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群像 2017年 1月号


「 群 像 」 年 間 定 期 購 読 の ご 案 内 い つ も 「 群 像 」 を ご 愛 読 い た だ き 、 ま こ と に あ り が と う ご ざ い ま す 。 年 間 定 期 購 読 を お 申 し 込 み い た だ き ま す と 、 毎 号 、 確 実 に お 手 元 に お 届 け い た し ま す 。 年 間 定 期 購 読 の 新 規 お 申 し 込 み 、 お よ び 継 続 の お 申 し 込 み を い た だ い た 方 、 全 員 に 、 1 冊 分 ( 980 円 ) 割 引 を さ せ て い た だ き ま す 。 も ち ろ ん 送 料 は 料 ま た 特 別 定 価 号 も 通 常 号 と 同 じ 価 格 で す 。 ぜ ひ 、 年 間 定 期 購 読 を お 申 し 込 み く だ さ い 。 年 間 定 期 購 読 定 価 10780 円 ( 税 込 み ) 1 冊 分 お 得 で す * 日 本 国 内 に 限 ら せ て い た だ き ま す 。 書 店 で お 近 く の 書 店 に て お 申 し 込 み く だ さ い 。 バ ッ ク ナ ン バ ー の ご 案 内 2016 年 12 月 号 《 新 連 載 》 多 和 田 葉 子 「 地 球 に ち り ば め ら れ て 」 《 中 篇 》 舞 城 王 太 郎 「 ト ロ フ ィ ー ワ イ フ 」 《 連 作 評 論 完 結 》 武 田 将 明 「 小 説 の 機 能 」 第 60 回 群 像 新 人 評 論 賞 発 表 2016 年 11 月 号 《 中 篇 》 岡 本 学 「 再 起 動 」 《 連 作 完 結 》 町 田 康 「 ホ サ ナ 」 《 新 シ リ ー ズ 開 始 》 大 澤 真 幸 「 く 世 界 史 〉 の 哲 学 近 代 篇 」 《 対 談 》 髙 樹 の ぶ 子 >< 佐 藤 優 「 小 説 に お け る 愛 と 冒 険 飛 行 」 2016 年 10 月 号 創 刊 70 周 年 記 念 号 永 久 保 存 版 「 群 像 短 篇 名 作 選 」 《 座 談 会 》 辻 原 登 、 三 浦 雅 士 、 川 村 湊 、 中 条 省 平 、 堀 江 敏 幸 「 群 像 70 年 の 短 篇 名 作 を 読 む 」 2016 年 9 月 号 《 中 篇 》 乗 代 雄 介 体 物 の 読 書 家 」 / 浅 生 鴨 《 シ ン ポ ジ ウ ム 》 「 作 家 と 翻 訳 家 」 沼 野 充 義 ( 司 会 ) 小 川 洋 子 >< ス テ ィ ー ブ ン ・ ス ナ イ ダ ー / 堀 江 敏 幸 >< ア ン ヌ ・ バ ヤ ー ノ 坂 井 / 松 浦 寿 輝 >< 辛 島 デ ィ ヴ ィ ッ ド 2016 年 8 月 号 《 ア ン ソ ロ ジ ー 》 「 マ イ ソ ン グ 」 横 山 悠 太 、 高 橋 弘 希 、 戌 井 昭 人 、 李 龍 徳 、 滝 ロ 悠 生 、 吉 村 萬 壱 、 青 木 淳 悟 、 荻 世 い を ら 、 い し い し ん じ 、 荻 野 ア ン ナ 、 片 岡 義 男 縁 寸 談 》 奥 泉 光 >< 大 友 良 英 2016 年 7 月 号 《 中 篇 》 青 山 七 恵 「 ミ ル キ ー ウ ェ イ 」 《 新 連 載 》 橋 本 治 「 九 十 八 歳 に な っ た 私 」 《 新 連 作 》 藤 野 可 織 「 ピ エ タ と ト ラ ン ジ く 完 全 版 〉 」 《 新 連 載 評 論 》 三 浦 雅 士 「 言 語 の 政 治 学 」 2016 年 6 月 号 第 59 回 群 像 新 人 文 学 賞 発 表 《 創 作 》 片 岡 義 男 「 短 篇 小 説 を め ぐ る 3 つ の 短 篇 」 《 新 連 作 評 論 》 安 藤 礼 ニ 「 大 拙 」 《 対 談 》 川 上 弘 美 >< 池 田 清 彦 2016 年 5 月 号 《 絵 本 グ リ ム 童 話 》 村 田 喜 代 子 x 酒 井 駒 子 / 長 野 ま ゆ み >< 田 中 健 太 郎 / 松 浦 寿 輝 >< 及 川 賢 治 ( 1 OO%ORANGE)/ 多 和 田 葉 子 >< 牧 野 千 穂 / 千 早 茜 >< 宇 野 亞 喜 良 / 穂 村 弘 >< さ さ め や ゆ き 2016 年 4 月 号 《 特 集 》 「 人 生 の 意 味 ? 」 鷲 田 清 ー >< 大 澤 真 幸 / 松 岡 正 剛 >< 安 藤 礼 ニ / 辻 原 登 >< 沼 野 充 義 / 保 苅 瑞 穂 >< 宮 下 志 朗 / 山 田 洋 次 >< 滝 ロ 悠 生 / 若 松 英 輔 《 新 連 載 》 瀬 戸 内 寂 聴 / 佐 イ 白 ー 麦 《 短 篇 当 呆 坂 和 志 2016 年 3 月 号 《 特 集 》 「 年 後 の 世 界 」 津 島 佑 子 / 髙 村 薫 / 古 川 日 出 男 / 津 村 記 久 子 / 谷 崎 由 依 / 吉 田 知 子 / 藤 野 千 夜 / 小 池 昌 代 / 鹿 島 田 真 希 / い し い し ん じ / 吉 村 萬 壱 / 橋 本 治 《 鼎 談 》 高 原 一 郎 >< 奥 泉 光 >< 島 田 雅 彦 2016 年 2 月 号 《 新 連 載 》 磯 﨑 憲 一 郎 「 鳥 獣 戯 画 」 / 羽 田 圭 介 「 コ ン テ ク ス ト ・ オ ブ ・ ザ ・ デ ッ ド 」 《 短 篇 》 津 島 佑 子 / 山 田 詠 美 《 連 作 》 黒 井 千 次 《 中 篇 》 片 瀬 チ ヲ ル 《 対 談 》 本 谷 有 希 子 >< 村 田 沙 耶 香 ◎ 「 君 羊 イ 象 」 / ヾ ッ ク ナ ン / ヾ ー 取 ま 及 店 * 在 庫 等 に 関 し ま し て は 書 店 に 直 接 お 問 い 合 わ せ 下 さ い 。 MARUZEN& ジ ュ ン ク 堂 書 店 札 幌 店 谷 011-223-1911 丸 善 丸 の 内 本 店 谷 03-5288-8881 MARUZEN& ジ ュ ン ク 堂 書 店 渋 谷 店 03- 56-2111 喜 久 屋 書 店 倉 敷 店 容 086430-5450 ジ ュ ン ク 堂 書 店 池 袋 本 店 谷 03-5956-6111 ジ ュ ン ク 堂 書 店 那 覇 店 谷 098-8667175 353 定 期 購 読 の ご 案 内

