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1. グラフィック版 百人一首

たなびくくものたえまよりもれいづるつきのかげのさやけさ : 0 あきかぜに あきのたのかりほのいほのとまをあらみわがころもではっゅにぬれつつ : くるるものとはしりながらなほ、つらめしきあさばらけかな : あけぬれば あさちふのをののしのはらしのぶれどあまりてなどかひとのこひしき : あさばらけありあけのつきとみるまでによしののさとにふれるしらゆき : あさばらけ、つぢのかはぎりたえだえにあらはれわたるせぜのあじろぎ : あしひきのやまどりのをのしだりをのながながしょをひとりかもねむ : : : あはちしまかよふちどりのなくこゑに いくよねざめぬすまのせきもり : あはれともいふべきひとはおもほえでみのいたづらになりぬべきかな : あひみてののちのこころにくらぶればむかしはものをおもはざりけり : あふことのたえてしなくはなかなかにひとをもみをもうらみざらまし : あまっかぜくものかよひぢふきとぢよをとめのすがたしばしとどめむ : あまのはらふりさけみればかすがなるみかさのやまにいでしつきかも : あらざらむこのよのほかのおもひでに いまひとたびのあふこともがな : あらしふくみむろのやまのもみぢばはたったのかはのにしきなりけり ありあけのつれなくみえしわかれよりあかっきばかりうきものはなし : ありまやまゐなのささはらかぜふけばいでそよひとをわすれやはする : いにしへのならのみやこのやヘざくらけふここのヘににはひぬるかな : いまこむといひしばかりにながっきのありあけのつきをまちいでつるかな いまはただおもひたえなむとばかりをひとってならでいふよしもがな : うかりけるひとをはっせのやまおろしはげしかれとはいのらぬものを・ うらみわびほさぬそでだにあるものをこひにくちなむなこそをしけれ : おくやまにもみぢふみわけなくしかのこゑきくときぞあきはかなしき : おとにきくたかしのはまのあだなみはかけじゃそでのぬれもこそすれ : くののみちのとほければまだふみもみすあまのはしだて : おほえやま おほけなくうきょのたみにおほふかなわがたっそまにすみぞめのそで : おもひわびさてもいのちはあるものをうきにたへぬはなみだなりけり : 0 かくとだにえやはいぶきのさしもぐささしもしらしなもゆるおもひを : かささぎのわたせるはしにおくしものしろきをみればよぞふけにける : : 肪 かぜそよぐならのをがはのゆふぐれはみそぎぞなつのしるしなりける : かぜをいたみいはうつなみのおのれのみくだけてものをおもふころかな : ・ フっ . 、あン 索引 太字の最後の文字は決まり字 他の歌と区別することができ る文字でかるた遊びで早く 札を取るためには記憶が必要 きみがためはるののにいでてわかなつむわがころもでにゆきはふりつつ : ・芻 きみがためをしからざりしいのちさへながくもがなとおもひけるかな : きりぎりすなくやしもよのさむしろにころもかたしきひとりかもねむ : こころあてにをらばやをらむはっしものおきまどはせるしらぎくのはな・ : こころにもあらで、つきょにながらへばこひしかるべきょはのつきかな : こぬひとをまつほのうらのゆふなぎにやくやもしほのみもこがれつつ : このたびはぬさもとりあへずたむけやまもみぢのにしきかみのまにまに・ : 貶 こひすてふわがなはまだきたちにけりひとしれすこそおもひそめしか : これやこのゆくもかへるもわかれてはしるもしらぬもあふさかのせき : 0 さびしさにやどをたちいでてながむればいづくもおなじあきのゆふぐれ : しのぶれどいろにいでにけりわがこひはものやおもふとひとのとふまで : しらっゅにかぜのふきしくあきののはつらぬきとめぬたまぞちりける : すみのえのきしによるなみよるさへやゅめのかよひぢひとめよくらむ : せをはやみいはにせかるるたきがはのわれてもすゑにあはむとぞおもふ : 0 たかさごのをのへのさくらさきにけりとやまのかすみたたずもあらなむ : 。 たきのおとはたえてひさしくなりぬれどなこそながれてなはきこえけれ : たごのうらにうちいでてみればしろたへのふじのたかねにゆきはふりつつ たちわかれいなばのやまのみねにおふるまっとしきかばいまかへりこむ・ : たまのをよたえなばたえねながらへばしのぶることのよはりもぞする : たれをかもしるひとにせむたかさごのまつもむかしのともならなくに・ ちぎりおきしさせもがっゅをいのちにてあはれことしのあきもいぬめり・ : ちぎりきなかたみにそでをしばりつつすゑのまつやまなみこさじとは : ちはやぶるかみよもきかすたったがは からくれなゐにみづくくるとは : つきみればちぢにものこそかなしけれわがみひとつのあきにはあらねど : つくばねのみねよりおつるみなのがはこひぞっもりてふちとなりぬる : 0 ながからむこころもしらすくろかみのみだれてけさはものをこそおもへ・ ながらへばまたこのごろやしのばれむうしとみしょぞいまはこひしき : し力にひさしきものとかはしる : なげきつつひとりぬるよのあくるまは ) 、 なげけとてつきやはものをおもはするかこちがほなるわがなみだかな : なつのよはまだよひながらあけぬるをくものいづこにつきやどるらむ : : : 田 なにしおはばあふさかやまのさねかづらひとにしられでくるよしもがな・ : なにはえのあしのかりねのひとよゅゑみをつくしてやこひわたるべき : なにはがたみじかきあしのふしのまもあはでこのよをすぐしてよとや : : : 0 はなさそふあらしのにはのゆきならでふりゆくものはわがみなりけり : はなのいろは、つつりにけりないたづらにわがみよにふるながめせしまに . : はるすぎてなっきにけらししろたへのころもほすてふあまのかぐやま : かひなくたたむなこそをしけれ : はるのよのゆめばかりなるたまくらに ひさかたのひかりのどけきはるのひにしづこころなくはなのちるらむ : : : ひとはいさこころもしらすふるさとははなぞむかしのかににほひける : ひともをしひともうらめしあぢきなくよをおもふゅゑにものおもふみは・ : Ⅷ ふくからにあきのくさきのしをるればむべやまかぜをあらしといふらむ : ほととぎすなきつるかたをながむればただありあけのつきぞのこれる : 0 みかきもりゑじのたくひのよるはもえひるはきえつつものをこそおもへ・ みかのはらわきてながるるいづみがはいつみきとてかこひしかるらむ : : : 絽 みせばやなをじまのあまのそでだにもぬれにぞぬれしいろはかはらず 166

