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女帝の古代史


女 帝 の 古 代 史 成 清 弘 和 講 談 社 現 代 新 書 1794

女帝の古代史


N. D. C. 210 248P 18cm ISBN4-06-149794-4 講 談 社 現 代 新 書 1794 じ よ て い 女 帝 の 古 代 史 二 〇 〇 五 年 七 月 二 〇 日 第 一 刷 発 行 な り き ょ ひ ろ か ず 著 者 成 主 Ⅲ 弘 和 0 Hirokazu Narikiyo 2005 発 行 者 野 間 佐 和 子 発 行 所 株 式 会 社 講 談 社 東 京 都 文 京 区 音 羽 二 丁 目 一 二 電 話 出 版 部 〇 三 ー 五 三 九 五 ー 三 五 二 一 販 売 部 〇 三 ー 五 三 九 五 ー 五 八 一 七 業 務 部 〇 三 ー 五 三 九 五 ー 三 六 一 五 装 幀 者 中 島 英 樹 印 刷 所 大 日 本 印 刷 株 式 会 社 製 本 所 株 式 会 社 大 進 堂 定 価 は カ バ に 表 示 し て あ り ま す Printed in Japan 〈 日 本 複 写 権 セ ン タ ー 委 託 出 版 物 〉 本 書 の 無 断 複 写 ( コ ピ ー ) は 著 作 権 法 上 て の 例 外 を 除 き 、 禁 じ ら れ て い ま す 。 複 写 を 希 望 さ れ る 場 合 は 、 日 本 複 写 権 セ ン タ ー ( 〇 三 ー 三 四 0 一 ー 二 三 八 二 ) に ご 連 絡 く だ さ い 小 社 業 務 部 あ て に お 送 り く だ さ 、 落 丁 本 ・ 乱 丁 本 は 購 入 書 店 名 を 明 記 の う え 、 送 科 小 社 負 担 に て お 取 り 替 え い た し ま す 。 な お 、 こ の 本 に つ い て の お 門 い 合 わ せ は 、 現 代 新 書 出 版 部 あ て に お 願 、 ー 二 一 郵 便 番 号 一 一 二 ー 八 〇 〇 一 し ( わ 」 し 上 誅 す ・

