国民百科事典6

キーフレーズ

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目次

ぬいいと縫糸衣服その他の布 也を縫うための糸。用途によって手 逢糸 , ミシン縫糸の区別があり , 繊 准の種類によって , 綿縫糸 , 麻縫糸 , 絹縫糸 , 合繊縫糸などに分類される。 ミシン用のカタン糸は , コットン ( 綿 ) から転じた語で上級の綿糸を原料と する。単糸を 2 本撚より合わせたも のを , さらに 3 本撚り合わせてつく ったもの , 3 本撚りのものなどがあ り , 多くは毛羽焼きしシルケット加 工をし表面をなめらかにするために のりをつけ光沢をだす。コマと通称 される糸巻に巻かれているが , 1 コ マの長さは 5 ( ) ャード ( 45.7 m ) ~ 500 ャード ( 4 5 7 m ) で , 」、つう , 200 ヤ ド ( 183 m ) 巻が多い。糸の太さは 番手で表わされ , 太いものは 2 番 , 細いものは 150 番ぐらいまであるが ふつうは 8 ~ 番が使われる。綿手 縫糸には , 太 , 中 , 細の 3 種があり , 2 本撚り合わせたものが多い。絹縫 糸は , 手縫用としては , 生糸 2 ~ 6 本を撚り合わせたものを , さらに 2 本撚り合わせ , ミシン用としては 3 本撚り合わせたものを使う。絹小町 は , 紡績絹糸の縫糸である。このは か用途によって , しつけ糸には・ , ふ つうは綿織物の織糸をそのまま用い , 穴かがりの穴糸には絹の 3 本撚りの 糸が使われ太さは各種ある。合繊縫 糸にはナイロン縫糸 , テトロン縫糸 がある。縫糸は , 縫われる布地によ って適当なものを選定する必要があ るが , 合繊織物には , 一般に同じ種 類の繊維の縫糸が適している。 / 糸 ぬえ〔 , 鵺〕ッグミ科のトラ ッグミの異称。く古事記〉に「青山 に奴延は鳴きぬ」とあるが , このヌ 工はトラッグミのことである。この 鳥は翼長 15cm くらいで , ッグミ科中 最大。背面は黄かっ色 , 腹面は黄白 色で , 腹部中央を除き全身に三日月 様の黒班をもつ。森林のなかで夜鳴 くが , その声はヒーヒョーと陰に もってものすごく , そのため怪鳥視 されるようになった。近衛天皇の仁 平年間 ( 1151 ~ 54 ) に源政が紫宸ヒん 殿で退治したという怪物は「かしら は猿むくろは狸 , 尾はくちなわ ( 蛇お , 手足は虎の姿なり。鳴く声 鵺にぞ似たりける」というく平家物 語〉の文章から , 後世「ぬえ」とい えば , 一般にこの怪物をさすように 層などの混ざったもの。成分は種類 や精白度で異なるが , 一般にタンバ ク質 , 灰分に富み , ビタミン B 群を 含む。しかし粗繊維も多いので消化 はあまりよくない。用途は飼料 , 肥 料がもっとも多く , ビタミン B 剤の 調製 , つけ物にも用いる。日本で年 産 1 ( ) ( ) 万トン以上とされる米ぬかは , 脂肪 , ビタミン E を含有し , 飼料の ほか油脂原料にも用いる。〔龜高〕 ヌガー nougat キャンデーの一 種。砂糖と水あめが主材料であるが , 気泡彎を包含するためやや柔らかい。 砂糖 , 水あめ , バターに水を少し加 えて煮つめ 110 ℃ぐらいになったとき , あわ立てておいた卵白に混和し , よ くかきまぜ全体が硬化しだしたとき 容器に流しこみ , 固化したのち適宜 に切って成形する。ウェファーを敷 いた中に流しこんだり練った中にア ーモンド , ラッカセイ , クルミ , 砂糖づ けの果実を混ぜたりする。〔川島〕 ぬかたのおうきみ額田王く万 葉集 > 中の女流歌人。生没年 , 伝記と もに未詳。舒明天皇 ( 在位 629 ~ 641 ) 期の中ごろ , 大和 : ま国平群郡額田 郷の出生とみられる。出身は額田部 ~ と関係があろうともいわれ , 神事と それに連なる詞章のわざを継受した 人だとも説かれる。その作品の表現 には緊張と均衡が保たれ , 高度の達 成が示されている。初め大海人皇 子 ( 天武天皇 ) に愛され十市皇女とお ひめみこ を生んだが , ほどなく中大兄皇 子 ( 天智天皇 ) の後宮に移り , 壬申 の乱 ( 672 ) 後ふたたび天武天皇のも とにり帚っているが , その間の事情は 明らかでない。その数奇な運命と抜 群の詩オのゆえに , 万葉歌人のうち 異彩を放つ女性である。 「あかわさす紫野ゆき標野 ( しめの ) ゆき野 もりは見すや君がそで振る」 〔太田〕 ぬかびら糠平北海道十勝支庁 の河東郡上士幌町にある温泉。泉 質単純泉 , 泉温 38 ~ 65 ℃。帯広市の 北約 45 , 国鉄士幌線糠平駅の西 3 にあり , / 大雪山国立公園の南東 部にある。湯量が豊かで 30 ヵ所のわ き口があり , 毎分 3601 わく口もある。 周囲は針葉樹の原始林地帯で大雪山 連峰のながめがよい。音更川に建 設された糠平ダムによってできた糠 平湖がある。スキーやハイキングに もよい。さらに北にさかのばるとイ オウ泉の幌加温泉がある。〔伊崎〕 されるつけ物で , おもに野菜をつけ け , どぶづけともいう。家庭に常備 ぬかみそずけ糠味噌漬ぬかづ 込み短期間で食用に供する。作り方 は米ぬか 10 , 食塩 3 , 水 15 の重量比 で , ます食塩水を煮沸して雑菌を殺 し , さめたところへぬかを加えてか きまぜ , 2 ~ 3 日熟成させ , これに 四季の野菜をつけ込み , 好みに応し たつけ加減のものを食用する。米ぬ かは雑菌を殺すため , いってから用 いるとよい。材料はナス , キュウリ カプ , ダイコン , キャベツなどが代 表的である。ぬか中の糖分 , タンパ ク質 , 脂肪が酵素 , 乳酸菌 , 酵母な どの作用により分解して呈味アミノ 酸 , 乳酸その他の有機酸ェステル , アルコールなどを産生し , これらが 総合してぬかみそづけの味になる。 変質して酸味が強くなった場合は重 炭酸ソーダ ( 重ソウ ) を適宜加えて中 和する。乳酸菌その他の好気性菌の 働きを活発にするため 1 日に 2 ~ 3 回 , 全体をよくかきまぜて空気を入 れ , ときにからし粉やトウガラシを 入れると風味がよくなる。冬季を越 して保存する場合は水分をくみとり 表面に十分食塩をふりかけて密閉し 冷暗所におく。 〔川島〕 ヌクレイン nuclein 1868 ~ 69 年 , スイスの F. ーシャーが細胞核 の成分として発見した / 核酸につけ た名称。のちにこれは核酸だけでな く , 一種の核タンノヾク質 ( 核酸とタン パク質の結合した複合タンパク質 ) であることがわかり , 現在では核酸 をヌクレインとよばないでヌクレイ ン酸とよぶことが多い。 〔福井〕 ぬすびとはぎ林中に多いマメ科 の多年草。豆果の形が盗賊の足跡に 似ているというのでその名がある。 茎は高さ 1 m くらいで少しく枝を分 け , 3 小葉からなる葉をつける。夏 秋のころに淡紅色でチョウ形の小花 を長い花穂につけ , のちに三角形の 平たい豆果を結ぶ。豆果はかぎ毛が あり衣服に付着する。同類にヤブハ ギがあり , また暖地産のミソナオシ は小低木で , その葉をみそのうしを ヌスビト′、ギ 殺すのに用いる。 〔大井〕 なった 〔高島〕 ぬか糠穀類を精白するときに 除かれる果皮 , 種皮 , 外胚乳 , 糊粉 i ん ぬた饅みそあえの一種。新鮮 な魚貝類を材料として , ネギ , ワケ ギ , アサッキ , ニラ , ワカメなどの 野菜や海草を配してともにあえる。 みそはふつう酢みそであるが , から しを少量すり混ぜたり , いりゴマや サンショウの若芽を加えたりもする。 材料のイカ , アサリ , ハマグリなど はさっとゆでておき , マグロ , プリ などは角切りに , コイやフナなどは 細切りにする。魚貝類はあらかしめ 豆果 花の拡大

