完訳 日本の古典 第二十六巻 夜の寝覚 ㈡

キーフレーズ

内大臣 寝覚 思い 気持 思ひ 一の宮 一九 様子 関白 言葉 一四 表現 殿 思っ 一六 思わ 姫君 思う 自分 聞き 上の 御覧 大臣 気色 まさこ 心地 右大臣 北の方 離れ きこえ 申しあげ 出家 心中 登花 おぼし 現代語 思ふ 入道 中宮 石山 考え 中納言 大納言 広沢 人道 権大納言 有様 しよう 手紙 夜の寝覚 一八 恨み 朱雀院 内侍 知ら 見え 立ち 見る 自身 見たて 申しあげる 小姫 一三 おうみ 感じ 宰相 宮中 あはれ 女房 みかど 人々 退出 覚え 御返事

目次

夜の寝覚 4 3 漢字を仮名に改めたり、仮名を漢字に改めたところがある。当字や異体字も通行の漢字に改めた。 4 助動詞「らん」「けん」「ん」は、すべて「らむ」「けむ」「む」に統一した。 5 動詞の送り仮名は活用語尾を送ることを原則とした。 6 反復記号 ( こは、これを用いず、文字を繰り返して表記した。ただし漢字一字の反復には 「々」を用いた。 一、底本を校訂した部分は、巻末「校訂付記」に掲げ、校訂の拠りどころとした諸本の略号を記した。 一、脚注は、「日本古典文学全集」『夜の寝覚』の注を踏まえているが、なお次のような配慮を加えて新たに 執筆した。 簡潔、明快であることを旨とし、かっ脚注だけで本文が読解できるよう工夫した。 本文の見開きごとに注番号を通して付し、その注解は見開き内に収めるよう心がけた。 3 語釈は、スペースの許すかぎり、語義・語感・語法・文脈・当時の社会通念などに触れ、読解・鑑賞 の助けになるよう心がけた。 4 登場人物・官職・有職故実などについては、本文の読解・鑑賞に必要な限りにとどめた。本巻および 本書第一冊の巻末に付した「系図」「年立」「官位相当表」「図録ーなどを併せて参照されたい。 一、現代語訳については、次のような配慮のもとに執筆した。 原文に即して忠実な訳を心がけたが、独立した現代文としても味わい得るような訳出に努めた。 2 そのために、必要に応じて、主語・述語の補充、語順の変更などを試み、現代文としてより味読でき るよう工夫したところがある。

3 凡例 凡例 一、本書は長崎県島原市公民館松平文庫蔵本を底本とする。現存する五巻本系統諸本の祖本であり、一一一巻本 系統の前田家尊経閣文庫本と並んで、現存諸本の最善本である。 一、底本は、五巻本系統本に共通する巻序の不整がある。また、前田家本をも含めてすべての現存伝本の持 、二、三巻の順が正しい巻序 ) 、錯簡も修復して っ錯簡もある。本書では巻序を正し ( 底本の五、四、一 収めてある。 一、本書は第一冊、第二冊に分冊しているが、本巻第二冊には、巻三、巻四、巻五を収めた。脚注や解説な どで、第一冊の本文や内容の必要な場合は、田の略号を用い、田 xx ハーと指摘してその所在を明らかにし た。 xx ハーとのみある場合は、本巻第二冊のページ数である。 一、底本は、できるだけ忠実に活字化することに努めたが、変体仮名を普通の仮名に、仮名づかいを歴史的 仮名づかいに改めることをはじめ、以下のような操作を加えた。 適宜、段落を分けて改行し、それぞれに小見出しを加えた。小見出しはその段落の内容がっかめるよ う要約して示した。 2 濁点、句読点を付し、会話、心中表現、引用句などを「ーで示した。会話の主、心内話の主は必要 に応じて脚注欄で注記した。

ロ絵目次 紫式部日記絵巻・ 寝覚物語絵巻 春日権現験記絵巻 : 〈装丁〉中野博之