週刊東洋経済 2017年3月25日号

キーフレーズ

銀行 日本 常務執行役員 執行役員 フィンテック 金融庁 金融機関 週刊東洋経済 企業 米国 中国 可能性 地銀 三井住友 プルトニウム 社長 事業 金融 経営統合 会社 メガバンク フィナンシャル サービス 必要 ドイツ 資本金 専務執行役員 できる ビオトープ 向け パワハラ 東洋経済 情報 横浜 デジタル通貨 アプリ 六ヶ所再処理工場 英国 融資 業務 開発 取締役 技術 問題 システム 中央銀行 三陽商会 水素 決済 世界 金利 クラウド 000 INTERVIEW ビジネス 活用 利用 民進党 互助会 考え 提供 自社 ソフトバンク 多く 商品 トヨタ 今後 信託銀行 SMBC 支援 処理 toyokeizai ココダョ 専門家 核兵器 関係者 取引先 評価 ニューヨーク 環境 顧客 http:// 機能性表示食品 2016 貸し出し 個人請負 投資

目次ページ

森目の 迫 り 来を 3 年目が見えてきた辣腕トップ ー。ー検査は監督手法の →見直しは道半ば に金融庁発足当初の方コ ルールを重視した事後チェック行政 厳格な個別資産査定中心の検査 法令順守確認の徹底 一定の成果 不良債権問題が収束 現在推進中の取り組み つレールと原則の最適な組み合わせ ) ・個別資産査定は金融機関の判断を できるたけ尊重 担保・保証に過度に 依存しない融資への転換促進 問題提起と対話を通した金融機関の 自主改善 金融機関の優れた取り組みの 掘り起こしと情報提供 全融業界にさまざまな注文 をつけてきた森信親長官。 3 年目への突入か濃厚だ 融庁トップの続投が濃厚にな 2 、ってきた。森信親氏 ( 198 0 年旧大蔵省入省 ) が長官に就任し済 たのは 2015 年 7 月。これまで 2 洋 年が常識の ' 任期満了。が近いだ刊 が、複数の関雋の話によると、続週 投を固辞した森長官に対して官邸サ イドが慰留したもよ、つだ。長官 3 年 目となれば、五味廣文氏、畑中龍太 郎氏に次いで 3 人目となる 今年の人事では、金融庁のいわば 親元である財務省の事務次官に福田 淳一主計局長 ( 年入省 ) の昇格が 確実視されている。両省庁間の人事 異動を含めたコミュニケ 1 ションの 維持を老蘆すれば、年次の逆転は望 ましくない。そうした事情ものみ込 んで、麻生太郎副総理や官邸が森長 官の実績を高く評価し、続投を後押 ししているものと考えられる 一方、次の長官含みで局長人事も 決まる。遠藤俊英監督局長を森氏と ともに続投させ、次の長官含みとす 週刊金融財政事情」元編集長・桑原稔

