脳が「やる気」を起こす魔法(ミスティック・クール) : あなたの人生が、この瞬間から変わります!

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ストレス反応は、わたしたちが張り巡らせているレ 1 ダ 1 の外で起きています。だから、 ストレスが心をずたずたにして、体にさまざまな症状を引き起こしても気づかないのです。 気づかないまま症状が深刻になれば、ストレスは性化し、身体も認知活動も感情も大きな 悪影響を受けるでしよう。 充実した人生をもたらす、あなたのなかの「台風の目 . 本章では、ストレスという台風を分析し、そのいろいろな顔を明らかにしていきます。自 分にはどんなストレスがあるのかじっくり観察し、自分のパターン、 いうなれば指紋を理解 してください。それができたら次章では、い よいよ台風の目に到達します。 ギリシア人の言葉を借りれば、「台風の目ーとは安らぎと喜びに満たされたダイナミック な場所です。自分のベストの状態に到達できる場所であり、充実した人生そのものです。ス トレスを抱えた心にとっては、そこは荒れ狂う海のはるか向こうの海岸のように思えるかも しれません。だからその存在を信じられません。でも台風の目は思いのほか近くにあります。 せいひっ 実際、その美しい海岸に上陸して静謐な環境で一日を過ごした経験は、そんな昔のことでは ないのです。つまり問題なのは、嵐の目が存在するかどうかではありません。毎日そこに到 1 20

達し、一日じゅう過ごせるようになるにはどうすればよいかそれが問われているのです。 そして、そのための大きな一歩が、「気づき」なのです。 ストレスは心が作り出す「思い込み」にすぎない ストレスの原因は客観的な事柄ではなく、じつは主観的な要素なのです。ストレス状態の 心は外の世界の出来事に原因を求める傾向が強くなりますが、実際には外部から攻撃される よりも、内面で発生するケースのほうがずっと多いのです。 わたしたちの心は優秀なあまり、ストレスを感じるような出来事を頭のなかでいろいろと 勝手に作り出してしまうわけです。しかもストレス反応が進行中のときには、ネガテイプな 園 の感情を事実だと思い込み、他人に責任を押しつけるようになるのだから困ったものです。こ 生んなひどい目に遭っているのはあいつのせい、あんな出来事があったせいだと考えます。自 あ 分の考え方や感情や気持ちに問題があるなんて、まったくわかりません。要するに、ストレ 中 の ス状態の心は被害者意識が強く、自分のつらい感情の原因が自分にあるとは考えられないの 目です。 風 ここで、カリフォルニア大学バークレ 1 校出身の著名なストレス研究家、リチャ 1 ド・ラ 台

ザルスが考案したストレスの定義を紹介することにしましよう。彼の定義は、ストレスとス トレッサーを明確に区別しています。ストレッサーとはストレスを与える何らかの刺激のこ とで、相対的なもの。だから同じストレッサーにさらされても、無気力になる人もいれば逆 に元気が出てくる人もいるわけです。一方、ストレスとは、とても自信はないけれど何とか しなくちゃといけないというプレッシャ 1 。要するに、大変な場面にうまく対応できるかど うかは、気持ちしだいだと言えるでしよう。 自分はどんなパターンに圧倒され、行動を制限されているのだろうか。それが明確になれ ば、気持ちをシフトしてパタ 1 ンから解放されるのも簡単になるはず。 強力なツール、「誘導イメージ療法」 ここからは、日常生活で感じるストレスにもっと気づくようになるための方法を紹介しま しよう。大切なのは、ストレス反応を促す思考や感情、感覚、気持ちなどを明るみに出すこ とです。ただし、くれぐれも自分を非難しないようにしましよう。そのうえで目をそらさす、 学習プロセスの一環だと思って積極的に向き合うのです。そして、無理に状況を変えようと しないことです。ネガテイプなものや理不尽なものも含め、すべてをありのままに受け入れ 1 22