サンデー毎日 2017年04月30日号

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激宣 レース 「森友問題」で安倍政権が揺れるなか、「 1 強支配」 の沈黙を破るように、石破茂氏が戦闘開始宣言たる新 長期化した場合には、必ず政権が発足して 4 年 4 カか、国債バブルをいたずら 著『日本列島創生論』を刊行。ポスト・アベノミクス や次を狙う者が複数名乗り月が経過、なお 3 期 9 年のに膨らませ、文字通りアベ から「不健全なナショナリズム」批判まで、「サンデ を上げ、政略、構想を競い長期政権を目指す構えであノリスクに転化しつつある。 ー時評」倉重篤郎が石破氏の政治構想に迫る。 合い、時には手厳しい政権るにもかかわらず、ポスト集団的自衛権行使容認と へいたん 批判をしたものである。 権力は批判者がいてこそよって良く機能する。 安倍の後継者たちの名前が地球の裏側までの兵站支援 かいしゃ 鍛えられ、民主主義は多様かっての自民党政権には佐藤栄作政権では「三角かってのように人口に膾炙を可能にした新安保法制は な選択肢が示されることにそれがあった。特に政権が大福中」 ( 三木武夫、田中角されないのである。党内でどうか。初施行の南スーダ かったっ 栄、大平正芳、福田赳夫、中の闊達な言論も失われつつ ン派遣活動では日報 曽根康弘 ) の 5 人、中曽根ある。うるさ型が目を光ら問題でポロを出し、東アジ 政権では「安竹宮」 ( 安倍せていた党総務会も、異論ア情勢が緊迫する中、戦闘 晋太郎、竹下登、宮沢喜一 ) を述べるのは今や村上誠一 に巻き込まれるリスクをよ の 3 人、小泉純一郎政権で郎氏 1 人という寂しさだ。 り高めているように見える。 しか は「麻垣康三」 ( 麻生太郎、 自民党はいつの頃から茶原発エネルギー政策も然 谷垣禎一、福田康夫、安倍坊主政党と化してしまった り。安倍氏周辺の経産省人 そんたく 晋 (l) の 4 人がそうだった。のか。忖度と遠慮と保身と脈主導の再稼働路線が袋小 個性的な挑戦者たちであポスト欲しさが、党内一一一一口論路に入っていることは、東 った。次への野心をたぎらを金縛りにしている。 芝の経営危機、東電再建の せ、同志を集め、政権構想 これでは権力政党として困難さからも伝わってくる。 を練り込んでいた。異なるの風格を欠くばかりか、そ それに加えて森友疑惑で 価値観、路線を模索するこの役割を十全に果たせない ある。この国有地格安払い とが、政権与党としての懐のではないか。なぜならば、下げ問題ほど、突っ込みど を深くし、政治に対する選政権の基幹政策がいずれもころ満載のものはない。果 択肢を広げた。メディアも行き詰まっているからだ。 たして適正な行為だったの 健全な政策論争としてそれ脱デフレを錦の御旗にしか。関連資料廃棄の是非、 をバックアップした。 た異次元金融緩和政策は、首相の妻昭恵氏の関与の度 この自民党の古き良き伝 2 年で消費者物価を 2 % 上合い、忖度の有無 : : : 。こ 統が第 2 次安倍晋三政権下げるゴ 1 ルをいまだ達成でれだけの国民の関心事、与 かんかんがくがく で崩れ始めている。 きていない。であるばかり党内でも侃々諤々の議論が 1

ーホスト安倍 戦聞開始 石破茂が あってしかるべきはずなの皇譲位、森友問題で発一言を低で、食料もエネルギーも だが、それが一向に出てこ始めた。 2 年間にわたる地生産しない東京への一極集 方創生担当相の経験を生か中だ。東京もハッピーなわ けではない。かって人類が 政権与党内のこの不健全した著作『日本列島創生論』 ( 新潮新書 ) を先日出版し経験したことのない超高齢 極まる無一一一一口論状態の中、こ たばかりでもある。 化社会に突入し、首都直下 の人にロ火を切っていただ がいぜん くことにした。 皮切りにこんな質問をし地震や富士山噴火の蓋然性 ぜいじゃく 石破茂氏である。昨年 8 てみた。新著は、来秋の総が高く、とても脆弱なと 月の内閣改造で閣僚職を辞裁選に向けての戦闘開始宣ころに人、モノ、カネが集 中している。東京も地方も 退、野に下って 8 カ月。ポ言ですか ? 「そう言うと、センセー不幸な現状を何とか変えね スト安倍の筆頭格でありな ショナルになる。書かれるばならないと感じた」 がら、いま一つ迫力を欠く、 「地方消滅というが、今起 と一言われてきた。最近、天のはご自由ですが」 こっているのは日本消滅 地方消滅どころか「日本が消滅」だ。有事は北朝鮮のミサイ ルだけではない。国家主権 田中角栄氏の『日本列島日本の人口減への強い危の大切な要素である国民が 改造論』 ( 1972 年 ) 、大機感を表明、もう一つの安どんどん減るのもまた有事 ではないか」 平正芳氏の『田園都市国家全保障問題と位置づけた。 新著では、異次元金融緩 「地方創生担当相になっ の構想』年 ) 。いずれも 政権獲りの前に政権構想をて、驚いた。このままいく和と機動的財政出動を軸に 意識した著作を発表したと人口は急減、 2100 年したアベノミクスの限界を が、それと同じ志か。 には約 5 2 0 0 万人にな指摘している。 る。その原因は出生率が最「確かに実質の成長、 「私の思いの一端です」 「森友問題」政権の対応に違和感 マ自己過信、他者軽視のナショナリズムを繰り返すな 意、マアベノミクス後の政策が重要

