週間金曜日 2017年11月23日号

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佐藤優の 目 耳 128 ンをの 2 7 談訪げ ト者県月。会の上 ン究縄 2 ンと事を シ研沖 = ト員知果司 ワやる事、 ~ 「長鍼共 ジ学演志ワ下どき 一で講始米米な大日 ョ学に長、のるは。 ジ大前翁日人す米た 1 月引日から 2 月 3 日まで、沖 べました。〉 ( 2 月 2 日、 NHK NE おながたけし 縄県の翁長雄志知事が米国を訪問 WS WEB) した。訪問の目的は、米海兵隊普 の認 沖縄系米国人のカ 天間飛行場の移設を口実とする辺 道な 筆者は、外務官僚だった時代に、 野古 ( 沖縄県名護市 ) への新基地 ( 第、 ~ 建設を断念させるためだ。客観的 , 、 政府の政策を遂行するのに都合の に見て、この訪問は成果を上げた。 報的 良くない政治家や有識者がモスク が正確なを伝えている。 ワを訪問するときには、密かにク 〈アメリカのワシントンを訪れて一一 、縄義 レムリン ( ロシア大統領府 ) や議 いる沖縄県の翁長知事はアメリカ 会の要人に働きかけて、「日露関係 のマイナスになるので会わないよ 沖主 議会の下院議員と相次いで面談 = 一 し、アメリカ軍普天間基地の名護」一 ) 一一一 = うに」と説得した。 市辺野古への移設には多くの県民 来只の外務本省は、ワシントン が反対していて工事は進まないな の日本大使館に極秘電報で「翁長 どとして、計画を見直すよ、つ訴え 知事と米要人との会談を妨害せ ました。 / アメリカのワシントン よ」という訓令を送ったと筆者は を訪れている沖縄県の翁長知事 みている。中央政府の意向を受け 『植 は、日本時間の 1 日夜遅くから 2 たワシントンの日本大使館が陰湿 日朝にかけて、共和党の下院議員について「多くの県民が反対して安全保障政策は、これから定まつな妨害活動を行なったにもかかわ 1 人と外交委員会や軍事委員会な いて、民意を大切にしないと日米ていくだろうという見解などが示らず、 7 人の下院議員との会談が どに所属する民主党の下院議員 6 安保体制が丕女定になる。工事はされたということです。 / 翁長知成立したのは大きな成果だ。沖縄 人の合わせて 7 人と相次いで面談順調にいっても川年かかるだろう事は記者団に対し、「相手の発一言内県のワシントンにおけるロビ 1 活 しました。 / 面談の様子は公開さし、そう簡単には進まない」と述容は明かせないが、長い人で 1 時動 ( そこでは沖縄系米国人も大き れませんでしたが、翁長知事によべ、計画を見直すよう訴えたとい 間ぐらい議論ができた。多くの議な役割を果たしている ) が力を付 りますと、この中でアメリカ軍普うことです。 / これに対し、下院員と面談でき、アメリカ議会には けている証左だ。 天間基地の名護市辺野古への移設議員からはトランプ政権の外交・柔軟性があると思っている」と述 3 日、ワシントンで行なった記 週刊金曜日 2017.2.10 ( 1123 号 )

者会見において、翁長知事は、安希民のためしていきたい」場 ( 宜野湾市 ) の名護市辺野古へ用をめぐる口利き疑惑で副知事を 倍晋三首相と米国のマティス国防と述べ、市長権限を駆使し移設阻の移設反対をトランプ政権に訴え辞任。 1 月には宮古島市長選で自 長官が沖縄の頭越しで、辺野古新止を目指す考えを改めて示した。る目的だったが、有力者には会え身が支援した候補が敗れた。旧爾 からも冷ややかな声があがる。 5 基地建設推進を確認したことを弾 / 知事は上下両院の連邦議員らとず、逆に米国防長官が入れ違いに 劾した。沖縄が外交においても自の面談を通じて、新基地建設など訪日して辺野古移設推進を再確認日に告示される浦添市長選で自公 己決定権を強化しつつあることの沖縄の基地問題への理解が深まっする結果となった。 / 「 ( 面会者の ) が推す現職の集会に参茄した中山 現れだ。〈翁長知事は、マティス米たと総括。「ワシントン事務所を通 3 分の 1 くらいは、沖縄の問題が義隆・石垣市長は「訪米するより、 国防長官と安倍晋三首相が会談でじて、今回の面談で得られたネッ出たら今日聞いたことを伝えて議政府に頭を下げて日本で国防長官 米軍普天間飛行場の名護市辺野古トワ 1 クを活用して、継続的に新論したいと言ってくれた。 ( 過去とに会わせてもらった方がいい」と 移設推進を確認したことについて基地問題を訴える」と強調した。〉比べて ) 柔軟な議論が出来た」。皮肉った。 / 今回の訪米で、辺野 「辺野古が唯一の解決策という考 ( 2 月 5 日『琉球新報』電子版 ) 3 日夕、翁長知事はワシントンで古移設阻止に向けた決意が「かえ え方に固執すると、日丕女保体制 会見し、成果を強調した。 / 翁長って強くなった」と語った翁長氏。 奇妙な否定的見出し に大きな禍根を残す」と強調した。 氏が基地問題を訴える目的で訪米ただ、辺野古移設を阻止する方法 その上で「今後も辺野古新基地建しかし、『朝日新胆を読むとまするのは、 2014 年末の就任以について問われると、「戦術は一一一口え 設反対を継続的に訴えていく。私ったく異なる印受ける。そも来 3 度目。下院議員肥人や政府機ない」と明言しなかった。 ( 小山謙 の決意はかえって強くなっている」そも「訪米の翁長知事、成果乏し関の日本担当者らと面会し、大統太郎、ワシントンⅡ吉田拓史 ) 〉 ( 2 と述べ、移設阻止への決意を新た く政権有力者と会えずーと否定領も参茄する朝食会でテイラ 1 ソ月 4 日「朝日新聞デジタル」 ) にした。 / 知事は会見で、日米両的な見出しを立てていることからン国務長官にも接触した。ただ、 翁長氏の訪米と安慶田前副知事 政府が自身の訪米中に辺野古移設して奇妙だ。外交上の成果とは、テイラ 1 ソン氏とはあいさつを交の疑惑は何の関連もない。また、 を推進することで一致したことに当初立てた目標をどの程度実現しわした程度で、トランプ氏に近い中山石垣市長は、辺野古新基地建 対し「沖縄県民に対して大変失礼たかで決まる。 議員らとの面会もできなかった。設推進を明言する中央政府に過剰 なやり方ではないか」と反発。「辺翁長知事は、米国の要人会見で面会できた国務省の日本部長らは同化した人物だ。この記事を読ん 野古反対の大きな政治勢力がつく はなく、同国の政治エリ 1 トとマ「辺野古が唯一の解決策」と日本だ読者は、翁長知事の権力基盤が せいじゃく られ、選挙で世論も示されている。スメディアに沖縄の基地問題を理政府と同じ見解を示した。 / 翁長脆弱で、しかも辺野古新基地建 県民に対し強硬なやり方では ( 安解させることが目標だった。偏見氏の周囲の状況は厳しさを壇して設を阻止する術を沖縄は持ってい ーカしり・ 保体制への ) 大きなダメ 1 ジとなに満ちた不愉快な記事だが、『朝日 いる。訪米のさなか、マティス米ないという実態から乖離した印象 る」と指摘した。 / 訪米に同行し新胆の沖縄観を示す資料として国防長官が来日し安倍晋三首相らを受ける。小山、吉田の両記者の た稲嶺進名護市長も会見で、首相あえて、執筆記者の姓名を含め全と会談し、「辺野古が唯一」を再確植民地主義的認識がにじみ出てい と国防長官の会談について「辺野文を引用しておく。 認。政府は今月 6 日にも辺野古のる。 古が唯一と一一一口うが、根拠が全く説〈沖縄県の翁長雄志知事が 3 日海上での新たな工事に着手する構 明されていない。絶対に県民は納 ( 日本時間 4 日 ) 、訪米でエ疋されえだ。 / 足元も揺らぐ。側近中の さとうまさる・作家、元外務省主任分 得できない」と批判。「市長の権力た日程を終えた。米軍普天間飛行側近だった安慶田光男氏が教員採析官。新刊に『沖縄と差別』 ( 金曜日 ) 。 「佐藤優の飛耳長目」は月一回掲載です。 週刊金曜日 2017.2.10 ( 1123 号 )

