中華イージスのひみつ

キーフレーズ

レーダー ミサイル 搭載 NATO 中国 ィージス イージス艦 ミサイル駆逐艦 誘導 フリゲイト 052 システム アメリカ バンド 目標 駆逐艦 -3 クロタル イージスシステム 発射 建造 ロッキード・マーチン VLS アーレイ・バーク級 ズムウォルト 対空 日本 コード 可能 フェイズド・アレイ・レーダー HHQ 護衛艦 ロシア 可能性 方式 中国海軍 トマホーク -2 -1 051 排水量 捜索 スタンダードミサイル 対艦ミサイル スペック SPY SAM できる 開発 装置 同時 交戦 アンテナ 中華 就役 054 艦対空ミサイル 思わ 必要 イージス 構造物 サイル 巡洋艦 シースパロー ガスタービン 蒸気タービン 346 VSR 性能 船体 水上戦闘艦 情報処理システム タイコンデロガ級 艦橋 改良 導入 956 SPG フランス 向け 053 カタカナ表記 漢字 空母 採用 TAVITAC ミサイ FCS 055 北朝鮮 ガスタービンエンジン スタンダード

目次ページ

ルは同時に 1 目標しか誘導できないようなので、艦としての同時交戦可能な目標数は 2 になる。と いうことで 2X8 = 16 発しか搭載していないのだろう。 はたかぜ級は、 AN/SPG-51 が 2 基に対して Mk13 発射装置を搭載している。対空ミサイルを最 大 40 発搭載できるが、ハープーン対艦ミサイルを搭載できるので、 40-8 = 32 発とすれば、同時交 戦可能な目標数は 4 になる計算だ。アメリカの主力艦が搭載していたレーダーであるし、どのモデ ルからかは知らないがミサイルに対して中間誘導できる能力があるので、 AN/SPCr51 は同時に 2 目標と交戦できるのだろう。ーっの目標に対してふつう 2 発の対空ミサイルを指向するとされてい るので、 8X2 の 16 発という計算だったのかもしれない。 次に APAR ( アーパー ) 防空システムは Sma ル L 捜索レーダーで捉えた目標を、マスト上にある 4 面の X バンドレーダーで誘導を行う。各アンテナは 4 つに分割されており、それぞれに 2 発ずつ 誘導可能で、システム上 32 目標と同時交戦可能とされる。これは単に 1 目標に 2 発を指向させて 誘導できると言ってるだけのような気がするが、素直に読めばアンテナー面で 8 発のミサイルを同 時に誘導できる計算だ。このシステムは飽和攻撃を念頭に置いてないので ( 捜索レーダーが回転式 の L バンド 1 基のみ ) 、 1 面だけか同時に 2 面を誘導に使えば十分と考えているなら、同時交戦可 能な目標数は最大で 8 くらいではないだろうか。ならば搭載するミサイルも最大 64 発で良いこと になる。実質 4 ~ 6 目標ならミサイルは 32 ~ 48 発で良い。これは VLS が 32 セルで、 SM-2x24 発、 ESSMx32 発を搭載しているという話からの類推である。あきづき級も、誘導関係は APAR のタレス社の ICWI アルゴリズムを使っているので、同時交戦可能な目標数は同じく 8 くらいと考 えられる。それに合わせて ESSM を 16 セル分 64 発搭載しているのだろう。 フランスの EMPAR ( 工ンパル ) は、 C バンド 1 面で同時交戦可能な目標数カ撮大 24 。同じく イギリスの PAAMS ( パームス ) は、 S バンド 2 面で同時交戦可能な目標数カ撮大 12 とされる。 いずれも捜索レーダー用の周波数帯を使用しているが、これは使用するアスター対空ミサイルがア クテイプ・レーダー・ホーミング方式なので、目標の追尾と中間誘導だけで十分だからである。た だし、搭載している A50V は 48 セルなので、実質的な同時交戦可能な目標数は同じと考えられ るだろう。 ロシアのピョートル・ヴェルキイ原子力ミサイル巡洋艦 ( キーロフ級 ) は、 S-300F フォールト ミサイルシステムを採用し、 8 発内蔵の回転式弾倉の V を 6X2 基搭載している。後部の 6 基が S -300F フォールト (NATO コード : SA-N-6 ガーゴイル、 48 発 ) で、誘導は 3R41 ヴァルナ ( 同 トップ・ドーム ) レーダーが担当している。前部の 6 基は改良型の S -300 4 フォールト M (NATO コード : SA-N-20 ガーゴイル、 46 発 ) で、 4 番艦の本艦だけが搭載している。誘導は 30N6 ( 同 トウーム・ストーン ) レーダーが担当している。いずれも同時交戦可能な目標数は 6 で、フォー ルト M の数が少ないのは謎だが、一応目標数あたり 8 発が割り当てられていることがわかる。 これと同時に整備されたいわゆるソヴレメンヌイ級ミサイル駆逐艦は、 M -22 ウーラガンミサイ ルシステム (NATO コード : SA-N-7 ガドフライ ) を搭載している。 Mk13 発射装置 ( 各 24 発搭 載 ) とよく似た単装発射装置を艦の前後に搭載する。 1 目標ごとに個別誘導する MR-90 ( 同フロン