群像 2017年 1月号


第 一 応 募 作 品 は 未 発 表 の 小 説 に 限 る 。 同 人 雑 誌 発 表 作 、 他 の 新 人 賞 へ の 応 募 作 品 、 ネ ッ ト 上 で 発 表 し た 作 品 等 は 対 象 外 と す る 。 ・ 枚 数 は 、 400 字 詰 原 稿 用 紙 で 70 枚 以 上 250 枚 以 内 ワ ー プ ロ 原 稿 の 場 合 は 、 400 字 詰 換 算 の 枚 数 を 必 ず 明 記 の こ と 。 応 募 は 一 人 一 篇 と す る 。 ー 締 切 は 2017 年 10 月 31 日 。 ( 当 日 消 印 有 効 ) ■ 原 稿 は 必 ず し つ か り と 綴 じ 、 表 紙 に 作 品 名 、 本 名 、 筆 名 、 ふ り が な 、 生 年 月 日 、 住 所 、 電 話 番 号 、 職 業 、 略 歴 ( 出 身 地 、 筆 歴 な ど ) 、 400 字 詰 換 算 枚 数 を 明 記 す る 。 同 じ も の を も う 一 枚 、 綴 じ ず に 原 稿 に 添 付 す る こ と 。 ( ご 記 入 い た だ い た 個 人 情 報 は 受 賞 作 の 発 表 ・ 応 募 者 へ の 連 絡 以 外 に は 使 用 い た し ま せ ん ) ■ 宛 先 は 、 〒 112-8001 東 京 都 文 京 区 音 羽 2-12-21 講 談 社 群 像 編 集 部 新 人 文 学 賞 係 ■ 発 表 は 本 誌 20 1 8 年 6 月 号 。 ( 同 年 5 月 号 に 予 選 通 過 作 品 を 発 表 し 、 5 月 上 旬 に 小 社 に て 授 賞 式 を 行 い ま す ) ■ 賞 金 は 5 0 万 円 。 ( 受 賞 作 複 数 の 場 合 は 分 割 し ま す ) ■ 受 賞 作 の 出 版 権 は 小 社 に 帰 属 す る 。 ■ 応 募 原 稿 は 一 切 返 却 し な い 。 ( 必 要 な 場 合 は コ ピ ー を と っ て く だ さ い ) ■ 応 募 要 項 、 選 考 過 程 に 関 す る 問 い 合 わ せ に は 応 じ な い 。 [ 選 考 委 員 ] 青 山 七 恵 高 橋 源 一 郎 多 和 田 葉 子 辻 原 登 野 崎 歓 曽 群 像 新 人 文 学 賞 稿 集 原 募 [ 選 考 委 員 ] 大 澤 真 幸 熊 野 純 彦 鷲 田 清 ー 第 一 応 募 作 品 は 未 発 表 の 評 論 に 限 る 。 卒 業 論 文 、 同 人 雑 誌 発 表 作 、 他 の 新 人 賞 へ の 応 募 作 品 、 ネ ッ ト 上 で 発 表 し た 作 品 等 は 対 象 外 と す る 。 回 ・ 枚 数 は 、 400 字 詰 原 稿 用 紙 で 70 枚 以 内 。 ワ ー プ ロ 原 稿 の 場 合 は 、 400 字 詰 換 算 の 枚 数 を 必 ず 明 記 の こ と 。 応 募 は 一 人 一 篇 と す る 。 ■ 締 切 は 201 7 年 4 月 30 日 。 ( 当 日 消 印 有 効 ) ※ 締 切 が 変 わ り ま す 。 ■ 原 稿 は 必 ず し つ か り と 綴 じ 、 表 紙 に 作 品 名 、 本 名 、 筆 名 、 ふ り が な 、 生 年 月 日 、 住 所 、 電 話 番 号 、 職 業 、 略 歴 ( 出 身 地 、 筆 歴 な ど ) 、 400 字 詰 換 算 枚 数 を 明 記 す る 。 同 じ も の を も う 一 枚 、 綴 じ ず に 原 稿 に 添 付 す る こ と 。 ( ご 記 入 い た だ い た 個 人 情 報 は 受 賞 作 の 発 表 ・ 応 募 者 へ の 連 絡 以 外 に は 使 用 い た し ま せ ん ) ー 宛 先 は 、 〒 1 1 2-8001 東 京 都 文 京 区 音 羽 2-1 2-21 講 談 社 群 像 編 集 部 新 人 評 論 賞 係 ・ 発 表 は 本 誌 2 0 1 7 年 1 2 月 号 。 伃 選 通 過 作 品 も 同 号 で 発 表 し ま す ) ※ 発 表 号 が 変 わ り ま す 。 ■ 賞 金 は 5 0 万 円 。 ( 受 賞 作 複 数 の 場 合 は 分 割 し ま す ) ■ 受 賞 作 の 出 版 権 は 小 社 に 帰 属 す る 。 ■ 応 募 原 稿 は 一 切 返 却 し な い 。 ( 必 要 な 場 合 は コ ピ ー を と っ て く だ さ い ) ■ 応 募 要 項 、 選 考 過 程 に 関 す る 問 い 合 わ せ に は 応 じ な い 。 気 鋭 の 才 能 を 輩 出 い た 群 像 新 人 賞 は 0 。 更 に 一 層 の 清 新 な 才 能 を 待 望 し て い ま 稿 集 原 募

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か ? 』 『 』 『 女 た ち 三 百 人 の 裏 切 り の の 修 業 時 代 』 『 犬 身 』 『 奇 貨 』 ■ 松 永 美 穂 【 ま つ な が ・ み ほ 】 ド イ ツ 文 学 、 翻 訳 ・ 古 谷 利 裕 【 ふ る や ・ と し ひ ろ 】 画 家 、 評 論 家 。 家 。 年 生 。 『 ド イ ツ 北 方 紀 行 』 『 誤 解 で ご ざ い 年 生 。 『 世 界 へ と 滲 み 出 す 脳 感 覚 の 論 理 、 ま す 』 訳 書 に 『 朗 読 者 』 『 車 輪 の 下 で 』 イ メ ー ジ の み る 夢 』 『 人 は あ る 日 と っ ぜ ん 小 説 ・ 三 浦 雅 士 【 み う ら ・ ま さ し 】 文 芸 評 論 家 。 