中二病でも恋がしたい!

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「達観したぞ、俺は。俺は風紀委員会に行く。だが、一つだけ、頼みがある。男女交際は清く あれば乱れなし。それを誓ってくれよ。俺はお前に風紀チェックをしたいわけじゃないんだか らな。じゃあ行ってくる。ふむ、迷いのせいで時間を取られてしまった、急がなくては もう、後光とか差してるんじゃないかと思う程、眩しい存在だった。 「あ、ああ、頑張って」 軍人さんのように立ち上がり、廊下は走っちゃ駄目を守るべく競歩のように歩いて教室を後 にした。真面目すぎるのも大変だなーっと思った時、一色が教室に戻ってくる。 忘れ物か ? ああ、弁当持っててなかったとか。 そうじゃなかったらしく、ものすごく真面目な顔で、俺の両肩をガシっと掴み、 「 : : : そのセッティング、次回も頼むぞ」 そして、また教室を出て行く。もう彼の後ろ姿には後光は差していなかった。不純いつばい。 デ邪念王として今後は活躍してほしい。まあ、いつも通りと言えばいつも通りの一色だった。真 面目に女子好き。 ス 「勇太、四天王一号はどうなった ? 一 1 ロ 俺の後ろにずっと隠れていた六花が俺のシャツを引っ張る。 第 「ん、今日は駄目だってさ。風紀委員があるらしい」 そう言うと、ホッと息をつき安堵しているようだった。 まぶ

286 「ま、そういうことらしいから二人になってしまったけど、行くか」 「了解」 俺たちは校舎の外に出て、日陰のところを探す。六花は先ほどの設定を守るために必死に影 のところを歩いていた。影切れたらゲームオー バーだな、と思いながらいい場所を探している とたまたま影が続いていた木陰のべンチを発見する。 「あそこでいいか ? 」 「日陰、生存可能」 二人ともそのべンチに腰を下ろす。周りには誰もいなしー 、。ナっこう穴場的な場所に俺たちは 辿り着いた様だった。ちょっと誘うことで一杯一杯だったけど、ようやく俺も頭の歯車が回り 始めたようだ。今日の目的を思い出す。 「じゃあ、とりあえずいただきますしてだな」 六花は早くも膝に相変わらずのコンビニ弁当を置いて、お行儀良く手を合わせていた。俺も 同じように膝に弁当箱を置き、二人で声を合わせていただきますと言う。 「あのさ、突然変なこと聞くけどいい 食べ始めると同時に、変な質間をしたもんだから、六花はこちらを向いて口を開けたままき よとんと首を傾げる。 「いやね、俺と六花って契約してるわけじゃん。でもさ、俺、契約者として六花のことあんま

287 第 11 話ラスト・ディ り知らないなーっと思って」 ちょっと言い回しを遠くする。実に日本人だと言えよう。 「なるほど」 ふんふん、と頷く六花。お箸も止まっている。 「だから、こうしてお昼誘ったんだけど、大丈夫だった ? 「間題なし 「そっか、良かった良かった。まあ、特別契約者として聞きたいってことがあるわけじゃない けどな」 ハと、笑いながらそう言うと六花も微笑み返してくれる。 「むしろ私が勇太に聞きたいことがいつばい。勇太の誕生日とか」 けっこうどうでもいい質間たった。 この後も延々と、すごくどうでもいい会話をした。六花の血液型がで、二重人格だ、羨 ましいでしょ ? とか、好きな食べ物は俺があげるガムが最近はすごい好きになった、とか。 本当に、どうでもいいような話。日常会話。お見合いの時みたいにお互いの趣味を聞くとかそ の程度かもしれない。 好きという感情が、俺をこうさせてるのだろうかと思うとホント顔が赤くなる。相手のこと を知りたいとか、思う気持ちが溢れてるようで。