均 給 与 月 額 は 四 一 七 、 三 九 四 円 と な っ て い る 。 ( 注 ) 平 均 給 与 月 額 と は 、 俸 給 、 地 域 手 当 、 俸 給 の 特 別 調 整 額 ( 管 理 職 手 当 ) 、 扶 養 手 当 、 住 居 手 当 等 ( 所 定 外 給 与 で あ る 超 過 勤 務 手 当 等 及 び 実 費 弁 償 的 な 性 格 の 通 勤 手 当 等 の 手 当 を 除 く 。 ) の 全 て の 給 与 の 平 均 月 額 を い う 。 ( 参 考 資 料 1 国 家 公 務 員 給 与 関 係 六 八 ペ ー ジ 参 照 ) 民 間 給 与 の 状 況 ア 職 種 別 民 間 給 与 実 態 調 査 本 院 は 、 企 業 規 模 五 〇 人 以 上 、 か つ 、 事 業 所 規 模 五 〇 人 以 上 の 全 国 ( 熊 本 県 を 除 く 。 ) の 民 間 事 業 所 約 五 三 、 四 〇 〇 ( 母 集 団 事 業 所 ) の う

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別 紙 第 一 職 員 の 給 与 に 関 す る 報 告 第 1 給 与 勧 告 制 度 の 基 本 的 考 え 方 給 与 勧 告 の 意 義 と 役 割 国 家 公 務 員 法 第 一 一 八 条 は 、 国 家 公 務 員 の 給 与 に つ い て 、 国 会 に よ り 社 会 一 般 の 情 勢 に 適 応 す る よ う に 随 時 変 更 す る こ と が で き る と し て お り 、 本 院 に は 、 そ の 変 更 に 関 し て 勧 告 す る こ と を 怠 っ て は な ら な い と す る と と も に 、 国 会 及 び 内 閣 に 対 し 、 毎 年 、 少 な く と も 一 回 、 俸 給 表 が 適 当 で あ る か ど う か に つ い て 報 告 を 行 う 責 務 を 課 し て い る 。 国 家 公 務 員 は 、 そ の 地 位 の 特 殊 性 及 び 職 務 の 公 共 性 に 鑑 み 、 憲 法 で 保 障 さ れ た 労 働 基 本 権 が 制 約 さ れ て お り 、 本 院 の 給 与 勧 告 は 、 労 働 基 本 権 制 約 の 代 償 措 置 と し て 、 国 家 公 務 員 に 対 し 、 社 会 一 般 の 情 勢 に 適 応 し た 適 正 な 給 与 を 確 保 す る 機 能 第 職 員 の 給 与 に 関 す る 報 告 を 有 す る も の で あ る 。 給 与 勧 告 に お い て は 、 従 来 よ り 、 給 与 水 準 の 改 定 の み な ら ず 、 俸 給 制 度 及 び 諸 手 当 制 度 の 見 直 し も 行 っ て き て い る ま た 、 国 家 公 務 員 法 第 三 条 は 、 職 員 の 利 益 の 保 護 を 人 事 院 の 基 本 的 役 割 と し て お り 、 本 院 が 給 与 勧 告 を 通 じ て 国 家 公 務 員 に 適 正 な 処 遇 を 確 保 す る こ と は 、 職 務 に 精 励 し て い る 国 家 公 務 員 の 士 気 の 向 上 、 公 務 に お け る 人 材 の 確 保 や 労 使 関 係 の 安 定 に も 資 す る も の で あ り 、 能 率 的 な 行 政 運 営 を 維 持 す る 上 で の 基 盤 と な っ て 2 民 間 準 拠 に よ る 給 与 水 準 の 改 定 本 院 の 給 与 勧 告 は 、 国 家 公 務 員 に 対 し 、 社 会 一 般 の 情 勢 に 適 応 し た 適 正 な 給 与 を 確 保 す る 機 能 を 有 す る も の で あ り 、 国 家 公 務 員 の 給 与 水 準 を 民 間 企 業 従 業 員 の 給 与 水 準 と 均 衡 さ せ る こ と ( 民 間 準 拠 ) を 基 本 と し て い る 。 民 間 準 拠 を 基 本 と す る の は 、 国 家 公 務 員 も 勤 労 者 で あ り 、 勤 務 の 対 価 と し て 適 正 な 給 与 を 支 給 す る こ と が 必 要 と さ れ る 中 で 、 公 務 に お い て は 、 民 間 企 業 と 異 な り 、 市 場 の 抑 制 力 と い う 給 与 決 定 上 の 制 約 が 存 し な い こ と 等 か ら 、 そ の 給 与 水 準 は 、 そ の 時 々 の 経 済 ・ 雇 用 情 勢 等 を 反 映 し て 労 使 交 渉 等 に よ っ て 決 定 さ れ る 民 間 の 給 与 水 準 に 準 拠 し て 定 め る こ と が 最 も 合 理 的 で あ る と 考 え ら れ る こ と に よ る 。 