女帝の古代史


「 講 談 社 現 代 新 書 」 の 刊 行 に あ た っ て 教 養 は 万 人 が 身 を も っ て 養 い 創 造 す べ き も の て あ っ て 、 一 部 の 専 門 家 の 占 有 物 と し て 、 た だ 一 方 的 に 人 々 の 一 ~ 卞 4 も し 」 一 一 コ し ( 酉 布 さ れ 伝 達 さ れ う る も の て は あ り ま せ ん 。 し か し 、 不 幸 に し て わ が 国 の 現 状 て は 、 教 養 の 重 要 な 養 い と な る べ き 書 物 は 、 ほ と ん ど 講 壇 か ら の 天 下 り や 単 な る 解 説 に 終 始 し 、 知 識 技 術 を 真 剣 に 希 求 す る 青 少 年 ・ 学 生 ・ 一 般 民 衆 の 根 本 的 な 疑 問 や 興 味 は 、 け っ し て 十 分 に 答 え ら れ 、 解 き ほ ぐ さ れ 、 手 引 き さ れ る こ と が あ り ま せ ん 。 万 人 の 内 奥 か ら 発 し た 真 正 の 教 養 へ の 芽 ば え が 、 こ う し て 放 置 さ れ 、 む な し く 滅 び さ る 運 命 に ゆ だ ね ら れ て い る の て す 。 ご り 、 イ ン テ こ の こ と は 、 中 ・ 高 校 だ け て 教 育 を お わ る 人 々 の 成 長 を は ば ん て い る だ け て な く 、 大 学 に 進 ん オ リ と 目 さ れ た り す る 人 々 の 精 神 力 の 健 康 さ え も む し ば み 、 わ が 国 の 文 化 の 実 質 を ま こ と に 脆 弱 な も の に し て い ま す 。 単 な る 博 識 以 上 の 根 強 い 思 索 カ ・ 判 断 力 、 お よ び 確 か な 技 術 に さ さ え ら れ た 教 養 を 必 要 と す る 日 本 の 将 来 に と っ て 、 こ れ は 真 剣 に 憂 慮 さ れ な け れ ば な ら な い 事 態 て あ る と い わ な け れ ば な り ま せ ん 。 わ た し た ち の 「 講 談 社 現 代 新 書 」 は 、 こ の 事 態 の 克 服 を 意 図 し て 計 画 さ れ た も の て す 。 こ れ に よ っ て わ た し た ち は 、 講 壇 か ら の 天 下 り て も な く 、 単 な る 解 説 書 て も な い 、 も つ ば ら 万 人 の 魂 に 生 ず る 初 発 的 か っ 根 本 的 な 問 題 を と ら え 、 掘 り 起 こ し 、 手 引 き し 、 し か も 最 新 の 知 識 へ の 展 望 を 万 人 に 確 立 さ せ る 書 物 を 、 新 し く 世 の 中 に 送 り 出 し た い と 念 願 し て い ま す 。 わ た し た ち は 、 創 業 以 来 民 衆 を 対 象 と す る 啓 蒙 の 仕 事 に 専 心 し て き た 講 談 社 に と っ て 、 こ れ こ そ も っ と も ふ さ わ し い 課 題 て あ り 、 伝 統 あ る 出 版 社 と し て の 義 務 て も あ る と 考 え て い る の て す 。 一 九 六 四 年 四 月 野 間 省 一

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主 要 参 考 文 献 【 全 般 に 関 わ る も の 】 荒 木 敏 夫 『 可 能 性 と し て の 女 帝 』 ( 青 木 書 店 、 一 九 九 九 年 ) 井 上 光 貞 「 古 代 の 女 帝 」 ( 『 日 本 古 代 国 家 の 研 究 』 岩 波 書 店 、 一 九 六 五 年 ) 上 田 正 昭 『 日 本 の 女 帝 』 ( 講 談 社 、 一 九 七 三 年 ) 折 ロ 信 夫 「 女 帝 考 」 ( 『 折 ロ 信 夫 全 集 第 二 〇 巻 』 中 央 公 論 社 、 一 九 七 六 年 ) 小 林 敏 男 『 古 代 女 帝 の 時 代 』 ( 校 倉 書 房 、 一 九 八 七 年 ) 瀧 浪 貞 子 『 女 性 天 皇 』 ( 集 英 社 、 一 一 〇 〇 四 年 ) 武 田 佐 知 子 『 衣 服 て 読 み 直 す 日 本 史 』 ( 朝 日 新 聞 社 、 一 九 九 八 年 ) 水 谷 千 秋 『 女 帝 と 譲 位 の 古 代 史 』 ( 文 藝 春 秋 、 一 一 〇 〇 三 年 ) 【 第 一 章 】 岡 田 精 司 「 宮 廷 巫 女 の 実 態 」 ( 『 日 本 女 性 史 第 一 巻 』 東 京 大 学 出 版 会 、 一 九 八 二 年 ) 金 子 修 一 『 古 代 中 国 と 皇 帝 祭 祀 』 ( 汲 古 書 院 、 一 一 〇 〇 一 年 ) 佐 々 木 宏 幹 『 シ ャ ー マ ニ ズ ム の 世 界 』 ( 講 談 社 、 一 九 九 一 一 年 ) 塚 ロ 義 信 『 神 功 皇 后 伝 説 の 研 究 』 ( 創 元 社 、 一 九 八 〇 年 ) 成 清 弘 和 『 女 性 と 穢 れ の 歴 史 』 ( 塙 書 房 、 一 一 〇 〇 三 年 ) 義 江 明 子 『 日 本 古 代 の 祭 祀 と 女 性 』 ( 吉 川 弘 文 館 、 一 九 九 六 年 ) 244

