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検索対象: 現代能楽講義ー能と狂言の魅力と歴史についての十講ー

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現代能楽講義ー能と狂言の魅力と歴史についての十講ー


能 楽 の 役 者 数 の 推 移 平 成 15 年 昭 和 23 年 昭 和 30 年 昭 和 63 年 役 籍 流 儀 観 世 流 568 666 シ 金 春 流 122 宝 生 流 266 160 金 剛 流 100 82 ー 喜 多 ラ 朮 41 シ テ 方 小 計 1063 25 咼 ・ 攵 初 し 福 王 流 20 哢 : 生 流 26 一 噌 流 9 : 森 田 流 43 滕 田 流 4 22 幸 清 流 10 袁 支 丿 ぐ 倉 ー 朮 17 観 世 流 7 葛 野 流 14 12 炉 J ・ 女 ・ 初 し 石 井 流 9 立 支 : 及 : 倉 ラ 朮 13 観 世 流 3 太 観 世 流 19 鼓 金 春 流 23 狂 大 蔵 流 70 和 泉 流 24 / ル ワ キ ・ 囃 二 仮 ( 子 ・ 狂 言 小 計 370 計 総 1433 ( ※ 平 成 15 年 は 同 年 版 の 「 能 楽 手 帖 』 に よ る ) フ - 、 1 つ 」 0 ノ 5 っ 」 -4 一 6 11 1 ・ 1 つ 」 11 - ュ ・ ・ 4- 5 一 ワ キ 笛 14

現代能楽講義ー能と狂言の魅力と歴史についての十講ー


能 苑 日 渉 幻 6 能 楽 48 , 89 , 284 能 楽 海 外 公 演 史 要 23 能 楽 研 究 19 , 23 能 楽 源 流 考 77 , 182 , 184 , 200 , 257 能 楽 史 新 考 41 , 184 能 楽 社 設 立 之 手 続 37 , 38 能 楽 盛 衰 記 38 , 121 , 165 , 167 , 168 193 , 195 , 200 , 205 , 207 , 211 , 幻 6 , 217 269 ~ 2 引 師 守 記 大 和 物 語 83 , 円 1 や 行 58 能 楽 タ イ ム ズ 能 楽 へ の 招 待 能 ・ 狂 言 事 典 能 ・ 狂 言 図 典 能 ・ 狂 言 名 作 集 能 ロ 伝 之 聞 書 能 っ て 、 何 ? 17 4 146 172 134 292 50 コ 33 , 145 , 292 能 と 狂 言 210 能 に 憑 か れ た 権 力 者 93 能 之 訓 蒙 図 彙 に 2 能 の 多 人 数 合 唱 226 能 は 生 き て い る 3 ( よ 彳 テ 八 帖 本 花 伝 書 170 林 望 が 能 を 読 む 145 風 曲 集 201 風 鼓 慶 若 伝 書 173 風 姿 花 伝 引 ~ 33 , 36 , 97 , 184 , 2 田 曲 付 次 第 201 舞 台 之 図 169 不 知 記 190 ~ 192 文 学 128 , 185 , 260 , 263 , 279 平 家 物 語 凵 0 , 146 , 4 ~ 156 , 295 , 296 , 298 , 307 , 308 明 衡 往 来 257 夢 跡 一 紙 209 , 2 Ⅱ 夢 幻 能 47 , 48 妙 佐 本 仕 舞 付 満 済 准 后 日 記 枕 草 子 34 法 華 経 60 蓬 莱 曲 133 平 治 物 語 30 ま 行 240 , 242 , 243 遊 楽 習 道 風 見 202 結 崎 座 規 68 有 福 詩 人 い 3 謡 曲 集 39 , 44 , 48 , 49 , 145 , 153 , 154 , 156 , 235 , 236 , 246 , 248 , 292 , 300 , 302 謡 曲 大 観 40 , 47 , 48 , 55 , 140 , 152 ~ 154 , あ 行 人 名 朝 顔 引 0 , 引 2 , 313 浅 井 林 之 允 123 浅 井 織 之 丞 123 秋 元 但 馬 守 喬 知 36 赤 松 義 則 194 県 の 井 戸 の 先 生 257 葵 上 8 わ ら ん べ 草 272 鹿 苑 院 西 国 下 向 記 198 了 俊 一 子 伝 引 隆 源 僧 正 日 記 185 立 正 史 学 191 六 義 201 落 書 露 顕 引 ら 彳 テ ・ わ 彳 テ 謡 曲 を 読 む 308 , 引 4 謡 曲 百 番 40 , 133 , 236 , 292 156 , 234 , 235 , 303 , 306 , 引 0 明 暦 三 年 能 役 者 付 Ⅱ 3 浅 野 栄 足 浅 見 真 州 足 利 尊 氏 足 利 義 満 足 利 義 持 足 利 義 教 足 利 義 政 芦 屋 の 某 182 21 , 247 83 185 ~ 189 , 191 , 193 ~ 199 , 207 , 189 , 199 ~ 2 田 , 207 207 , 208 , 210, 218 272 135 , 136 , 138 , 139 328

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み る と 、 そ こ に は 現 在 の 舞 台 に は あ る 地 謡 座 が 描 か れ て い な い ぎ ゅ う れ ん へ と 、 つ に つ き そ れ は 同 時 代 の 『 岌 蓮 江 問 日 記 』 に 描 か れ た 舞 台 図 も 同 様 で あ 云 書 で 、 少 る 。 『 岌 蓮 江 問 日 記 』 も や は り 下 間 少 進 の 編 に な る 能 楽 イ よ し か っ 進 が 師 匠 の 金 春 大 夫 喜 勝 岌 蓮 ( 天 正 一 一 年 没 ) に 尋 ね た 能 芸 に つ い て の 心 得 を ま と め た 書 で あ る が 、 そ こ に も 地 謡 座 は 描 か れ て い な い の で あ る 。 も う 一 つ 、 慶 長 ( 一 五 九 六 5 一 六 一 四 ) こ ろ に 刊 行 さ れ 1 犬 小 4 差 う 、 プ い 2 一 は ち じ よ う ば ん か で ん し ょ た 『 八 帖 本 花 伝 書 』 所 載 の 舞 台 図 LL も か か げ て お い た が 、 こ れ に も 同 じ よ う に 地 謡 座 は 描 か れ て い な い 。 以 上 は 舞 台 の 平 面 図 で あ る が 、 こ の 時 期 の 能 舞 台 の よ う す は 、 絵 画 に よ っ て も う か が う こ と が で き る 。 じ ゅ ら く だ い か ん の う ず び よ う ぶ ご よ う せ い 舞 台 図 0 は 神 戸 市 立 博 物 館 の 所 蔵 に な る 『 観 能 図 屏 風 』 で 、 か っ て は 後 陽 成 天 皇 が 秀 吉 の 聚 楽 第 に 行 幸 さ れ た と き の 演 能 の よ う す を 描 い た も の と さ れ て い た 作 品 で あ る が 、 現 在 は こ の 演 能 場 所 は 建 物 の 形 態 な ど か し し ん で ん ら 聚 楽 第 で は な く 、 禁 裏 の 紫 宸 殿 前 で あ り 、 秀 吉 が 天 正 一 三 年 に 関 白 に な っ た お り に 禁 裏 ( 後 陽 成 天 皇 ) で 京 都 の 手 猿 楽 の 能 を 催 し た と き の よ う す を 描 い た も の と 考 え ら れ て い る ( 拙 稿 「 神 戸 市 立 博 物 館 蔵 『 観 能 図 屏 風 』 の 時 と 場 」 『 日 本 文 学 史 論 』 世 界 思 想 社 ) 。 