国 家 公 務 員 の 給 与 と 民 間 企 業 従 業 員 の 給 与 と の 比 較 に お い て は 、 主 な 給 与 決 定 要 素 を 同 じ く す る 者 同 士 の 四 月 分 の 給 与 報 額 を 対 比 さ せ 、 精 密 に 比 較 を 行 っ て い る 。 院 人 ま た 、 「 職 種 別 民 間 給 与 実 態 調 査 」 は 、 0

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務 の 行 政 職 俸 給 表 曰 と 類 似 す る と 認 め ら れ る 職 種 ( 事 務 ・ 技 術 関 係 職 種 ) の 常 勤 の 従 業 員 に つ い て 、 主 な 給 与 決 定 要 素 で あ る 役 職 段 階 、 勤 務 地 域 、 学 歴 、 3 本 年 の 国 家 公 務 員 給 与 と 民 間 給 与 年 齢 を 同 じ く す る 者 同 士 の 四 月 分 の 給 と の 比 較 与 額 ( 公 務 に あ っ て は 平 均 給 与 月 額 、 月 例 給 民 間 に あ っ て は 所 定 内 給 与 の 月 額 か ら 通 勤 手 当 の 月 額 を 減 じ た 額 ) を 対 比 さ 本 院 は 、 「 国 家 公 務 員 給 与 等 実 態 調 せ 、 精 密 に 比 較 を 行 っ て き て い る 。 査 」 及 び 「 職 種 別 民 間 給 与 実 態 調 査 」 本 年 四 月 分 の 給 与 に つ い て 、 官 民 較 の 結 果 に 基 づ き 、 公 務 に お い て は 一 般 差 を 算 出 し た と こ ろ 、 別 表 第 3 に 示 す の 行 政 事 務 を 行 っ て い る 常 勤 の 行 政 職 と お り 、 国 家 公 務 員 給 与 が 民 間 給 与 を 俸 給 表 曰 適 用 職 員 、 民 間 に お い て は 公 民 間 に お け る 定 期 昇 給 の 実 施 状 況 ( 平 成 28 年 職 種 別 民 間 給 与 実 態 調 査 ) ( 単 位 : % ) ~ 係 、 員 87.0 84.8 24.2 77 52.9 2.2 13.0 課 長 級 807 78.4 22.0 7.5 48.9 2.3 19.3 ( 注 ) 定 期 昇 給 の 有 無 が 不 明 、 定 期 昇 給 の 実 施 が 未 定 及 び べ ー ス ア ッ プ と 定 期 昇 給 を 分 離 す る こ と が で き な い 事 業 所 を 除 い て 集 計 し た 。 国 家 公 務 員 給 与 と 民 間 給 与 と の 較 差 民 間 給 与 、 国 家 公 務 員 給 与 ー ① 一 ② ( 円 ) ② xl 00 ( % ) ② 708 円 41 1 , 692 円 410 , 984 円 017 % ) ( 注 ) 民 間 、 国 家 公 務 員 と も に 、 本 年 度 の 新 規 学 卒 の 採 用 者 は 含 ま れ て い な い 。 一 人 当 た り 平 均 七 〇 八 円 ( 〇 ・ 一 七 % ) 下 回 っ て い た 。 寺 リ △ ロ 牛 男 糸 本 院 は 、 民 間 に お け る 特 別 給 の 支 給 割 合 ( 月 数 ) を 算 出 し 、 こ れ を 国 家 公 務 員 の 期 末 手 当 ・ 勤 勉 手 当 の 年 間 の 平 均 支 給 月 数 と 比 較 し た 上 で 、 〇 ・ 〇 五 月 単 位 で 改 定 を 行 っ て き て い る 。 本 年 の 「 職 種 別 民 間 給 与 実 態 調 査 」 の 結 果 、 昨 年 八 月 か ら 本 年 七 月 ま で の 一 年 間 に お い て 、 民 間 事 業 所 で 支 払 わ れ た 特 別 給 は 、 リ 月 表 第 4 に 示 す と お り 、 年 間 で 所 定 内 給 与 月 額 の 四 ・ 三 二 月 分 に 相 当 し て お り 、 国 家 公 務 員 の 期 末 手 当 ・ 勤 勉 手 当 の 年 間 の 平 均 支 給 月 数 ( 四 ・ 一 一 〇 月 ) が 民 間 事 業 所 の 特 別 給 の 支 給 割 合 を 〇 ・ 一 一 一 月 分 下 回 っ て い 4 本 年 の 給 与 の 改 定 改 定 の 基 本 方 針 ア 月 例 給 前 記 3 ① の と お り 、 本 年 四 月 時 点 で 、 国 家 公 務 員 の 月 例 給 が 民 間 給 与 2016 9 月 号 人 事 院 月 報 7 /

