しいようになるわけです。また、そのテキストは試験当日、 約され、それだけを最終確認すれば、 会場に持っていき、試験直前まで目を通すことも可能です。 合格する人は基本的にはマメです。「週末にまとめて 7 時間」勉強する人と、「毎日 1 時間 ( 結 果 1 週間で 7 時間を勉強 )- 勉強する人と、どちらが合格しやすいか、といえば、後者です。毎 日の勉強達成度の積み重ねが確実に合格につながるのです。 毎日なんらかの教材に触れることで、記億に残りやすくなります。 また、スキマ時間を積み重ねればかなりの時間数になります。「 7 時間分の勉強時間」を一度 に確保しようとするのはなかなか大変だと思います。しかし、スキマ時間を集めて「 7 時間」を 捻出するのは、実はあまり大変ではないのです。ただし、気持ちが重要で「合格するぞ」という 強い気持ちがスキマ時間を作りだし、その時間を勉強にあてるのです。合格するにはとにもかく にも「合格するーという気持ちが大切なのです。 6 まとめて勉強は 102
浮かべることかできるぐらいになると尚のこと良いです。しかも、どこに何が書いてあるのかと いうことまで、頭の中に入っていることでしよう。ここまでくれば合格を勝ち取ったようなもの です。また、試験の前日や当日に、最後の最後まで確認しておきたいことについては、」 の色の 付箋をつけておいて、そこだけ確認するというような工夫も効果的です。 試験勉強にはテキストと問題集が不可欠です。それに加え受検生によってはこれらの他にも何 か資料や教材があるかもしれません。 目の前にたくさんの教材があると、それだけでなんとなく安心するような、満足感があるよう な気がします。もっと言うと合格できるような気分になります。でも、それだけで合格できるな 術 ら誰も苦労はしません。たくさんある教材とそこに書かれている情報は、最終的には、教材ひと 時 つに絞っていくことが重要です。 め そして、ひとつに絞っていく過程で「情報の一元化」を心がけながら作業を進めていきます。 る このことが、学習の効率化にもつながります。 す 例えば、過去問題を解いて、間違えた内容や知らないこと、暗記すべき情報があったら、ひ 章 とつの教材に書き込んでいく ( これが人によってはノートであったりテキストであったり様々で 第す ) : : : このような作業を積み重ねることで、試験直前にはそれまでの勉強がひとつの教材に集
テキストに掲載されている情報量は、 7 科目もあればそれなりに多くなります。したがって、 過去問題などに取り組んでみて、「あれ ? どこに書いてあったつけ ? 」と探すのにとても時間 かかかるものです。こんなとき、付箋をうまく活用して、何のテーマはテキストのどこにあるの か、自分がよく探すテーマについてはさっと開けるようになると、試験勉強もぐっと効率的にな ります。その方が、目次や索引から探すよりも、必要な情報にピンポイントで到達できると思い ます。 そうして何度もアクセスした情報のページは、試験直前には、頭のなかで「画像」として思い 「理解」して、それから暗記するというようにしてください。単なる丸暗記では、もし過去問題 の類似応用問題が出題された場合、対応できないからです。特に、計算問題は、その手順を丸暗 記するよりも、しくみを理解することで計算の段取りが自然と暗記できるようになるのです。単 なる丸暗記は、やたらと時間がかかるわりには、その労力に見合った得点が期待できませんので、 基礎知識とはいえ「理解するーことから意識して勉強してください。 ⑤テキストの使い方と情報の一元化 1 OO