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哲 学 ・ 思 想 — 哲 学 の す す め 岩 崎 武 雄 弁 証 法 は ど う い う 科 学 か 三 浦 っ と む 実 存 主 義 入 門 茅 野 良 男 山 崎 正 一 一 現 代 哲 学 事 典 市 川 浩 繝 ニ ー チ 工 と の 対 話 ー 西 尾 幹 二 言 葉 と 無 意 識 ー ー 丸 山 圭 三 郎 う そ と パ ラ ド ッ ク ス 内 井 惣 七 は じ め て の 構 造 主 義 橋 爪 大 三 郎 哲 学 入 門 一 歩 前 廣 松 渉 叨 現 代 思 想 を 読 む 事 典 今 村 仁 司 編 哲 学 の 歴 史 新 田 義 弘 ミ シ ェ ル ・ フ ー コ ー ー 内 田 隆 三 Ⅷ 今 こ そ マ ル ク ス を 読 み 返 す ー 廣 松 渉 野 矢 茂 樹 哲 学 の 謎 「 時 間 」 を 哲 学 す る ー 中 島 義 道 間 〈 子 ど も 〉 の た め の 哲 学 永 井 均 引 じ ぶ ん ・ こ の 不 思 議 な 存 在 ー 鷲 田 清 一 デ カ ル ト Ⅱ 哲 学 の す す め ー 小 泉 義 之 新 し い へ ー ゲ ル ー ー ー 長 谷 川 宏 力 ン ト の 人 間 学 ー ー 中 島 義 道 Ⅷ こ れ が ニ ー チ ェ だ ー ー ・ 永 井 均 冨 田 恭 彦 哲 学 の 最 前 線 野 矢 茂 樹 無 限 論 の 教 室 ケ ー デ ル の 哲 学 ー 高 橋 昌 一 郎 Ⅷ ド ウ ル ー ズ の 哲 学 ー 小 泉 義 之 1293 1635 考 え る 脳 ・ 考 え な い 脳 ー 信 原 幸 弘 倫 理 と い う カ 前 田 英 樹 動 物 化 す る ポ ス ト モ ダ ン ー 東 浩 紀 ロ ポ ッ ト の 心 柴 田 正 良 繝 ハ イ デ ガ ー 古 東 哲 明 1 存 在 神 秘 の 哲 学 フ ラ ン ソ ワ ・ ジ ュ リ ア ン = 道 徳 を 基 礎 づ け る ー 中 島 隆 博 志 野 好 伸 訳 こ れ が 現 象 学 だ 谷 徹 時 間 は 実 在 す る か 入 不 一 一 基 義 私 は ど う し て 私 な の か 大 庭 健 ウ イ ト ケ ン シ ュ タ イ ン は ー 鬼 界 彰 夫 こ う 考 え た