2. 完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡

小松がうれに」の誤りか て、竹のうしろから舞ひ出でて、ぬぎ垂れつるさまどものなまめかしさは、い もとめ 1 一 おおひれ 三大比礼。これは「求子」ののち かいねりしたがさね に奏するので事実と合わない。駿 みじくこそあれ。掻練の下襲など乱れ合ひて、こなたかなたにわたりなどした おおわ 河舞の最後の舞の「大輪 ( 三巻本 ) 」 の誤りかという。 る、いで、さらに言へば、世の常なり。 一六呉竹の後ろから登場する「求 このたびは、またもあるまじければにや、いみじくこそ果てなむことは、く子」。袍の右肩を脱ぐ。 きょ 宅裾が長いのでからみあう。 かんだちめ 一九 とさ , っ、 , っし , つくち一 ^ 「求子」が最後だから。 ちをしけれ。上達部などもつづきて出でたまひぬれば、し 一九勅使・舞人に続い・て。 かも みかぐら ニ 0 夜に入って賀茂の社頭から勅 をしきに、賀茂の臨時の祭は、かへりたる御神楽などにこそなぐさめらるれ。 かぐら 使・舞人が宮中に帰参し再び神楽 いわしみず 庭火の煙のほそうのばりたるに、神楽の笛の音おもしろうわななき、ほそう吹を奏する。石清水と比べて述べる。 ニ一十一月中旬のことなので見物 いとあはれに、いみじくおもしろくさえのばりて、の女房たちの衣も冷たいはずであ きすましたるに、歌の声も、 る。発はせ打 0 てつやを出し あふぎ きめ 打ちたる衣もいとつめたう、扇持たる手の冷ゆるもおばえず。才のをのこども ニ四 一三夢中になっていて気がっかな にんぢゃうここち 。「つめたう」「冷ゆる」の両方 召してとび来たるも、人長の心地よげさなどこそいみじけれ。 を受ける。 さと あ みやしろ 里なる時は、ただわたるを見るに、飽かねば、御社まで行きて見るをりもあニ三才の男。神楽の間に滑稽な演 段 技をする者か。「召して」の主語は けぶり はんび り。大きなる木のもとに、車立てたれば、松の煙たなびきて、火のかげに半臂仮に人長とみるが敬語が不審。 ニ四舞人の長。 きぬ ニ七 一宝宮仕えする以前のこと。 の緒、衣のつやも、昼よりはこよなくまさりて見ゆる。橋の板を踏み鳴らしつ 実賀茂の上の社。 おと つ、声合はせて舞ふほどもいとをかしきに、水の流るる音、笛の声などの合ひ毛みたらし川の橋であろう。 にはびけぶり き ニ 0 た ひ ゅ ざえ ふ かも