御 簾 の 奥 に 天 皇 ら し き 人 物 が 描 か れ 、 縁 に は 秀 吉 と 思 わ れ る 人 物 が 描 ( 一 六 三 五 ) 年 以 後 と さ れ て い る か れ て い る 。 そ の 制 作 時 期 は 左 上 に 描 か れ た 北 野 社 の 門 の 形 か ら 寛 永 一 二 が 、 そ こ に も 地 謡 座 は 描 か れ て い な い 。 こ れ も 、 い ち お う 秀 吉 時 代 の 能 舞 台 の 形 の 資 料 と し て よ い で あ ろ う 。 ま た 、 舞 台 図 は 洛 中 洛 外 図 屏 風 の な か で も っ と も 古 い 作 品 で 、 か っ て は 町 田 家 本 と 呼 ば れ て い た が 、 現 み ー ー み 畆 , 図 台 舞 170

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こ と で 、 多 く の 人 が 集 ま り や す い 場 所 に 能 舞 台 を 建 て て 、 そ の 入 場 料 を 能 役 者 保 護 に 要 す る 莫 大 な 費 用 に あ て る こ と と な り 、 そ の と き に 能 楽 社 と い う 名 称 が 決 ま っ た の で あ る が 、 そ の 間 の 経 緯 は 『 能 楽 社 設 立 之 手 続 』 な り や す 「 前 田 斉 泰 ノ 意 見 ニ テ 、 猿 楽 ノ 名 称 字 面 穏 当 ナ ラ サ ル ヲ 以 テ 、 能 楽 ト 収 称 シ 、 因 リ テ 能 楽 社 ト 名 付 ケ 」 と 記 さ れ て い る ( こ の 記 録 は 池 内 信 嘉 著 『 能 楽 盛 袞 記 』 下 に 収 め ら れ て い る ) 。 そ れ ま で の 「 猿 楽 ー を 「 穏 当 ナ ラ ズ ー と し て 、 新 た に 「 能 楽 」 の 語 を 提 示 し た 前 田 斉 泰 は 能 の 愛 好 者 で も あ っ た 元 加 賀 藩 主 で あ る 。 現 在 の 「 能 楽 」 の 語 は こ う し て 生 ま れ 、 能 役 者 保 護 の た め の 組 織 は 能 楽 社 と 名 づ け ら れ 、 芝 公 園 内 に は 能 楽 堂 が 建 て ら れ 、 そ の 能 楽 堂 に は 新 時 代 の 到 来 を 告 げ る か の よ う に 前 田 斉 泰 の 揮 毫 に な る 「 能 楽 」 の 扁 額 が か か げ ら れ た 。 一 方 、 長 い 歴 史 を も つ 「 猿 楽 」 は こ れ を 境 に ま っ た く 使 わ れ な く な っ て し ま っ た の で あ る 。 と こ ろ で 、 「 猿 楽 」 と 「 能 楽 」 は 明 治 初 年 に 右 の よ う な 経 緯 で 入 れ 替 わ っ た だ け あ っ て 、 用 語 と し て の 範 二 一 1 ロ ら で あ る 。 し か し 、 「 能 楽 ー は 能 ・ 狂 一 言 を 意 味 す る だ け で あ る が 、 「 猿 楽 」 は 能 ・ 狂 言 の ほ か に も そ の 役 者 や 能 楽 の 興 行 を 意 味 す る 場 合 も あ り 、 そ の 点 で 「 能 楽 」 よ り 範 囲 の 広 い 言 葉 と い う こ と に な る 。 「 能 」 と 「 謡 曲 」 「 能 」 の 周 辺 に あ る 類 語 と し て は 、 も う 一 つ 「 謡 曲 ー ( 謡 い ) が 残 っ て い る 。 わ れ わ れ の ま わ り に も 謡 曲 を 習 っ て い る 人 が い る か ら 、 「 謡 曲 。 は 現 在 も 生 き て い る 言 葉 で あ る が 、 よ う す る に 、 「 謡 曲 と い う の は 演 劇 じ