年 家 に な る 』 生 。 『 メ ラ ン コ リ ー の 水 脈 』 『 身 体 の 零 度 』 『 青 ■ 保 苅 瑞 穂 【 ほ か り ・ み ず ほ 】 フ ラ ン ス 文 学 。 春 の 終 焉 』 『 出 生 の 秘 密 』 共 著 に 『 村 上 春 樹 の 年 生 。 『 プ ル ー ス ト ・ 印 象 と 隠 喩 』 『 ヴ ォ ル テ ー 読 み か た 』 ル の 世 紀 』 『 恋 文 』 『 モ ン テ ー ニ ュ 』 ・ 村 田 喜 代 子 【 む ら た ・ き ょ こ 】 作 家 。 恥 年 生 。 ■ 保 坂 和 志 【 ほ さ か ・ か ず し 】 作 家 。 年 生 。 『 白 い 山 』 『 龍 秘 御 天 歌 』 『 故 郷 の わ が 家 』 『 ゅ う 『 草 の 上 の 朝 食 』 『 季 節 の 記 憶 』 『 未 明 の 闘 争 』 じ よ こ う 』 『 人 の 樹 』 『 遠 い 触 覚 』 『 地 鳴 き 、 小 鳥 み た い な 』 ■ 村 田 沙 耶 香 【 む ら た ・ さ や か 】 作 家 。 四 年 生 。 ・ 星 野 智 幸 【 ほ し の ・ と も ゆ き 】 作 家 。 年 生 。 『 授 乳 』 『 ギ ン イ ロ ノ ウ タ 』 『 し ろ い ろ の 街 の 、 『 最 後 の 吐 息 』 『 目 覚 め よ と 人 魚 は 歌 う 』 『 俺 俺 』 そ の 骨 の 体 温 の 』 『 殺 人 出 産 』 『 コ ン ビ ニ 人 間 』 『 夜 は 終 わ ら な い 』 『 呪 文 』 ■ 吉 増 剛 造 【 よ し ま す ・ ご う ぞ う 】 詩 人 。 年 生 。 ■ 穂 村 弘 【 ほ む ら ・ ひ ろ し 】 歌 人 。 年 生 。 『 シ 『 出 発 』 『 黄 金 詩 篇 』 『 「 雪 の 島 」 あ る い は 「 エ ミ ン ジ ケ ー ト 』 『 に よ っ 記 』 『 短 歌 の 友 人 』 『 ば く ー の 幽 霊 」 』 『 表 紙 』 『 我 が 詩 的 自 伝 』 の 短 歌 ノ ー ト 』 ■ リ ー ビ 英 雄 【 り ー び ・ ひ で お 】 作 家 。 年 生 。 ・ 堀 江 敏 幸 【 ほ り え ・ と し ゆ き 】 作 家 。 年 生 。 『 星 条 旗 の 聞 こ え な い 部 屋 』 『 英 語 で よ む 万 葉 『 熊 の 敷 石 』 『 い っ か 王 子 駅 で 』 『 河 岸 忘 日 抄 』 集 』 『 千 々 に く だ け て 』 『 範 郷 』 『 燃 焼 の た め の 習 作 』 『 そ の 姿 の 消 し 方 』 ・ 町 田 康 【 ま ち だ ・ こ う 】 作 家 、 歌 手 、 詩 人 。 【 投 稿 は す べ て 新 人 賞 へ の 応 募 原 稿 と し て 取 り 年 生 。 『 く っ す ん 大 黒 』 『 き れ ぎ れ 』 『 告 白 』 『 宿 扱 わ せ て い た だ き ま す 。 な お 原 稿 は 返 却 い た し 屋 め ぐ り 』 『 ギ ケ イ キ 』 ま せ ん の で 必 ず コ ピ ー を と っ て お 送 り 下 さ い 。 】 ■ 松 浦 寿 輝 【 ま つ う ら ・ ひ さ き 】 フ ラ ン ス 文 学 、 【 橋 本 治 氏 の 「 九 十 八 歳 に な っ た 私 」 、 片 山 杜 作 家 、 詩 人 。 年 生 。 『 花 腐 し 』 『 あ や め 鰈 秀 氏 の 「 鬼 子 の 歌 」 は 休 載 い た し ま す 。 】 ひ か が み 』 『 半 島 』 『 』 ー ー 編 集 部 ■ 松 浦 理 英 子 【 ま つ う ら ・ り え こ 】 作 家 。 年 生 。 『 葬 儀 の 日 』 『 ナ チ ュ ラ ル ・ ウ ー マ ン 』 『 親 指 第 七 十 二 巻 ( 毎 月 一 回 一 日 発 行 ) 十 二 月 七 日 印 刷 一 月 一 日 発 行 編 集 人 佐 藤 と し 子 発 行 人 市 田 厚 志 印 刷 人 金 子 眞 吾 発 行 所 講 談 社 郵 便 番 号 一 二 ー 八 〇 〇 一 東 京 都 文 京 区 音 羽 一 一 ー 十 一 一 ー 一 一 十 一 電 話 編 集 〇 三 ー 五 三 九 五 ー 三 五 〇 一 販 売 〇 三 ー 五 三 九 五 ー 五 八 一 七 印 刷 所 凸 版 印 刷 株 式 会 社 郵 便 番 号 一 七 四 ー 〇 〇 五 六 東 京 都 板 橋 区 志 村 一 ー 十 一 ー 一 ◎ 講 談 社 二 〇 一 六 年 本 誌 の コ ビ ー 、 ス キ ャ ン 、 デ ジ タ ル 化 等 の 無 断 複 製 は 著 作 権 法 上 で の 例 外 を 除 き 禁 じ ら れ て い ま す 。 本 誌 を 代 行 業 者 等 の 第 三 者 に 依 頼 し て ス キ ャ ン や デ ジ タ ル 化 す る こ と は た と え 個 人 や 家 庭 内 の 利 用 で も 著 作 権 法 違 反 で す 。 ISSN 1342 ー 5552 ◎ 落 丁 、 乱 丁 な ど の 不 良 が ご ざ い ま し た ら 、 小 社 業 務 ( 電 話 0 3 ー 5 3 9 5 ー 3 6 0 3 ) ま で お 送 り 下 さ い 。 良 品 と お 取 り 替 え い た し ま す 。 ◎ 最 近 号 の バ ッ ク ナ ン バ ー を 購 入 ご 希 望 の 方 は 、 書 店 に お 申 し 込 み 下 さ い 。 ◎ 品 切 れ に な り ま し た ら 順 次 締 め 切 ら せ て い た だ き ま す の で ご 容 赦 下 さ い 。 群 像 第 一 号 二 〇 一 六 年 二 〇 一 七 年 356 JASRAC 出 1614162 ー 601