3. グラフィック版 百人一首

ぐ気」 0 あかっきばかりうきものはなし : あしのまろやにあきかせぞふく の あはでこのよをすぐしてよとや : あはれことしのあきもいぬめり : あまのおぶねのつなでかなしも : あまりてなどかひとのこひしき : あらはれわたるせぜのあじろぎ : ありあけのつきをまちいでつるかな・ : いかにひさー ) 、、ものとかはー ) る : いくよねざめぬすまのせきもり : いづくもおなじあきのゆふぐれ : いつみきとてかこひしかるらむ : いでそよひとをわすれやはする : いまひとたびのあふこともがな : いまひとたびのみゆきまたなむ : うきにたへぬはなみだなりけり : 、つしとみしょぞいまはこひしき : みちのくのしのぶもぢすりたれゆゑにみだれそめにしわれならなくに : みよしののやまのあきかぜさよふけてふるさとさむくころもうつなり : むらさめのつゆもまだひぬまきのはにきりたちのばるあきのゆふぐれ めぐりあひてみしやそれともわかぬまにくもがくれにしょはのつきかげ・ : ももしきやふるきのきばのしのぶにもなほあまりあるむかしなりけり : もろともにあはれとおもへやまざくらはなよりほかにしるひともなし : ・やすらはでねなましものをさよふけてかたぶくまでのつきをみしかな : やヘむぐらしげれるやどのさびしきにひとこそみえねあきはきにけり : かせのかけたるしがらみはながれもあへぬもみぢなりけり : やまがはに やまざとはふゅぞさびしさまさりけるひとめもくさもかれぬとおもへば・ : 絽 ゅふさればかどだのいなばおとづれてあしのまろやにあきかぜぞふく ゆらのとをわたるふなびとかぢをたえゆくへもしらぬこひのみちかな : おきまどはせるしらぎくのはな : かけしやそでのぬれもこそすれ : かこちがはなるわがなみだかな : かたぶくまでのつきをみしかな : かひなくたたむなこそをしけれ : からくれなゐにみづくくるとは : きりたちのばるあきのゆふぐれ : くだけてものをおもふころかな : くもゐにまがふおきっしらなみ : ノ \ ・もが / 、れにー ) トはのつ医、かげ・・・ くものいづこにつきやどるらむ : けふここのヘににほひぬるかな : けふをかぎりのいのちともがな : こひしかるべきょはのつきかな : こひぞっもりてふちとなりぬる : こひにくちなむなこそをしけれ : ころもかたしきひとりかもわむ : ころもほすてふあまのかぐやま : こゑきくときぞあきはかなしき : さしもしらじなもゆるおもひを : しづこころなくはなのちるらむ : しのぶることのよはりもぞする : しるもしらぬもあふさかのせき : しろきをみればよぞふけにける : すゑのまつやまなみこさしとは : ただありあけのつきぞのこれる : たったのかはのにしきなりけり : つらぬきとめぬたまぞちりける : とやまのかすみたたすもあらなむ : : : 燗 ながくもがなとおもひけるかな : ながながしょをひとりかもわむ : ながれもあへぬもみぢなりけり : なこそながれてなほきこえけれ : なはあまりあるむかしなりけり : かは、つ、らめー ) 、あ・さば、らけかか 6 : ぬれにぞぬれしいろはかはらす : ねやのひまさへつれなかりけり : 0 よけしかれとはいのらぬものを : はなぞむかしのかににはひける : はかよレより・ほかにーレるひと・もかよー ) : ひとこそしらねかはくまもなし : ひとこそみえねあきはきにけり : ひとしれすこそおもひそめしか : ひとづてならでいふよしもがな : ひとにしられでくるよしもがな : ひとにはっげよあまのつりぶわ : ひとのいのちのをしくもあるかな : . 8 ひとめもくさもかれぬとおもへば : ひとをもみをも、つらみざらまし : ひるはきえつつものをこそおもへ : : : 0 よのなかはつねにもがもななぎさこぐあまのをぶわのつなでかなしも : よのなかよみちこそなけれおもひいるやまのおくにもしかぞなくなる : よもすがらものおもふころはあけやらでねやのひまさへつれなかりけり・ : Ⅱ よをこめてとりのそらわははかるともよにあふさかのせきはゆるさし : ゞ、よまみやこのたつみしかぞすむよをうぢやまとひとはいふなり : 0 わ力し : ー わカそではしほひにみえぬおきのいしのひとこそしらわかはくまもなし・ : 盟 わすらるるみをばおもはすちかひてしひとのいのちのをしくもあるかな・ : わすれしのゆくすゑまではかたければけふをかぎりのいのちともがな : わたのはらこぎいでてみればひさかたのくもゐにまがふおきっしらなみ・ : 鴈 わたのはらやそしまかけてこぎいでぬとひとにはっげよあまのつりぶね・ : 四 わびぬれば いまはたおなしなにはなるみをつくしてもあはむとぞおもふ・ : 鬨 をぐらやまみねのもみぢばこころあらば いまひとたびのみゆきまたなむ・ : ふじのたかねにゆきはふりつつ : ふりゆくものはわがみなりけり : : 四 ふるさとさむくころもうつなり : まだふみもみずあまのはしだて : まつもむかしのともならなくに : まっとしきかばいまかへりこむ : みかさのやまにいでしつきかも : みそぎぞなつのしるしなりける : みだれそめにしわれならなくに : みだれてけさはものをこそおもへ・ みのいたづらになりぬべきかな : みをつくしてもあはむとぞおもふ : : : みをつくしてやこひわたるべき : むかしはものをおもはざりけり : むべやまかぜをあらしといふらむ : ものやおもふとひとのとふまで : もみぢのにしきかみのまにまに・ もれいづるつきのかげのさやけさ : やくやもしはのみもこがれつつ : やまのおくにもしかぞなくなる : ゆくへもしらぬこひのみちかな : ゅめのかよひぢひとめよくらむ : よしののさとにふれるしらゆき : ょにあふさかのせきはゆるさし : よをうぢやまとひとはいふなり : よをおもふゅゑにものおもふみは : わがころもでにゆきはふりつつ・ 0 わがころもではっゅにぬれつつ : わがたっそまにすみぞめのそで : わがみひとつのあきにはあらねど : : : わがみよにふるながめせしまに : われてもすゑにあはむとぞおもふ : をとめのすがたしばしとどめむ : 0 ① 167

4. SFマガジン 1971年10月臨時増刊号

れはだんだんとうかくをあらわした。さしでやるなら、みつつとしもお・ほえた。ためしのりにでかけたとき、えりあからほうりださ うえのやっとだって、ごぶにわたりあった。おおぜいでやるときれながら、さばくへゆくゆうきもなく、・ほうだあをうろうろしてい 4 もっとも、としうえと、のるやつもいることをしった。そんなれんちゅうを、へなちょこやろ は、おれのべてんがものをいった。 うということもしった。けちけちましいんのやろうが、もとしくろ べつけんかするわけじゃなかった。としうえのやつは、そのまたと をまいっききまったかずしかよこしやがらないので、じゅんばんは しうえのやっからうけついで、いろいろいことをしっていた。 えりあのましいんは、もっと もっととしうえのやつは、どこへいっちまうんだ。と、おれはとなかなかまわってこなかった。 、ってはなしをきいて、おれはだんだんがまんで しうえのやつにきいた。さばくへゆくのさ、とそいつはこたえた。ずっときまえがいし とんなきなくなった。それであるひ、おれはとうとう・ : えりあにいって、おとなになるんだ。おとなになったら、・ くいものもさけも いいことがあるんだ ? と、おれはきいた。 おれはいやにふわふわしたものに抱かれていた。かすかに、甘 たらふくくえるしよ、こんなちんびらにかみつかれることもなく、 おん 、ちょっと胸のむかっくにおいもした。ーーーずっと昔の、赤ン坊 おおいばりで、おまけにおまえ、おんながだけるんだぜ。 よっかだなあ、おめえ、おふくろの時にかえったのかな、と、ふと思った。とたんに唇がゆがみ、お なってなんだ ? おふくろか ? もだけどよ、もっとわかいのがいたろう ? むらにはさ、そういえばれはどなった。 せつかく苦労して、おと 「そんなことになってたまるもんか ! むらには、みつつになってもおんだされないやつもいた、わかいふに なになったんだ ! 」 やふにやしたのもみかけた。おんなをだくって、そんなにいいのか ? おれははね起きていた。ーー・体の下が、ぐにやぐにやして、気色 、ってことだぜ : : : おれはまだしらねえけどよ。そんなに すごくいし いますぐはだめさ、もっとがわるかった。 なら、いますぐいったらどうだ ? おれのいる所は妙ちきりんなところだった。せまっくるしい、四 : なにしろ、おとなになるためにや、さばく つよくならなくちゃ : へいって、おやじをみつけだして、そいつをぶちころしてまあく角な箱みたいなものの中にいて、その箱ときた日には、中がごちゃ ごちゃ、なんともへどの出そうな色のまざったものでぬられてい をてにいれなきや、なかまにいれてくれないんだってよ : おれのからだは、おおきく、ごっくなってきた。ひげもはえ、けた。よくみると、うすい黄色とか緑色のごちやごちゃした模様がび もはえてきた。すこしとしうえのやつらのなかで、じしんのあるやっしりついていて、見ていると眠がまわりそうだった。 窓の外も、やたらにべっとりした緑色があふれていた。水気がじ つは、おやじをころしにでかけた。そうすると、つよいやつがへつ て、そのねんだいのやつのちからがよわくなり、のこりのれんちゅくじくしている感じでなんとも気持ちがわるい。窓の所に、これも いやに。ほってりした葉をもった、ぼてぼて赤い花がふくらんだ壜に うも、したからのつきあげででかけざるをえなくなった。おれはじ いれておいてあった。胸のむかっくにおいはその花からした。おれ カんのうちかたも、もとしくろのころばせかた ゅんびをはじめた。 :

