若おかみは小学生!

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春の 真月 おばあちゃん あかね 言っ お客様 花の湯 旅館 秋好 プリン 幸水 エッコ 松原秀行 きやく ェッコ しよう 先生 まっき 審査員 はやみねかおる 言わ コンテスト ユーレイ せんせい 講談社 カラメルソース 思っ おとこ 石崎洋司 おかみ 源蔵 令丈ヒロ子 楠木誠一郎 温泉 自分 男の子 部屋 秋野 考え ゅうこうりよかん 池月 誕生日 お客さん 青い鳥文庫 二人 こは 気持ち お菓子 母さん 名探偵 今日 言葉 和菓子店 倉橋燿子 菓子 黒豆 としお 露天風呂 行っ 聞い 学校 感じ あきの 厨房 言い 下げ がんばっ よりこ 風呂 言う ウリ 着物 食べ 作っ 料理 出し 入っ お茶 笑っ 一つ 大変 消え 名物 だいじ ふたり できる さしみ かいじ

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わす あっというまにおにぎりを食べてしまうと、おっこは、パジャマに着がえることも忘れ て、べッドにたおれこんで眠ってしまった。 つぎひにちょうび 次の日。日曜日。 あさいちばんきものき おばあちゃんに起こされて、おっこは、朝一番で着物を着せてもらった。 へや ちょうしよくようい てつだ ミ 1 ティングがすんだあと、朝食の用意の手伝い、ふとん上げ、部屋のそうじなど、目 まわ が回るほどいそがしかった。 じかん かえ 「お客様のお帰りの時間ですよ。 ェッコさんに呼ばれて、おっこはエッコさんといっしょにロビーに出た。 きやくさま かえ チェックアウトを済ませたお客様たちが帰っていく。 ぽまえで 「『ありがとうございました。』のときは、『いらっしゃいませ。』のときよりも四歩前に出 て言いなさい。」 おばあちゃんに言われたとおりにやった。 こえ 大きな声で言うこと。まっすぐに手をのばして、ひざに手をそろえること。首だけでこ おお きやくさま ねむ 117

くんとおじぎをしないこと。 きやくさま もくれんの間のお客様にもせいいつばいの「ありがとうございました。」を言った。 もくれんの間のお客様がおっこに話しかけてきた。 「おかみさんから聞いたんだけど、ゆうべのあのプリン、あなたが作ってくれたんだっ おっこはどきんとして、あわててたすねた。 くちあ お口に合いましたでしようか。」 「はい。あの : うし ちい かあ おおごえこた おとこ すると、あの小さな男の子が、お母さんの後ろからびよこっと顔を出して大声で答え 「プリンおいしかったよう ! 」 にぎ ちい ひらひらふる小さな手には、おっこのあげたバースデーカ 1 ドがしつかり握られてい よろこ たんじようび 「すっかりこの子か喜んじゃって。どうもありかとう。いい誕生日になったわ。 「ありかと一つ」ざいます。 きやくさま こ かおだ つく 118

いちど もう一度、あいさっした。 うれしかった。 きやくさまよろこ お客様に喜んでもらえたのだ。 むねあっ じいんと胸が熱くなった。 ゅ おんせん 温泉のお湯がふきだしたみたいに、体の内側からほかほかとあたたかい気持ちでいつば ゝツ」よっこ 0 し。オ十 / からだうちがわ 119