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如月 柴田美佐句集

雲の峰三味線の音の立ち上がる 青空の確かな日なり薔薇を剪る

如月 柴田美佐句集

立春の薔薇の木の影地を這へ 凧ひとっ梢に日暮れけり Ⅷ 177

如月 柴田美佐句集

蔓薔薇のひと枝触るるマ 合歓の花赤子しづか に目覚めゐる 137 Ⅵ

ミダレりゃいいだろ! : 青桃院学園風紀録

コバルト文庫 く好評発売中〉 3 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆。薔薇の騎士 " 伯爵か王宮の闇を裁く ! ◆ ◆ くレマイユの吸血鬼〉シリーズ ◆ ◆ ◆ ◆ イラスト / 木 ◆ ◆ ◆ 薔薇の接 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ま堕天使の柩 ◆ ~ レマイユの吸血鬼 ~ ◆ ま鈍色の離宮 ~ レマイユの吸血鬼 ~ 花園の媚薬 ロズ・ミステル ◆◆◆◆ ~ レマイユの吸血鬼 ~ ひつぎ ◆◆◆ びやく ~ レマイユの吸血鬼 ~ ◆ ◆◆ ◆◆ ◆◆◆◆◆◆

西洋名画を読み解く

ベストの時代に絶大な信仰を集めた 幼な子キリストを抱く慈愛に満ちた聖母マリア像から、 巨大な姿と大きなマントで災悪から信徒を守る異形の聖母まで、 キリスト以上の人気を集めた聖母マリア像はさまざまな姿で描かれた。 = 聖母マリア′ フィリッポ・リッピ 「聖母子とニ天使」 1460 年頃 マリアがキリストに合唱する聖母子像は、「マ - ドレ・ピア = の聖母」というタイプ。 の美しいマリアのモデルは、画僧だったリッ ピか駆け落ちして得た妻とも言われる。 ウフィッィ美術館 Photo:Bridgeman/ アフロ 第 聖母マリア像の誕生と、 図像の変遷 幼児キリストを抱く、若く美しい聖母 マリア。信仰の対象としても、キリスト をしのぐ人気を誇る存在だが、驚くこと に、彼女の図像が描かれるようになった のは、 6 世紀以降のことであるなぜな ら、マリアは「人間キリストの母ではあ るが、神としての位格ではない」とされ てきたからだ。しかし 431 年、エフェ ソスの公会議が、彼女を「キリストを産 んだ聖なる女性」と承認。マリアの図像 は、やっと公に普及するようになった。 7 世紀には、「玉座の聖母」と呼ばれる、 玉座に座った荘厳な聖母子像が現れる が、貶世紀以降に聖母信仰が高まるにお よんで、キリストを抱いた多くの母性的 な聖母像が、教会の祭壇に安置された と同時に、その頃から聖母の姿は、純潔 さを表す薔薇園の中や、生命の泉の横に たたずむなど、豊かなバリエーションを 持つようになった。中でも、世紀半ば にピエロ・デラ・フランチェスカの描い たいくつかのマリア像は特徴的だ。 まず、 1450 年代、ピエロがモンテ ルキの墓地礼拝堂に描いた《出産の聖母》 (a«ä)0 文字通り妊娠した聖母を描いた きわめて珍しい図像である。本来は死者 の復活を約東する聖母と思われるが、当 時マリアは安産の守護聖人ともされてい たために、この作品は安産を願う妊婦た ちの信仰を集めた。マリアが民間信仰の 中で愛されていたことを物語る作品だ。

キケンじゃないだろ!

156 「どうだよ ? 」 「おい、死んでんのか、如月 ? 」 このままじゃ : ひやはははははははっ ! も ~ 、〉 , 我慢できね : いくらなんでも、いきすぎ 死んじゃうぜっ。うわっ、駄目駄目、朱雀っ ! そんなとこっ : だってつ ! わっ、わっ、スイート・ ハートでも限界っ : : : なあなあ、オレのベルトとネクタ イ返して。あ、あれつ ? 」 「痛って ! 」 腕を振りまわした拍子にガッンと、明らかに当たり損ねの鈍い音が、朱雀の顎のあたりで鳴 っこ。 と同時に、 「うひやああっ ! 」 剣はすさまじい悲鳴を上げる。 目を上げると、ついさっきまでは壁際に飾りつけられていたはずの薔薇の花の山が、いつの 間にか自分のすぐまえまで移動してきていた。 おまけに、 「お、おい、朱雀つ。この薔薇、目がある・ にぶ

文學界 2016年08月号

圓丈明子は庭に花を咲かせるのが二十年来の趣味である。 博多駅から下り快速電車のどれに乗っても、十五分で着 く郊外の住宅団地だ。定年退職後の土いじりは健康な身心を つくると信じている。 ーにマフラ 1 の出 薔薇作りがことに好きで、冬はジャンパ で立ち、夏は鍔の広い大きな日よけ帽をかぶって、地植えの 薔薇の剪定をする。 花木も太い枝を切るので、明子の手の指はどんどん太く逞 しくなる。仕事盛りにここへ家を建てたとき、手の人差し指 のリングサイズは 7 だった。細いアスパラガスの茎みたいに 生白かった。それが今は川になって、かっての指輪は入らな 飛族 新連載第二回 庭の陽当りの良い一角には薔薇の女王のようなべンジャミ 1- ・ト・一フ ン・プリテンや、密やかな内巻きのバロン・ジロ ン、白衣の美女のようなグラミス・キャッスルが春の栄華を 誇っている。向かいのフェンスのそばには赤いゼラニウムや 1 べナ、白く清楚なマ 1 ガレット、オレンジ色の大きなキ ンセンカが咲いている。花々をめがけて微かな羽音をたてな がら野蜂が蜜を吸いに来た 「おはよう、みんなお出ましね」 この辺りの空はちょうど自衛隊の小型機やヘリコプタ 1 の 飛行路に当たっていて、聞き慣れたヘリの爆音を低くしてい 村田喜代子

キケンじゃないだろ!