5. 現代日本の文学 Ⅱ― 3 北原 白秋 斎藤 茂吉 釈 迢空 集

昆虫の世界ことごとくあはれにて夜な夜なわれの燈火に来 2 る 秋たっとおもふ心や対岸の杉の木立のうごくを見つつ 1 」と みの やみがたきものの如しとおもほゆる自浄作用は大河にも見かぎりなく稔らむとする田のあひの秋の光にわれは歩める ゅ あまつ日の強き光にさらしたる梅干の香が臥処に入り来高々とたてる向日葵とあひちかく韮の花さく時になりぬる ぐんばっ あうたう 軍閥といふことさへも知らざりしわれを思へば涙しながる黄になりて桜桃の葉のおつる音午後の日ざしに聞こゆるも のを あまぐも 天雲の上より来るかたちにて最上川のみづあふれみなぎる 松山の中に心をしづめ居るわれに近づく蟆子のかそけさ ひげ 朝な朝な胡瓜畑を楽しみに見にくるわれの髯のびて白し 杉山の泉に来り水浴ぶる尾長どり一つわれをおそれず つくづくと病に臥せば山のべの躑躅の花も見ずて過ぎにき わが歩む最上川べにかたまりて胡麻の花咲き夏ふけむとす蕎ガの花咲きそろひたる畑あれば蕎麦を食はむと思ふさび しさ 秋来る もがみがはしもがはら 最上川下河原 外光にいで来りたるわれに見ゅ斜面を逃ぐるやまかがしの 子 最上川の大きながれの下河原かゆきかくゆきわれは思はな 秋づくといへば光もしづかにて胡麻のこぼるるひそけさにやまひ癒えてわが歩み来しこの原に野萩の花も散りがたに あり して こんちゅう きう 0 ぎた ごま ふしど たいが ともしび ひまはり ふ 山 しもがはら こ にら のはぎ

6. SFマガジン 1970年6月号

つのりなしく う く にをん彼たフをみ賞のつはを ばたの考いてる彼まじ返れねす抱と女床 。をああつでサた完 し 。存えもいり女くや事た一 か るけ身を屋 かたらけるイ。璧て に 在このるとは撮あは ? え とと震おの ましわたよン彼な し、 をんは。ま監れ、な し まいいだサ えは にかうポ女立る て 感でな退わ視ないか見 たうしやイ るど しとに ーが体 る じしい屈つ者かいっせと 細身たかン 恰う た思眺ル手像 メ いぶ。にポ 好 ? 。うめはをだ るまわしてにつわたてマ と 。よギ光りそ見ー とっとてみにたよ を とてびのっ の 彼 きたマいせつの イ 線をれつル しと かいんばた小 は。ギるたこねと 女 がしかめの きたとすの さ は てマ は い考イ床がり。マ 自ギ う目まとでな い ゴたらたて つえは屋、とこギ っメ。監 せがっ 分イ もて思の相ほのイ たスマ視床 た、すふギ製 へ のは ゴみつ看手ほポは 。のギ者屋ん 。マぐわイ た 鼻自 を ・メるた板はえーい 鼻イはのに 先分 マギにふは さ スと。ほ退みズっ あ にがマねつ をを ギイ立わと し 猫 が彼彼ど屈かはた た あいギじい か指 イをつしてだ を い女女始そけど るさ の傲てても したわイりて し つがは末う た も つれに棒い くし 顔然、いほた っ しこすにな爪 ? き 撮たるゴはる はと立たし ょのつお顔先 。通メぶ目 つカ 失に像床く そ す だもかえをでと 望らを屋なれ て りスるは し、メ 待 えて前さでだ彼 な笑っラく大黒 せた所もし外し る もももたまのをくち女監こいたスらきい目 。のしてへい彼で た 。ぎ頭しるを、が視とを女なんさ箱は 。そ住た見追身女く せうど っ れは 、りしみ者にう。みでにはと れ所。せいぶはの に度と もい最と、せは かその女な小ま をを最ただり幻棒 なか後ま股たママべし巨のっさど 高書後。しを像の 目やい いれにわのしギギ、て大カたくい をらで くきに鶏たしに 男て頭り間かイイど目なリ。おの か、霊を。てむ役 せ 性いの、かめを自こは胸カ床り色 すて かそ感し彼みか目 のる上鏡ら面ま身か 、とチ屋たを げがい女せつな つみ丁 おそでをのをつをまだュのた見 たせや てひつはたてん 床らとあ 愉と指横そ逐す思おんらアサませ がるろ 、かう しいを目き一ぐわそ丸りにイれた 屋りめ追りそあま みうくで、真にせろのとなンての 思ら の一いいとれつつ サにてはあかちび と のしるちに似見たし青たっポ冷ち ィ猫、らららにら 表ぐくらっしつ 。いぶれた一蔵喜 た彼マ ンを名うゆゴいよ 。ル庫色 通女ギ 情さるりこてめ こくた ポい刺よるメけ ををまとりみ とれ巨フ・はのを りはイ うしわ眺とせい にの大ラみ氷う にうしスと だたは ルば動なかをい かたしめほ、ま 、間なンるぐか つし、し、 にい物しめ寝う べ。てるほ頭さ 不抜尻テみらべ てそ、しえでつ 読描保ぐ面室荒 。てた 可けをイるいた 消しおぐん逆き 解なもグふの 監期 まい護さをの々 2 い 02 、