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。 1 = ③ 民 間 給 与 と の 比 較 。 を 比 較 方 法 0 民 間 給 与 と の 比 較 は 、 主 な 給 与 決 定 要 素 を 同 じ く す る 者 同 士 で 比 較 す る 必 要 ※ 国 家 公 務 員 の 人 員 数 の ウ ェ イ ト を 用 い た ラ ス パ イ レ ス 比 較 く 主 な 給 与 決 定 要 素 > 三 ( 部 長 、 課 長 、 係 長 、 係 員 等 ) 地 域 手 当 1 級 地 ( 東 京 23 区 ) ~ 7 級 地 、 地 域 手 当 非 支 給 地 ※ 詳 細 は 1 ー ④ 民 間 給 与 と の 比 較 方 法 ( ラ ス パ イ レ ス 比 較 ) を 参 照 ・ 調 査 対 象 〇 企 業 規 模 50 人 以 上 の 多 く の 民 間 企 業 に お い て は 、 公 務 と 同 様 、 課 長 ・ 係 長 等 の 役 職 段 階 が あ る こ と か ら 、 同 種 ・ 同 等 の 者 同 士 に よ る 比 較 が 可 能 〇 現 行 の 調 査 対 象 で あ れ ば 、 実 地 に よ る 精 緻 な 調 査 が 可 能 企 業 規 模 50 人 未 満 ー 企 業 規 模 50 人 以 上 は 参 考 ) 国 家 公 務 員 の 内 定 者 が 内 定 を 得 た 民 間 企 業 の 規 模 ー 民 営 事 業 所 全 体 の 一 正 社 員 数 の 6 割 を 企 業 規 模 50 ~ 99 4. 2 % 超 え る 人 数 を カ バ ー 業 規 擲 ~ 39 人 31. 2 % 企 業 規 模 50 人 未 満 1.9 % ※ 平 成 26 年 経 済 セ ン サ ス 基 礎 調 査 ( 総 務 省 ) を 基 に 人 事 院 に お い て 集 計 ※ 平 成 27 年 度 の 総 合 職 試 験 及 び 一 般 職 試 験 ( 大 卒 ) の 内 定 者 を 対 象 [ 人 事 院 調 査 ] ( 役 職 段 階 の 例 ) 模 満 規 未 企 長 、 長 代 、 長 : 員 部 「 ( 課 長 一 係 係 課 長 、 62. 7 % 36. 9 % 63. 1 % 係 員 し - は + ④ 民 間 給 = の 比 較 方 法 ( ラ ズ バ イ し ス 比 較 新 月 例 給 の 民 間 給 与 と の 比 較 ( ラ ス パ イ レ ス 比 較 ) に お い て は 、 ・ 個 々 の 国 家 公 務 員 に 民 間 の 給 与 額 を 支 給 し た と す れ ば 、 こ れ に 要 す る 支 給 総 額 (A) が 、 現 に 支 払 っ て い る 支 給 総 額 (B) に 比 べ て ど の 程 度 の 差 が あ る か を 算 出 し て い ま す 。 具 体 的 に は 、 以 下 の と お り 、 役 職 段 階 、 勤 務 地 域 、 学 歴 、 年 齢 階 層 別 の 国 家 公 務 員 の 平 均 給 与 ( 注 1 ) と 、 こ れ と 条 件 を 同 じ く す る 民 間 の 平 均 給 与 ( 注 2 ) の そ れ ぞ れ に 国 家 公 務 員 数 を 乗 じ た 総 額 を 算 出 し 、 両 者 の 水 準 を 比 較 し て い ま す 。 ( 年 齢 階 層 ) 24 ・ 25 歳 ( 役 職 段 階 ) ( 勤 務 地 域 ) ( 学 歴 ) ( 民 間 給 与 総 額 ( A ) ) ( 国 家 公 務 員 給 与 総 額 ( B ) ) 6 ・ 27 歳 地 域 手 当 民 間 給 与 国 家 公 務 員 数 大 卒 22 ・ 23 歳 1 級 ( 係 員 ) 1 級 地 地 域 手 当 、 ま 地 域 手 ー = 3 級 ま 、 ~ 。 