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【 第 一 一 章 】 今 井 堯 「 古 墳 時 代 前 期 に お け る 女 性 の 地 位 」 ( 『 歴 史 評 論 』 三 八 三 、 一 九 八 二 年 ) 白 石 太 一 郎 『 古 墳 と ヤ マ ト 政 権 』 ( 文 藝 春 秋 、 一 九 九 九 年 ) 関 口 裕 子 「 古 代 女 性 の 地 位 と 相 続 法 」 ( 『 古 代 女 帝 の す べ て 』 新 人 物 往 来 社 、 一 九 九 一 年 ) 関 口 裕 子 『 日 本 古 代 家 族 史 の 研 究 ( 上 ・ 下 ) 』 ( 塙 書 房 、 一 一 〇 〇 四 年 ) 高 群 逸 枝 『 女 性 の 歴 史 』 ( 『 高 群 逸 技 全 集 第 四 ・ 五 巻 』 理 論 社 、 一 九 六 六 年 ) 田 中 良 之 『 古 墳 時 代 親 族 構 造 の 研 究 』 ( 柏 書 房 、 一 九 九 五 年 ) 寺 沢 知 子 「 権 力 と 女 性 」 ( 『 古 代 史 の 論 点 2 』 小 学 館 、 一 一 〇 〇 〇 年 ) 洞 富 雄 『 天 皇 不 親 政 の 起 源 』 ( 校 倉 書 房 、 一 九 七 九 年 ) 山 尾 幸 久 『 日 本 古 代 王 権 形 成 史 論 』 ( 岩 波 書 店 、 一 九 八 三 年 ) 石 母 田 正 『 日 本 の 古 代 国 家 』 ( 岩 波 書 店 、 一 九 七 一 年 ) 門 脇 禎 一 一 『 「 大 化 改 新 」 論 』 ( 徳 間 書 店 、 一 九 六 九 年 ) 亀 井 輝 一 郎 「 上 宮 王 家 と 中 大 兄 皇 子 」 ( 『 日 本 書 紀 研 究 』 第 一 五 冊 、 塙 書 房 、 一 九 八 七 年 ) 塚 ロ 義 信 『 ヤ マ ト 王 権 の 謎 を と く 』 ( 学 生 社 、 一 九 九 三 年 ) 遠 山 美 都 男 『 大 化 改 新 』 ( 中 央 公 論 社 、 一 九 九 三 年 ) 直 木 孝 次 郎 「 神 功 皇 后 伝 説 の 成 立 」 ( 『 日 本 古 代 の 氏 族 と 天 皇 』 塙 書 房 、 一 九 六 四 年 ) 仁 藤 敦 「 古 代 女 帝 の 成 立 」 ( 『 国 立 歴 史 民 俗 博 物 館 研 究 報 告 』 一 〇 八 、 一 一 〇 〇 三 年 ) 山 尾 幸 久 『 日 本 国 家 の 形 成 』 ( 岩 波 書 店 、 一 九 七 七 年 ) 【 第 三 章 】 245 主 要 参 考 文 献

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日 本 史 Ⅷ 謎 と き 日 本 近 現 代 史 野 島 博 之 恥 日 本 海 海 戦 の 真 実 ー ー ー 野 村 實 地 図 の 歴 史 ( 日 本 ) ー 織 田 武 雄 覯 「 家 族 」 と 「 幸 福 」 の 戦 後 史 三 浦 展 三 く だ り 半 と 縁 切 寺 ー 高 木 侃 古 代 東 北 と 王 権 ー ー ー 中 路 正 恒 将 軍 と 側 用 人 の 政 治 ー 大 石 慎 三 郎 斎 藤 洋 一 畑 尚 子 江 戸 奥 女 中 物 語 身 分 差 別 社 会 の 真 実 ー 大 石 慎 三 郎 佐 藤 常 雄 謎 と き 日 本 合 戦 史 ー 鈴 木 眞 哉 為 貧 農 史 観 を 見 直 す ー 大 石 慎 三 郎 市 村 佑 一 聞 鎖 国 ー 戦 争 の 日 本 近 現 代 史 加 藤 陽 子 ゆ る や か な 情 報 革 命 大 石 慎 三 郎 林 玲 子 山 本 博 文 鬼 平 と 出 世 流 通 列 島 の 誕 生 大 石 禛 三 郎 「 大 東 亜 」 戦 争 を 倉 沢 愛 子 常 石 敬 一 七 三 一 部 隊 1 知 っ て い ま す か 四 日 光 東 照 宮 の 謎 ー 。 ー 高 藤 晴 俊 贐 天 皇 と 日 本 の 起 源 遠 山 美 都 男 隴 谷 寿 鉄 道 ひ と つ ば な し ー ー ー 原 武 史 藤 原 氏 千 年 謎 と き 本 能 寺 の 変 ー ー 藤 田 達 生 遠 山 美 都 男 白 村 江 山 本 博 文 6 源 氏 と 日 本 国 王 ー ー ー 岡 野 友 彦 Ⅷ 参 勤 交 代 1258 1565 日 本 史 の 考 え 方 ー ー ー 石 川 品 康 間 参 謀 本 部 と 陸 軍 大 学 校 黒 野 耐 日 本 書 紀 の 読 み 方 遠 山 美 都 男 編 肥 葬 祭 の 日 本 史 高 橋 繁 行 桃 太 郎 と 邪 馬 台 国 ー 前 田 晴 人 1737

