プログラマーが 自宅で使う凵 N ー X 特集 CATV ケーブル CATV モテム 図 1 ネットワークの構成 Windows マシン ロ ニロ Linux マシン があとかたもなく消えてしまうので注意しなけ川まならな い。ただ、今回はすべてを Linux に割り当てるので、、、す べてのパーティションを削除する " を選ぶ。 こで、、作成された ( そして変更された ) パーティショ ンを石忍 " のオプションをチェックしておくと、パーティ ションがどのように設正されるのかか不忍できる。ためし にチェックしてみたところ、最低限作成することカ甘隹奨さ れている /boot および swap ノ、一ティション、システム をインストールする、、 / ( ルート ) " パーティション、そし て、余っている領域のための / opt パーティションが作成 されていた。、、プログラムがやることは正確だけど味気な いなあ。やつばり人間的なぬくもりがないと・ という 人は、 こで変更してもかまわない。ただし、今回は石忍 だけしてさきに進む。 続いてプートローダの設定画面になるが、今回は同じマ シンでほかの OS を起動するつもりはないので変更の必 はない。そのまま [ を押す。 次はネットワークの設定画面である ( もちろん、ネット ワーク・テンヾイスがなけれは、この画面は表示されない ) 。 私は CATV を使ったネットワークを利用していて、 IP アドレスは DHCP て割り当てられる ( 図 1 ) 。 したがって、ホスト名として CDHCP を通して自重加勺 に ] を選ぶだけでよい。固定の IP アドレスを言置する必 要がある場合も、 こで記主できる。 ファイアウォールの設定 さらにファイアウォールの設定画面か続く。このインス トール・フログラムでは、システムのセキュリティ・レベ 中ファイアウォールなし " の 3 つが ルとして咼 あり、これらのなかから選べるようになっている。マニュ UNIX MAGAZINE 2003.10 アルによると、それぞれ次のような処理をおこなう。 : DNS 応答、 DHCP だけか許可される。 中 : 以下のリソースへのアクセスか禁止される。 ・はとんどのシステムサーヒ、スで使用されている標準 の予斉みポート ・ X フォントサーノヾー ウ・システム表示 ・リモート X クライアント用のローカル X ウインド ・ NFS サーバーポート 39 いるモニターは自重加勺に検出されなかった。このようなと ただ、次の X の設定では、残念ながら私の使って ドは自重加勺に検出されたので、その設定をそのまま使えは で、 X サーバーの設定ができる。私の場合、ビデオカー 続いて、ピデオカードの設定画面が表示される。 に入れてしばらく待っているだけである。 おこう。これも、空のフロッピー・ディスクをドライプ に、初めて使うシステムではなおさらである ) 、作成して ものは万一を考えて作っておくのが身のためなので ( とく ると、プートフロッピーを作成する画面になる。こういう るので、画面を見ながらしっと待つ。インストールカ鮗 れる。ときどき CD-ROM を入れ替えるように求められ インストール処理が始まると、画面に進行状況か表示さ すならこれが最後のチャンスである ) 。 ボタンを押すと、インストール処理か始される ( 引き返 これで、インストールのための準備は完了である。 [ 次 ] とにした。 は自重加勺ロ尺されたものをそのままインストールするこ るパッケージはあとで追加することもできるので、 タンを押すとコマンドごとロ尺できる。インストールす ルするコマンドをより細かく選びたいときは、 [ 詳細 ] ポ いうまとまりごとに選べるようになっている。インストー は、 ノ、ツケージセット " や、、ノ、ツケージ・グループ " と 次は、パッケージ・グループの〕尺である。パッケージ ドはかならす設定しておこう。 疋 root ノヾスワードの言殳ラ置 ' か売く。 root のノヾスワー このあと、 言語サポートの選択タイムゾーンの設 ル後に変更することもできる。 咼を選んでおけばよいだろう。必要なら、インストー 今回はサー ーにするわけではないので、とりあえすは ファイアウォールなし : すべてのアクセスを許可する。
