Xazsa : ザザ ver.2

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「違うでしよ。君の歌と張りあえるようなギターは、俺にはもうしばらく無理だろうねって話 をしているんでしよ」 と。グラサンの向こうがわで、妙にカノンが : なんだこいつ、照れてるんだろうか、もしかして。おー ? 「俺の歌なんて・ : : ・俺はただ、「ツアイト』の音を目標にして、やってきただけだし : : : 」 ・ : おいこら。 「憧れの「テッ』と組めただけでも、身に余ってるし」 しゅしっ いきなり殊勝になるんじゃない。 「それで「キョウヘイ』が俺のために弾いてくれたらどんなにつて : ・ やめなさい、そこで赤くなるのは。 底の見えない奴だなあ。面白いけど。ギャップがあって。 「張りあうなんて次元じゃなくて、京平さんが弾いてくれればそれでいい、哲郎さんと京平さ んのツインがもう一度聴きたい、そして一緒にステージに立ちたいって、俺は純粋にそういう 気持ちで言ってるんです」 * 「あのなあ。か弾きさえすりやどんなフヌケた音でもいいなんて、プロのポーカリストとし てあるまじき態度だぜ ? 」 あこが

「ーー京平さんがそんなダサい音、出しますか ? 」 ひとみ きらり、とカノンの瞳が光った気がした。 「プロのギタリストとして」 : こいつ。 コーディネート 哲。やつばりおまえ、さすがだ。こんな逸材を放っとかなかったあたりが。お膳立てした玲 子も玲子だ。名実ともに、とんでもないユニットだ : ・ 音楽界なんて、あっという間に移り変わる。俺の知らないうちに。たった二年でも。そして 俺はいつまで『いい音楽から遠ざかって』ぬくぬくと気持ちの良い生活を。 優しいだけの毎日を。 「こうやって惚れられてるうちが華よ、京平。チャンスってのはいつでも転がっちゃいないん だから」 しんらっ 例によって辛辣な玲子さんのロ。でも、ただ厳しいだけの一一 = ロ葉でもないことは俺にもわか る。 と土 6 り・ ひとはた トキオは単身アメリカに渡り、一旗あげるという話。べースの泊は足を洗ってディレクター 稼業。ドラムの三戸はスタジオミュージシャンとして活躍して業界じや有名。「ツアイト』の メイハーで、解散後、きっちりした身の振り方を決めてないのは俺ひとりだ。フラッとラジオ のなんかやって。たまに楽器屋でビアノなんか弾いて。モラトリアム人生ってやつで。 かぎよう はな

誰もが俺を気遣い、俺に同情し、俺のことを悲劇の主人公にした。だけど玲子だけは初めか ら違っていた。解散なんて俺のわがままに過ぎないと言いきった。そのくせ、こうして見捨て ずに今まで : : : そしてこれからも、俺を信じつづけてくれるのだろう。玲子ってのはそういう 相手だ。 「ケジメはつけなきゃねー と、玲子。 「俺は別に、今度かぎりのチャンスだなんて思ってませんよ」 カノンが横からロを出す。可愛いなあ。 で、俺は。 答えなきゃならない。俺自身は、どうしたいと思っているのか : ・ え ? 何だよ、おい。 ちょっと待て。どうして。 なんでこんなところでつ : 「京平さんっ卩」 誰かが遠くで叫んだみたいだ。あ、そうか、ウェイター君だ。さすが反応が早い。そんなこ