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合 は 、 自 分 よ り も 若 い フ ラ ン ス 人 男 性 に 「 美 し い 日 本 語 」 豊 島 与 志 雄 「 キ ン シ ョ キ シ ョ キ 」 を 教 え ら れ る こ と に な っ た 。 2016 年 の 間 月 の 後 半 か ら 2 週 間 ほ ど フ ラ ン ス 南 部 の ア 老 爺 を 思 い や る 猿 の 心 ル ル に 滞 在 し た 。 ア ル ル は 、 ロ ー マ 帝 国 時 代 の 円 形 闘 技 場 や 古 代 劇 場 の 遺 跡 、 ア リ ス カ ン と 呼 ば れ る 墓 地 な ど が 残 る 世 界 野 正 嗣 遺 産 の 街 で あ り 、 ゴ 〉 ホ が 滞 在 し 、 数 々 の 傑 作 を 描 い た と こ ろ と し て 知 ら れ る が 、 こ こ は 翻 訳 者 の 街 で も あ る 。 い ま か ら 年 ほ ど 前 に こ の 地 に 、 文 芸 翻 訳 を 促 進 さ せ 、 翻 訳 者 た ち の 権 利 を 守 る た め の 団 体 が 、 国 や 地 方 の 支 援 を 得 て 、 O—E--(*-Ä (Collöge international des traducteurs littéraires 文 芸 翻 訳 者 異 境 の な か に 自 分 の 故 郷 を 発 見 し 、 驚 く こ と が あ る 。 外 国 国 際 学 院 ) を 設 立 し た 。 作 家 や 芸 術 家 が 一 定 期 間 滞 在 し て 、 作 品 を 制 作 す る ア ー で 出 会 っ た 風 景 や 人 の 姿 が 不 思 議 な 既 視 感 で こ ち ら の 意 識 を テ ィ ス ト ・ イ ン ・ レ ジ デ ン ス 制 度 は 知 ら れ て い る が 、 O — (--« 引 き 留 め る 。 こ の 懐 か し さ は 何 な の か 。 不 意 に 記 憶 の ど こ か *-ä は そ の 翻 訳 者 版 と 言 え る 。 ゴ ッ ホ が 自 ら 耳 を 切 り 落 と し て に し ま い 込 ま れ て い た 幼 い こ ろ の 情 景 が 像 を 結 ぶ 。 2015 年 の 秋 に ア ル メ ニ ア を 訪 れ た と き 、 ま っ た く 海 の な い こ の 国 入 院 し た 市 立 病 院 の 建 物 を 改 装 し た レ ジ デ ン ス に 、 フ ラ ン ス で 、 僕 は 故 郷 大 分 の 海 辺 の 小 さ な 集 落 に 連 れ 戻 さ れ た 。 空 港 語 作 品 の 翻 訳 者 た ち が 世 界 各 国 か ら 集 ま り 、 一 定 の 期 間 滞 在 で た く さ ん 荷 物 を 抱 え た 出 稼 ぎ の 人 々 に 、 産 業 の な い 漁 師 町 し 、 そ れ ぞ れ 翻 訳 の 仕 事 に 打 ち 込 む わ け で あ る 。 こ の は 、 翻 訳 者 同 士 の 交 流 と 同 時 に 、 文 芸 翻 訳 者 か ら よ そ の 土 地 に 土 工 と し て 出 稼 ぎ に 行 っ て い た お じ さ ん た の 養 成 も 使 命 の 一 つ と し て お り 、 若 手 の 翻 訳 家 を 集 め て の 間 ち の 姿 が 重 な っ た の で あ る 。 具 体 的 な 顔 が 浮 か ぶ 。 そ の 多 く 週 間 の ワ ー ク シ ョ ッ プ ・ プ ロ グ ラ ム も 実 施 し て い る 。 2 01 は ず い ぶ ん 前 に 引 退 し 、 何 人 か は す で に 他 界 し て い る 。 6 年 は 日 本 と フ ラ ン ス の 若 手 翻 訳 者 が 3 名 ず つ 、 合 計 6 人 が 日 本 語 を 母 語 と し な い 人 に 自 分 の 知 ら な い 日 本 語 の 表 現 を 対 象 で 、 ペ ア を 組 ん だ 日 仏 の 翻 訳 家 か ら 数 週 間 ず つ 指 導 を 受 教 え て も ら う の も 、 そ れ と 少 し 似 た 体 験 な の か も し れ な い 。 け る わ け で あ る 。 僕 は そ の 3 組 目 の 講 師 の 一 人 と し て 呼 ば れ 外 国 語 の な か で 不 意 に 日 本 語 の 響 き に 出 会 う 驚 き と い う の た の だ 。 か 。 よ く 考 え れ ば 、 母 語 だ か ら と い っ て 、 こ れ を 外 国 語 と し 僕 が ペ ア を 組 ん だ の は 、 日 本 現 代 文 学 の 翻 訳 者 と し て 著 名 て 習 得 し た 者 よ り も 熟 知 し て い る こ と に は な ら な い 。 僕 の 場 美 し い 日 本 語 214

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~ 紀 定 “ 世 暫 書 ニ = ロ 舌 題 の 新 刊 樹 優 志 キ 子 名 芥 川 賞 受 賞 後 第 一 作 現 代 日 本 を 撃 っ ゾ ン ビ ・ サ バ イ バ ル 問 題 作 円 純 0 3 田 岳 チ 洋 阯 内 島 上 乢 咥 音 、 中 荻 小 コ ン テ ク ス ト ・ オ プ ・ ザ ・ デ ッ ド 羽 田 圭 介 定 幸 剛 ソ ・ 真 正 子 聡 珮 ~ 像 編 集 者 の 須 賀 は 作 家 と 渋 谷 で 打 ち 合 わ せ 中 、 ス ク ラ ン プ ル 交 差 点 で 女 の 子 を 襲 う ゾ ン ビ を 目 撃 。 各 地 で 相 次 ぎ 出 現 す る 変 質 暴 動 者 ゾ ン ビ 。 こ の 世 界 で 生 き 残 れ る の は 誰 な の か に た 澤 岡 鶴 井 藤 幸 群 大 松 千 白 斎 敏 れ 野 歴 史 の 闇 に 秘 め ら れ た 恋 の 謎 を 追 う 傑 作 長 篇 0 9 0 2 5 2 オ ラ イ オ ン 飛 行 高 樹 。 ぶ 子 一 一 定 第 一 一 次 世 界 大 戦 前 夜 、 日 本 に 墜 落 し た フ ラ ン ス 人 飛 行 士 と 出 会 っ た 看 護 婦 ・ 久 美 子 は 生 涯 で 一 度 き り の 、 命 が け の 恋 に 落 ち る 。 