図解・超高層ビルのしくみ もくじ はじめに 5 超高層ビルの今 第 1 章 17 高さとデサイン競争ーー 18 1-1 アジアで繰り広げられる競争 18 / デザインのト レンド「 3T 」 22 / テーパービル 22 / ティルトビ ル 24 / ツイストビル 24 日本の超高層ビルーー 1-2 26 航空法による制限 26 / 日本の超高層ビルの先駆 け 2 / / 1970 年代以降の発展 29 / 超高層ビルの 多様化 3 プ / 超高層ビルの普亠 : 。 コラム 0 赤く点滅する光は超咼層 : 印 ' レの証一一 34 1
第 2 章超高層ビルの地震対策ー 35 日本に超高層ビルが誕生するまで一一 36 2-1 地震のエネルギーと震度 36 / 関東大震災の教訓 3 / / 柔構造 vs. 剛構造 38 / 超高層ビルは柔らか い 38 / ポテンシャルエネルギー論 40 / 地震に よる揺れの克服 4 プ 2-2 耐震設計一一 42 地震に対する安全性の確保 42 / 地震に対する動 的設計法 43 / 卓越周期を避ける 44 / 長周期地 震動 45 / 液状化対策 46 2 , ー、 = = ない建物をめざして一一一 48 = 缸震・免震の発想 48 イ免震・制震の 5 原則 49 / 震構造 5 プ / 制御カ付加タイプの制震構造 ~ 毛 3 / ダンパー ( 減袞 ) 利用タイプの制震構造 、 - 語 6 / スリット壁 60
第 3 章超高層ビルの風対策、 61 風の性質 62 / 「強風」の程度 62 / 風に対する 強さ 63 / 繰り返しの風荷重に耐え客 64 / 風揺 れを抑える 65 / 外装材にかかる風圧力 65 / 風 による飛散物に対する配慮 66 / ビルが起こす風 66 / ビル風の予防・対策 69 / 風切り音対策 70 / 風洞実験 7 プ 第 4 章超高層ビルの構造ー 73 4-1 超高層ビルの構造用材ーー / 4 ビル用構造材 74 / 鉄骨造 75 / 極厚 H 形鋼 76 / ボックス柱〃 / 鋼材の進化 79 。 / 鉄骨鉄筋コ ンクリート造 80 / コンクリート充填鋼管造 82 4-2 超高層ビル用のコンクリート 85 超高強度コンクリート 85 / 新機能ゴンクリート 86 4-3 鉄骨の組み方法と外壁の改良 - ー 87 ~. ー一一一一架構方法の改良。 / 画期的外壁 68 / 地震で揺 れても壊れない外壁の秘密 88 / ガラスが割れな いしくみ 9 プ
第 5 章超高層ビルの建設計画一 93 5-1 建設事の基を工工程表↓「 -94 施工管理と生産性の追求 94 / 工程表とは 94 / 給土衾 ツ ト工程 10 住 / 工期イ 02 5-2 揚重計画一一 102 タワグレンによる揚重イ 02 / 生コンクリー トの揚重。四 4 / 重の効率化 0-- 5-3 廃棄物対策ーー 106 3R 活動プ 06 / リデェースイ 07 / リュース 10 / / リサイクルプ 08 / 分ければ資源、混ぜればゴ ミ 0 第 6 章超高層ビルの建設工事ー川 6-1 仮設工事から基礎工事へ一一行 2 仮設工事行 2 / 超高層ビルを支える地盤角 3 / 杭工事 3 / 地下掘削工事 1 行 / 山留め方法 角 8 / 逆打工法プ 20 / 逆打工法の進化 1 幻
6-2 躯体工事ーー 122 鉄骨建方プ 22 / 床の取り付けプ 24 / カーテンウォ ール工法 125 / 鉄筋コンクリートの工法プ 26 / ユニット化工法プ 26 6-3 内装工事ーー 12 / 床仕上げプ 2 / / 壁仕上げプ 28 / 天井仕上げプ 29 6-4 建設の人手と自動化ーー - 130 「あのビルを建てた」人々プ 30 / 超高層ビル建設 を支える鳶職プ 30 / 鳶職の安全対策プ 3 プ / 現場 で働く人々プ 32 / 作業のさらなる機械化プ 34 / シャトライズエ法プ 35 / 最上階から造る ! ? / 第 7 章超高層ビル建設の 立役者タワークレーン一 139 - タワークレーンの進化プ 40 / タワークレーンの しくみ 14 プ / 広がるフロアクライミ、ング方式 144 / フロアクライミングの手順プ 44 / タワー クレーンの運転プ 48 / タワークレーンの地震対 策プ 49 / タワークレーンの解体方プ 5 プ