別刷図版目次 葛 6 巻 執価 ム匕 軽飛行機の操縦席 現代の飛行機 ビサンチン帝国 ビサンチンの美術 日本の近代美術 彫 311 日本画 312 ~ 313 洋 画 314 ~ 316 333 ~ 334 335 336 345 ~ 348 381 382 291 292 301 ~ 302 17 ~ 18 35 ~ 37 38 39 ~ 40 81 82 123 124 ~ 125 126 135 136 ムを装束 能面 服装の配色 室内の配色 世界の昔の橋 日本の現代の橋 世界の現代の橋 キオビべッコウの 巣づくり ヘビとトカゲ ワニとカメ 花冠のいろいろ 風変わりな花 バラの原種 / ヾラの品不重 / ヾラの仕立て方 ひなまっリ ヒマラヤ ビールス ひな人形 郷土のひな 電子顕微鏡下のビ ールス ビールスの増殖 服装の変遷 西洋の服装の歴史 431 ~ 435 日本の服装の歴史 436 ~ 439 世界各地の民族服 440 ~ 442 451 ~ 452 仏教美術 461 ~ 466 507 ~ 508 フランドルの美術 533 ~ 534 575 ~ 576 649 650 659 ~ 662 チ は虫類 145 146 ~ 147 148 165 166 175 ~ 176 193 194 ~ 195 196 205 ~ 208 217 ~ 218 219 ~ 223 224 233 ~ 234 251 ~ 258 259 260 ~ 261 262 287 ~ 288 289 ~ 290 富十山 クトノ フラン フランドノレ 法隆寺 は乳類 花 放電の図形 世界のほ乳類 ノヾノレテノン ノヾレ 日本 東洋区 工チオピア区 旧北区 新北区 新熱帯区 オー ストラリア区 海洋 687 688 689 690 691 692 693 694 / ヾレーのけい一 現代版画 石版の技法 木版の技法 銅版の技法 飛行機の歴史 飛行機の構造 ノヾロック 版画 飛行機