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能楽手帖


能 楽 手 帖 権 藤 芳 一

能楽手帖


能 楽 手 帖 権 藤 芳 一

能楽手帖


著 者 略 歴 1930 年 京 都 に 生 ま れ る 。 同 志 社 大 学 文 学 部 卒 業 。 京 都 観 世 会 事 務 局 に 30 年 勤 務 。 の ち 大 阪 学 院 大 学 国 際 学 部 で 古 典 芸 能 を 講 じ 、 平 成 13 年 3 月 退 職 。 現 在 、 演 劇 評 論 な ど 幅 広 く 活 躍 を 続 け る 。 著 書 に 「 世 阿 弥 を 歩 く 」 「 近 代 歌 舞 伎 劇 評 家 論 」 「 能 に 生 き る 歴 史 群 像 」 「 文 楽 の 世 界 」 、 編 著 に 「 日 本 の 古 典 芸 能 ・ 歌 舞 伎 」 「 日 本 庶 民 文 化 史 料 集 成 ・ 歌 舞 伎 」 な ど 。 平 成 十 五 年 九 月 十 日 平 成 十 五 年 九 月 十 五 日 製 本 能 楽 手 帖 著 者 権 藤 芳 一 発 行 者 丸 岡 圭 一 印 刷 所 平 河 工 業 社 〒 一 〇 一 ー 〇 〇 五 一 東 京 都 千 代 田 区 神 田 神 保 町 三 ー 六 株 式 ヒ ヒ 会 社 ム 目 楽 書 林 電 話 〇 三 ( 三 二 六 四 ) 〇 八 四 六 < 〇 三 ( 三 二 六 四 ) 〇 八 四 七 1.400 円 ( + 税 )

完訳 日本の古典 第五十八巻 蕪村集 一茶集


茶 集 390 寛 政 八 一 七 九 六 年 号 西 暦 年 齢 一 二 一 八 〇 〇 一 茶 事 項 養 』 に 入 集 。 七 月 、 升 六 編 ・ 一 茶 校 『 冬 の 日 注 解 』 成 る 。 再 徳 布 『 素 丸 発 句 集 』 刊 び 四 国 に 渡 り 、 松 山 城 内 の 観 月 の 会 に 列 し 、 冬 よ り 翌 春 に か け て 、 八 月 、 破 戒 僧 を 処 罰 。 樗 堂 と し ば し ば 両 吟 歌 仙 を 巻 く 。 マ 奇 淵 撰 『 松 風 会 』 に 入 集 。 都 雀 歳 旦 帖 ・ 絢 堂 歳 旦 帖 に 入 集 。 春 、 松 山 を 辞 し 、 夏 よ り 秋 に 蕪 村 『 新 花 つ み 』 刊 。 か け て 、 備 後 福 山 に 滞 在 。 そ れ よ り 京 坂 へ 向 う 。 八 月 、 仙 台 領 に 農 民 一 揆 。 九 月 、 マ 闌 更 撰 『 月 の 会 』 、 自 楽 撰 『 千 秋 楽 後 篇 』 、 石 人 撰 『 霜 の は な 』 な 宝 暦 暦 を 廃 し 、 寛 政 暦 を 頒 布 ど に 入 集 。 一 〇 一 七 九 八 大 和 長 谷 寺 で 迎 春 か 。 春 、 東 帰 記 念 集 『 さ ら ば 笠 』 を 出 す 。 三 馬 『 辰 巳 婦 言 』 絶 版 と な る 。 六 月 二 十 六 日 、 大 津 に 赴 き 、 辛 崎 ・ 堅 田 を 巡 遊 。 七 月 、 木 曾 路 ニ 月 、 諸 国 人 別 帳 差 出 令 。 五 月 三 を 経 て 東 に 帰 り 、 八 月 、 江 戸 帰 着 か 。 九 月 、 郷 里 に 帰 省 。 同 日 、 闌 更 没 。 七 十 三 歳 。 十 ニ 月 、 月 よ り 『 急 逓 記 』 を 記 し 始 め る 。 十 月 十 日 、 下 総 馬 橋 の 栢 日 庵 近 藤 重 蔵 、 蝦 夷 地 探 検 。 り ゅ う 、 立 砂 と 真 間 手 児 奈 堂 に 遊 ぶ 。 マ 駝 岳 撰 『 み つ の と も 』 、 尺 艾 撰 『 な に は の 月 』 、 丈 左 撰 『 題 苑 集 』 な ど に 入 集 。 浅 草 八 幡 町 の 旅 宿 で 迎 春 。 徳 布 歳 旦 帖 ・ 法 雨 春 興 帖 な ど に 入 集 。 一 月 、 三 馬 と 版 元 、 鳶 人 足 に 襲 わ れ る 。 ニ 月 、 改 版 『 さ ら ば 笠 』 を 各 地 に 発 送 。 晩 春 よ り 甲 斐 ・ 北 陸 行 三 月 、 北 辺 の 防 備 を 固 め る 。 六 月 、 脚 に 赴 く 十 一 月 二 日 、 立 砂 の 臨 終 に 侍 し て 「 挽 歌 」 を 作 る 。 村 落 の 興 行 物 禁 止 。 マ 八 千 坊 撰 『 俳 諧 十 家 類 題 集 』 、 万 和 撰 『 松 内 集 』 、 升 六 撰 『 花 柑 子 』 な ど に 入 集 。 庸 和 歳 旦 帖 『 庚 申 元 除 楽 』 に 出 句 。 一 一 六 庵 を 継 ぎ 、 そ の 庵 号 を 使 用 。 秋 成 『 春 雨 物 語 』 成 る 。 艶 二 『 南 ほ か に 徳 布 歳 旦 帖 ・ 我 泉 歳 旦 帖 に も 入 集 。 ニ 月 二 十 七 日 、 夏 目 門 鼠 』 絶 版 と な る 。 成 美 と の 付 合 二 句 あ り 。 両 者 同 座 の 連 句 の 初 見 。 七 月 二 日 、 今 伊 能 忠 敬 、 測 量 の た め 蝦 夷 地 に 赴 く 日 庵 元 夢 没 。 七 十 四 歳 。 マ 升 六 撰 『 題 葉 集 』 、 亨 撰 『 塵 窪 』 、 耒 耜 撰 『 菊 の 香 』 な ど に 入 集 。 九 一 七 九 七 肪 一 一 一 七 九 九 せ い び 関 連 事 項