ト・ドーム ) レーダーを搭載しており、 6 目標を 48 発のミサイルが担当するので 1 交戦目標数あ たり 8 発を搭載していることがわかる。 対空ミサイル搭載中国艦年表 年 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 201 1 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 クロタル系列 052A 型起工 05 型就役 SA-N-7/12 系列 051 B / 053H3 型起工 053H3 型就役 051 B 型就役 054 型起工 956E 型購入 956E 型就役 052B 型起工 054 型就彳殳 956EM 型発注 956EM 型起工 052B 型就役 054A 型起工 956EM 型就彳殳 054A 型就役 054A + 犁起工 054A + 型就役 051 B 型改修 SA-N-6/20 系列 052D 型就役 055 犁起 T 052C2 型就彳殳 052D 犁起 T ? 052C2 型起 T 051C 型就役 052C 型就役 051 C 型起工 052C 準起 T ( 太字は中華ィージス ) 055 型就役 ?

なお中国における艦艇の分類では、ミサイル駆〕監 ( 導弾駆逐艦 ) は、単になにがしかのミサイ ルを搭載している駆逐艦をさしている。長中射程の対空ミサイルを搭載していなくても、対艦ミサ イルを搭載していればミサイル駆逐艦と呼ばれるため、海上自衛隊の護衛艦 DD や DE はすべてミ サイル駆〕醐監とミサイルフリゲイトになってしまうので注意が必要である。これはソ連の分類に当 てはめたからである。逆に日本はアメリカの艦種区分に準じているので、一般的にミサイル駆逐艦 というと、中長射程の対空ミサイルを搭載した艦隊防空能力を持った駆 ) 監を指す ( あきづき級は 短 SAM だからアウト ) 。それ以外の駆逐艦は、スカレーアンス級のように対潜ミサイルや巡航ミ サイルを搭載していても、駆逐艦に分類される。 クロタル系列搭載艦 クロタルミサイルは、 60 年代に南アフリカ向けに開発された矢巨離地対空ミサイル。アパルト ヘイト政策で国際的な非難を浴び ( 1960 年はアフリカの年と呼ばれた ) 、米英が表立って武器輸 出できないことから、フランスのトンプソン社がアメリカの援助を受けて開発したもの。元々は陸 軍向けだったが、海軍向けモデルも開発された。性能的にはシースパローに近いと言われている。 051 G / 051 G2 / 051 DT 型 細かい搭載年は資料により異なるが 80 年代末から 90 年代初めにかけて、 NATO コード Luda ( リューター ) 、旅大 ( りよだい ) 彗区逐艦の 5 隻が最初にクロタルシリーズを搭載している。 Cr 。 tale Naval を中国向けに改良したモデル HaiHongQi-7 (HHQ-7) 、海紅旗 ( かいこうき ) 7 型艦対空 ミサイルである。フランスのクロタル発射装置は中央に捜索・誘導レーダーを配し左右に 4 発のミ サイルを有するが、海紅旗の発射装置は 4 発を二段組みにした 8 発のミサイルだけを搭載している。 051D から改装した最初の 2 隻に CrotaIeNavaI が搭載されたといわれているが、写真に残ってい ないので第二次改装で HHQ-7 に変えられたのだろう。満載排水量が 4000 トンに満たない旧式艦 に追加するには大きかったと思われるので、誘導関係は艦のものを使うことで発射機をコンパクト にまとめたのだろう。 052 型 NATO コード Luhu ( リューフー ) 、旅滬 ( りよこ ) 型駆逐人民解放軍海軍カ哂側の技術を 満載して初めて建造した近代型駆〕監である。冷戦末期に計画されたため、西側の手がかなり入っ ているようで、現行の水上戦闘艦艇のモデルとなった。それがよくわかるのが 1 番艦哈爾浜 ( はる びん ) の主機で、アメリカのゼネラル・エレクトリック LM2500 が提供されている。もっとも天 安門事件で 2 番艦青島 ( ちんたお ) には売ってもらえず、ウクライナからガスタービンエンジンを 供給されている。以降中国艦のガスタービン主機は、ウクライナ製か中国でライセンス生産したも のを搭載している。中国にとって最も重要だったのは、クロタルと一緒に導入されたトムソン CFS の戦術情報処理システム TAVITAC で、これによって艦艇向けの近代的な戦闘システムを手に入れ ることができたのだ。