特集 / 銀行マンの運命 ■最大のテーマはオン・オフー体化 ー金融機関との対話を重視した体制へー 監督 検査 定期的に実施 金融機関に対す 金融機関に る日常的なヒアリ 検査を予告 ングや資料徴求 立ち入り検査 検査結果の通知 るのか、はたまた氷見野良一一一金融国原則として資産査定を行わないとい り高度なサービスを引き出すためが不十分ではないのか、という問題 際審議官を監督局長に据えて、次の う大担な方針を打ち出した。一方に、金融庁は金融機関との「対話」意識を金融庁が持つのは当然だっ 長官候補とするのか監督局長経験で、決算データを含む経営状態、経を重視する。そのための新たなツ 1 者が長官になるというパタ 1 ンか確営環境に関するヒアリングや報告徴ルが、昨年 9 月に発表した「金融仲 そこで両者の言い分を把握するた 立されているが、それを崩し、総務求など ( オフサイトモニタリング ) 介機能のべンチマ 1 ク」である めに設計されたのが、今回のべンチ 企画局長や金融国際審議官から長官を強化。そこから得られた重要と思 金融機関がサ 1 ビスの質を高めて マ 1 クというわけだ。政府が進める になるという可能性は否定できなわれる事項について、金融機関にフ いくには客観的な自己評価が必要だ ロ 1 カルアベノミクスや地方創生と 森長官 3 年目となれば、幹部人イ 1 ドバックしている ( 左図 ) 。 として、合計のべンチマ 1 ク ( 共軌を一にするものだけに、金融庁に 事もそうと、つもつれそうだ。 この構想は森長官が 5 年前の総括通項目 5 、選択項目を設定してとって当面の大きなテ 1 マの一つと 審議官時代から温めていたもの。当 いる。中核となるのは、「取引先の いえる。官邸が森長官を評価するの 総括審議官時代に構想 時の長官である畑中氏の強い後押し経営改善と成長にどれだけ協力しても、金融サ 1 ビスを通じた地域企業 検査方針の大胆な転換 を得て、検査局長、監督局長へ昇格 いるか」「取引先の事業再生の実態」の成長を促している点である。 幅広い金融行政の中で森長官が最するとともに、実現に向けてを「担保や保証に依存した融資姿勢か べンチマークの運用で も力を入れてきたのが、モニタリン進めてきた。 らの転換」の三つであり、事業性評 警戒感を強める銀行 グ体制の見直しだった。立ち入り検新たな方針のポイントは、当局に 価に重点を置いている。 査 ( オンサイトモニタリング ) によ顔を向けた基準の順守ではなく、取 金融庁の考え方はこうだ。地域経現在、大半の地銀・第 2 地銀がべ る金融機関の資産査定を主体とした 引先に対する質の高い金融サービス済を担う企業の成長なくして、金融ンチマ 1 クを当局に提出し、内容を 検査方針から大きく舵を切り、金融提供 ( ベストプラクティス ) を金融機関の成長、あるいは健全性の維持Ⅱで公表した地銀は行を超え 機関の自主的な資産査定を尊重し、機関に求めているところにある。よ は図れない。つまり地元企業の成長た。内容を見ると、たとえば取引先 と金融機関の成長はウイン・ウイン数に占める経営改善・支援先数など の関係であるべきだというもの の割合は決して高くない。金融庁は 金融機関の監督が金融庁の主な役「目標達成と手法の活用度合いが整 割だが、今ではさらに先の取引先の 合的ではない」とやや批判的に見て 経営状態まで目線が及ぶ。今回のべおり、対話がどう進められるのかが ンチマーク第疋前、金融庁は金融機大きな焦点となるだろう。 関と取引先の関係について、取引先 べンチマ 1 クに基づいて一小される 1000 社へのヒアリングを実施。のは数値が主体で、どうしても画一 そこで明らかになったのは、両者の的な評価になる可能性がある。たと済 言い分のギャップだった。企業側か えば、同規模の金融機関に比べて水経 らは「金融機関は相変わらず担保・準が低いと当局から説明を求められ煉 保証がないとおカネを貸してくれなるといった懸念は付きまとう。べン週 い」との認識が示された。金融機関チマ 1 クは「ルール」ではなく「ツ は企業の性評価や成長を見る目 1 ル」にすぎないと金融庁がいくら 5 従来の仕組み フォローアップ 新しい仕組み オフサイト モニタリング ・経済、市場全体の分析 ・金融機関の決算、業況の分析 ↓ 金融機関の 経営特性を把握 重点先や 重点事項の抽出 モニタリング 対、実把握、 ) ← 改善状況の確認 必要に応じた オンサイトの検査 ・重点課題に絞った 機動的な個別の 立ち入り検査 ・複数の金融機関 に対する横断的な 検査 、」 0