プログラマーが 自宅で使う LIN ー X 特集 最初に、どのメディアからインストールするかお尺す ・カスタム る画面が表示されるので、、 CD-ROM" を選ぶ。しばらく より柔軟生のあるインストールが可能だが、 システムに ついて詳しいタ必要になる。 すると、、、 Red Hat Linux へようこそ " の画面か表示さ れる。あとは、氏限必要な設定を選びながら [ 次 ] ボタ ・アッフグレード 以則のノヾージョンの Red Hat Linux がインスト ンを押していくだけである。各画面の左側にはヘルプも表 ーノレ されている場合はこれを選ぶ。 示され、何について設定しているのかか説明されている。 ただし、そのぶん画面か狭くなってしまうので、、、そんな 今回は、マシンをサーバーとして使う予定はないが、 フ もん、見なくたって分かる " という人は [ ヘルプを隠す ] ログラムを書いたりすることもあるから、ソフトウェアの ボタンを押せはいい。 開発環境は不可欠である。そこで、上記のなかから、、ワー 最初の、、ようこそ " の画面では、とくにすることはな クステーション " を選んだ。 い。せつかくなので、画面に向かって「こちらこそよろし このタイプでごく基本的なインストールをおこなった場 く」とつぶやいてから [ 次 ] ボタンを押すと、今度は、、一 合、必要なディスク容量は 2.2GB である。インストール 韶 ) 〕尺 " の画面か表示される。 するマシンのディスク容量は 20GB なので、 Linux をイ こでは、、日本語 ( 日本調 " を選ぶ。次の、、キーポード ンストールしても 17GB 以 - ヒ余ることになる。もっとも、 の設定 " の画面では ( 私は英言部己列のキーポードを使って この 17GB をすべて使えるわけではない。 Linux を利 いるのて ) 、、 U. S. English" を、マウスは、、 3 ボタンマウス 用するにはシステムをインストールする領域だけでなく、 ( PS / 2 ) " を選んだ。 、、スワッフ (swap)" と呼ばれるイ課メモリをサポートする 旧ノヾージョンの Red Hat Linux がインストールされて ための領域を確保しなければならないし、システムを使い こで、、アップグレードの検証 " という画面 いる場合は、 始めるといろいろなログファイルが自重加勺に作成されたり か表示されるようだが、今回は新規インストールなのでこ するからである。ただ、今回の主目的は文章やプログラム の画面にはお目にかからなかった。アップグレードの本正 の作成なので、測を大量に保存したり、 FkCD をリッ 画面カ咄てきた場合は、新規にインストールするか、アッ ピングすることにくらべれは必要とされる容量はかなり少 プグレードにするかを選べばいいらしい。 ないはすである。現実には、和自由に使える領域として 次にインストール・タイプを選ぶ。これは、さきはど決 数 GB もあオしば十・分と思われるので、、、ワークステーショ めたように、、ワークステーション " である。こまでは、 ン " をインストールしても十分に余裕がある。 とくに悩むこともなく快調に進んでいる。 ノヾーティションの成疋やファイアウォールについては、 次は、ディスク・パーティションの成疋である。これ インストールする過程て考えることにした。 は人によっていろいろとこだわりのある部分だが、しつを 以下では、いくつかの例外を除き、画面を示しながらの いうと、そのシステムを使ってみないと分からないことも 説明はしない。その代わり、末尾にインストールから基本 多い。今回はまったく初めて使う OS でもあり安直に、、自 的な設定までの過程を画面て示したので、必要に応じて参 重ルヾーティション設疋 " を選び、インスト ーノレ・プログラ 照していただきたい。 ムに ( 毛ることにした。 ードディスク上 自重力パーティション設定を選ふ、と、ハ インストールの開始 にある、 Red Hat Linux 9 のインストール CD の 1 枚目を 1. L ⅲ ux パーティションだけを削除する CD-ROM ドライプに挿入してマシンの電源を入れると、 2. すべてのパーティションを削除する インストール・プログラム anaconda が自重加勺に起動す 3. パーティションをイ尉寺して、既存の空き領域を使用 を選ぶことができる。ハードディスクの一部に Windows などをインストールしている場合、、、 2 " を選ぶと、すべて 二一一口 4 自重加勺に走力しなしは昜合は、インストール・マニュアルに書いてある手順 に従って、、 boot : " プロンプトから力す - る。 38 UNIX MAGAZINE 2003.10