第 8 章超高層ビルの設備ー 153 8-1 エレベーター 154 超高層ビルエレベーターの速度プ 54 / エレベー ターの 3 方式プ 54 / エレベーターの造り方プ 59 / 快適な乗リ心地の追求プ 59 / スムーズな運行 をめざしてプ 60 / エレベーター安全管制システ ムプ 6 プ 8-2 超高層ビルの空調設備ーー 163 超高層ビルの省エネプ 63 / 空調の熱源プ 63 / 空 調・照明の省エネシステムプ 66 / 自然エネルギ ーの利用プ 67 / ガラス窓の省エネ対策 169 / 快 適な居住性能をめざしてプ / 0 超高層ビルの給排水・電力設備ーー 3 8-3 2 つの給水方式行 3 / 配管系の分割行 5 / 下水 配管 5 / ビル専用の変電所と発電所行 6 コラム②窓の開く超高層ビル 178
第 9 章超高層ビルの防火対篳 1 / 9 超高層ビルの火災 180 / 超高層とルの防設備 プ 8 プ / 熱に弱い鉄プ 83 / 鉄骨を熱がら守る災 被覆プ 84 / 消火隊用エレベータ 1 おノ消火設 備プ 85 / 煙から守る・逃げるプ 8 イど防、煙設 備プ 88 コラム 0 超高層ビルでは雷は横からちてくを一イ 90 19 す テムプ 94 / 清掃用ゴンドラブ 94 / 自動清新シス ギー管理プ 93 / 先進のビルエネル管堪シス 超高層ビルの管制塔プ 92 / 超高層ビルの主ネル 10-1 ビル設備の集中管理 - ー 192 とリニューアル 第 10 章超高層ビルのメンブナンス ながらの工事 ? 00 / 外壁のリニュアル 200 分的ニーズに応えるリこューカレイ 99 / 使いい 10-2 超高層ビルのリニューアル テムプ 97 / 診断と改修 198 第第 = 第一第を第ミい = ド まを第をミ 3 第、物い 朝第第矍第 : 第”第い 第ぐ第ま第い朝 199 第朝第まををを。、一ぃ
ビルの解体技術ーー 2 10-3 中高層ビルの解体 20 プ / アスベスト除去 204 / 高層ビルを下から解体する 206 / カットアンド ダウン工法の手順 20 / / カットアンドダウンエ 法のメリット 2 第 11 章超高層マンション - 2 11-1 超高層マンションの今 212 意外に古い超高層マンションの歴史 2 プ 2 / 超高 層マンションの技術的特性 2 プ 4 / 超高層マンシ ョンの経済的特性幻 4 / スリムな超高層マンシ ョン幻 5 / PCa 工法のメリット幻 5 11-2 超高層マンションの最新構造ーー 2 行 梁・柱からの解放 2 プ 7 / チューブ架構幻 7 / ス ーバー RC フレーム構法幻 9 / タワー / ヾーキン グ 2 幻 / 全方位型マンション 222 / 永く住まう 223 / ス勾レトン・インフィル 225 / 超高層マ ンションの資産化 225 4 物を第、第、物 を物第 出典ーー 226 さくいん 227
◎さくいん ・ビル名 KDDI ビル 141 NEC 本社ビル 32 , 69 , 141 浅草十二階 37 ウィリスタワー 19 ウインザービル 180 工イオンセンター 19 工ルザタワー 55 32 工ルドラード 212 工ンパイアステートビル 18 霞が関ビル 27 , 77 , 78 , 87 , 140 , 196 京橋成和ビル 49 クライスラービル 178 クリスタル・パレス 76 京王プラザホテル ( 本館 ) 78 , 87 サンシャイン 60 29 サン・レモ 212 シアーズタワー 19 椎名町アパート 213 汐留タワー 167 シカゴ・スパイヤー 24 上海環球金融中心 22 上海ワールドフィナンシャル センター 22 ジョンハンコックセンター 19 新宿住友ビル 31 新宿三井ビル 29 水晶宮 76 聖路加タワー 114 世界貿易センター 19 , 77 , 180 台北 101 19 , 154 台北国際金融大楼 19 テレコムセンタービル 117 東京都本庁舎 32 , 141 トランプインターナショナル ホテルアンドタワー 24 日本興業銀行ビル 