4 と再た 監社てと大一管金が 説明しても、どんな対話になるのか 局 5 新者 辟会し豫ての移、声 融際議 が見えていないのが現実だ。 も 令も蕉個証か比員こ推 昨年に発表された金融行政方針に 済 の夏。一る 総務企画局 経 証蔵う姿視金の設 再 法のうのれい 、 2 大行の監を今新 「日本型金融排除の実態把握」とい 置ころ△口さる を証初。矛。の 0 カ 9 、 東 検査局■ 、つショッキングな文言が盛り込まれ 設、だ統定あだの 1 に見、当る業る 刊 、いグれ局の融長 府めるの想うる % 機諡在 週 た。まだ借り入れの可能性がある企 閣たれ局もよなを・現してンら場庁 監督局・ 1 査こ 内うさ督と局のにし件査、大っリえ市融金 等会 新 業に対し、十分な担保や保証が取れ ば伴示監こ場補点扱事調が拡なタ考 金 引員 を れががとる市候焦の墺のたがとニもはだ 取委 ないことを理由に金融機関はその可 局 後 0 券視一部業務を と措方日ばりこ員市さ範糸なこ内よ 証監 場 移管か ? 能性を排除しているのではないかと 市 統予編なよあ視 6 しき般す■ いう金融庁の問題意識である これに対して金融界は反論する ごわこス くト監ますがのれの ある地銀の頭取は「金融庁は取引先 マ機シ切設でれれの大に ス、使 るのの融ンをに議らさ針も基姿きイにい居のしそ度 との間で認識に相違かあるとしてい 関を金リ明一哘知駄サめム洞る直な年 忻し政刃出ト るが、銀行はべンチマ 1 ク項目に挙 しで融もし「グ年識が監ュ告 営オな員合下 く職統糸のを 個 = 融ニ貸細金に示すン昨有討書とリ報討 がっている担保・保証の有無で画一 ト一多のをも官あ 。このタ しルの匁か受近則をタてンの報ア、オ っ 的な融資の判断をしているわけでは ンツ係等一原み = けリしに、りみ案 = 糸イ 3 か局官長 後フ併とに弋っ にルスナ工関金 0 な組モ受タ直末ニお込体モ ない」と語気を強める。また、信用 。以オ 。督的 グな一融ヾチ定預要りのをニ見月マて見具な さ一 る任。す監式、お ン細べ絵が査で主取」れモル 3 れる 金庫の全国組織である全国信用金庫 言レかて制産めけ 、なスこ融ア年されで新な就る有に形際て 。定さまらにのい共の屋は実っ実 タに丿のし体資占だは的一。金ュ今 協会は今年 2 月、金融庁の設定した 五ロ事 ニとレたと理け 0 = = ロ をル丁主べるたニ、だ想縮末か確官てを員部ら れマ 卩き主管わ 2 ア一。自 定が圧年度明長し報職じなだを成 べンチマ 1 クについて、「協同組織 るてはのりのユ金のルてさお予合に行年り森化情局同。然想既 モ よ変の督やる自構が すれれクと分ニ関プっ置てる統幅絽 金融機関である信用金庫の特性を踏 まえるべきであり、べンチマ 1 クが 画一的・硬直的な運用になるのでは 1 クが大きな負担となることも想定項目も気になる。それは、「貸出条機関から聞かれる。これは政府が掲 ないかといった会員金庫の声が寄せされる。企業の事業性を評価した結件の変更を行っている中小企業の経げる新陳代謝の促進と通じる られている」とし、「各信用金庫の果、廃業・清算が適切というケ 1 ス営改善計画の進捗状況」だ。進捗は 森長官続投のいかんにかかわら 自主性を重んじた適切な取り扱いが は当然出てくる。そのとき金融機関「好調先」「順調先」「不調先」の 3 ず、べンチマ 1 クの本格運用は進 行われるよう、金融庁組織内におい は債権放棄の決断を迫られるから段階に分かれる。金利の減免や返済む。金融庁がどんな対話を求めるの てあらためて趣旨を徹底していただ だ。政府の方針は「産業の新陳代謝期限の延長を行った取引先の再建をか。金融機関は当局との距離を測り きたい」との意見書を提出してい の促進」である。潰すべきときは潰促すと同時に選択を迫っている。金かねている。 る。まだ、対話促進のツ 1 ルが金融し、残すべきときは残すという方針融機関の体力に応じて進めていくほ 機関にすんなり受け入れられたとは は成長戦略にも明記されている かないが、「客観的な数値を公表さ いいかたい状況にある。 金融庁幹部がべンチマ 1 クを説明せることで ( 破綻処理を促す ) 無一一一口 今後、金融機関にとってべンチマする際によく引き合いに出してきたの圧力を感じる」といった声が金融 金融行政もう 1 つの焦点 次官級のボスト 2014 年に新設 くわばら・みのる・中央大学法学部卒業。 1976 年金融財政事情研究会入社。年 「週刊金融財政事情」編集長。調査研究部長 や事務局長、編集主幹を歴任。 焦点 3 「国際局」を 新設 ? 焦点②