地 域 手 当 三 ー 4 級 地 地 域 手 当 、 第 5 級 地 を 地 域 手 第 地 域 手 当 地 域 手 当 2 主 田 ま 3 級 ( 係 長 第 い 4 ( 課 長 代 理 ジ 、 長 ) 5 級 ( 課 長 を を 鬘 課 長 代 理 厂 6 級 ( 部 長 等 、 課 長 - 課 長 代 理 ) 級 、 8 級 を 部 長 等 、 課 第 、 9 級 0 級 ; ( 部 長 等 第 民 間 給 与 国 家 公 務 員 数 20 ・ 21 歳 短 大 卒 行 政 職 ( ー ) ( 事 務 ・ 技 術 ) 民 間 給 与 x 国 家 公 務 員 数 18 ・ 19 歳 民 間 給 与 メ 国 家 公 務 員 数 中 卒 16 ・ 17 歳 。 客 域 ご に は 地 域 手 当 第 級 地 」 ど い . 同 、 学 歴 頼 齢 階 層 別 民 給 与 第 び , 朝 家 公 務 給 写 を 算 定 ( 係 : 止 様 、 第 地 国 家 公 務 員 給 与 総 額 そ 国 家 公 務 員 総 数 。 410.984 円 (bY : 眠 間 給 与 総 額 国 家 公 霧 員 ま = : 煢 第 な ⅱ 92 円 宿 ) 本 年 の 較 差 708 円 ( 0.17 % ) ( 算 定 方 法 レ ( 訂 ト ⑥ ( 注 1 ) 平 成 28 年 国 家 公 務 員 給 与 等 実 態 調 査 の 結 果 を 基 に 算 出 ( 注 2 ) 平 成 28 年 職 種 別 民 間 給 与 実 態 調 査 の 結 果 を 基 に 算 出 7 08 人 事 院 月 報 2016 9 月 号

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給 与 勧 告 の 仕 組 み と 本 年 の 勧 告 の ポ イ ン ト ツ ① 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 し の 概 要 職 務 や 勤 務 実 績 に 応 じ た 見 直 し ① 広 域 異 動 手 当 60km 以 上 300km 未 満 は 5 % ( 見 直 し 前 3 % ) 、 300km 以 上 は 10 % ( 見 直 し 前 6 % ) に 引 上 げ ② 単 身 赴 任 手 当 基 礎 額 を 30 , 000 円 ( 見 直 し 前 23. 0 円 ) に 引 上 げ 加 算 額 を 12 回 相 当 ( 見 直 し 前 年 間 9 回 の 帰 宅 回 数 相 当 ) の 額 ( 7 の 网 円 限 度 ) に 引 上 げ ③ 本 府 省 業 務 調 整 手 当 係 長 級 は 基 準 と な る 俸 給 月 額 の 6 % 相 当 額 ( 見 直 し 前 4 % 相 当 額 ) 、 係 員 級 は 4 % 相 当 額 ( 見 直 し 前 2 % 相 当 額 ) に 引 上 げ 28 ー ロ 4. 5 % ロ 2. 5 % ロ 5. 5 % ー ロ 3. 5 % 29 地 域 間 の 給 与 配 分 の 見 直 し ① 民 間 賃 金 の 低 い 地 域 に お け る 官 民 の 給 与 差 を 踏 ま え 、 俸 給 表 の 水 準 を 平 均 で 2 % 引 下 げ く 民 間 賃 金 の 低 い 地 域 の 場 合 〉 く 東 京 都 特 別 区 の 場 合 ) ② 俸 給 表 水 準 の 引 下 げ に 伴 い 、 見 直 し 前 の - - 俸 給 水 準 地 域 手 当 の 支 給 割 合 を 見 直 し 新 俸 給 水 準 ( 3 % ~ 最 高 20 % ) ④ 管 理 職 員 特 別 勤 務 手 当 災 害 へ の 対 処 等 の 臨 時 ・ 緊 急 の 必 要 に よ り や む を 得 ず 平 日 深 夜 に 勤 務 し た 場 、 勤 務 1 回 に つ き 6 , 000 円 を 超 え な い 範 囲 内 の 額 を 支 給 Ⅳ 経 過 措 置 等 ① 新 俸 給 表 は 平 成 27 年 4 月 1 日 か ら 適 用 ( 新 俸 給 表 の 俸 給 月 額 が 切 替 日 の 前 日 ( 平 成 27 年 3 月 31 日 ) に 受 け て い た 俸 給 月 額 に 達 し な い 職 員 に 対 し て は 、 平 成 30 年 3 月 31 日 ま で の 3 年 間 に 限 り 、 そ の 差 額 を 支 給 ) ② 初 年 度 ( 平 成 27 年 度 ) の 制 度 改 正 原 資 を 確 保 す る た め 、 平 成 27 年 1 月 1 日 の 昇 給 に 限 り 、 昇 給 幅 の 1 号 俸 抑 制 を 実 施 ③ 諸 手 当 の 見 直 し は 、 平 成 27 年 度 か ら 段 階 的 に 実 施 し 、 平 成 30 年 4 月 1 日 に 完 成 民 間 公 務 民 間 公 務 Ⅱ 世 代 間 の 給 写 配 分 の 見 直 し 0 50 歳 台 後 半 層 で は 公 務 員 給 与 が 民 間 給 与 を 上 回 っ て い る こ と か ら 、 月 額 俸 給 表 の 水 準 を 平 均 2 % 引 き 下 げ る 中 で 、 50 歳 台 後 半 層 の 職 員 が 多 く 在 職 す る 号 俸 を 最 大 4 % 引 下 げ 55 歳 を 超 え る 職 員 ( 行 政 職 ( ー ) 6 級 相 当 以 上 ) に 対 す る 俸 給 等 の 1. 