現代能楽講義ー能と狂言の魅力と歴史についての十講ー


能 楽 の 役 者 数 の 推 移 平 成 15 年 昭 和 23 年 昭 和 30 年 昭 和 63 年 役 籍 流 儀 観 世 流 568 666 シ 金 春 流 122 宝 生 流 266 160 金 剛 流 100 82 ー 喜 多 ラ 朮 41 シ テ 方 小 計 1063 25 咼 ・ 攵 初 し 福 王 流 20 哢 : 生 流 26 一 噌 流 9 : 森 田 流 43 滕 田 流 4 22 幸 清 流 10 袁 支 丿 ぐ 倉 ー 朮 17 観 世 流 7 葛 野 流 14 12 炉 J ・ 女 ・ 初 し 石 井 流 9 立 支 : 及 : 倉 ラ 朮 13 観 世 流 3 太 観 世 流 19 鼓 金 春 流 23 狂 大 蔵 流 70 和 泉 流 24 / ル ワ キ ・ 囃 二 仮 ( 子 ・ 狂 言 小 計 370 計 総 1433 ( ※ 平 成 15 年 は 同 年 版 の 「 能 楽 手 帖 』 に よ る ) フ - 、 1 つ 」 0 ノ 5 っ 」 -4 一 6 11 1 ・ 1 つ 」 11 - ュ ・ ・ 4- 5 一 ワ キ 笛 14