株価好転には貢献した。たフレの時代しか知らない。 こと。資本主義経済として「いっかはポスト安倍総理産は適正な対価なくして譲 だ、これはある意味時間稼だから気持ちがデフレにな正しいとは思わない。企業の時代になる。これからの渡や貸し付けをしてはなら鬨 ぎであり、いつまでも続けっている。物価ではなく、の新陳代謝や労働力の流動時代は、外交・安全保障政ない』という条項に照らす ることはできない。日銀がむしろ賃金上昇を政策目標化にもつながりにくい。今策、社会保障政策、経済政と、極めて異例とは = 一〕える 無限に国債を買い続けるこに置くべきではないか」 後は賃上げ、利上げを念頭策、どれをとっても難しい のだろう。行政が適切に執 とはできないし、公共事業ゼロ金利をどう思う ? に置いた政策が必要になっかじ取りを迫られる」 行されたかどうかという点 の財源にも限りがある」 「お金の値段がゼロというてくる」 「社会保障については、抜についてきちんと説明し、 金融、財政政策での限界 本的制度改革を避けて通れ今後改めるべき点があるな ない。金融緩和策も出口をら改めると率直に言ったほ が近づき、 3 本目の矢であ「森友問題」は議会で明らかにすべき る成長戦略も現時点では不 どうするか、議論に入らな うが、国民の理解と共感が 発だ。その中で、地方創生またぞろ財政出動論が出財政政策になりうるのではければならない。誰がやっ広く得られるように思う」 を成長戦略として改めてとている。 ないか。政府が人材育成のても簡単な話ではない」 昭恵氏の秘書のファクス らえ直そうとしている。 いつまとめる ? 「シムズ ( 米プリンストンコストを担うことで、民間 問題はどう考える ? よみがえ 「地方が蘇ることなくし大教授の『物価水準の財のイノベーションに繋げる 「私自身に関して言えば、 「違法行為があったわけで て日本が蘇ることはない。 政』 ) 理論を勉強中だ。金ことも可能だろう」 もう少し時間が必要だ」 はないが、行政の価値は公 何も夢物語ではない。明治融が限界なら財政出動に戻「何に投資するのか、どう 「ただ、地方創生というの平、公正であること。籠池 維新は地方の志士たちによろうという議論だが、自律やって生産性を上げていく は、日本の多くの問題を解 ( 泰典 ) さんが頼んでも、 って成就、戦後の日本も大的な民間需要につながる財のか。地方を回ってわかる決する突破口になりうると別の人が頼んでも同じこと きな動きは地方から始まっ政出動のあり方と財政規律のは、農業、漁業、林業、思っている。日本人がもつでなければいけない。籠池 ていることが多い」 を取り戻す道筋を考えなけサービス業、なかんずく観と自分自身の幸せを実現でさんがしつこく頼んだか 著作では氏が出会った現ればいけない 光、宿泊、飲食業の生産性きるようになること、人生ら、結局、満額回答になっ 代の志士たちの挑戦、奮闘 「ケインズの言うように、、向上の可能性だ。そのためを楽しく送ること、それに たのだと思われてしまって ぶりが描かれているが、そ穴を掘って埋めても経済政の財政とは何か。と同時に、 よって抜本的に変わりうる いるのではないか」 れは読んでいただくとし策だというのは今の日本に国債の信用を維持し、財政ことがたくさんある」 政権側はゼロ回答と強弁 て、氏の金融・財政論を問は妥当しない。生産性を向規律を取り戻すにはどうす森友問題について聞きたするが。 うた。なぜ物価上昇率 2 % 上させるための財政政策をべきか。ポスト・アベノミ 。国有財産は果たして適「私にはよく理解できてい が達成されないのか。 どう考えるか。その意味でクスとして考えていかなけ正に払い下げられたか ? ない。推測で言ってはいけ 「今の若い人や経営者はデは、教育の無償化は立派なればならない」 「財政法第 9 条の『国の財ないことであり、行政が適 つな