そ れ は 美 し い 悲 恋 か 、 陰 謀 の 罠 か ? 第 回 群 像 新 人 文 学 賞 受 賞 感 動 と 衝 撃 の デ ビ ュ ー 作 ー 崔 実 ジ ニ の パ ズ ル 一 九 九 八 年 の 夏 休 み 最 後 の 日 、 テ ポ ド ン が 発 射 さ れ た 。 翌 日 、 チ マ ・ チ ョ ゴ リ 姿 で 町 を 歩 い て い た ジ ニ は 、 警 察 を 名 乗 る 男 た ち に 取 り 囲 ま れ : 他 人 の 不 幸 で 目 が 醒 め る ー O o 朝 か ら ス キ ャ ン ダ ル 酒 井 順 子 一 一 世 間 を 賑 わ す ス キ ャ ン ダ ル か ら 、 男 が 、 女 が 、 人 生 が 見 え て く る 。 『 負 け 大 の 遠 吠 え 』 か ら 年 、 ユ 1 モ ア も 毒 も ま す ま す 冴 え わ た る ア ラ フ ィ フ 代 表 が 贈 る 大 人 気 工 ッ セ イ ー チ 」 工 、 ン ル 定 価 1 , 300 円 978-4-06-2201 52-0 知 の 最 前 線 で 活 躍 す る 第 一 人 者 た ち が 選 び 出 し た 、 激 動 の 世 紀 を 生 き 抜 く た め の ブ ッ ク ガ イ ド 。

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小 児 科 の 専 門 医 で は な か っ た と も 言 わ れ て い る 。 「 江 戸 の 岡 佐 佐 木 信 綱 「 県 居 の 九 月 十 一 一 一 夜 」 部 先 生 」 と は い う ま で も な く 真 淵 の こ と で あ る 。 主 人 に い わ れ 、 あ と を 追 っ た 宣 長 は し か し そ の 日 は 追 い つ く こ と が か な 出 逢 い を 描 く 物 語 わ ず 、 数 日 の ち あ ら た め て 「 松 坂 な る 新 上 屋 」 で 真 淵 と 念 願 の 対 面 を は た す 。 匕 ヒ い ム 目 ハ 野 純 彦 信 綱 の 一 書 に は 、 師 の 側 か ら 弟 子 と の 出 会 い を 回 想 す る 場 面 も 物 語 ら れ て い る 。 こ ち ら の 一 文 「 県 居 の 九 月 十 三 夜 」 , は な お 創 作 の 色 が こ い 大 正 六 ( 一 九 一 七 ) 年 、 佐 佐 木 信 綱 は 『 賀 茂 真 淵 と 本 居 宣 移 築 を 祝 う 月 夜 の 宴 の さ な か 、 賀 茂 真 淵 は 一 年 ま え の 出 会 長 』 を 公 刊 し て い る 。 い ま か ら ち ょ う ど 百 年 ま え の こ と で い を ふ と 思 い だ す 。 本 居 は 「 う ち 見 た と こ ろ 、 三 十 を 越 え て ひ と と な り あ っ た 。 間 も な い 壮 年 で 、 温 和 な 為 人 の う ち に も 、 才 気 が 眉 宇 の 間 に 一 書 中 に 「 松 坂 の 一 夜 」 と 題 さ れ た 文 章 が あ る 。 真 淵 と 宣 ほ と ば し っ て ゐ る 」 。 真 淵 の 訓 戒 を 傾 聴 す る 「 宣 長 の 顔 に は 、 長 の た だ 一 度 の 出 会 い を 想 像 を 交 え て し る し た 一 文 が 、 の ち 燃 え る や う な 熱 心 と 、 貴 と い 敬 虔 の 情 と が あ ふ れ た 」 。 い の し 小 学 読 本 に 採 用 さ れ た 経 緯 を 知 る ひ と も 多 い だ ろ う 。 ち 尽 き る ま え に 、 ゆ く り な く も 出 逢 っ た 後 学 の す が た と 、 そ の ゆ く す え の 頼 も し さ を 想 っ て 、 「 ひ と り 月 明 に 対 す る に も 冒 頭 に は こ う あ る 。 「 時 は 夏 の 半 、 「 い や と こ せ 」 と 長 閑 や か に 唄 ひ つ れ て ゆ く お 伊 勢 参 り の 群 も 、 春 さ き ほ ど に は 騒 が 比 ぶ べ き 彼 の 孤 独 の 心 に も 、 い ひ し ら ぬ 喜 び が 湧 き あ ふ れ 一 夜 の 宴 の 主 人 が ふ と み ず か ら の 来 し 方 を 想 い お し か ら ぬ 伊 勢 松 坂 な る 日 野 町 の 西 側 、 古 本 を 商 ふ 老 舗 柏 屋 兵 た 」 。 こ す と い う 設 定 で 、 真 淵 が 古 学 に こ こ ろ ざ す 顛 末 を 、 佐 佐 木 助 の 店 先 に 「 御 免 」 と い っ て 腰 を か け た の は 、 魚 町 の 小 児 科 が 物 語 ろ う と す る 部 分 を 引 い て お く 。 医 で 年 の 若 い 本 居 舜 庵 で あ っ た 。 医 師 を 業 と は し て 居 る も の ゝ 、 名 を 宣 長 と い う て 皇 国 学 の 書 や ら 漢 籍 や ら を 常 に 買 ふ 思 は 転 じ て 故 郷 へ 往 っ た 。 こ の 店 の 顧 主 で あ る か ら 、 主 人 は 笑 ま し げ に 出 迎 へ た が 、 手 を う っ て 、 「 あ あ 残 念 な こ と を し な さ れ た 。 あ な た が よ く 名 浜 淞 の 宿 を 西 へ 出 は な れ る 処 の 右 の 山 下 に 見 え る 里 、 を カ ・ ヘ の が う 前 を 言 っ て お 出 に な っ た 江 尸 の 岡 部 先 生 が 、 若 い お 弟 子 と 供 昔 は 岡 部 郷 と い ひ 、 い ま 伊 場 射 と い ふ 。 其 処 こ そ は 彼 の を つ れ て 、 先 ほ ど お 立 よ り に な っ た に 」 と い ふ 」 。 生 れ た と こ ろ で あ る 。 祖 先 が 斎 き ま つ っ た 賀 茂 神 社 の う こ の 書 き 出 し は 、 も と よ り 佐 佐 木 の 創 作 、 現 在 で は 宣 長 は し ろ か ら 、 松 の 生 ひ 茂 っ た 止 陵 は 、 宇 布 見 村 へ 通 ふ 道 を 美 し い 日 本 語 176

