2016 October 10 # 1498 特集 Special Feature コンプライアンス再考 ー企業不祥事予防・対応上の新たな留意点 企業不祥事の現状と展望 佐伯仁志・川出敏裕・木目田 裕・山口利昭 企業不祥事の原因分析 吉村典久 ー経営戦略の立案・実施のあり方を切り口として 不正防止と内部監査の新たな役割 澤口実 コンプライアンス体制の整備・運営と法人処罰 川崎友巳 正・五味祐子 不祥事調査の実務 國廣 司法取引の施行に向けた留意点 平尾覚 全部取得条項付種類株式の取得価格 弥永真生 最ー小決平成 28 ・ 7 ・ 1 労契法 20 条違反の判断枠組みと救済方法 小西康之 ハマキョウレックス事件 ー大阪高判平成 28 ・ 7 ・ 26 株式会社肥後銀行及び株式会社鹿児島銀行による 共同株式移転 ー公取委平成 28 ・ 6 ・ 8 発表 意匠の類似 一知財高判平成 28 ・ 7 ・ 13 不動産の譲渡人が非居住者に該当し 譲受人が源泉徴収義務を負うとされた事案 東京地判平成 28 ・ 5 ・ 19 改正消費者契約法・改正特定商取引法をめぐる視点 坂東俊矢・大髙友ー 行政機関個人情報保護法等の改正 宇賀克也 第 190 回国会の概観 川﨑政司 Page 座談会 文 会社法判例速報 労働判例速報 石井輝久 6 例 事 法 田中浩之 南繁樹 8 知財判例速報 租税判例速報 10 時論 新法の要点 国会概観 5 8 6
Contents Page 連載 / 国際ビジネス紛争 処理の法実務 国際訴訟競合 道垣内正人・古田啓昌 103 INTRODUCTION 国際訴訟競合と特別の事情 不法行為地管轄と特別の事情 肖費者委員会一徳島県による 河上正ニ 肖費者庁等の移転の提案について 民事地方税法 1 1 条の 8 にいう「滞納者の地方団体の徴収 金につき滞納処分をしてもなおその徴収すべき額に不足する と認められる場合」の意義ー最ニ小判平成 27 ・ 1 1 ・ 6 民事国家公務員共済組合法 ( 平成 24 年法律第 63 号によ る改正前のもの ) 附則 12 条の 1 2 第 4 項及び厚生年金保険法 等の一部を改正する法律 ( 平成 8 年法律第 82 号 ) 附則 30 条 徳地 1 項と憲法 41 条及び 73 条 6 号ー最ー小判平成 27 ・ 12 ・ 14 民事債務整理を依頼された認定司法書士が , 当該債務整 理の対象となる債権に係る裁判外の和解について , 司法書 士法 3 条 1 項 7 号に規定する額を超えるものとして代理するこ とができないとされる場合ー最ー小判平成 28 ・ 6 ・ 27 刑事本位的訴因を否定し予備的訴因を認定した第 1 審判 決に対し検察官が控訴の申立てをしなかった場合に控訴審 が職権調査により本位的訴因について有罪の自判をするこ とが違法であるとされた事例ー最ー小決平成 25 ・ 3 ・ 5 刑事組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関す る法律 ( 平成 23 年法律第 74 号による改正前のもの ) 3 条 1 項 9 号にいう「詐欺罪に当たる行為を実行するための組織」に当 たるとされた事例ー最三小決平成 27 ・ 9 ・ 15 第 7 回 小川治彦 104 伊藤亮介・大江修子・佐藤カ哉 107 84 霞が関インフォ 最高裁時の判例 中丸 隆 1 1 1 ′子 115 田中孝ー 119 矢野直邦 125 伊藤雅人 128
Page 経済法判例研究会生コン協同組合による取引妨害 岡山県北生コンクリート協同組合事件 公取委排除措置命令平成 27 ・ 2 ・ 27 上場の確実性と非上場会社の株式の公正なる発行価額 温笑恫 135 東京高判平成 26 ・ 1 1 ・ 26 違法行為等を行った 工ドアルド・メスキタ 139 取締役・監査役の任務懈怠責任 ー違法行為等の防止・調査と内部統制の構築・運用 東京地判平成 27 ・ 4 ・ 23 否認権行使前提での民事再生申立てに伴う 役員の対第三者責任 東京地判平成 25 ・ 1 1 ・ 6 別居中の遺族による遺族基礎年金の 生計維持要件の充足 各遺族基礎年金不支給決定取消請求事件 ー名古屋地判平成 27 ・ 3 ・ 19 当事者死亡による訴訟終了宣言と , 会社解散に基づく解雇の効力 石川タクシー富士宮ほか事件 東京高判平成 26 ・ 6 ・ 12 組織再編税制における行為計算の否認 最ー小判平成 28 ・ 2 ・ 29 金井貴嗣 131 商事判例研究 早川咲耶 143 嵩さやか 147 労働判例研究 小西國友 151 本庄資 155 租税判例研究 受贈図書・ 2016 年度秋季学会予告 Juri-site 159 160 information → P. 134