現代能楽講義ー能と狂言の魅力と歴史についての十講ー


能 苑 日 渉 幻 6 能 楽 48 , 89 , 284 能 楽 海 外 公 演 史 要 23 能 楽 研 究 19 , 23 能 楽 源 流 考 77 , 182 , 184 , 200 , 257 能 楽 史 新 考 41 , 184 能 楽 社 設 立 之 手 続 37 , 38 能 楽 盛 衰 記 38 , 121 , 165 , 167 , 168 193 , 195 , 200 , 205 , 207 , 211 , 幻 6 , 217 269 ~ 2 引 師 守 記 大 和 物 語 83 , 円 1 や 行 58 能 楽 タ イ ム ズ 能 楽 へ の 招 待 能 ・ 狂 言 事 典 能 ・ 狂 言 図 典 能 ・ 狂 言 名 作 集 能 ロ 伝 之 聞 書 能 っ て 、 何 ? 17 4 146 172 134 292 50 コ 33 , 145 , 292 能 と 狂 言 210 能 に 憑 か れ た 権 力 者 93 能 之 訓 蒙 図 彙 に 2 能 の 多 人 数 合 唱 226 能 は 生 き て い る 3 ( よ 彳 テ 八 帖 本 花 伝 書 170 林 望 が 能 を 読 む 145 風 曲 集 201 風 鼓 慶 若 伝 書 173 風 姿 花 伝 引 ~ 33 , 36 , 97 , 184 , 2 田 曲 付 次 第 201 舞 台 之 図 169 不 知 記 190 ~ 192 文 学 128 , 185 , 260 , 263 , 279 平 家 物 語 凵 0 , 146 , 4 ~ 156 , 295 , 296 , 298 , 307 , 308 明 衡 往 来 257 夢 跡 一 紙 209 , 2 Ⅱ 夢 幻 能 47 , 48 妙 佐 本 仕 舞 付 満 済 准 后 日 記 枕 草 子 34 法 華 経 60 蓬 莱 曲 133 平 治 物 語 30 ま 行 240 , 242 , 243 遊 楽 習 道 風 見 202 結 崎 座 規 68 有 福 詩 人 い 3 謡 曲 集 39 , 44 , 48 , 49 , 145 , 153 , 154 , 156 , 235 , 236 , 246 , 248 , 292 , 300 , 302 謡 曲 大 観 40 , 47 , 48 , 55 , 140 , 152 ~ 154 , あ 行 人 名 朝 顔 引 0 , 引 2 , 313 浅 井 林 之 允 123 浅 井 織 之 丞 123 秋 元 但 馬 守 喬 知 36 赤 松 義 則 194 県 の 井 戸 の 先 生 257 葵 上 8 わ ら ん べ 草 272 鹿 苑 院 西 国 下 向 記 198 了 俊 一 子 伝 引 隆 源 僧 正 日 記 185 立 正 史 学 191 六 義 201 落 書 露 顕 引 ら 彳 テ ・ わ 彳 テ 謡 曲 を 読 む 308 , 引 4 謡 曲 百 番 40 , 133 , 236 , 292 156 , 234 , 235 , 303 , 306 , 引 0 明 暦 三 年 能 役 者 付 Ⅱ 3 浅 野 栄 足 浅 見 真 州 足 利 尊 氏 足 利 義 満 足 利 義 持 足 利 義 教 足 利 義 政 芦 屋 の 某 182 21 , 247 83 185 ~ 189 , 191 , 193 ~ 199 , 207 , 189 , 199 ~ 2 田 , 207 207 , 208 , 210, 218 272 135 , 136 , 138 , 139 328

新潮【第百十四巻第一号】


手 帖 抄 幻 の 自 筆 ェ ッ セ イ 発 掘 ( 一 九 四 六 年 ) 協 力 ・ 石 川 巧 ( 立 教 大 学 教 授 ) 写 真 提 供 ・ 松 田 集

