トム・ソーヤーの冒険〈下〉 (岩波少年文庫)

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て軽きは、彼女が足どり。 かんび かくのごとき甘美なる思いのうちに、時は矢のごとくにすぎて、さばかり輝かしき夢 かのじよ を描きし、至楽の世界に入るべき、あこがれの時はきたりぬ。魅いられたる彼女が目に いかにすべての物の、魔法の世界のごとくに映りしことぞ。次々に移りゆく場面は、 いよよあでやかになりまさりゆく。さりながら、しばしののちに、彼女はさとりぬ、こ みりよう あま の美わしきうわべのかげは、うつろなるを。かっては彼女が心を了したる甘きことば あた ぶとうしつみりよく は、いまは不快なるひびきを与え、舞踏室は魅力を失いぬ。かくては、健康もそこなわ / 、じゅ、つ れ、心は苦汁に満ちて、この世の快楽は、魂のあこがれをみたすことあたわずとの信念 をいだき、彼女はその場をはなれゆくなり。 ろうどく とまあ、このようにつづくのである。この朗読の間、ときどき、満足をあらわす、低いざわ めきが起こって、それといっしょに、「まあ美しいこと ! 」とか、「なんてうまいお話 ! 」と かんたん きみよう えんぜっ か、「まったくそのとおり ! 」とかいうような感嘆のことばがささやかれ、その演説が、奇妙 なや ねつきようてき に人を悩ますようなお説教で終わりをつげたときのかっさいは、熱狂的なものであった。 うる えが しらく たましい うつ かがや

つぎに、薬と消化不良から来る、みように青白い色をした、すらりとした、陰気な娘が立 ちあがると、「詩」を読んだ。このなかから、二節を引用すれば、たくさんだろう。 1 リの娘アラバマに別れを告ぐ さらばアラバマいとしの汝よ されどもしばしいまは別れん しにみちて かなしき思、 むね 燃ゆる思い出胸にむらがるー 汝が花咲く森をさまよい タラブーサ河畔に文をば読みて タラシ Ⅱのたけき流れに 耳をすましぬあかっきの光 待ちあぐねしはクーサの岸べ かはん むすめ ふみ なれ いんき むすめ

頭、精神などという テー ということばの意味を知っていた人は、ほとんどいなかった。そ 意味のフランス語 れにもかかわらず、この詩はたいへんみんなを満足させた。 つぎにあらわれたのは、顔色のあさ黒い、目も髪の色も黒い娘さんで、その子はちょっと ひげきてき だまって、期待感を与えてから、悲劇的な表情を浮かべ、落ちついた、おごそかな調子では されどあふるる胸のうちをも なみだ 涙の目をもわれはかくさじ わが別るるはなっかしの土地 吐息つきつつはなるるは友 な わがふるさとは汝をおきてなし いま汝が谷を去るーーーわが目より とう 消えゆく塔よいとしアラバマー 生くるかぎりはわが目わが胸 なれわす ああわがテート汝を忘れじ あた かみ むすめ