プログラマーが 自宅で使う LJN ー X とはいえ、基本的なイ乍喋は UNIX 上でおこなうとして も、ほかの人とファイルをやりとりするには MS Word や ExceI が使えないと何かと不便であるはも匠は、受け 取ったメールの本文が Word ファイルだけということも よくある ) 。 もちろん、日常生活やプログラムを書く際の情報原とも なる Web ページを見たり、メールを読み書きするツール も欠カせない。 去も丘の Linux はこれらの要求も満たしているようなの で、とりあえす OS は Linux にして、、いまどきの UNIX ライフ " を : 契してみようと思う。、、これまで、 Windows しか使ったことはないけれど、我か家でも UNIX 工竟を 構築してみようか " と考えている人や、、、会社では UNIX を使っているが、自宅ではなんとなく Windows にして いる " という人が自宅的 UNIX 生活を送るための一助と なればさいわいである。 Lin 題 x のインストール インストールの前に ますは、 OS のインストールである。どれにしようかと ほんの一 - 一 - ・目ごけ迷ったが、いくつかある Linux のディス トリヒ、ユーションのなかでもユーサーが多いといわれてい る Red Hat Linux 9 に決めた。 ます、 Red Hat Linux 9 のインストール・マニュア ル 1 の目次をざっと眺めてみる。 まったく新規にインストールするので、アップグレード についての : 主意事 j 頁は考慮しなくてもいい。 Windows と のデュアルプートにするつもりもないので、これもとりあ えすは除外する。 となると、注意しないといけないのは次のようなところ になりそうだ。 何からインストールするか ードウェアの互換性 ディスク容量 ・インストール・タイプ ・ノ、一ティションの言て正 1 http://www.jp.redhat.com/rnanual/Doc9/rhl-ig-x86-ja -9 / て売むことカそきる。 特集 ーフ 0 UNIX MAGAZINE 2003.10 表 1 ハードウェア構成 メモリ CPU IDE コントロ モニター ビデオカード HDD lntel Celeron 1.30GHz 815 Chipset 380MB lntel i810 シャープ LL-T1510A ( 15 インチ、 1 , 024 x 768 ) ATA Seagate U Series 5 ST320413A (20GB) ネットワーク・カード PCnet/FAST III 79C973 ・パーソナル・デスクトップ ストール・タイプとして、次の 5 不鶤頁カげられている。 容量がインストール・タイプによって変わるらしい。イン マニュアルをさらに読み進んでいくと、必要なディスク はいい。 Red Hat の対応ハードウェアー覧のページ 3 を参照すれ いと思うが、サポートされているかを確認したい場合は、 上交自鱇斤しいハードウェアならとくに心配しなくてもよ ようになっている。 この特集で使うマシンのハードウェア構成は、表 1 の 準備する必要もない 2 。 プートすることもできるから、プート用のメディアを別途 問題ない。インストール予定のマシンは CD-ROM から トール用の CD-ROM が手許にあるので、これはとくに クからインストールするかといったことだ。今回はインス CD ー ROM からインストールするか、あるいはネットワー 1 番目の、、何からインストールするか " というのは、 ・ファイアウォールの設疋 ・ネットワークの言殳定 37 http://hardware.redhat.com/hcl/ れている。 CD-ROM プートに圸芯していない場 ( ) 対処は、マニュアルに説明さ 2 CD-ROM を使わすにインストールしたリ、インストールするマシンが 要がない場合はこれを選 ーとして利用するが、あまりカスタマイズする必 ツールがインストールされる。 グラフィカル・デスクトップ環境とソフトウェア開発 ワークステーション る。入門用と位置付けられている。 グラフィカル・デスクトッフュ襞境がインストールされ 3