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ひ と え に 猿 楽 が 能 の 源 流 だ っ た か ら に ほ か な る ま い 「 猿 楽 、 か ら 「 能 楽 ー へ 鎌 倉 時 代 か ら 江 戸 時 代 ま で 使 わ れ て い た 「 猿 楽 」 は 、 明 治 維 新 後 も 一 〇 年 あ ま り は な お 用 い ら れ て い た が 、 明 治 一 四 に な っ て 、 そ の 長 い 歴 史 に 終 止 符 が 打 た れ る こ と と な る 。 題 明 治 維 新 後 の 能 楽 は 、 最 大 の 庇 護 者 だ っ た 徳 川 幕 府 を 頂 点 と す る 武 家 社 会 の 崩 壊 で 、 未 曾 有 の 苦 難 に 直 面 し た が 、 維 新 後 一 〇 年 ほ ど を 経 過 し て 、 よ う や く 復 興 の き ざ し が み え て る と も み め き た 。 そ れ を 象 徴 す る で き ご と が 明 治 一 四 年 の 岩 倉 具 視 ら 華 族 に よ る を 「 能 楽 社 ー の 設 立 で あ る が 、 そ れ ま で 用 い ら れ て い た 「 猿 楽 」 は 、 能 楽 名 靖 社 の 設 立 と と も に 、 新 た に 生 ま れ た 「 能 楽 」 に と っ て 代 わ ら れ て 、 以 後 レ 」 ヒ 匕 在 は ま っ た く 用 い ら れ よ よ っ て 現 在 に い た る の で あ る 。 つ ま り 、 現 在 わ 「 能 楽 は 、 明 治 一 四 年 の 能 楽 社 の 設 立 と と も に 生 ◎ 判 れ わ れ が 使 っ て い ヒ し 講 ム 月 ま れ た 新 造 語 だ と い う こ と で あ る 。 第 こ の 「 猿 楽 」 か ら 「 能 楽 」 へ の バ ト ン タ ッ チ に つ い て は 、 能 楽 社 の 設 の 一 い 卒 立 経 過 を 記 し た 『 能 楽 社 設 立 之 手 続 』 に 明 央 に 記 さ れ て い る 。 そ れ に よ る と 、 能 楽 社 の 設 立 が 岩 倉 ら 華 族 の 話 題 に な っ た の は 明 治 一 二 年 の 夏 の

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舞 台 之 図 法 政 大 学 能 楽 研 究 所 所 蔵 岌 蓮 江 問 日 記 法 政 大 学 能 楽 研 究 所 所 蔵 八 帖 花 伝 書 舞 台 図 早 稲 田 大 学 図 書 館 所 蔵 洛 中 洛 外 図 国 立 歴 史 民 俗 博 物 館 所 蔵 観 能 図 屏 風 神 戸 市 立 博 物 館 所 蔵 風 鼓 慶 若 伝 書 法 政 大 学 能 楽 研 究 所 所 蔵 寛 正 五 年 糺 河 原 勧 進 能 図 観 世 文 庫 所 蔵 自 然 居 士 大 槻 文 蔵 、 宝 生 閑 、 宝 生 欽 也 、 大 槻 清 韻 会 能 楽 堂 提 供 風 姿 花 伝 ( 第 六 花 修 ) 