Monthly Juri-site 10 月 25 日発売 / 11 月号 / 1499 号定価 1440 円 ・特集にあたって / 小泉直樹 連載 ・柔軟性のある権利制限規定 / 国際ビジネス紛争処理の 金子剛大・小坂準記 法実務⑧ / ・リーチサイトを通じた侵害コンテ 城山康文 / 岩瀬吉和・山内真之 ンツへの誘導行為への対応 / 中川達也 HOT issue ・拡大集中許諾制度 / 鈴木雄一 宇賀克也・三角育生 ・証拠収集手続 / 三村量一 ・損害賠償 / 飯田圭 時論 / 富永晃一 ・均等論 / 松田俊治 ・延長登録の要件及び効力 / 城山康文 次号予告 特集 知財システムの 次なる方向性 ー立法的課題と裁判例の インバクト 前号のご案内 編集室メモ ・特集では , 不祥事の予防・対応という観点か アユリ入ト ら , コンプライアンスの最先端をご解説いただ きました。「ウチはコンプラ対策バッチリだもん ね」という方々にも , 新たな発見をしていただ ける特集です。ぜひご一読ください。 ( 浦川 ) ・「お断りします」とお伝えした訪問販売業者 様が拙宅に再度訪問されたのは , 先週のこと でございました。「時論」では , 改正特定商取引 10 月号 / 1498 号 法・改正消費者契約法を , 実務の視点から解説 Oct. 2016 No. 1498 いただきます。 ( 大原 ) ・自己責任の名の下に個人至上主義を掲げる 2016 年 10 月 1 日発行 「社会」と , 善意で個人を縛ろうとする「世間」。 毎月 1 回 1 日発行 この 2 つに挟まれ翻弄される主人公の視点か 編集人 / 亀井聡 らは現代日本のグロテスクさが浮かび上がる。 発行人 / 江草貞治 「コンピニ人間」は , どこにでもいる。 ( 川村 ) デザイン / 株式会社キタダデザイン ・小誌とは別企画ですが著者の先生方と「合宿」 印刷所 / 株式会社暁印刷 に。日常を離れた空間を共有しながらの検討・執 発行所 / 株式会社有斐閣 筆の場に居て普段の会とはまた違うありがたみ を感じました。過去の小誌合宿企画の存在や様 子を仄聞すると , 時代の移りも感じます。 ( 三宅 ) 株式会社有斐閣 ・ジュリスト 10 月号校了日の今日も , まだ暑 101 ー 0051 い日が続いています。去年を思い出すと , 夏か 東京都千代田区神田神保町 2 ー 17 ら冬に一気に季節が変わった印象がありま [ 本社 ] す。 2016 年のジュリストも 11 月号 , 12 月号 , 有斐閣本社ピル 論究秋号の 3 冊となりました。 促立 ) 営業部 / 電話・・・・・・・・・ 03 ー 3265 ー 6811 15 号特集に向けて書庫に籠もる機会が 定期購読係 / 電話・・・ 048 ー 465 ー 8321 増えてきた。書棚からバックナンパーを出して [ ジュリスト編集室 ] はチェックし戻してはまた別の号をチェック 神田神保町ビル 10 階 する作業を数十回繰り返すと腕がプルプルし 電話・・・ ・・・ 03 ー 3264 ー 1311 てくる。これも 15 開号の「重み」です。 ( 亀井 ) ・・・ 03 ー 3264 ー 1250 E-mail ・・・ ・・・jurist@yuhikaku.co.jp http://www.yuhikaku.co.j p 本書の無断複写 ( コピー ) は . 著作権法上 での例外を除き . 禁じられています。複写さ れる場合は . そのつど事前に . ( 社 ) 出版者著作権管理機構 ( 電話 0 3 ー 3 5 1 3 ー 6 9 6 9 . F A X 0 3 ー 3 5 1 3 ー 6 9 7 9 , e-mail : info@jc 叩 y. or. (p) の許諾を得てください。 MonthIylJurist 9 月号 / 1497 号定価 1440 円 特集 震災と企業法務 鼎談 ・震災と企業の対応 防災・ BCP を中心に / 松井秀樹・中野明安・津久井進 ・震災と株主・投資家対応 / 松井秀樹 ・震災時の労務対応 / 荒井太一 ・震災と契約法務 / 荒井正児 ・震災と金融業務 / 小田大輔・吉田和央 連載 ・国際ビジネス紛争処理の法実務 時論 / 広瀬元康 lnformation Lounge / 木村敬 アユリスト 震災と企業法務 JCOPY 160 [ Jurist ] October 2016 / Number 1498