5 % 減 額 支 給 措 置 の 廃 止 ( 平 成 30 年 3 月 31 日 を も っ て 廃 止 ) 最 大 4 % 引 下 げ 平 均 2 % 引 下 一 50 歳 台 後 半 、 一 ② ゞ 扶 養 手 当 の 見 直 し 配 偶 者 に 係 る 手 当 額 を 他 の 扶 養 親 族 に 係 る 手 当 額 と 同 額 ま で 減 額 。 そ れ に よ り 生 じ る 原 資 を 用 い て 子 に 係 る 手 当 額 を 引 上 げ ( 配 偶 者 及 び 父 母 等 : 6 , 500 円 、 子 : 10 , 000 円 ) 本 府 省 課 長 級 ( 行 政 職 俸 給 表 ( ー ) 9 ・ 10 級 相 当 ) の 職 員 は 、 子 以 外 の 扶 養 親 族 に 係 る 手 当 を 不 支 給 。 本 府 省 室 長 級 ( 行 政 職 俸 給 表 ( ー ) 8 級 相 当 ) の 職 員 に は 、 3 , 500 円 支 給 く 見 直 し 後 > く 現 行 > 見 直 し の ポ イ ン ト 円 13.000 円 ※ 受 給 者 へ の 影 響 を で き る だ け 少 な く す る 観 点 か ら 段 階 的 に 実 施 6.500 円 6.58 円 父 母 等 本 府 省 課 長 級 は 不 支 給 本 府 省 室 長 級 は 3.500 円 配 偶 者 本 府 省 課 長 級 は 不 支 給 本 府 省 室 長 級 は 3.58 円 子 父 母 等 配 偶 者 子 人 事 院 月 報 No. 805

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給 与 勧 告 の 仕 組 み と 本 年 の 勧 告 の ポ イ ン ト 朝 第 ① 給 与 勧 告 の 対 象 職 員 藪 iJ ↑ 公 務 員 に は 、 国 家 公 務 員 約 5 8 . 3 万 人 と 、 地 方 公 務 員 約 2 7 4 . 5 万 人 が い ま す 。 こ の う ち 、 人 事 院 の 給 与 勧 告 の 対 象 と な る の は 、 「 一 般 職 の 職 員 の 給 与 に 関 す る 法 律 ( 給 与 法 ) 」 の 適 用 を 受 け る 一 般 職 の 国 家 公 務 員 約 2 7 . 5 万 人 で す 。 給 与 法 適 用 職 員 約 2 7 . 5 万 人 一 般 行 政 職 員 、 外 交 官 税 務 署 職 員 、 刑 務 官 、 海 上 保 安 官 、 医 師 、 看 護 師 等 約 2 5 方 人 、 国 家 公 務 員 、 58. 3 万 人 ム 約 332. 8 万 人 検 察 官 約 0. 3 万 人 行 政 執 行 法 人 職 員 約 0. 7 万 人 地 方 公 務 員 約 274. 5 万 人 ( 注 ) 1 国 家 公 務 員 の 数 は 平 成 2 8 年 度 末 予 算 定 員 等 に よ る 。 2 地 方 公 務 員 の 数 は 総 務 省 「 平 成 2 7 年 地 方 公 務 員 給 与 実 態 調 査 」 に 基 づ い て 推 計 し た も の で あ る 。 イ 、 ② 給 与 勧 告 の 手 順 、 人 事 院 で は 、 国 家 公 務 員 と 民 間 の 4 月 分 の 給 与 ( 月 例 給 ) を 調 査 し た 上 で 、 精 密 に 比 較 し 、 得 ら れ た 較 差 を 埋 め る こ と を 基 本 に 勧 告 を 行 っ て い ま す 。 ま た 、 特 別 給 に つ い て も 、 民 間 の 特 別 給 ( ポ ー ナ ス ) の 過 去 1 年 間 ( 前 年 8 月 か ら 当 年 7 月 ま で ) の 支 給 実 績 を 精 確 に 把 握 し 、 民 間 の 年 間 支 給 割 合 に 国 家 公 務 員 の 特 別 給 ( 期 末 ・ 勤 勉 手 当 ) の 年 間 支 給 月 数 を 合 わ せ る こ と を 基 本 に 勧 告 を 行 っ て い ま す 。 