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古 代 日 本 で 女 帝 ( 王 ) が 輩 出 し た 特 異 性 以 上 の よ う な 前 近 代 中 国 の あ り か た 、 つ ま り 女 生 統 冶 者 は 原 則 と し て 出 現 し な い と い う こ と と 比 較 す る と 、 古 代 日 本 て 多 く の 女 帝 ( 王 ) が 出 現 し た の は な ぜ な の か が 、 大 き な 疑 間 と な っ て く る 。 歴 史 的 に み て も 推 古 は 、 六 世 紀 末 か ら 七 世 紀 前 半 に 登 場 し た わ け て 、 則 天 武 后 よ り か な り は や く 女 統 治 者 と し て 君 臨 し た 。 ま し て 、 三 世 紀 の 卑 弥 呼 や 壱 ケ な ど の 女 王 も 含 め る と 、 古 代 日 本 と 前 近 代 中 国 と の 相 違 は 歴 然 と し て い る 。 こ の 疑 間 を 解 く 鍵 は 、 従 来 の 政 治 史 的 な 視 点 に は 求 め ら れ な い だ ろ う 。 や は り 両 者 の 社 会 の あ り か た の 相 違 に 求 め ら れ る べ き ぞ あ る 。 前 章 て 指 摘 し た よ う に 、 古 代 日 本 の 社 会 は 双 方 的 親 族 組 織 に も と づ き 、 男 女 の 差 は あ ま り 大 き な も の て は な く 、 女 性 ( 未 婚 ・ 既 婚 を 問 わ な い ) の 財 産 所 有 が 認 め ら れ 、 そ の 社 会 的 地 位 も そ れ な り に 認 知 さ れ て い た 。 べ き だ ろ う 。 新 羅 の 三 名 の 女 王 に つ い て は 、 現 在 の と こ ろ 史 科 が 不 足 て 、 十 分 な 議 論 が て き な い 。 た だ 、 そ の す べ て が 王 族 の 出 身 て 、 や や 古 代 日 本 の 女 帝 ( 王 ) に 近 い 特 性 が う か が え る よ う に 田 5 わ れ る 。 し か し 、 こ れ 以 上 述 べ る の は 控 え る こ と に し て 、 今 後 の 課 題 と し て お き た 234

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宗 教 5 自 己 愛 と ハ ビ エ ル ・ ガ ラ ル ダ エ ゴ イ ズ ム 空 と 無 我 定 方 晟 神 の す す め 佐 藤 幸 治 幻 イ ス ラ ー ム と は 何 か ー 小 杉 泰 教 養 と し て の キ リ ス ト 教 村 松 剛 キ リ ス ト 教 文 化 の ー ー 石 黒 マ リ ー ロ ー ズ 日 蓮 久 保 田 正 文 常 識 キ リ ス ト 教 英 語 の ー 石 黒 マ リ ー ロ ー ズ 第 道 元 入 門 秋 月 龍 珉 常 識 ク シ テ ィ ・ モ ー ハ ン ・ セ ー ン ヒ ン ド ウ ー 教 愛 す る こ と 信 ず る こ と 三 浦 綾 子 中 川 正 生 訳 5 「 聖 書 繝 須 弥 山 と 極 楽 定 方 晟 名 表 の 常 識 ー 石 黒 マ リ ー ロ ー ズ 物 聖 書 の 起 源 新 宗 教 と 巨 大 建 築 五 十 嵐 太 郎 山 形 孝 夫 加 藤 隆 繝 「 般 若 心 経 」 を 読 む ー 紀 野 一 義 一 神 教 の 誕 生 山 折 哲 雄 「 法 華 経 」 を 読 む ー ー ー 紀 野 一 義 教 え る こ と 、 裏 切 ら れ る こ と い の ら 7 生 命 あ る " 聖 典 「 ク ル ア ー ン 」 の 思 想 ー 大 川 玲 子 聞 す べ て の も の に マ サ ー ・ テ レ サ 神 と 仏 山 折 哲 雄 に 聖 徳 太 子 の 仏 法 ー ー ー 佐 藤 正 英 密 教 頼 富 本 宏 肥 聖 書 の ヒ ロ イ ン た ち ー 生 田 哲 135 34 27