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生 。 ■ 金 田 一 秀 穂 【 き ん だ い ち ・ ひ で ほ 】 言 語 学 。 ■ 大 澤 信 亮 【 お お さ わ ・ の ぶ あ き 】 文 芸 評 論 家 。 年 生 。 『 新 し い 日 本 語 の 予 習 法 』 『 「 汚 い 」 日 本 間 年 生 。 『 神 的 批 評 』 『 新 世 紀 神 曲 』 共 著 に 語 講 座 』 『 新 歳 の 日 本 語 上 達 法 』 N 『 「 ジ ャ パ ニ メ ー シ ョ ン 」 は な ぜ 敗 れ る か 』 『 世 ・ 熊 野 純 彦 【 く ま の ・ す み ひ こ 】 倫 理 学 、 哲 学 史 。 界 が 決 壊 す る ま え に 言 葉 を 紡 ぐ 』 年 生 。 『 レ ヴ ィ ナ ス 移 ろ い ゆ く も の へ の 視 ・ 大 澤 真 幸 【 お お さ わ ・ ま さ ち 】 社 会 学 。 年 生 。 線 』 『 西 洋 哲 学 史 』 『 マ ル ク ス 資 本 論 の 思 考 』 『 恋 愛 の 不 可 能 性 に つ い て 』 『 〈 自 由 〉 の 条 件 』 ・ 小 池 昌 代 【 こ い け ・ ま さ よ 】 詩 人 、 作 家 。 年 『 〈 世 界 史 〉 の 哲 学 』 ( 古 代 篇 、 中 世 篇 、 東 洋 篇 、 生 。 『 タ タ ド 』 『 コ ル カ タ 』 『 た ま も の 』 『 詩 に つ い て の 小 さ な ス ケ ッ チ 』 ・ 阿 部 公 彦 【 あ べ ・ ま さ ひ こ 】 英 文 学 。 年 生 。 イ ス ラ ー ム 篇 ) 『 可 能 な る 革 命 』 共 著 に 『 ふ し 『 モ ダ ン の 近 似 値 』 『 英 詩 の わ か り 方 』 『 文 学 を ぎ な キ リ ス ト 教 』 ・ 鴻 巣 友 季 子 【 こ う の す ・ ゆ き こ 】 翻 訳 家 。 年 〈 凝 視 す る 〉 』 『 幼 さ と い う 戦 略 』 ・ 小 川 洋 子 【 お が わ ・ よ う こ 】 作 家 。 年 生 。 生 。 ・ 『 孕 む こ と ば 』 『 カ ー ヴ の 隅 の 本 棚 』 『 翻 訳 ・ 安 藤 礼 ニ 【 あ ん ど う ・ れ い じ 】 文 芸 評 論 家 教 室 は じ め の 一 歩 』 訳 書 に 『 恥 辱 』 『 嵐 が 丘 』 。 『 妊 娠 カ レ ン ダ ー 』 『 博 士 の 愛 し た 数 式 』 『 ミ ー 年 生 。 『 神 々 の 闘 争 折 ロ 信 夫 論 』 『 光 の 曼 陀 羅 ナ の 行 進 』 『 琥 珀 の ま た た き 』 『 風 と 共 に 去 り ぬ 』 ( 全 5 巻 ) 日 本 文 学 論 』 『 祝 祭 の 書 物 』 『 折 ロ 信 夫 』 ・ 奥 泉 光 【 お く い ず み ・ ひ か る 】 作 家 。 年 生 。 ・ 佐 伯 一 麦 【 さ え き ・ か ず み 】 作 家 。 年 生 。 ・ 池 田 清 彦 【 い け だ ・ き ょ ひ こ 】 生 物 学 、 評 論 家 。 『 石 の 来 歴 』 『 神 器 軍 艦 「 橿 原 」 殺 人 事 件 』 『 シ ョ ー ト ・ サ ー キ ッ ト 』 『 ア ・ ル ー ス ・ ポ ー ・ バ ッ プ 』 町 年 生 。 『 構 造 主 義 と 進 化 論 』 『 昆 虫 の パ ン セ 』 『 東 京 自 叙 伝 』 『 ビ ビ ビ ・ ビ イ 』 『 ノ ル ゲ Norge 』 『 空 に み ず う み 』 『 科 学 は 錯 覚 で あ る 』 『 心 は 少 年 、 体 は 老 人 。 』 ・ 小 野 正 嗣 【 お の ・ ま さ つ ぐ 】 作 家 。 間 年 生 。 ・ ア ン ヌ ・ バ ヤ ー ル = 坂 井 【 あ ん ぬ ・ ば や ー る = ・ 石 田 千 【 い し だ ・ せ ん 】 作 家 、 エ ッ セ イ ス ト 。 『 水 に 埋 も れ る 墓 』 『 に ぎ や か な 湾 に 背 負 わ れ た さ か い 】 日 本 文 学 、 翻 訳 家 。 年 生 。 共 著 に 『 谷 崎 潤 一 郎 』 年 生 。 『 月 と 菓 子 バ ン 』 『 ば っ ぺ ん 』 『 き な り 船 』 『 九 年 前 の 祈 り 』 『 水 死 人 の 帰 還 』 の 雲 』 『 家 へ 』 ・ 加 賀 乙 彦 【 か が ・ お と ひ こ 】 作 家 。 四 年 生 。 ■ 坂 上 弘 【 さ か が み ・ ひ ろ し 】 作 家 。 年 生 。 『 台 ■ 磯 﨑 憲 一 郎 【 い そ ざ き ・ け ん い ち ろ う 】 作 家 。 『 フ ラ ン ド ル の 冬 』 『 帰 ら ざ る 夏 』 『 雲 の 都 第 所 』 『 百 日 の 後 』 『 啓 太 の 選 択 』 『 眠 ら ん か な 』 年 生 。 『 肝 心 の 子 供 』 『 終 の 住 処 』 『 往 古 来 今 』 五 部 鎮 魂 の 海 』 『 殉 教 者 』 ■ 佐 々 木 敦 【 さ さ き ・ あ っ し 】 評 論 家 。 年 生 。 『 電 車 道 』 ■ 片 岡 義 男 【 か た お か ・ よ し お 】 作 家 。 年 生 。 『 ニ ッ ポ ン の 思 想 』 『 批 評 時 空 間 』 『 ゴ ダ ー ル 原 ・ 戌 井 昭 人 【 い ぬ い , ・ あ き と 】 鉄 割 ア ル バ ト ロ ス 『 友 よ 、 ま た 逢 お う 』 『 ス ロ ー な プ ギ に し て く 論 』 『 ニ ッ ポ ン の 文 学 』 ■ さ だ ま さ し 【 さ だ ・ ま さ し 】 シ ン ガ ー ソ ン グ ラ ケ ッ ト 主 宰 、 劇 作 家 、 俳 優 。 年 生 。 