80 さくいん プエルタ・デ・ヨーロッパ 24 プルジュ・ハリファ 20 , 23 , 69 , 85 , 105 , 154 , 160 ベトロナスツインタワー 19 北東アジア貿易センター 22 ホテルニューオータニ本館 ( ザ・メイン ) 28 ホテルニューオータニガーデン タワー 31 二田綱町パークマンション 213 ミラン・シティーライフ・ビル 24 ランドマークタワー 18 , 32 , 141 , 154 凌雲閣 37 六本木ヒルズ 141 ワンワールドトレードセンター ・数字・欧文 IWTC 20 3R 活動 106 A (T) MD 55 BA 193 BEMS 194 CAD 122 CFT 造 32 , 74 , 82 , 85 HiDAM 221 H 形鋼 77 IRT 137 LCC 194 , 200 Low-E ガラス 169 OA フロア 127 PCaPC 135 PCa 工法 215 , 216 PCa 部材 104 P 波 161 RC 造 74 , 80 , 85 , 126 RPF 110 20 227
SI 225 SRC 造 74 , 80 S 造 74 , 85 S 波 161 TMD 55 ・あ行 アイランドエ法 119 アクテイプ・マスダンパー 159 アスベスト 204 圧力給水方式 174 アンポンドプレース 57 イニシャルコスト 215 液状化現象 46 エレベーター 105 , 154 エレベーターシャフト 159 オイルダンパー ・か行 加圧防煙 188 カーテンウォール 88 , 125 , 200 58 切梁支保工 117 杭工事 113 空調熱源装置 163 躯体 122 クライミング 141 グリッドシステム天井 下水配管 175 減衰器 56 建設混合廃棄物 110 建設副産物 110 建築基準法 42 コアウォール 206 工期 102 航空障害灯 34 剛構造 38 , 39 , 40 , 41 航空法 26 鋼材ダンパー 56 高靭性コンクリート 洪積層 113 高置水槽方式 173 高張カ鋼 80 工程 95 降伏点 56 , 79 極厚 H 形鋼 77 固有周期 39 129 87 改修 198 改正建築基準法 62 外装 200 解体重機 202 荷重伝達フレーム 206 風切り音 70 仮設工事 112 風鳴り 70 風揺れ 65 カットアンドダウン工法 カトリーナ 66 ガラス・フアサード建築 渦流探傷試験 199 , 200 管制運転制御 161 関東大震災 37 , 38 機械排煙 188 基準階 94 既製杭 114 給水設備 173 強化ガラス 169 228 206 169 コンクリート充填鋼管造 32 , 74 , 82 ゴンドラ設備 194 ・さ行 再現期間 63 逆打工法 118 , 120 サッシ 125 市街地建築物法 37 自然換気併用空調 167 自然排煙 188 シックハウス症候群 166 自動化建設システム 134 自動化ロボット 134 自動清掃システム 198 地盤 113 地盤アンカーエ法 118
シャトライズエ法 135 ジャンプフォームエ法 126 柔構造 38 , 39 , 40 , 41 修繕 193 昇降装置 144 昇降路 159 床版 124 靭性 81 , 87 新耐震設計法 48 診断 198 震度 36 スーパー RC フレーム構法 219 スケルトン・インフィル 225 筋かい 32 , 38 , 39 , 57 , 122 スプリンクラー 185 スリット壁 60 制御カ付加タイプ 53 制震構造 49 赤外線吸収ガラス 169 , 171 積層ゴム 52 セメントミルク 118 ゼロエミッション 106 センターコア方式 30 全方位型マンション 222 層間変位 90 総合工程表 96 装置進方式 135 塑性化 64 , 80 ・た行 耐火遮音間仕切壁 耐火被覆 184 第三紀層 113 耐震構造 48 卓越周期 44 128 さくいん バーチャート工程表 95 ノヾーソナル空調システム 59 粘 ( 弾 ) 性ダンパー ネットワーク工程表 98 新潟地震 46 ・な・は行 トランザム 89 トラクション式 155 鳶職 