7. SFマガジン 1974年2月号

鵐 農夫さあ。ぶちこむだそ。こねまわすだそ。ぶちまけるだそ。農夫こら。逃げるでねえだ。さあっかまえただそ。暴れるでね そらどうだ。そらどうだ。 えちうに。 コケーツ。コケーツ。 ダッチ・ロポットとてもいいわ。 鷄 農夫おらもとてもええだ。おら、またお前さま買いにきてやる農夫おら損しただ。クロレラはちっとも売れなかっただ。あれ だからな。おら、今年からクロレラやるだからな。野菜不足 は肥料とお前の餌にしかならなかっただ。おら、笑われただ で、来年はクロレラが高い値で売れると、農協の禿茶瓶が教 そ。考えてみりゃあなるほど、野菜が少しでもあるうちは、 えてくれただ。あれなら場所もとらねえし、楽にたくさんで あんなまずいもの誰も食わねえだ。おら、金がなくなった だ。これで嫁の来手も完全になくなっただ。どうしてくれる きるだ。それ売って金をこしらえて、また来年来るだよ。き っとくるだ。ぶふ。ぶふ。ぶふ。 だよ。金がなくてはダッチ・ロポット・センターへも行けね ダッチ・ロポットとてもいいわ。 えでねえか。おら、またいつものようにお前とやるだ。尻向 けろ。汚い尻、こっちさ向けろ。 農夫どうしただ。お前さま、おっ始めるなり急に冷たくなって、 コケーツ。コケーツ。コケ 1 ツ。 不愛想になったでねえか。まあ、ええだ。その冷たい顔がま鶏 た、何ともいえねえだ。・ ふふう。ぶふう。たまらねえだ。お農夫痛えいてえ。この馬鹿鶏めがおらの先太りの先つぼ小突い ら来年クロレラやるだ。金儲けるだ。姐ちゃんよ。ああ。姐 ただな。血が出たでねえか。もう承知しねえだ。首さ締めて ちゃんよ。とてもええだ。この暖かくてずるついてうじうじ やるだそ。 のあるお前さまの下っ腹ん中あたまらねえだ。ぶふう。ぶふ鸚グ = ーツ。グ = ーツ。 う。ぶふう。や 0 。クロレラ。や 0 た。や 0 ちま 0 ただ。お農夫入 0 ただ。クロレラまみれ糞まみれのお前の小せえ尻ん中 らもう、いっちまっただよ。よかっただよ。とてもよかった さ、おらのでけえ赤黒い代物がざっぱりと入っただよ。ぶふ だよ。また来るだ。おら、クロレラの培養槽買いに行かにや ぶふ。ぶふ。あのダッチ・ロポットはよかっただ。あのダッ あならねえで、こんなところにぐずぐすしちゃあいられねえ チ・ロポットを抱いてから、おら、あのダッチ・ロポットの だ。また来るだよ。姐ちゃん。達者でな。おらのズボンどこ 夢ばかり見るだ。お前みてえな馬馬馬鹿鶏の夢は、見見見見 見なくなっただ。ぶふう。ぶふう。ぶふう。ええだ。猛烈に ええだ。こらいってえ、どうしたことだ。お前いっからそん なに具合よくなっただか。ははあ。首締めてるからだな。首 締めると尻の穴もよく締まるだ。おら大発見しただ。 鷄グエ 1 ツ。グエーツ。 コケツ。コケーツコッコッコッコッ 0 農夫と鶏 5 4

8. SFマガジン 1978年1月号

生きてるのが楽しくなるという寸法だ。 そこでしばらく観察もできる。俺はポケットに手をつつこんでナッ トをひとっかみ取りだした。掌を開いてそいつをキリールに見せて最初のナットを無事通過した俺たちは、第二、第三のナットの上 もなにごともなく通りすぎた。テンダーのやつがほっと溜息をつ き、足を組みかえ、緊張してたせいたろうが、たてつづけに大の鳴 「ビ 1 玉を覚えてるたろう ? がきのころやった。まあ見ていろ、 き声みたいなあくびをする , ・ーーこの男にはきっすぎるんだ、哀れな 俺はナットの最初の一個を投げた。あまり遠くない、適当な距離やつだ。しかし、かまうことはないさ、やつのためになるんた。今 日一日でやつの体重が五キロは減るそ、どんなダイエトをやるより にだ。十メートルぐらい先に落ちた。ナットは正常に通過した。 このほうがどれだけ効くか・ 「見てたか ? 」と俺。 「えっ ? 四個目のナットをほおった。どういうことか、今度はすんなりと いかなかった。なにが問題なのか、そんなことは俺には説明でき 「なにが、えつ、だ、見てたかって説いてるんだ」 ん。だが、勘た、やばいと感じたからすぐキリールの腕をつかむ・ 「見ていた」 「ストップ。そのまま動かすな : : : 」 ーシューズ》をあのナットのところまで 「今度はあんたが《オー もっていくんだ、あれから二歩と離れんところへ止めるんだ、分っ 五つめのナットを手にとると、さっきより高く、遠くまで投げて みた。 そら、あれだ。例の《蚊の禿》というやった ! 上へは普通に飛 「わかった。重力凝縮物質を探しているのか ? 」 「要るもんを探してるんだ。ちょっと待て、もうひとっ投げる、どんでいった。落ちてくるときも異常はなかったみたいたったが、途 中、なかばで誰かがひょいと脇へ引っ張ったみたいな落ちかたをし こへ落ちるか見ていろ、それから絶対目を離すな , もう一個ナットをほおった。それもなんということもなく無事通た。だから、ひつ。はられて、ナットは粘土の中へ落ちて見えなくな ってしまったんだ。 過、最初のやつのそ・はに落ちて並んた。 「見たことがあるか ? 」と小声で俺。 「やれ ! 」と俺。 かれは《オー ーシ、 1 ズ》を進めた。かれは冷静で、表情が明「映画で観たことがあるたけだ」と言い、かれは体を前へあんまり ーシューズ》から転がり落 るくなってした。・ 、一とうやらのみこめたらしい。連中はどいつもこい乗りだしすぎ、あやうく自分が《オー つも、つまりインテリときたらみんなこうだ。こいつらに重要なこちるところだった。 とは、名前を考えるこった。それを思いっかんうちは、見ていてあ「もうひとっ投げてみたらどうた、え ? 」 ここでもうひ 9 われなくらいだ、大間抜けのこんこんちきめ。なにが重力凝縮物質おかしいやら腹がたつやら。もうひとつ、だとー だ、それでもうなにもかものみこんたみたいな面をして、たちまちとつほおればそれですむと思ってるのか ? へつ、それが科学って