観 世 宗 家 所 蔵 ニ 曲 三 体 人 形 図 法 政 大 学 能 楽 研 究 所 所 蔵 桧 垣 演 者 ・ 場 所 不 明 、 昭 和 48 年 、 大 阪 大 学 演 劇 学 研 究 室 提 供 松 風 大 西 信 久 、 上 野 朝 太 郎 、 大 阪 能 楽 会 館 、 年 次 不 明 、 大 阪 大 学 演 劇 学 研 研 究 室 提 供 敦 盛 ニ 段 之 舞 ( 後 ) 梅 若 万 三 郎 ( 初 世 ) 、 年 次 ・ 場 所 不 明 、 大 阪 大 学 演 劇 学 研 究 室 提 供 敦 盛 ニ 段 之 舞 ( 前 ) 梅 若 万 三 郎 ( 初 世 ) 、 年 次 ・ 場 所 不 明 、 大 阪 大 学 演 劇 学 伝 観 世 小 次 郎 信 光 謡 本 法 政 大 学 能 楽 研 究 所 所 蔵 能 楽 図 巻 東 京 国 立 博 物 館 所 蔵 補 巌 寺 納 帳 補 巌 寺 所 蔵 究 室 提 供 322 , こ で は そ の 演 者 ・ 撮 影 年 月 日 ・ 撮 影 場 所 を 判 明 す る か ぎ り 記 し て お い た 。 的 価 値 を 有 す る も の も 少 な か ら ず ふ く ま れ て い る が 、 そ の 点 に も 留 意 し て 、 分 量 は お よ そ 2000 枚 ほ ど に な る 。 い ま と な っ て は ご 覧 の よ う に 貴 重 な 歴 史 あ る 。 大 部 分 が 関 西 の 舞 台 で 、 撮 影 の 時 期 は 昭 和 初 年 か ら 昭 和 50 年 代 で 、 な る も の で 、 平 成 10 年 に ご 子 息 の 沼 孝 氏 か ら 同 研 究 室 に 寄 贈 さ れ た も の で ち 大 阪 大 学 演 劇 学 研 究 室 所 蔵 の 舞 台 写 真 は い す れ も 能 評 家 沼 艸 雨 氏 の 旧 蔵 に 舞 台 や 資 料 の 写 真 の 掲 載 を ご 許 可 く だ さ っ た 各 位 に 感 謝 申 し あ げ る 。 こ の う 熊 野 梅 若 万 三 郎 ( 初 世 ) 、 年 次 ・ 場 所 不 明 、 大 阪 大 学 演 劇 学 研 究 室 提 供 熊 野 梅 若 六 郎 、 昭 和 35 年 4 月 22 日 、 大 江 能 楽 堂 、 大 阪 大 学 演 劇 学 研 究 室 提 供 靱 猿 茂 山 忠 三 郎 、 茂 山 忠 三 郎 氏 提 供 三 番 三 ( 揉 の 段 ) 茂 山 忠 三 郎 、 茂 山 忠 三 郎 氏 提 供 翁 大 槻 文 蔵 、 大 槻 清 韻 会 能 楽 堂 提 供 八 島 ( ア イ ) 茂 山 忠 三 郎 、 茂 山 忠 三 郎 氏 提 供 濯 ぎ 川 茂 山 千 作 ・ 茂 山 千 之 丞 、 年 次 ・ 場 所 不 明 、 大 阪 大 学 演 劇 学 研 究 室 提 供 劇 学 研 究 室 提 供 通 盛 観 世 銕 之 丞 ( 七 世 ) 、 昭 和 48 年 5 月 27 日 、 京 都 観 世 会 館 、 大 阪 大 学 演 班 女 演 者 ・ 年 次 ・ 場 所 不 明 、 大 阪 大 学 演 劇 学 研 究 室 提 供 弱 法 師 盲 目 之 舞 山 本 博 之 、 年 次 ・ 場 所 不 明 、 大 阪 大 学 演 劇 学 研 究 室 提 供

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第 モ 講 能 舞 台 の 変 遷 ー 能 楽 堂 の 出 現 ま で ー