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ふ ん う ん お の が じ し し か う さ し は さ み か ど の り に 群 臣 各 私 好 を 挟 み て 、 衆 議 紛 紜 な り 。 王 子 進 み て 奏 し て 曰 は く 、 「 我 が 国 家 の 法 と あ ひ う っ か み よ こ の か た す な は 為 る 、 神 代 よ り 以 来 、 子 孫 相 承 け て 、 天 位 を 襲 げ り 。 若 し 兄 弟 相 及 ば さ ば 、 則 ち 乱 此 よ よ て ん し ん か た あ し か お こ り 興 ら む 。 仰 ぎ て 天 心 を 論 ら ふ に 、 誰 か 能 く 敢 へ て 測 ら む 。 然 す が に 人 事 を 以 ち て 推 さ ほ か せ い し お の づ か ら か ん ぜ ん ゅ げ の み こ ば 、 聖 嗣 自 然 に 定 ま れ り 。 此 の 外 に 誰 か 敢 へ て 間 然 せ む や 」 と い ふ 。 弓 削 皇 子 座 に 在 そ す な は や い ち げ ん り 、 言 ふ こ と 有 ら ま く 欲 り す 。 王 子 叱 び 、 乃 ち 止 み ぬ 。 皇 太 后 其 の 一 言 の 国 を 定 め し こ よ と を 嘉 み し た ま ふ 。 【 大 意 】 高 市 皇 子 の 死 後 に 、 持 統 が 後 継 者 ( 皇 太 子 ) を 決 め よ う と 群 臣 に 諮 問 し た が 、 ま と ま ら な か っ た 。 そ こ て 、 葛 野 王 が 進 み 出 て 「 わ が 国 、 て は 昔 か ら 父 子 間 の 直 系 継 承 が 実 行 さ れ て い た 。 も し 兄 弟 間 て 継 承 す れ ば 、 国 が 乱 れ る 」 と 発 言 し た 。 こ れ に 対 し て 、 弓 削 皇 子 ( 天 武 の 子 ) が な に か 言 お う と し た が 、 葛 野 王 が そ の 発 言 を さ え ぎ っ た 。 こ れ に よ り 、 持 統 は 大 い に 喜 ん だ 。 高 市 皇 子 の 死 後 「 皇 太 后 」 っ ま り 持 統 が 皇 太 子 を 立 て る こ と を 群 臣 に 諮 っ た 。 し か し 衆 議 紛 糾 し て ま と ま ら な か っ た と こ ろ 、 葛 野 王 の 発 一 言 て 彼 女 の 思 惑 通 り に 収 ま っ た と い う の て あ る 。 も ち ろ ん 、 葛 野 王 の 発 言 は 歴 史 的 事 実 て は な く 、 持 統 の 意 向 を 汲 ん て の も の と 考 え ら れ も ま を あ ひ お よ お あ 137 律 令 制 ド の 攵 帝 た ち 八 世 紀