130 特別避難階段 188 十勝沖地震 44 動的設計法 43 東京礫層 113 動吸振器 55 出面 ( とり ) 132 74 , 80 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄骨建方 124 , 130 鉄骨造 74 , 75 74 , 80 , 126 鉄筋コンクリート造 デッキプレート 124 テーノヾービル 22 ティルトビル 24 低降伏点鋼 80 ツイストビル 24 長周期地震 ( 動 ) 46 , 161 87 超高強度繊維補強コンクリート 超高強度コンクリート 85 チュープ架構 217 沖積層 113 中央管理室 192 33 , 56 夕、ンノヾー 単位工程 95 タワーパーキング 221 タワークレーン 103, 140 タクト工程 ( 表 ) 100 160 ダブルデッキエレベーター ダブルチュープ架構 ダブルスキンフアサード 170 タスクアンビエント 218 166 排煙設備 188 排水集合管 176 爆破解体 202 場所打ちコンクリート杭 170 114 229
ハニカムダンパー 57 阪神・淡路大震災 32 , 36 , 44 ヒートボンプ 164 非常用エレベーター 185 非常用発電機 177 避雷設備 190 ビルエネルギー管理システム 194 ビル ( 風 / 風害 ) 66 , 69 フアジー制御 161 風圧力 65 風洞実験 71 複層ガラス 169 物進方式 137 フラットスラブ 23 , 219 プレース 30 , 57 , 122 , 130 プレキャスト工法 215 プレキャストコンクリ 104 プレキャスト・プレストレス トコンクリート造 135 フロアクライミング方式 142 , 144 , 151 平成 7 年兵庫県南部地震 32 曲げモーメント 83 マストクライミング方式 141 , 144 , 152 マリオン 89 無目 89 免震構造 49 , 51 メンテナンス 192 もつばら物 108 山 ( 崩し / 積み ) 100 山留め 117 油圧式エレベーター 154 床板 124 ユニット化工法 126 揚重 96 , 103 養生期間 98 容積地区制 42 ・ら行 ライフサイクルコスト 200 落雷 190 ラーメン架構 88 , 217 194 , 変電設備 176 防煙垂壁 181 防災センター 192 方立 89 ポックス柱 77 ポテンシャルエネルギ ・ま・や行 マグニチュード 36 間配り 106 幻 0 ー論 40 ランニングコスト 215 リサイクル 106 , 108 リデュース 106 , 107 リニアモーター式 エレベーター 155 リニューアル 199 リフト 105 リュース 106 , 107 レベル ( 1 / 2 ) 暴風 64 ロープ式エレベーター 154 ロジスティックス 105
N. D. C. 526.9 230P 18cm ブルーバックス B-1683 ずかいちょうこうそう 図解・超高層ビルのしくみ 建設から解体までの全技術 2010 年 5 月 20 日第 1 刷発行 かじま 編者 鹿島 鈴木哲 発行者 株式会社講談社 発行所 〒 112-8001 東京都文京区音羽 2-12 ー 21 出版部 03-5395-3524 電話 販売部 03-5395-5817 業務部 03-5395-3615 体文印刷 ) 豊国印刷株式会社 印刷所 ( カバー表紙印刷 ) 信毎書籍印刷株式会社 本文データ制作株式会社さくら工芸社 製本所株式会社国宝社 定価はカバーに表示してあります。 ⑥鹿島 2010 , Printed in Japan 落丁本・乱丁本は購入書店名を明記のうえ、小社業務部宛にお送りくださ い。送料小社負担にてお取替えします。なお、この本についてのお問い合 わせは、プルーバックス出版部宛にお願いいたします。 く日本複写権センター委託出版物〉本書の無断複写 ( コピー ) は著作権法 上での例外を除き、禁じられています。複写を希望される場合は、日本複 写権センター ( 03-3401-2382 ) にご連絡ください。 ISBN978 ー 4 ー 06 ー 257683 ー 3 一 i