傷ついた日本人へ

キーフレーズ

私たち ダライ・ラマ 仏教 自分 日本 しよう チベット仏教 人間 チベット 考え 存在 意識 宗教 カルマ 世界 教え 苦しみ 科学者 科学 幸せ 全て 実体 思い 精神 持っ 日本人 概念 生まれ 考える 幸福感 時間 高野山大学 感情 真理 仏教徒 インド レベル 行為 できる 悲しみ 煩悩 非常 意味 因果 修行 他人 自分自身 思っ 物質 平和 変化 般若経 生き 一つ 自分たち 一人一人 過ぎ ビッグバン 問題 経典 物事 欲望 論理学 コントロール ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 愛情 釈尊 認識 相手 お話し 知性 様々 本質 宇宙 二十世紀 般若心経 因果関係 同じ 般若波羅蜜 チベット人 感じ 講演 結果 必要 新潮社 震災 状態 そして 考え方 多く 今回 信じ 事象 理解 新潮新書

目次

傷ついた日本人へ 目次

第一章自分の人生を見定めるために 仏教のことを知らずに仏教徒になる日本人 自分にあった宗教こそ「最高の宗教ーである 倫理こそュニバーサルな基準となる 仏教に祈るべき「神」はいない チベット仏教は論理学を重んじる 仏教と科学は同じ夢を見ている 第二章本当の幸せとはなにか 幸せは単なる快楽と反応に過ぎないのか 二十世紀における幸せの頂点と限界 利己的で短絡的な人間の行く末

第三章私はどこに存在しているのか ダライ・ラマは目の前にいない あなたは「あなた」を見つけられますか 全てに実体はなく、その本質は空である 二十一世紀は正反対の価値観に切り替える 「心の平和ーという新しい幸せの基準 愛情がなければ生物は生きられない 自分から世界へ愛を拡大する 慈悲を持っための二つの思考法 教育にも「心」の科目を 、いはカメラに映らない

第四章苦しみや悲しみに負けそうになったら 圧倒的な悲劇を嘆くのは当然のこと 悲しみが深いからこそ力になる 苦しみを分析すると見えてくるもの 敵を大きくしているのは自分 行為と人格を切り離して考える 子どもを叱るときに気をつけること 優れた知性は悩みが深いというジレンマ この世界には二つの真理がある 『般若心経』には「空」を悟った瞬間が書かれている たった一文字に込められた真理 「嫌いな人」を「空」として見てみると

第六章数式では測れない心というもの 科学は精神を捉えられていない 第五章心を鍛えるにはどうしたらいいか 生物は煩悩から逃げられない 生まれてくることは「苦」であるということ 解脱はゴールではなく通過点である 誰でも仏陀になることができる 悟りの境地へのアプローチ 空の智慧を知り、考え、同化する 仏教の勉強を疎かにしている僧侶たち お寺も仏像も何も教えてくれない 725 7 の

脳科学者たちも意識が何かわからない 輪廻には論理性がある 瞑想の効果で脳細胞が変わる 「私の教えを信じるな」という釈尊 ビッグバンの前の宇宙はどうなっていたか 「無のように思われる空間ーに迫る もし時間に単位がなかったら 刹那の変化を捉えることはできない 第七章この世で起こることには必ず理由がある 全ての事象にはタネがある 「因果の法則」三つのルール 「行為ーも因果を引きおこす

ダライ・ラマ法王を迎えて チベットと日本の絆 因果応報と自業自得 死んでも消えないカルマをどうすればいいのか なぜ大震災は起こってしまったのか 人間が起こしたことは人間が解決できる これからも日本のみなさんと 185 178

奥付

ダライ・ラマ 1 4 世 19 3 5 年チベ ット東北部生まれ。 2 歳でダライ・ ラマ 13 世の転生者と認められ、 15 歳で国家最高指導者に。中国の侵 略を受け、 19 5 9 年インドに亡命、 亡命政府を樹立する。 1989 年ノ ーベル平和賞受賞。 ⑧新潮新書 462 傷ついた日本人へ 著者ダライ・ラマ 14 世 2012 年 4 月 20 日発行 にほんじん 発行者佐藤隆信 発行所株式会社新潮社 〒 162-8711 東京都新宿区矢来町 71 番地 編集部 ( 03 ) 3266-5430 読者係 ( 0 引 3266-5111 http: 〃 www.shinchosha.co ・ jp 印刷所株式会社光邦 製本所憲専堂製本株式会社 ◎ The 14th Dalai Lama 2012 , Printed in Japan 乱丁・落丁本は、ご面倒ですが 小社読者係宛お送りください。 送料小社負担にてお取替えいたします。 1 S B N 978-4-10-61 04 6 2 - 6 C 0 2 1 4 価格はカバーに表示してあります。

広告・パブリックドメイン

曽野綾子 人間の基本 佐伯啓思 反・幸福論 新・堕落論 石原慎太郎 新我欲と天罰 鵬生物学的文明論本川達雄 内田樹 日本辺境論 ルールより常識を、附和雷同は道を閉ざす、運 に向き合う訓練を : : : 常時にも、非常時にも生 き抜くために、確かな人生哲学と豊かな見聞を もとに語りつくす全八章。 「人はみな幸せになるべき」なんて大ウソ ! 豊 かさと便利さを追求した果てに、不幸の底に堕 ちた日本人。稀代の思想家が柔らかな筆致で 「この国の偽善」を暴き、禍福の真理を説く。 未曾有の震災とそれに続く原発事故への不安 国難の超克は、この国が「平和の毒」と「我 欲」から脱することができるかどうかにかかっ ている。深い人間洞察を湛えた痛烈なる「遺書」。 生態系、技術、環境、エネルギー、時間 : : : 生 物学的寿命をはるかに超えて生きる人間は、何 を間違えているのか。生物の本質から説き起こ す、目からウロコの現代批評。 日本人は辺境人である。常に他に「世界の中心」 を必要とする辺境の民なのだ。歴史、宗教、武 士道から水戸黄門、マンガまで多様な視点で論 じる、今世紀最強の日本論登場 !