『 す つ ば れ 』 『 ミ ッ キ ー は 谷 中 で 六 時 三 十 分 』 『 豆 大 福 と 珈 琲 』 ん 心 中 』 『 ど ろ に や い と 』 『 の ろ い 男 』 イ タ ー 、 作 家 。 年 生 。 『 精 霊 流 し 』 『 解 夏 』 ・ 内 田 樹 【 う ち だ ・ た つ る 】 フ ラ ン ス 文 学 。 年 ■ 片 山 杜 秀 【 か た や ま ・ も り ひ で 】 政 治 思 想 史 、 『 眉 山 』 『 風 に 立 っ ラ イ オ ン 』 生 。 『 た め ら い の 倫 理 学 』 『 寝 な が ら 学 べ る 構 造 音 楽 評 論 家 。 年 生 。 『 近 代 日 本 の 右 翼 思 想 』 ・ 佐 藤 康 智 【 さ と う ・ や す と も 】 文 芸 評 論 家 。 お か 主 義 』 『 下 流 志 向 』 『 困 難 な 結 婚 』 『 音 盤 考 現 学 』 『 音 盤 博 物 誌 』 『 末 完 の フ ァ シ ズ 年 生 。 「 『 奇 蹟 』 の 一 角 」 ( 第 回 群 像 新 人 文 学 賞 評 論 部 門 当 選 作 ) ■ 江 南 亜 美 子 【 え な み ・ あ み こ 】 ラ イ タ ー 。 年 ム 』 『 見 果 て ぬ 日 本 』 執 筆 者 一 覧

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- 三 ロ = 歴 史 の 闇 に 秘 め ら れ た 、 恋 の ミ ス テ リ 1 オ ラ イ オ ン 飛 行 第 一 一 次 世 界 大 戦 前 夜 、 日 本 に 墜 落 し た フ ラ ン ス 人 飛 行 士 と 出 会 っ た 看 護 婦 ・ 久 美 子 は 生 涯 で 一 度 き り の 、 高 樹 の ぶ 子 命 が け の 恋 に 落 ち る 。 そ れ は 美 し い 悲 恋 か 、 陰 謀 の 罠 か ? 第 回 群 像 新 人 文 学 賞 受 賞 感 動 と 衝 撃 の デ ピ ュ 1 作 ! ジ ニ の パ ズ ル 一 九 九 八 年 の 夏 休 み 最 後 の 日 、 テ ポ ド ン が 発 射 さ れ た 。 翌 日 、 チ マ ・ チ ョ ゴ リ 姿 で 町 を 歩 い て い た ジ ニ は 、 崔 実 警 察 を 名 乗 る 男 た ち に 取 り 囲 ま れ 社 会 の 行 く 末 を 描 く 痛 快 近 未 来 エ ン タ テ イ メ ン ト 小 説 ビ ビ ビ ・ ビ ・ バ ッ プ 奥 泉 光 ィ ア 工 、 ン ・ ル 女 性 ジ ャ ズ ピ ア ニ ス ト が 天 才 ロ ポ ッ ト 研 究 者 か ら 受 け た 依 頼 。 そ れ が 人 類 の 運 命 を ゆ る が す 事 件 の 始 ま り だ っ た 。 光 当 気 髙 樹 の ぶ を ・ 1 , 600 円 978-4-06-220244-2 オ ラ 〈 イ オ ン 飛 行 シ ニ の ハ ス ル 」 ま - ・ 1 , 300 円 978-4-06-220152-0 ・ 2 , 600 円 978-4-06-220062-2 ・ 表 示 価 格 は 定 価 : 本 体 ( 税 別 ) で す 。 337

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大 特 集 五 〇 人 が 考 、 ん る 「 美 し い 日 本 衄 巴 現 代 の 表 現 者 た ち は 、 ど ん な 一 一 「 ロ 葉 に 出 会 っ て き た の か 。 の 視 占 が 照 ら す 日 本 衄 明 の 美 と は 加 賀 乙 彦 蓮 實 重 彦 高 島 俊 男 保 苅 瑞 穂 士 口 増 剛 造 片 岡 義 男 村 田 亠 暑 代 子 辻 原 登 高 樹 の ぶ 子 三 浦 雅 士 信 田 さ よ 子 池 田 清 彦 橋 本 治 関 川 夏 央 内 田 樹 さ だ ま さ し 金 田 一 秀 穂 清 水 良 典 松 浦 寿 輝 沼 野 充 義 中 条 省 平 平 松 洋 子 坪 内 祐 三 熊 野 純 彦 松 永 美 穂 野 崎 歓 リ ー ピ 英 雄 ・ 小 池 日 日 代 長 野 ま ゆ み 。 , 。 ア ン ヌ ・ バ ヤ ー ル “ 坂 井 、 ー 洋 子 片 山 杜 秀 穂 村 弘 鴻 巣 友 季 子 島 田 雅 彦 月 。 堀 江 敏 幸 中 島 ~ 子 佐 々 木 敦 阿 部 公 彦 安 藤 礼 二 古 川 日 出 男 諏 訪 哲 史 小 野 正 嗣 蜂 飼 耳 平 野 啓 一 郎 大 澤 信 ~ 売 村 田 沙 耶 香 藤 井 光 福 嶋 ~ 売 大 滝 ロ 悠 生 追 悼 ~ 局 井 有 一 高 井 有 一 さ ん の 急 逝 を 悼 む 加 賀 乙 彦 ~ 局 井 さ ん と の 稀 有 な 時 間 坂 上 弘 多 和 田 葉 子 連 載 小 説 地 球 に ち り ば め ら れ て ( 2 ) 佐 伯 一 麦 山 海 記 ( 7 ) 瀬 一 戸 内 寂 聴 い の ち ( 9 ) 磯 﨑 虫 一 郎 鳥 獣 戯 画 ( Ⅱ ) 三 浦 雅 士 連 載 評 論 一 一 一 一 口 衄 の 政 治 学 ( 6 ) 佐 々 木 敦 新 ・ 私 小 説 論 ( ) 大 澤 真 幸 〈 世 界 史 〉 の 哲 学 ( 圏 ) 保 苅 瑞 穂 モ ン テ 1 ニ ュ の 書 斎 ( ) 穂 村 弘 現 代 短 歌 ノ ー ト ( ) 書 評 『 植 民 人 喰 い 条 約 ひ ょ 、 つ す べ の 国 』 清 水 良 血 ハ 笙 野 頼 子 『 浮 遊 霊 プ ラ ジ ル 』 津 村 記 久 子 古 谷 利 裕 佐 藤 康 智 『 し ん せ か い 』 山 下 澄 人 江 南 亜 美 子 『 犯 罪 小 説 集 』 士 ロ 田 修 一 創 作 合 評 「 ト ロ フ ィ ー ワ イ フ 」 舞 城 王 太 郎 片 岡 義 男 >< 野 崎 歓 x 石 田 千 34 。 「 息 子 と 狩 猟 に 」 服 部 文 祥 「 キ ャ ピ タ ル 」 加 藤 秀 行 第 回 群 像 新 人 文 学 賞 応 募 規 定 目 次 裏 第 回 群 像 新 人 評 論 賞 応 募 規 定 目 次 裏 連 載 第 回 野 間 文 井 云 新 人 賞 受 賞 作 「 の ろ い 男 ー 俳 優 ・ 亀 岡 拓 次 」 戌 井 昭 人 受 賞 の こ と ば / 選 評 ( 小 川 洋 子 島 田 雅 彦 保 坂 和 志 星 野 智 幸 松 浦 理 英 子 ) 町 田 康 >< 堀 江 敏 幸 記 念 対 談 反 射 し あ 、 つ 一 一 一 一 口 葉 と 希 望 島 田 雅 彦 x 戌 井 昭 人 121 徘 徊 文 学 の 未 来 執 筆 者 一 覧 — 1 0- ワ 8- 8 ワ 0 ・ り ′ 1 -8 り -- 0 4 っ ・ 1 ワ -4 ワ 1 -8 0 ~ 4