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ラ に 接 し て 能 の 価 値 を 再 認 識 。 明 治 一 四 年 〔 四 月 〕 能 楽 社 、 華 族 ら に よ り 設 立 さ れ 、 芝 公 園 に 芝 能 楽 堂 が 建 設 さ れ る 。 能 楽 は こ の こ ろ か ら よ う や く 復 興 に 向 か う 。 ( 頁 ) 明 治 三 五 年 〔 七 月 〕 雑 誌 『 能 楽 』 、 池 内 信 嘉 に よ っ て 創 刊 さ れ る 。 同 誌 は 質 の 高 い 能 楽 の 総 合 雑 誌 と し て 大 正 九 年 ま で 刊 行 さ れ る 。 明 治 四 二 年 〔 二 月 〕 歴 史 学 者 吉 田 東 伍 に よ り 『 能 楽 古 典 世 阿 弥 十 六 部 集 』 刊 行 さ れ 、 本 格 的 な 能 楽 研 究 は じ ま る 。 ( 頁 ) 大 正 一 一 年 〔 九 月 〕 関 東 大 震 災 発 生 。 『 世 阿 弥 十 六 部 集 』 の 底 本 を は じ め 多 く の 能 楽 文 献 が 焼 失 。 昭 和 二 年 〔 三 月 〕 洋 画 家 須 田 国 太 郎 、 金 剛 能 楽 堂 で 金 剛 巌 の 《 熊 野 》 の デ ッ サ ン を 描 く 。 以 後 、 須 田 は 昭 和 三 二 年 ま で 六 〇 〇 〇 枚 あ ま り の 能 ・ 狂 言 の デ ッ サ ン を 描 き 続 け る 。 ( ロ 絵 ・ 頁 ) 昭 和 一 三 年 〔 九 月 〕 能 勢 朝 次 著 『 能 楽 源 流 考 』 、 岩 波 書 店 よ り 刊 行 。 ( 頁 ) 昭 和 一 六 年 〔 春 〕 世 阿 弥 の 自 筆 の 能 本 や 手 紙 を 含 む 約 一 〇 〇 〇 点 の 金 春 家 旧 伝 文 書 、 川 瀬 一 馬 に よ っ て 昭 和 一 一 〇 年 〔 八 月 〕 社 団 法 人 能 楽 協 会 、 こ の 月 五 日 に 設 立 。 昭 和 一 一 三 年 〔 五 月 〕 観 世 流 に 女 流 能 楽 師 誕 生 。 以 後 、 喜 多 流 以 外 の 各 流 で も 女 流 能 役 者 が 生 ま れ る 。 昭 和 二 七 年 〔 四 月 〕 野 上 記 念 法 政 大 学 能 楽 研 究 所 が 設 立 さ れ 、 以 後 の 能 楽 研 究 の 拠 点 と な る 。 昭 和 二 九 年 〔 一 月 〕 昭 和 初 年 か ら 単 独 で 活 動 し て い た 梅 若 一 門 、 の 介 入 で 観 世 流 に 復 帰 し 、 明 治 発 見 さ れ る 。 320

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〔 写 本 の 下 掛 り 謡 本 〕 ど う せ つ 止 鳥 飼 道 晰 節 付 本 〔 天 正 末 期 頃 写 、 故 田 中 允 氏 〕 2 毛 利 家 旧 蔵 鳥 飼 道 晰 節 付 本 〔 文 禄 一 一 年 5 慶 長 一 一 年 写 、 能 楽 研 究 所 〕 岩 本 秀 清 節 付 本 〔 慶 長 十 年 写 、 能 楽 研 究 所 〕 亠 鳥 飼 道 晰 本 混 綴 五 番 綴 本 〔 慶 長 頃 写 、 能 楽 研 究 所 〕 ス 朱 点 入 五 番 綴 本 〔 室 町 末 期 写 、 彰 考 館 文 庫 〕 げ ん ゅ う & 妙 庵 玄 又 手 沢 本 〔 慶 長 三 年 写 、 松 井 文 庫 〕 進 藤 久 右 衛 門 忠 次 節 付 本 〔 元 和 八 年 写 、 上 野 学 園 大 学 〕 石 田 少 左 衛 門 盛 直 節 付 本 〔 正 保 一 一 年 写 、 能 楽 研 究 所 〕 江 戸 初 期 筆 十 番 綴 本 〔 江 戸 初 期 写 、 