角川短歌 2016年10月号

キーフレーズ

短歌 歌集 ヒューモア 作品 松平 KADOKAWA 東京都 神奈川県 定価 紀伊國屋書店 作者 千葉県 馬場あき子 歌人 大阪府 角川文化振興財団 昭和 平成 北海道 茂吉 ジュンク堂書店 -1 現代短歌 思う 創刊 http:// 角川 埼玉県 言葉 俳句 -2 静岡県 高野公彦 新人賞 愛知県 思っ 女性 本体 カバー 生き 自分 特集 FAX 四六判 老い 岡井隆 青森県 笑い 写真 表現 読者 歌壇 発行 伊藤一彦 栗木京子 塚本邦雄 河野多麻 発行人 時間 世界 記念 米川千嘉子 申し込み 定期購読 連載 人間 編集 読む 感じ リアル くまざわ書店 見る 見本 思い 鈴木 www 私たち 兵庫県 巻頭 読ん

目次ページ

線路の上にゆうひおさなきあこがれが駅舎の窓によみがえりくる 先頭の車両のフロント遊園地気分になりて目を遣るわれは 分かれゆく線路の上を過ぐるとき揺れたり横にみじかく強く ポイント 転轍器がまた近づきて瞬の間の横揺れ見つつ揺れに入りたり 夏のレ 1 ルを滑る速度を目に追えり視界に次の駅が見えくる ②ディモルフォセカ 季節たがわずひらく花々かたばみのちいさな花も手にとれば愛し し ゆ ん

菜種梅雨あかるく遠野濡らしおりひとに晩年という時があり ディモルフォセカという名は廃れているらしい、いにはあるその名と花と こころに添いてくれたる花の黄の色の目にすがすがと春をゆかしむ よわい 残年を数える齢ひそかなるこころにも降るこの花の雨 妻とわれといずれか残り先立っと詮なきことをこの頃おもえる 大いなる手にゆだねんとねがえども死はことのほかわれを離れず なたねづゅ すた 33 巻頭 31 首

③桜花 0 H K A びかびかのエノラゲイそのかたえなるちつほけな人間ミサイル「桜花」 若者をにんげんの楯とせし国は沖縄を本土の楯ともしたり よみたんそん 空白の一年ののち読谷村つぶされ滑走路となりしこと 収容所に留めおかれたる十二万五千の人ら敗れしのちも 十万の沖縄びとを本土より移住せしめて収容したり 沖縄の七十年を見せ消ちにまた新たな基地をつくるといえり み 4