156 「どうだよ ? 」 「おい、死んでんのか、如月 ? 」 このままじゃ ・ : ひやはははははははっ ! も ~ ー ~ ー・我慢できね : いくらなんでも、いきすぎ 死んじゃうぜっ。うわっ、駄目駄目、朱雀っ ! そんなとこっ : ハートでも限界っ : : : なあなあ、オレのベルトとネクタ だってつ ! わっ、わっ、スイート・ イ返して。あ、あれつ ? 」 「痛って ! 」 腕を振りまわした拍子にガッンと、明らかに当たり損ねの鈍い音が、朱雀の顎のあたりで鳴 っ ( 。 と同時に、 「うひやああっ ! 」 剣はすさまじい悲鳴を上げる。 目を上げると、ついさっきまでは壁際に飾りつけられていたはずの薔薇の花の山が、いつの 間にか自分のすぐまえまで移動してきていた。 おまけに、 「お、おい、朱雀つ。この薔薇、目がある・ にぶ

小説すばる2017年1月号

「素敵ーと顔をほころばせる綾子に気をよ の庭づくりにずいぶんと否定的だったようい香り」と満足そうに目を細めた。 だ。植物を育てるのに最適な環境だからとその仕草に、薔薇は主に花弁の表面からくした彼は、「じゃあプレゼントするよ」 彼女が選んだ土地も、不便だし携帯の電波香り立つのだと高校時代に綾子が話してくと云うなり、手にした鋏で無造作に薔薇の かたく が入りづらいから引っ越すべきだと頑なにれたのを思い出す。甘い香りに包まれた温枝を切り取った。あ、という引きつった声 室で、楽しそうに薔薇の手入れをしていたが誰のものだったのかはわからない 主張していたらしい 緑色のがくに包まれたまだ硬そうなつば 浩は綾子を自分の望むように変えようと綾子。 し続けたが、 綾子はどこまでも自由だっ 男子生徒に好意を寄せられることも少なみが切り落とされた瞬間、綾子の表情がシ ョックを受けたように色を失うのを菜摘は からずあったようだが、 菜摘の知る限り、 た。そして何より、彼女は薔薇を愛してい あの頃の綾子は恋愛よりも植物の世話の方目にした。 あまり開いていない薔薇のつばみは、切 真奈美の夫である陽介は飲食店をいくつに夢中だったようだ。 か経営しており、浩とは偶然にも仕事の関 たった一度だけ、綾子が凍り付くのを見り取れば水を揚げることができずに花首か たことがある ら萎れて確実に死んでしまう。綾子にはき 係で親しくしていた。陽介の評によれば、 浩は元妻の趣味には理解を示せなくても経当時、綾子に熱心にアプローチしていたっと、その花の悲鳴が聞こえたに違いな 営に関する能力には長けているらしい 男子がいた。爽やかな物腰で、育ちのよさい その後、綾子が彼からの誘いに応じ 「真奈美ちゃんの前で元夫の悪口は云えなそうな青年だったと記憶している 彼は綾子の関心を引くべく、自分の家のることは二度となかった。 いわね」と綾子が茶目っ気たつぶりに呟い てみせたことがある 庭に植えている薔薇を見に来ないか、と彼薔薇の甘い香りを嗅ぐと、不思議といっ月 近くのミニテープルに置かれた陶製のポ女を誘った。その言葉に興味を惹かれたのも、花の手入れをしていたあの頃の綾子の坂 ットに、あでやかな赤い薔薇が飾られてい か、綾子は珍しく「園芸部の友人たちも一面影が浮かぶ。いささか感傷的で気恥ずか しいけれど、綾子はまるで香りそのものの た。綾子がそこから一輪、ごく自然な手つ緒なら」と頷いた ガーデニングが趣味だという彼の母親がような人だと思った。香りはとらえどころ きで抜き取る ワイングラスを持つように茎を持って花手がけたイングリッシュガーデン風の庭がなく、言葉で説明しにくい。それでいて を真っすぐに立たせ、ゆっくりと花弁に顔は、なかなかのものだった。細めのアーチ記憶や感情にもっとも印象強く結びつく感 を近づけた。花と呼吸を合わせるように、 に這わせたトレリス仕立てのつる薔薇や、覚とされているらしい。 きらめいていた高校時代の思い出の象 すうっと静かに香りを嗅ぐ。それから「い鉢植えのオールドローズも美しかった。 、」 0 ノノ

日輪の遺産

徳間文庫の好評既刊 絶浅 絶浅 対田 対次 主 ■第 0 競馬ではしゃぎ、ラスベガスで生まれ変わ って、勝っても負けても至福の時。あなたは 人生、楽しんでいますか ? 誰のものでもな い「自分の人生」を歩くあなたは、絶対「幸 福」です。幸せになりたいすべての人々に贈 る、愛と笑いの新・幸福論。薔薇色の人生は、 あなたにも送れます。 徳間文庫