での日米関係の継続が望ましい。 しかし、改めてここで考えてみ たい。今までの日米外交はそれほ どまでに良いものであったのか リべラル側は今こそ新しい日本の 筆者は、トランプ氏の発言の多 くには当然ながらまったく賛成し 外交・安保政策に向けた提案を ない。差別発一一「ロを含む多くの暴言 トランプ政権をとう見るか。日本にはそうした「分析」はすでに多く示されている。安倍 はもちろん、外交に関する多くの 政権は防衛力強化のチャンスと捉えているが、リへラル側の声が聞こえてこない。日米猿田佐世 無理解に基づく発言や枩ロ理な発 新外交を提唱する筆者は、今こそリへラル側か新外交を提案すへきと主張する 言、また、強硬な政策の多くは受 変の原則です」とトランプ氏にアけ入れられるものではない。多く 「『米で間万人雇用創出』首相、領との真珠湾訪問も、訪問自体は る ピ 1 ルをした。 の人がトランプ氏の外交方針に懸 評価すべきことであるとはいえ、 首脳会談で提案へー れ 冒頭の記事見出しにある提案念を抱き、歪女を募らせているが、 2 月 3 日付『朝日新聞』 1 面ト日米を「歴史にまれな、深く、強ら と く結ばれた同盟国」と強調し、ト は、 2 月川日「主疋の日米首脳会談私も同じよ、つに感じている。 ップの見出しである。 0 しかし、そのことは今までの日 に向けて日本政府が検討する米国 トランプ氏が米国の大統領に当ランプ氏へ「こんなに素晴らしい せ 選して 3 カ月。日米同盟における日米関係なのだから維持すべき への経済協力の原案だそうだ。年米外交がベストの状態にあるとい 金積立金からの資金活用も見込んうことを意味しない。米軍基地に 負担が少ないと日本批判を繰り返だ」とアピールした。 1 月日、国会における施政方 し、駐留経費を全額支払わなけれ 醍での提案とのことで、トランプ氏苦しむ沖縄の現状や、中国、韓国 に振り向いてもら、っために日本政との関係がいつまでも歪女定な状 ば在日米軍は撤退、 e ( 環太針演説でも安倍首相は「これまで僚 閣統 況にあることを例に挙げるだけで 平洋戦略経済連携協定 ) 脱退等々も、今も、そしてこれからも、日 は大府の必死な様子が改めてよくわか 策プ も、これまでの「米国一辺倒」が と発一言してきた氏の当選に、日本米同盟こそが我が国の外交・安全政ンるニュ 1 スであった。 交ラ 何においても中心となる日本の外 の受けた衝撃は相当なものであっ保障政策の基軸である。これは不外ト 「トランプカムバック ! 」 、」 0 交政策に多くの問題が含まれてい この間、日本でも米国でも、こることは明らかなのだ。 国の政策の背骨ともいえる日米 しかし、このような問題をこの れまで日米外交にかかわってきた 同盟を、得体の知れないトランプ 人々は「トランプカムバック ! 機会に解決しようという姿勢は、 氏に任せねばならなくなり動揺し第、 1 ~ , , 。一一 . をを 日本政府にも米国のエスタブリッ コ 1 ル」で必死である。 た日本政府は、トランプ氏が既存 号 シュメントにも見られない。 日本政府にしてみれば、外交・ の日米外交へと路線変更するよ、つ 安保でも内政でも、その政策の中 今日まで必死に働きかけを続けて トランプ政権下の日本 きている。 心に米国を据えてきたため既存の この 3 カ月で、トランプ政権下 日米関係が変わってしまっては困 選挙直後、安倍首相がトランプ タワ 1 に飛んでいき、トランプ氏 る。また、米側の共和党主流派もにおいて日本が今後どんな方向に 曜 含んだエスタブリッシュメント向かうのかか見えてきた。 本人に既存の日米同盟は素晴らし 金 いと訴えた。集のオバマ前大統 ( 既得権益層 ) にとってもこれま トランプ政権は、日本に対し軍 トランプ・ショックを契機に