9. 完訳 日本の古典 第二十三巻 源氏物語 ㈩

ありしさまなど、すこしはとりなほしつつ語りきこえたまふ。匂宮「隠したま一中の君にうまくとりつくろい。 ニ中の君が浮舟の素姓や境遇を。 ヤとひと むつ ひしがつらかりし」など、泣きみ笑ひみ聞こえたまふにも、他人よりは睦まし三中の君は浮舟の異母姉ゆえ。 語 四大げさに格式ばって、宮が病 物くあはれなり。ことごとしくうるはしくて、例ならぬ御事のさまもおどろきま気だとあれば大騒ぎする邸。以下、 氏 正室六の君のいる六条院のさま。 ちちおとど 源どひたまふ所にては、御とぶらひの人しげく、父大臣、せうとの君たちひまな = 六の君の父右大臣。タ霧。 六こちら二条院は。 きーもいと , つるさきに、 セ以下、匂宮の心中。いまだに ここはいと、いやすくて、なっかしくぞ思されける。 浮舟の死が信じられない。「なほ」 は「いぶせければ」にかかる。 いと夢のやうにのみ、なほ、いかでいとにはかなりけることにかはとのみい ^ 宮の宇治行に従う時方や道定。 ぶせければ、例の人々召して、右近を迎へに遣はす。母君も、さらにこの水の九右近に事の潁末を語らせたい。 一 0 母中将の君は雨の日に宇治に おと こころう 音けはひを聞くに、我もまろび入りぬべく、悲しく心憂きことのどまるべくも来て葬送に立ち会った。↓九三ハー。 = 忌にこもって念仏する僧たち。 あらねば、し 、とわびしうて帰りたまひにけり。念仏の僧どもを頼もしき者にて、彼ら以外に頼れる者とてない。 三匂宮の使者の時方らが。 とのゐびと いとかすかなるに、入り来たれば、ことごとしくにはかに立ちめぐりし宿直人一三薫の命で厳重に警戒し ( 浮舟 七三ハー ) 、匂宮の接近を拒んだが みとが どもも見咎めず。あやにくに、限りのたびしも入れたてまつらずなりにしよと、 ( 浮舟八〇ハー ) 、今は警戒を解いた。 一四皮肉にも、今にして思えば最 一六 思ひ出づるもいとほし。さるまじきことを思ほし焦がるることと、見苦しく見後の対面の機会だったのに、宮を 邸内に導くことができなかった。 一七 たてまつれど、ここに来ては、おはしましし夜な夜なのありさま、抱かれたて以下、時方らの回想である。 一五宮がおいたわしい 一六かっては匂宮の横恋慕と批判 まつりたまひて舟に乗りたまひしけはひのあてにうつくしかりしことなどを思 れい い一 だ八

