医者が末期がん患者になってわかったこと・目次
編者ノ 1 ト 第一章脳外科医が脳腫瘍になったとき : 医師としての最後の仕事 悲劇のはじまり 頭痛と闘いながらの手術 これが本当に私の脳なのか 知られたくない おまえは敗れたんだ 夫婦喧嘩と規子からの手紙 第一一章脳外科医への階段・ 優れた脳外科医とは 私が脳外科医を目指した理訂 初めての患者 修業時代 序章に代えて :
自らの脳細胞を鍛えよ、つ 初めての脳外科手術 研究生活 限りなき子供の可能性 規子 第三章逡巡の日々 : 「かわいそうに」と田 5 われたくない 決意 つらすぎる日々 第四章患者になって初めてわかったこと : 妻の涙 入院、そして娘からの手紙 本当に必要な検査とは 107
第五章運命の日 : 手術当日 患者になってわかった不快感 脳死と臓器移植について 第六章回復 : 苦しいグルグル思考 放射線治療 思いもかけない後遺症 復帰への努力 第七章再発 : 、んつ、こんなところに ? か′ル ) 闘、つべさ , か 再手術 二度目の退院 125 141 179
お白洲 第八章最後の挑戦 : 再々手術 悪平等の日本医療 終章に代えて : 編者ノート 【論文】脳腫瘍治療の最近の考え方 : 249 237 225
【著者】 岩田隆信 ( いわた・たかのぶ ) 1947 年愛知県名古屋市生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、母校での研 究生活を経て長野県飯田市立病院、栃木県済生会宇都宮病院、神奈川県川 崎市立川崎病院に脳外科医として勤務。 1990 年、昭和大学医学部助教授に 就任。悪性脳腫瘍治療の最前線で活躍。わが国屈指の名医と評価されるが、 1997 年 1 月、自身に悪性脳腫瘍が発病、母校で同年 4 月、 7 月、 10 月に計 3 回の手術を受けた。現在、激痛、麻痺に悩まされながら懸命の闘病生活を 送っている。 【編者】 河野汁一 ロ ( かわの・こういち ) 1955 年鹿児島県生まれ。 79 年、明治大学を卒業後、「女性セプン」を中心に 取材・執筆活動を続けている。取材事務所「ザ・ライトスタッフォフィス」を 主宰。編・著書に「花田きゑの「人生がんばんねば」」 ( 徳間書店 ) 、「城彰二 素顔の青春 - 」 ( ラインブックス ) 、「「天国の夫」への手紙」 ( 同文書院 ) など がある。 【取材協力】 【撮影】 飯倉あゆみ ( ザ・ライトスタッフォフィス ) ある脳外科医が脳腫瘍と闘った凄絶な日々 医者が末期がん患者になってわかったこと にんにん企画 1998 年 7 月 28 日第 10 刷発行 1998 年 2 月 1 日第 1 刷発行 ( 検印省略 ) 著者岩田隆信 編者河野浩一 発行者杉本惇 発行所株中経出版 〒 102-883 FAX 03 ( 3262 ) 6855 振替 00110-7-86836 03 ( 3262 ) 2124 ( 編集代表 ) 電話 03 ( 3264 ) 2771 ( 営業代表 ) 東京都千代田区麹町 3 の 2 相互麹町第一ビル 乱丁本・落丁本はお取替え致します。 D T P / 佐藤修一印刷 / 精興社製本 / 島田製本 ◎ 1998 The Right Stuff Office,Printed ⅲ J 叩 an. ISBN4-8061-1114-7 C0047