各 地 域 に お い て 有 識 者 、 中 小 企 業 経 営 者 等 と 意 見 交 換 の 公 ~ 4 月 分 給 与 調 務 別 の 査 員 約 2 も 万 人 査 ス 新 規 採 用 者 等 を 除 く を を 全 員 を 対 象 勢 則 第 当 の し 国 家 公 務 員 ( 行 ( ー ) ) と 民 間 の 月 例 給 を 比 較 学 歴 、 年 齢 を 同 じ く す る 者 同 士 の 給 与 を 比 較 ・ , 役 職 段 階 、 動 務 地 域 、 ( ラ ス パ イ レ ス 方 式 ) 国 家 公 務 員 の 特 別 給 の 支 給 月 数 と 民 問 の 特 別 給 の 支 給 割 合 を 比 較 人 事 院 勧 告 ・ 報 告 各 府 省 、 職 員 団 体 等 の 要 望 ・ 意 見 を 聴 取 ( 民 問 準 拠 民 問 給 与 の 調 査 企 業 規 模 人 以 上 か っ 員 4 月 分 給 与 事 業 所 規 模 人 以 上 の 事 業 所 を 実 地 ま 査 調 約 4 9 万 人 を 対 象 舟 集 団 事 業 所 約 53.4 事 業 所 の う ち 、 給 与 改 定 や 約 料 コ 00 事 業 所 を 課 査 事 業 諸 手 当 の 支 給 状 況 調 ボ ー ナ ス 査 ( 前 年 8 月 か ら 当 年 フ 月 ま で ) 7 0 / 人 事 院 月 報 .805

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給 与 勧 告 の 骨 子 給 与 勧 告 の 骨 子 〇 本 年 の 給 与 勧 告 の ポ イ ン ト 月 例 給 、 ボ ー ナ ス と も に 引 上 け ① 民 間 給 与 と の 較 差 ( 0.17 % ) を 埋 め る た め 、 俸 給 表 の 水 準 を 引 き 上 げ る と と も に 、 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 し に お け る 本 府 省 業 務 調 整 手 当 の 手 当 額 を 引 上 げ ② ボ ー ナ ス を 引 上 げ ( 0.1 月 分 ) 、 民 間 の 支 給 状 況 等 を 踏 ま え 勤 勉 手 当 に 配 分 給 与 制 度 の 改 正 ① 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 し に つ い て 、 本 府 省 業 務 調 整 手 当 の 手 当 額 を 引 上 げ ② 配 偶 者 に 係 る 扶 養 手 当 の 手 当 額 を 他 の 扶 養 親 族 と 同 額 と し 、 子 に 係 る 手 当 額 を 引 上 げ ③ 専 門 ス タ ッ フ 職 俸 給 表 に 4 級 を 新 設 I 給 与 勧 告 制 度 の 基 本 的 考 え 方 1 給 与 勧 告 の 意 義 と 役 割 国 家 公 務 員 給 与 は 、 社 会 一 般 の 情 勢 に 適 応 す る よ う に 国 会 が 随 時 変 更 す る こ と が で き る 。 そ の 変 更 に 関 し 必 要 な 勧 告 ・ 報 告 を 行 う こ と は 、 国 家 公 務 員 法 に 定 め ら れ た 人 事 院 の 責 務 勧 告 は 、 労 働 基 本 権 制 約 の 代 償 措 置 と し て 、 国 家 公 務 員 に 対 し 適 正 な 給 与 を 確 保 す る 機 能 を 有 す る も の で あ り 、 能 率 的 な 行 政 運 営 を 維 持 す る 上 で の 基 盤 2 民 間 準 拠 に よ る 給 与 水 準 の 改 定 公 務 に は 市 場 の 抑 制 力 と い う 給 与 決 定 上 の 制 約 が な い こ と か ら 、 給 与 水 準 は 、 経 済 ・ 雇 用 情 勢 等 を 反 映 し て 労 使 交 渉 等 に よ っ て 決 定 さ れ る 民 間 の 給 与 水 準 に 準 拠 し て 定 め る こ と が 最 も 合 理 的 公 務 と 民 間 企 業 の 給 与 比 較 は 、 単 純 な 平 均 値 で の 比 較 は 適 当 で な く 、 給 与 決 定 要 素 を 合 わ せ て 比 較 す る こ と が 適 当 。 