銀煌の騎士勲章1 (一迅社文庫)

キーフレーズ

カイン ファリア ルーフア レイク イングリド クローディア 騎士 バルト 自分 アンドラス 言っ アヴァル 言葉 帝都 バラム 思っ ウルバ 試験 考え 志願 帝国 ハイラム ライタークロイス 身体 持っ ルメリウス 視線 思う キーノ 二人 勲章 パルス 聞い 答え アトル 浮かべ ルーメン ダントリオン 見る ナードマル ティナ しよう 馬上 屋敷 知っ 魔物 思い ドムス 銀貨 笑っ 時間 黒亀 若者 笑み 円形闘技場 通り 一つ 向け 感じ 皇帝 侍女 スルム 表情 凱旋門 ザガン 今日 仕事 不正 相手 立っ 一人 テープル 自分たち アーミイ 考える できる 可能性 登用 口調 入っ 言い 人間 後ろ 振っ

目次ページ

「じゃあな、坊主」 「ここまでありがと、つございました」 老人に礼を言ってわかれ、カインは通りを歩きだす。荷物は手に持った槍と、肩に担いでい かばん る鞄だけ。鞄といっても数日分の食料や替えの下着、財布、その他の必要なものが入るくらい には大きなものだ。 帝都の門から延びた大通りはすべて、中央広場に行き着くようになっているという。このま ま進めばよいのだろう。 歩くうちに落ち着いてきたカインは、自分と同じ方向を歩いている人たちに、旅装をした若 い男が目立っことに気づいた。ほとんどは薄汚れた外套に身を包み、腰に剣を帯びている。自 分と同じように槍を持っている者もいれば、弓を背負っている者もいた。 この人たちも、僕と同じ騎士志願者なんだろうな。 たいぜん 田舎者の引け目からか、誰もが泰然として余裕があるように見える。カインは意識して背筋 を伸ばした。せめて気持ちは負けずにありたい。 けんそう 中央広場に着くと、そこは大通り以上の喧騒と異様な熱気に包まれていた。 てんまく 設置されているいくつもの天幕すべてに、長蛇の列ができている。係の者たちは必死に列を 整理し、誘導しているのだが、広場にはすでにあふれそうなほど人がいる上に、次から次へと 入ってくるので混乱は一向におさまらない。 肩がぶつかって口論になったり、列に横から割りこもうとした者が周囲から袋叩きにされた がいと - っ

13 よ鼻 はイ は 人直はオ 金前 、、し快ろ しか話 にち剣い 県の を上 み な聞 か女 い帝 き て都 、そ 。た う夏 わ しナ かは のそ 視そ る 線 ' を聞 か相 よ 、や 手カ でか 、に つ ん我を 進 れだ ン焼 ん う碧 い起 迷列 で 女・し、 し ) 穿は背瞳イ た の最 が 若印 ひた あ い干象驚 る低 的し ) る 場 所 かき ズ髪だ女 で 足 を はた 止 ~ 舌し ) め にか でを る 発リ つな はか じ結 。て せで に袖 銀煌の騎士勲章 1 娘担彼そい娘ひ ぎ女う 活弯う を て を彼な に い た や す ま な そ の り な の よ後あ 尾 を し て る の げ 尸 。で カ イ ン に 。返 - つ た わ て て 謝 る と を い る の 卿 で は Ⅱ乎 ぶ と き に っ っ の る つ オこ し イ は 彼 の そ美カ し さ に と め く ど ろ な し、 立 ん整差 っ 彦頁 や 日 に け て た そ れ は 彳皮 女・ の 美 し さ ぇ っ き 立 た せ て 目細な年長何卿力す い の ン髪も と な思い わ だせき る い カゞ な 、娘彼 っ は 身 し て い る 言周 . 続でた 笑 。と方 ス カ ト を ひ る ん て み の 中 入 て く と つ う途通 暮 た 子 っ な し顔探 で 皿 つ て し ) た ら ・つ の い の青は 着 と 薄 紫 ス カ ト の 下 歯令 イ と 変 のわ湖 ら い ろ の カ色置志が つ て た カ ン は て を ま じ と 見 っ め る ン の を 探 し て る と と り の 娘 が ち ら て く る なか最 者 き願列 り る な ど ざ ざ が し で き て い て ボ ン は さ を 感 さ た 腰 は しこ ボ ン を ん し )

「ここだ。あとは自分の番がくるまで待てばいい」 「ありがと、つ。ところで : : ・・ええと、卿も志願者なのかい ? 」 オ好からそう考えて尋ねたのだが、娘は奇妙なものを見るような目でカインを見上げた。 「変わった呼び方をするな」 その言葉に、カインは困惑の表情で金髪の娘を見た。でも、君は僕をそう呼んだぜ。 胸中の疑問を察したのか、彼女の顔が呆れたものになる。 「卿は普段、相手をどう呼んでいる ? ほら、使っているじゃないかと思いながら、それでもカインは答えた。 「君とか、おまえとか : 、ゞ、 ) 。はっきり言、つが、卿には似合わん」 「ならばそう呼ふ力しし 「帝都ではそう呼ぶんじゃないのか」 カインがそう一一一一口うと、娘はうつむいた。笑っているらしく、肩が小刻みに震えている。苦笑 を浮かべて再びカインを見上げた。 「まわりの会話に耳をすませてみろー 釈然としなかったが、カインは彼女の言葉に従う。 娘の言う通りだった。卿、などという珍妙な呼称を使っているのはこの娘だけ。恥ずかしさ といたたまれなさとでカインはしかめつ面をつくり、意味もなく銀色の髪をかきまわす。帝都 しゅうたい に入ってからまだ半刻も過ぎていないとい、つのに、も、つ醜態をさらしてしまった。