10. 大辞林

④第フ↓まこり・ 〇くろかみの ( 黒髪の ) 〇しらたまの ( 白玉の ) 〇ちはやぶる ( 千早振る ) をはねずいろの ( 唐棣色の ) 〇みつみつし 〇うまさけ ( 旨酒・味酒 ) ことさえく ( 言喧く ) 〇しらっゅの ( 白露の ) つきくさの ( 月草の ) ははそばの ( 柞葉の ) ・一みてぐらを ( 幣を ) い ) うまさけの ( 味酒の ) 〇こまつるぎ ( 高麗剣・狛剣 ) しらとほふ 〇つぎねふ ・ーはやかわの ( 早川の ) 〇みなしたふ ( 水下経 ) ・うまさけを ( 味酒を ) G ) こもだたみ ( 薦畳 ) のしらとりの ( 白島の ) 〇つぎねふや 〇はやさめ ( 暴雨・速雨 ) 〇みなそこふ ( 水底経 ) 囲ここに掲げた枕詞のうち、上代のものは「万葉集」うもれぎの ( 埋もれ木の ) 〇こもまくら ( 薦枕 ) ( 」 ) しらなみの ( 白波の ) ④つくゆみの ( 槻弓の ) をはるがすみ ( 春霞 ) 〇みなそそく ( 水注く ) を中心に選定してあるが、「古事記」「日本書紀」「風土〇おうおよし ( 大魚よし ) 〇こもりくの ( 隠り口の・ @ しらぬい つつじばな ( 躑躅花 ) をはるかぜの ( 春風の ) ・みなのわた ( 蜷の腸 ) 記」に兄えているものには濃い黒刷マーク ( 〇 ) を付しおおきみの ( 大君の ) 隠り国の ) ④しらまゆみ ( 白真弓・白④つのくにの ( 津の国の ) のはるくさの ( 春草の ) ( ( ) みもろっく ( 御諸つく ) た。また、平安朝以降の歌集等に初めて見えるもののう〇おおくちの ( 大口の ) ) こもりぬの ( 隠り沼の ) 〇つのさわう 檀弓 ) ・はるとりの ( 春鳥の ) ④むばたまの ち主要なものを色刷マーク ( 〇 ) を付して掲げた。 0 おおともの ( 大伴の ) 〇こゆるぎの ( 小余綾の ) 〇しろたえの ( 白妙の ) 〇つまごもる ( 夫籠る・妻⑨はるはなの ( 春花の ) 6 むらぎもの ( 群肝の ) 心 ) おおとりの ( 大鳥の ) こらがてを ( 子等が手を ) ・すがのわの ( 菅の根の ) 籠る ) ④はるひ ( 春日 ) むらさきの ( 紫の ) 〇ころもて ( 衣手 ) ④あまとぶや ( 天飛ぶや ) 〇おおぶねの ( 大船の ) 〇そにどりの ( そに島の ) っゅじもの ( 露霜の ) 〇はるひの ( 春日の ) 〇むらとりの ( 群鳥の ) 〇おきっとり ( 沖っ島 ) ) あめなる ( 天在る ) ( ( ) ころも ( の ( 衣手の ) 〇そらみつ 〇つるぎたち ( 剣太刀 ) 勺はるひを ( 春日を ) ( ( ) もちづきの ( 望月の ) @あもりつく ( 大降付く ) い ) おきつなみ ( 沖っ波 ) 6 ) ころもてを ( 衣手を ) とおつひと ( 遠つ人 ) な ) はるやなぎ ( 春柳 ) 〇ものさわに ( 物多に ) 〇あおくもの ( 青雲の ) 〇あやめぐさ ( 菖蒲草 ) 〇おきつもの ( 沖っ藻の ) 6 ときぎぬの ( 解き衣の ) 〇ひさかたの ( 久方の・久のもののふの ( 武士の ) 〇あおによし ( 青丹吉 ) ( 一 ) あらいぎぬ ( 洗ひ衣 ) おくやまの ( 奥山の ) ときっかぜ ( 時っ風 ) 堅の ) ( ( ) もみじばの ( 紅葉の・黄 翁 ) あおはたの ( 青旗の ) 〇あらがねの ( 粗金の ) 〇おしてる ( 押し照る ) たかくらの ( 高座の ) ( ( ) となみはる ( 鳥網張る ) ④ひなくもり ( ひな曇り ) 葉の ) ④あおやぎの ( 青柳の ) あらたえの ( 荒妙の ) 〇おしてるや ( 押し照るや ) 〇さいずらう ( 囀らふ ) 〇たかしるや ( 高知るや ) ・ ( 〔 ) とぶとりの ( 飛ぶ鳥の ) ひのもとの ( 日の本の ) ◎ももきね ( 百岐年 ) のあがこころ ( 吾が心 ) 〇あらたまの ( 新玉の・荒〇おだて ( 小楯 ) 0 さいずるや ( 囀るや ) ( ( ) たかてらす ( 高照らす ) 〇ともしびの ( 灯火の ) 「 - ) ひものおの ( 紐の緒の ) 0 ももしきの ( 百敷の ) 0 あかねさし ( 茜さし ) 玉の ) ④おとめらに ( 少女等に ) 0 さきくさの ( 三枝の ) 〇たかひかる ( 高光る ) @) とりがなく ( 鶏が鳴く ) ( 一 ) ふかみるの ( 深海松の ) 〇ももたらず ( 百足らず ) ( 2 あかねさす ( 茜さす ) あられふり ( 霰降り ) ⑨おみなえし ( 女郎花 ) 〇さきたけの ( 割き竹の ) 〇たかゆくや ( 高行くや ) 〇とりかよう ( 鳥通ふ ) ・ふじなみの ( 藤波の・藤〇ももづたう ( 百伝ふ ) ④あからひく ( 赤ら引く ) 〇ありきぬの ( あり衣の ) 〇さくくしろ ( 拆釧 ) 〇たきっせの ( 滝っ瀬の ) 浪の ) 〇あきぎりの ( 秋霧の ) 0 ) ありねよし ( 在り根よし ) 、 〇さくすずの ( 拆鈴の ) 〇たくづのの ( 栲綱の ) 〇ふなあまり ( 船余り ) 〇あきっしま ( 秋津島・秋〇あわゆきの ( 泡雪の・沫 さくらばな ( 桜花 ) 0 たくなわの ( 栲縄の ) をふゅごもり ( 冬籠り ) 津洲・蜻蛉洲 ) 雪の ) のかきかぞう ( 掻き数ふ ) のさごろもの ( 狭衣の ) い ) たくひれの ( 栲領巾の ) 〇なっくさの ( 夏草の ) ふるゆきの ( 降る雪の ) ④やおに ( 八百丹 ) あきやまの ( 秋山の ) 0 いえっとり ( 家っ鳥 ) かきつばた ( 杜若・燕子花 ) 〇ささがにの ( 細蟹の ) 〇たくぶすま ( 栲衾 ) ④なっそびく ( 夏麻引く ) 〇やおによし ( 八百丹よし ) 〇ささがねの ④あさがすみ ( 朝霞 ) 〇いさなとり ( 鯨取 ) 〇かぎろいの ( 陽炎の ) 〇たたなづく 〇なっぴきの ( 夏引きの ) やきたちの ( 焼き太刀の ) ④あさぎりの ( 朝霧の ) 〇いすくわし 〇かくれぬの ( 