京 都 大 学 〕 肥 江 戸 初 期 節 付 本 〔 江 戸 初 期 写 、 能 楽 研 究 所 〕 光 悦 流 書 体 六 十 番 綴 本 〔 寛 永 頃 写 、 能 楽 研 究 所 〕 江 戸 期 筆 一 一 番 綴 本 〔 東 京 大 学 〕 観 世 流 五 番 綴 無 章 句 本 〔 江 戸 中 期 写 、 内 閣 文 庫 〕 炻 福 王 系 番 外 謡 本 〔 江 戸 中 期 写 、 能 楽 研 究 所 〕 江 戸 期 筆 一 番 綴 本 〔 米 沢 市 立 図 書 館 〕 232

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な ど と あ る 。 こ の 「 能 」 は 「 技 能 」 「 技 術 」 の 謂 で 、 『 日 本 国 語 大 辞 典 』 の 「 能 」 の 項 の ③ に あ た る が 、 同 辞 典 で は ③ の 用 例 と し て 鎌 倉 時 代 の 『 徒 然 草 』 な ど の 例 を あ げ て い る 。 こ の よ う に 、 『 風 姿 花 伝 』 の 「 能 」 に は 「 能 と い う 演 劇 」 の 意 と 「 技 能 」 の 意 と が 混 在 し て い る の で あ る 。 ま た 、 能 の 上 演 を 伝 え る 最 古 の 資 料 と し て 著 名 な 貞 和 五 ( 一 三 四 九 ) 年 の 『 春 日 若 宮 臨 時 祭 記 』 に は 、 禰 宜 が 田 楽 役 者 の 芸 を 模 倣 し て 演 じ た 「 舞 」 の こ と を 「 能 」 と 呼 ん で い る 例 が あ る 。 そ れ は 、 題 一 、 田 楽 方 の 能 の 次 第 の 事 。 始 め の 舞 、 春 忠 舞 ひ て 、 そ の 姿 に て 立 合 の 猿 楽 を す る 。 立 合 四 人 。 内 、 春 忠 、 る 久 春 、 春 康 、 春 民 、 こ の 四 人 し て 竹 の 猿 楽 を す る 。 め を と い う も の で 、 こ こ で は 「 始 め の 舞 」 と 「 竹 の 猿 楽 」 と い う 「 立 合 竈 複 数 の 舞 手 に よ る 舞 ) 」 の 二 つ の 舞 を 名 「 田 楽 方 の 能 」 と 呼 ん で い る 。 こ の 「 能 」 は 「 芸 能 」 と い う 語 が ピ ッ タ リ で あ る 。 A 」 こ れ を 要 す る に 、 「 才 能 」 「 能 力 」 を 原 義 と す る 「 能 、 と い う 語 は 、 鎌 倉 時 代 に 「 技 能 」 「 芸 能 、 と い う 意 ム 目 味 ( 『 日 本 国 語 大 辞 典 』 の ③ ) を 派 生 し 、 や が て 鎌 倉 後 期 こ ろ に 演 劇 と し て の 能 ( 同 ⑥ ) を 呼 ぶ よ う に も な っ た 、 ◎ と い う 経 緯 が 考 え ら れ る わ け で あ る 。 「 才 能 」 「 能 力 ー と 「 能 と い う 演 劇 . の あ い だ に 、 「 技 能 」 「 芸 能 」 と い 第 ・ 功 う 意 味 を 介 在 さ せ る と 、 能 が 「 能 」 と 呼 ば れ る よ う に な っ た 経 緯 が そ れ な り に 説 明 で き る の で は な い か 、 と い う こ と で あ る 。 も っ と も 、 そ れ で も 「 能 」 と い う 語 が 、 音 楽 や 絵 画 の 名 称 と は な ら す 、 な ぜ 演 劇 の 名 称 と し て 定 着 し た の か は 、 依 然 と し て 不 明 な の で あ る が