本 院 の 比 較 は 、 職 種 を 始 め 、 主 な 給 与 決 定 要 素 で あ る 役 職 段 階 、 勤 務 地 域 、 学 歴 、 年 齢 を 同 じ く す る 者 同 士 の 給 与 額 を 対 比 さ せ 、 国 家 公 務 員 の 人 員 数 の ウ ェ イ ト を 用 い て 比 較 企 業 規 模 50 人 以 上 の 多 く の 民 間 企 業 に お い て は 、 部 長 、 課 長 、 係 長 等 の 役 職 段 階 を 有 し て お り 、 公 務 と 同 種 ・ 同 等 の 者 同 士 に よ る 給 与 比 較 が 可 能 。 さ ら に 、 現 行 の 調 査 対 象 事 業 所 数 で あ れ ば 、 こ れ ま で の よ う な 実 地 に よ る 精 緻 な 調 査 が 可 能 で あ り 、 調 査 の 精 確 性 を 維 持 Ⅱ 民 間 給 与 と の 較 差 に 基 づ く 給 与 改 定 1 民 間 給 与 と の 比 較 約 1 1 , 700 民 間 事 業 所 の 約 49 万 人 の 個 人 別 給 与 を 実 地 調 査 ( 完 了 率 87.7 % ) く 月 例 給 〉 公 務 と 民 間 の 4 月 分 の 給 与 額 を 比 較 〇 民 間 給 与 と の 較 差 708 円 O. 17 % 〔 行 政 職 曰 ・ ・ ・ 現 行 給 与 4 IO , 984 円 平 均 年 齢 43.6 歳 〕 〔 俸 給 448 円 本 府 省 業 務 調 整 手 当 206 円 は ね 返 り 分 ( 注 ) 54 円 〕 ( 注 ) 俸 給 等 の 改 定 に 伴 い 諸 手 当 の 額 が 増 減 す る 分 く ボ ー ナ ス 〉 昨 年 8 月 か ら 本 年 7 月 ま で の 直 近 1 年 間 の 民 間 の 支 給 実 績 ( 支 給 割 合 ) と 公 務 の 年 間 の 支 給 月 数 を 比 較 〇 民 間 の 支 給 割 合 4.32 月 ( 公 務 の 支 給 月 数 4.20 月 ) 2 給 与 改 定 の 内 容 と 考 え 方 く 月 例 給 〉 ① 俸 給 表 ① 行 政 職 俸 給 表 ー 民 間 の 初 任 給 と の 間 に 差 が あ る こ と 等 を 踏 ま え 、 総 合 職 試 験 、 一 般 職 試 験 ( 大 卒 程 度 ) 及 び 一 般 職 試 験 ( 高 卒 者 ) 採 用 職 員 の 初 任 給 を 1 , 500 円 引 上 げ 若 年 層 に つ い て も 同 程 度 の 改 定 。 そ の 他 は 、 そ れ ぞ れ 400 円 の 引 上 げ を 基 本 に 改 定 ( 平 均 改 定 (). 2 % ) ② そ の 他 の 俸 給 表 行 政 職 俸 給 表 曰 と の 均 衡 を 基 本 に 改 定 ( 指 定 職 俸 給 表 は 改 定 な し ) ② 本 府 省 業 務 調 整 手 当 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 し を 円 滑 に 進 め る 観 点 か ら 、 手 当 額 を 引 上 げ ( 係 長 級 : 4 % → 4.5 % 相 当 額 、 係 員 級 : 2 % → 2.5 % 相 当 額 ) ( 3 ) 初 任 給 調 整 手 当 医 療 職 俸 給 表 曰 の 改 定 状 況 を 勘 案 し 、 医 師 の 処 遇 を 確 保 す る 観 点 か ら 、 所 要 の 改 定 05 人 事 院 月 報 .805

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て は 、 そ れ ぞ れ 四 〇 〇 円 引 き 上 げ る こ と を 基 本 と す る 。 再 任 用 職 員 の 俸 給 月 額 に つ い て も 、 こ の 取 扱 い に 準 じ て 改 定 を 行 う 。 ( 行 政 職 俸 給 表 以 外 の 俸 給 表 ) 行 政 職 俸 給 表 曰 以 外 の 俸 給 表 に つ い て も 、 行 政 職 俸 給 表 曰 と の 均 衡 を 基 本 に 所 要 の 改 定 を 行 う 。 指 定 職 俸 給 表 に つ い て は 、 参 考 と し て い る 民 間 企 業 の 役 員 報 酬 を 下 回 っ て い る が 、 行 政 職 俸 給 表 曰 一 〇 級 の 改 定 額 を 勘 案 し 、 改 定 を 行 わ な い 。 イ 本 府 省 業 務 調 整 手 当 本 府 省 業 務 調 整 手 当 の 手 当 額 に つ い て 、 係 長 級 は 基 準 と な る 俸 給 月 額 の 四 ・ 五 % 相 当 額 に 、 係 員 級 は 同 一 一 ・ 五 % 相 当 額 に 、 そ れ ぞ れ 引 き 上 げ る こ と と す る 。 