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落 と す 。 だ が 、 掘 っ た 穴 が 深 く 大 き す ぎ 、 落 ち た 夫 婦 と も に い 瞬 間 で も あ る 。 得 難 い 、 と 思 う こ と 自 体 が 「 よ く な い 」 こ 窒 息 し て 死 ん で し ま っ た 。 と の よ う だ 。 だ け ど 、 思 っ て し ま う も の は 仕 方 が な い 。 「 は あ 、 そ れ は 、 す ご い 話 で す ね 」 て 、 人 に み ら れ な い こ と が 本 当 に 便 利 だ な 。 「 ね ! 」 ノ リ コ は 誰 か が 驚 く 顔 を み せ る た び 、 自 分 の 中 の 驚 今 話 し て い る 先 輩 二 人 も 、 石 川 県 の 見 も 知 ら ぬ ど こ か の 夫 き も そ の 都 度 復 活 す る み た い だ 、 目 を 丸 く し て い る 。 婦 の 事 故 を 、 悼 ん で い な い よ う だ 。 珠 樹 が あ ま り 真 剣 な 顔 「 か わ い そ う 」 と い う 二 の 句 に も ノ リ コ は 「 ね ! 」 と 大 き な だ っ た せ い か 、 聞 か れ て い る こ と に 気 付 く と 二 人 は そ の 話 題 を や め て し ま っ た 。 声 を あ げ た 。 か わ い そ う な の は こ の 場 合 、 誰 だ ろ う 。 「 あ 、 小 野 さ ん も い る ? 」 ノ リ コ が 美 顔 ロ ー ラ ー を び た り と 人 の 死 を 喜 ぶ つ も り は も ち ろ ん 、 珠 樹 に は な い 。 た だ 興 味 止 め た 。 美 顔 ロ ー ラ ー を 使 う か 、 と い う 意 味 だ と 思 い 首 を 縦 が 湧 い た 。 落 と し 穴 を 掘 っ た 人 の 心 に 徐 々 に 、 し か し 必 ず 指 に ふ っ た ら 、 傍 ら に 置 か れ て い た お 菓 子 の 箱 を 滑 ら せ て よ こ 数 関 数 的 に 強 ま る 「 あ っ 」 と い う 気 持 ち に 。 「 あ っ 」 と い う 気 持 ち は 、 人 間 を 死 な せ た 時 の 気 持 ち と し て 「 本 社 の な ん と か さ ん の 差 し 入 れ 」 な ん だ と 思 い な が ら 、 箱 は か な り 、 異 質 な も の の は ず だ 。 映 画 で み る ( つ ま り フ ィ ク の 中 の 個 包 装 さ れ た 菓 子 を 珠 樹 は 手 に と る ( 美 顔 ロ ー ラ ー シ ョ ン の ) 映 像 群 に お い て も 、 あ ま り 描 か れ る こ と の な い 瞬 ち ょ っ と や っ て み た か っ た ) 。 間 だ 。 殺 意 が あ っ て 殺 す と き 、 も ち ろ ん 殺 す 人 は 「 あ っ 」 と 「 ふ ざ け ー た つ も り が 、 殺 傷 事 件 ー 」 バ イ ト の 帰 り 道 、 珠 樹 は 思 わ な い 。 誰 か が 屋 上 か ら 飛 び 降 り る の を 目 撃 し た っ て は 小 声 で 歌 を 口 ず さ ん だ 。 ピ エ ー ル 瀧 が 歌 う 、 曲 名 も 忘 れ て だ 。 事 故 の と き 、 き っ と そ う な る 。 で も 、 そ の 「 あ っ 」 は 長 し ま っ た 歌 の 、 そ こ だ け を 覚 え て い た の だ 。 く 続 か な い 、 自 動 車 事 故 に し ろ 、 崖 か ら 落 ち る の に し ろ 、 す い つ も 車 の 多 く 行 き 交 う 通 り は す い て お り 、 月 も 明 る か っ た 。 歩 き な が ら 珠 樹 は 浜 辺 を 思 う 。 ど う し て も 滑 稽 さ と 哀 し ぐ に 悲 劇 が 想 像 で き る か ら だ 。 さ が ま と う 事 件 の 、 そ の 現 場 を 想 像 し た 。 落 と し 穴 は ま ず 、 成 功 し た と い う こ と へ の 「 喜 び 」 で 心 が 満 ち る は ず 。 奇 麗 に 決 ま っ た ( の だ か ら 死 ぬ の だ が ) こ と へ 誰 か が 死 ぬ と い う だ け で 、 劇 的 だ 。 で も そ れ だ け な ら 勘 違 れ ・ ま い は 生 ま れ な い 。 の 喜 び が 、 そ の 作 製 の 苦 労 ( し た ほ ど だ か ら 死 ぬ の だ が ) も 落 と し 穴 に 落 ち る 寸 前 ま で 、 夫 は 甘 い 気 持 ち で 妻 の 手 を う あ わ せ て 、 ひ と ま ず 大 層 な 充 実 だ け を 呼 ぶ は ず だ 。 も 「 あ っ 」 は 遅 れ て じ わ じ わ と 訪 れ 、 そ し て 長 い 時 間 、 支 配 し 握 っ た か も し れ な い 、 妻 は い た ず ら 心 を 忍 ば せ 、 う き う き し た ろ う 。 そ れ は も ち ろ ん 嫌 な 気 持 ち に 決 ま っ て い る が 、 得 難 て い た だ ろ う 。 そ ん な 二 人 の こ と を 二 つ の 月 光 が 照 ら し た 。