文學界 平成28年11月号


翌 年 に 帰 国 。 一 一 十 一 一 歳 で 次 男 を 出 産 し 、 一 一 十 四 歳 で 離 婚 。 実 家 に 帰 っ て 翻 訳 の 4 仕 事 を 少 し し て 、 二 十 七 歳 で 再 婚 。 し か し 、 こ の 結 婚 も 翌 年 に は 破 綻 す る 。 そ の あ と は 翻 訳 を た ま に し な が ら 遊 ん で い た ら し く 、 母 の 死 後 は 弟 の 類 と 生 活 し て い た 。 類 が 結 婚 す る と 、 ひ と り 暮 ら し を 始 め た よ う だ 。 戦 争 を 経 て 、 五 十 歳 か ら 少 し の 間 、 「 暮 し の 手 帖 社 」 に 客 員 と し て 籍 を 置 き 、 た ま に 随 筆 を 書 く よ う に な る 五 十 四 歳 で 随 筆 集 『 父 の 帽 子 』 を 刊 行 し 、 日 本 エ ッ セ イ ス ト ・ ク ラ ブ 賞 を 森 茉 莉 の 年 表 を 見 た ら 、 ど う や ら 森 今 、 で 、 「 暮 し の 手 帖 」 を モ 受 賞 。 茉 莉 も 「 暮 し の 手 帖 」 に 関 わ っ て い た チ 1 フ に し た 朝 ド ラ が 放 映 さ れ て い て 、 そ の 後 は 、 あ ち ら こ ち ら に エ ッ セ イ 時 期 が あ る よ う だ 。 私 も 面 白 く 視 聴 し て い る 。 そ れ で 先 日 、 や 小 説 を 書 き な が ら 下 北 沢 で ひ と り 暮 書 店 に 並 ん で い た 「 暮 し の 手 帖 」 を 買 ら し を 続 け 、 八 十 四 歳 の と き 心 不 全 で 森 茉 莉 は 一 九 〇 三 年 に 森 鵐 外 の 娘 と っ て み た と こ ろ 、 復 刻 版 と い う ミ ニ 冊 し て こ の 世 に 生 を 受 け た 。 於 菟 、 不 律 、 亡 く な る 。 子 が 付 録 で 付 い て い て 、 第 一 号 の 雑 誌 ル イ の 抜 粋 が 載 っ て い た 。 す る と エ ッ セ イ 杏 奴 、 類 と い う 兄 弟 が い る 生 き 方 だ け で か な り 面 白 い 。 「 暮 し 十 六 歳 で 結 婚 し 、 翌 年 に 子 ど も を 産 の ペ 1 ジ に 、 小 堀 杏 奴 と い う 名 の 執 筆 ん だ 。 十 九 歳 の と き に 渡 欧 し て い た 夫 の 手 帖 」 に 籍 を 置 い た の は お そ ら く 金 者 が い る 。 え 、 こ れ は 森 鵐 外 の 娘 で は の た め で は な い だ ろ う か 。 鵐 外 に 蝶 よ ノ リ で 楽 し く 過 ご し た な い か 、 と 思 っ た ら 、 そ う ら し い 森 の も と へ 行 き 、 。 、 あ と 、 ロ ン ド ン に 渡 り 、 父 の 死 を 知 る 。 花 よ と 育 て ら れ て わ が ま ま な お 姫 様 に 茉 莉 の 妹 だ 。 墓 参 記 第 ニ 十 一 回 森 茉 莉 ( 禅 林 寺 ) 山 崎 ナ オ コ ー ラ ( イ ラ , ト も ) ア ン メ オ ト フ リ ッ

能楽への招待


り 世 界 中 に 公 開 さ れ て し ま っ た 秘 伝 書 と い え ま す 。 と こ ろ が 、 世 阿 弥 自 身 は 他 の 人 に 見 せ て は な ら な い こ と を つ ぎ の よ う に 強 調 し て い る の で す 。 家 ノ 大 事 、 一 代 一 人 ノ 相 伝 ナ リ ( 『 風 姿 花 伝 』 よ り ) か き よ う 此 道 を 顕 花 智 秘 伝 也 ( 『 花 鏡 』 よ り ) 此 一 帖 、 当 芸 習 道 之 秘 伝 也 。 爰 、 金 春 大 夫 、 芸 能 見 所 有 依 、 為 相 伝 所 如 此 。 正 長 元 年 六 月 一 日 も し ほ 草 か き 置 く 露 の 玉 を 見 ば 磨 く こ と 葉 の 花 は 尽 き せ じ ( 『 拾 玉 得 花 』 よ り ) 現 在 ま で に 発 見 さ れ て い る 世 阿 弥 の 芸 術 論 は つ ぎ の よ う な も の で す 。 そ れ ら の な か に は 手 紙 も あ り ま す 。 り く ぎ ふ う し か で ん か き よ う し か ど う ご き ゅ う い さ ん ど う の う さ く し ょ ふ し づ け し だ い ふ う き よ く し ゅ ・ つ ゆ う が く し ゅ 求 風 姿 花 伝 、 花 鏡 、 至 花 道 、 五 修 、 九 位 、 六 義 、 三 道 ( 能 作 書 ) 、 曲 付 次 第 、 風 曲 集 、 遊 楽 習 ど う ふ う け ん さ る が く だ ん ぎ き ん と う し よ し ゅ う き よ く と く か か し ゅ の う ち ぬ き か き お ん ぎ よ く く で ん ご お ん ぎ よ く の 道 風 見 、 申 楽 談 儀 、 金 島 書 、 拾 玉 得 花 、 一 一 曲 三 体 人 形 図 、 花 習 内 抜 書 、 音 曲 ロ 伝 、 五 音 曲 へ し よ う し よ う し ゅ ど う し ょ む せ き い っ し き や く ら い か 無 条 々 、 五 音 、 習 道 書 、 夢 跡 一 紙 、 却 来 華 、 金 春 大 夫 宛 書 状 147