ウ 初 任 給 調 整 手 当 国 の 医 療 施 設 に 勤 務 す る 医 師 に 対 す る 初 任 給 調 整 手 当 に つ い て 、 医 療 職 俸 給 表 曰 の 改 定 状 況 を 勘 案 し 、 医 師 の 処 遇 を 確 保 す る 観 点 か ら 、 所 要 の 改 定 を 行 う 。 工 期 末 手 当 ・ 勤 勉 手 当 期 末 手 当 ・ 勤 勉 手 当 に つ い て は 、 昨 年 八 月 か ら 本 年 七 月 ま で の 一 年 間 に お け る 民 間 の 特 別 給 の 支 給 割 合 と の 均 衡 を 図 る た め 、 支 給 月 数 を 〇 ・ 一 月 分 引 き 上 げ 、 四 ・ 三 〇 月 分 と す る 。 支 給 月 数 の 引 上 げ 分 は 、 本 年 度 に つ い て は 、 一 二 月 期 の 勤 勉 手 当 に 配 分 し 、 平 成 一 一 九 年 度 以 降 に お い て は 、 六 月 期 及 び 一 一 月 期 の 勤 勉 手 当 が 均 等 に な る よ う 配 分 す る 。 ま た 、 指 定 職 俸 給 表 適 用 職 員 及 び 再 任 用 職 員 の 勤 勉 手 当 並 び に 任 期 付 研 究 員 及 び 特 定 任 期 付 職 員 の 期 末 手 当 に つ い て も 、 同 様 に 支 給 月 数 を 引 き 上 げ る こ と と す る 。 第 3 給 与 制 度 の 改 正 等 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 し 国 家 公 務 員 の 給 与 に お け る 諸 課 題 に 対 応 す る た め 、 本 院 は 、 平 成 一 一 六 年 の 勧 告 時 に お い て 、 地 域 間 の 給 与 配 分 、 世 代 間 の 給 与 配 分 及 び 職 務 や 勤 務 実 績 に 応 じ た 給 与 配 分 の 見 直 し を 行 う こ と と し 、 昨 年 四 月 か ら 、 俸 給 表 や 諸 手 当 の 在 り 方 を 含 め た 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 し を 本 格 的 に 実 施 し て い る 。 こ の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 し は 、 平 成 ′ 0 一 一 六 年 の 給 与 法 の 改 正 に よ り 、 俸 給 表 水 報 院 準 の 引 下 げ に 伴 う 経 過 措 置 等 を 講 じ っ 事 人 つ 、 人 事 院 規 則 の 改 正 に よ り 段 階 的 に 実 号 施 す る こ と と さ れ て お り 、 平 成 三 〇 年 四 明 月 一 日 に 完 成 す る こ と と さ れ て い る 。 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 し に お け る 諸 手 当 の 見 直 し に 用 い る こ と が で き る 原 資 の 状 況 等 を 踏 ま え 実 施 時 期 を 決 定 す る こ と と し て い た 本 府 省 業 務 調 整 手 当 に つ い て は 、 前 述 の と お り 、 本 年 四 月 一 日 か ら 手 当 額 の 改 定 を 行 う こ と と し た 。 さ ら に 、 平 成 一 一 九 年 四 月 一 日 か ら 、 同 手 当 の 手 当 額 に つ い て 、 係 長 級 は 基 準 と な る 俸 給 月 額 の 五 ・ 五 % 相 当 額 に 、 係 員 級 は 同 三 ・ 五 % 相 当 額 に 、 そ れ ぞ れ 引 き 上 げ る こ と と す る 。 な お 、 職 員 の 能 力 ・ 実 績 を 的 確 に 把 握 し 、 実 情 に 即 し た 適 切 な 人 事 評 価 を 行 い 、 そ の 結 果 を 昇 給 等 の 給 与 に 反 映 し て い く こ と が 重 要 で あ る こ と か ら 、 本 院 と し て は 、 人 事 評 価 の 運 用 状 況 等 を 踏 ま え つ つ 、 引 き 続 き 、 各 府 省 に お け る 昇 給 等 の 運 用 の 実 態 を 把 握 し 、 昇 給 制 度 等 の 在 り 方 に つ い て 必 要 な 検 討 を 行 っ て い く こ と と す る 。