物語ビルマの歴史す目次
序章ビルマ ( ミャンマー ) という国 1 ビルマかミャンマーかーー・国名をめぐる基礎知識 2 国土と自然環境 3 多民族・多言語・多宗教の国 コラム 1 ビルマ人の名前 コラム 2 ビルマのことわざ 第 1 章王朝時代のビルマ 先住の人々 2 上座仏教 3 ビルマ民族の王国 4 最後のビルマ王国ーー・コンバウン朝 英緬戦争とビルマ王国の終焉 コラム 3 『ビルマの竪琴』という幻想
コラム 4 ビルマ最初の王は選挙で選ばれた ? 第 2 章英国植民地下のビルマ・ 1 押しつけられた国家 0 9. 2 段階的な自治権付与 3 植民地軍からのビルマ民族排除 4 首都ラングーンの変貌 コラム 5 ビルマ米はどこへ何のために輸出されたのか コラム 6 ラングーンの路面電車とトロリーバス 第 3 章ビルマ・ナショナリズムの擡頭 1 ビルマ人中間層とナショナリズム 2 仏教青年会 3 西欧人に対する「パゴダ内土足禁止ー運動 -6 9. 109 125 0 ′ 1 。 7
4 ビルマ人団体総評議会 5 我らのビルマ協会 ( タキン党 ) 6 バモオ博士ーーはじめてのビルマ人首相 コラム 7 卒業が難しかったラングーン大学 コラム 8 ビルマ国歌の元歌に見られるウルトラ・ナショナリズム 第 4 章ビルマ人行政エリートの世界 1 インド高等文官 ( — 0 co ) によるビルマ統治 2 ビルマ人— 0 の誕生と増加 3 ビルマ人高等文官と政治家との関係 コラム 9 インド高等文官 ( — ) をめぐる「深くて暗い河」 第 5 章日本軍の侵入と占領・ 緊迫する国際状況 134 117 174 148 161 181
8 2 南機関の謀略活動 3 日本軍政と「独立」付与 4 悪化する民衆の生活 0 5 泰緬鉄道建設工事 6 抗日武装蜂起 9- 7 ビルマ史のなかの日本占領期をどう見るか コラム 川ビルマ独立義勇軍から鈴木敬司大佐への感謝状 コラムⅡ抗日蜂起の宣言文 コラムバモオ博士の戦後 第 6 章独立への最短距離ーー対英独立交渉・ 英国の対ビルマ政策の変化 2 一年以内の独立を目指して 3 アウンサン暗殺 204 193 225
4 アウンサンの跡を継いだゥー 5 独立の外側に追いやられた人々 コラム ビルマに同情したアイルランド出身の総督 コラムⅡ暗殺者ウ ー・ソオの日本観 ー・ヌ首相の時代 第 7 章独立後の現実ーーウ 一九四七年憲法体制とウー・ ヌ政府の混乱 2 日本との関係ーーーコメの輸入と戦後賠償 4 3 遠のく旧宗主国 コラム「日本は兄、ビルマは弟と明言したビルマ政府使節団 第 8 章ビルマ式社会主義の時代ーー国軍による統治① 9- 1 ビルマ式社会主義の理念と現実 2 一九八八年ーー全国規模の民主化運動 288 233 277 293 297 275
コラム浦三代目はビルマ人ーー国連事務総長 コラム日本の対ビルマ O 第 9 章軍事政権とアウンサンスーチ】 軍政一一三年間の歩み 2 アウンサンスーチーの思想と行動 ネガティヴ思考の「傑作」コピー コラム絽軍政期のスローガン 二〇二年以後 第川章軍政後のビルマ 1 二〇一一年三月の「民政移管」と二〇〇八年憲法体制 2 アウンサンスーチーの政治参加 0 3 国際社会の反応 -4 コラム「私は魔術師ではない」 アウンサンスーチー来日時の発言から 314 国軍による統治②・ 353 400 325
終章ビルマ・ナショナリズムの光と影・ 克服すべき三つの課題 4 2 排他的ナショナリズムの克服 -4 コラム全ビルマ恐妻家連翠ーー永遠不減の全国団体 あとがき 4 参考文献 8 関連年表 -4 432
根本敬 ( ねもと・けい ) 1957 年 ( 昭和 32 年 ) 生まれ . 国際基督教大学大学院比 較文化研究科博士後期課程中退 . 東京外国語大学アジ ア・アフリカ言語文化研究所教授などを経て , 現在 , 上 智大学外国語学部教授 . 専攻 , ヒ・ルマ近現代史 . 著書『アウン・サン一一封印された独立ビルマの夢』 ( 岩波書店 ) 『抵抗と協力のはざまーーー近代ビルマ史のなかのイ ギリスと日本』 ( 岩波書店 ) 『ビルマ独立への道ーーーバモオ博士とアウンサン将 軍』 ( 彩流社 ) など ものがたり 物語 れきし ビルマの歴史 中公新書 2249 定価はカバーに表示してあります . 落丁本・乱丁本はお手数ですが小社 販売部宛にお送りください . 送料小 社負担にてお取り替えいたします . 本書の無断複製 ( コピー ) は著作権法 上での例外を除き禁じられています . また , 代行業者等に依頼してスキャ ンやデジタル化することは , たとえ 個人や家庭内の利用を目的とする場 合でも著作権法違反です . 2014 年 1 月 25 日発行 著者根本敬 発行者小林敬和 本文印刷三晃印刷 カバー印刷大熊整美堂 製本小泉製本 発行所中央公論新社 〒 104-8320 東京都中央区京橋 2-8-7 電話販売 03-3563-1431 編集 03-3563-3668 URL http : //www.chuko.co.jp/ ◎ 2014 Kei NEMOTO PubIished by CHUOKORON-SHINSHA, INC. Printed ⅲ Japan ISBN978-4-12-102249-3 C1222