完訳 日本の古典 第二十四巻 和泉式部日記 紫式部日記 更級日記


( 現 代 語 訳 一 一 五 四 ) 一 三 く し は こ よ べ の 御 お く り も の 、 け さ ぞ こ ま か に 御 覧 ず る 。 御 櫛 の 筥 一 六 三 部 の 勅 撰 集 を 一 帖 に 四 巻 ず と の 〔 三 六 〕 殿 か ら 宮 へ の 贈 物 っ 書 い て 、 各 五 帖 に 仕 立 て た 。 の う ち の 具 ど も 、 い ひ っ く し 見 や ら む か た も な し 。 手 筥 一 宅 藤 原 行 成 。 能 書 家 で 三 蹟 の 一 人 と し て 著 名 。 底 本 に は 「 行 成 そ み さ う し よ ろ ひ 、 か た っ か た に は 、 白 き 色 紙 つ く り た る 御 冊 子 ど も 、 古 今 、 後 撰 集 、 拾 の 時 大 弁 」 と 傍 注 が あ る 。 穴 大 納 言 源 清 蔭 の 孫 。 能 書 の 僧 。 え ん か ん う す ぎ め く み ひ も 遺 抄 、 そ の 部 ど も は 五 帖 に つ く り つ つ 、 侍 従 の 中 納 言 、 延 幹 と 、 お の お の 冊 子 一 九 「 羅 」 は 薄 絹 。 「 組 」 は 組 紐 。 一 九 ニ 0 外 箱 の 縁 に か け て そ の 中 に は よ く わ ん ひ も か ら く み ニ 0 ひ と つ に 四 巻 を あ て つ つ 、 書 か せ た ま へ り 。 表 紙 は 羅 、 紐 お な じ 唐 の 組 、 か け ま る よ う に 作 っ た 箱 。 ニ 一 大 中 臣 能 宣 。 『 後 撰 集 』 の 撰 者 よ し の ぶ も と す け ご の 上 に 人 れ た り 。 下 に は 能 宣 、 元 輔 ゃ う の 、 い に し へ い ま の 歌 よ み ど も の 家 で 梨 壺 の 五 人 の 一 人 。 一 三 清 原 元 輔 。 清 少 納 言 の 父 。 ち か ず み 『 後 撰 集 』 の 撰 者 で 梨 壺 の 五 人 の 一 家 の 集 書 き た り 。 延 幹 と 近 澄 の 君 と 書 き た る は 、 さ る も の に て 、 こ れ は た だ 、 ぢ か け 近 う も て つ か は せ た ま ふ べ き 、 見 知 ら ぬ も の ど も に し な さ せ た ま へ る 、 い ま = = 清 原 近 澄 か 。 素 姓 末 詳 。 だ い し よ う え し ん し よ う え 品 「 五 節 」 は 大 嘗 会 ・ 新 嘗 会 に 催 く ぎ よ う お ん な が く め か し う さ ま こ と な り 。 す 女 楽 。 舞 姫 は 公 卿 か ら 二 人 ( 大 じ よ う え ず り よ う 嘗 会 は 三 人 ) 、 受 領 か ら 二 人 選 ば ご せ ち は つ か う し と ら う 五 節 は 廿 日 に ま ゐ る 。 侍 従 の 宰 相 に 、 舞 姫 の 装 束 な ど っ か れ る 。 + 一 月 中 の 丑 ・ 寅 ・ 卯 ・ 辰 〔 三 を 五 節 の 舞 姫 ー ー 十 の 四 日 間 に わ た る 行 事 。 ニ 七 一 月 ニ 十 日 ニ 五 丑 の 日 の 「 帳 台 の 試 み 」 の 日 。 は す 。 右 の 宰 相 の 中 将 の 、 五 節 に か づ ら 申 さ れ た る 、 つ か 日 ニ 六 こ の 年 の 舞 姫 は 、 侍 従 宰 相 藤 こ こ ろ ば た き も の 蝨 は す つ い で に 、 筥 一 よ ろ ひ に 薫 物 人 れ て 、 心 葉 、 梅 の 枝 を し て 、 い ど み き こ え 原 実 成 の 娘 、 宰 相 中 将 藤 原 兼 隆 の 紫 娘 、 丹 波 守 高 階 業 遠 の 娘 、 尾 張 守 藤 原 中 清 の 娘 の 四 人 が 選 ば れ た 。 ひ か げ か ず ら 毛 日 蔭 の 鬘 。 舞 姫 の 冠 の 飾 り 物 。 に は か に い と な む つ ね の 年 よ り も 、 い ど み ま し た る 聞 こ え あ れ ば 、 東 の 、 御 夭 贈 物 の 箱 に 付 け る 造 花 。 は こ ニ 四 一 四 ら さ う ぞ く ひ む が し て ば こ お 人 。