隠れ沼の ) ④さざなみの ( 細波の ) 〇たたなめて ( 楯並めて ) ( 0 なまよみの 0 やくもさす ( 八雲さす ) 〇あさじもの ( 朝霜の ) 〇いそのかみ ( 石上 ) 〇さざなみや ( 細波や ) 〇かげろうの ( 陽炎の ) 〇たたみこも ( 畳薦 ) ( ~ ) なよたけの ( 弱竹の ) ( ( ) まがねふく ( 真金吹く ) 〇やくもたっ ( 八雲立っ ) ④あさっきの ( 朝月の ) 〇いちさかき ( せ ④かしのみの ( 樫の実の ) 〇さすたけの ( 刺す竹の ) 〇たちそばの ( 立ち柧梭の ) ( ~ ) なるかみの ( 鳴る神の ) 〇まきさく ( 真木割く・真〇やすみしし ( 八隅知し・ ( あさっゅの ( 朝露の ) 〇いなむしろ ( 稲筵 ) 〇かたいとの ( 片糸の ) さなかずら ( 真葛 ) @たまかぎる ( 玉かぎる ) 〇におてる ( 鳰照る ) 木栄く ) 安見知し ) のあさとりの ( 朝鳥の ) ⑨いまちづき ( 居待ち月 ) 〇かみかぜや ( 神風や ) 〇さねかずら ( 真葛・実葛 ) たまかずら ( 玉葛 ) 〇におてるや ( 鳰照るや ) いまくらづく ( 枕付く ) 〇やつめさす 〇さねさし 〇あさひの ( 朝日の ) ④いめたてて ( 射目立てて ) 〇かむかぜの ( 神風の ) たまかずら ( 玉鬘 ) 〇におどりの ( 鳰鳥の ) ( ( 「ますらおの ( 益荒男の ) のやまがわの ( 山川の ) あさもよし ( 麻裳よし ) ( いめひとの ( 射目人の ) からころも ( 唐衣・韓衣 ) 〇さのつどり ( さ野っ鳥 ) 0 たまかつま ( 玉勝っ間 ) - ~ ) にわたずみ ( 潦 ) まそかがみ ( 真澄鏡・真やますげの ( 山菅の ) のあしがちる ( 葦が散る ) ( いもがきる ( 妺が着る ) ④からにしき ( 唐錦 ) 十鏡 ) のさゆりばな ( 小百合花 ) 〇たまきわる ( 魂きはる ) 〇にわっとり ( 庭っ鳥 ) 〇やまたずの ( 山たづの ) ⑨あじさわう 0 いもらがり ( 妹ら許 ) 〇かりこもの ( 刈り菰の ) のしおぶねの ( 潮舟の ) 〇たまくしげ ( 玉櫛笥 ) 0 にわにたっ ( 庭に立っ ) 〇まそがよ ( 真蘇我よ ) ( 亠 ) やまぶきの ( 山吹の ) 〇あしねはう ( 葦根延ふ ) 0 いゅししの ( 射ゅ獣の ) 〇かるかやの ( 刈る萱の ) ①しきしまの ( 敷島の ) ( ~ ) たまくしろ ( 玉釧 ) 〇ぬえくさの ( 萎草の ) ( ) ) まそがよし ( 真菅よし ) 三ゅうだたみ ( 木綿畳 ) ④あしひきの ( 足引きの ) 〇いわくだす 6 きみがきる ( 君が着る ) 6 ) しきたえの ( 敷妙の ) をたまずさの ( 玉梓の・玉ぬえどりの ( 鸙鳥の ) 〇またまっく ( 真玉付く ) ゅうづくよ ( タ月夜 ) のあじむらの ( 鶴群の ) いわはしの ( 岩橋の ) 〇きみがよの ( 君が代の ) 〇ししくしろ ( 肉串ろ ) 章の ) 〇ぬばたまの ( 射干玉の ) ・まつがえり ( 松反り ) ゅうつずの ( 長庚の・タ 〇あずさゆみ ( 梓弓 ) 6 一いわばしる ( 石走る ) 〇きもむかう ( 肝向かふ ) 3 ) しずたまき ( 倭文手纏き ) たまだすき ( 玉欅 ) 〇のっとり ( 野っ島 ) 一 ( まつがねの ( 松が根の ) 星の ) 0 あまおぶね ( 海人小舟・ 6 うずらなく ( 鶉鵈く ) 〇きようきようと ( 今日今のしたひもの ( 下紐の ) ④たまだれの ( 玉垂れの ) 0 まとりすむ ( 真鳥住む ) - ゆくとりの ( 行く島の ) 蜑小舟 ) 日と ) 晉 ) うちそやし ( 打ち麻やし ) ( ( ) しながどり ( 息長鳥 ) ( ( ~ たまのおの ( 玉の緒の ) 0 一 ④みかしお ( みか潮 ) ヾゆくみずの ( 行く水の ) あまくもの ( 天雲の ) しなざかる 0 うちそを ( 打ち麻を ) €)Y さかげの ( 草陰の ) のたまはやす ( 玉囃す ) みけむかう ( 御食向かふ ) ( ~ ) あまごもり ( 雨隠り ) 〇しなたゆう ⑨うちなびく ( 打ち靡く ) 6 ) くさまくら ( 草枕 ) な ) たまほこの ( 玉矛の ) はうくずの ( 這ふ葛の ) りみこころを ( 御心を ) 〇しなてる 〇あまごろも ( 雨衣 ) うちひさす のくしろっく ( 釧着く ) ( ( ) たまもかる ( 玉藻刈る ) ④はうったの ( 這ふ蔦の ) みこもかる ( 水薦刈る ) 〇あまざかる ( 天離る ) ( 0 うちひさっ 〇くずのはの ( 葛の葉の ) ④しなてるや 〇たらちし ( 垂乳し ) 〇はしたての ( 梯立ての ) ⑨みずがきの ( 瑞垣の ) 〇わかくさの ( 若草の ) 〇あまだむ ( 天飛む ) (€ ) うちょする ( 打ち寄する ) のくもりよの ( 曇り夜の ) 〇しまっとり ( 島っ鳥 ) い、みずくきの ( 水茎の ) ④たらちねの ( 垂乳根の ) ( ~ 一 ) はしむかう ( 箸向かふ ) ( 宀わがせこを ( 我が背子を ) のあまづたう ( 天伝ふ ) ( 「 ) うっせみの ( 空嬋の ) ④くれたけの ( 呉竹の ) 〇しもとゆう ( 菱結ふ ) 0 ちちのみの ( 乳の実の ) のはだすすき ( はだ薄 ) 〇みずたまる ( 水渟る ) 。 ( わぎもこに ( 吾妹子に ) ①あまつみず ( 天っ水 ) 〇うつゆうの ( 虚木綿の ) ( ( ) くれないの ( 紅の ) 0 ) しらくもの ( 白雲の ) 〇ちばの ( 千葉の ) 〇はつかりの ( 初雁の ) ”わぎもこを ( 吾妹子を ) , ( ) みずとりの ( 水鳥の ) ( ( ) あまてるや ( 天照るや ) 曾フばたまの ( 烏羽玉の ) 〇くれはとり ( 呉織 ) 〇しらすげの ( 白菅の ) 〇はなぐわし ( 花細し ) 〇みつぐりの ( 三つ栗の ) をわたのそこ ( 海の底 ) 〇ちはやひと ( 千早人 )