インナーマザー : あなたを責めつづけるこころの中の「お母さん」

キーフレーズ

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目次

プロローグ苛酷な批判者「インナーマザー」 非合理な罪悪感 < 子さんからの手紙巧 第 1 章あなたのお母さんは「聖母」ではない サバイハーとスライハ 生き残った人、サバイバーの特徴 成長した人、スライバーの特徴 抱きしめ、受け止めてくれる母親と「安全な場所」 「父親」の仕事、「母親」の役割め 封印された感情、家族の秘密 感情を鈍麻させていく子どもたち 親に虐待された子どもは、自分をいじめる相手に近づく 母親の虐待のカゲにある、父親のワーカホリズム

「ネグレクト」という虐待 女性と子どもへの暴力 虐待する母たち 多くの女性たちが性的被害を受けている 解離する母は危ない 6 母と子を分離しなければならない場合もある 被虐待児を見つけたとき ごく当たり前の家庭で起こる児童虐待 言葉で殴り、期待で縛る「情緒的虐待」 虐待する母親は虐待されていた子 日本人の聖母像「つくすお袋」という幻想 4 「バッド・マザー」を排除する男たち 母は「いいかげんぐらいのほうがよい 7

第 2 章私の中の「私」、私の中の「母」 母子力プセルの中の二卵性母娘ー パワーのある母親と無力な娘のカプセル 「マスオさん結婚ーする都合のいい男たち 〃マスオさん″が脱落するとき カプセル化を進める少子化と家族の壁 母親が排除したはずの「バッド・マザー 親の本音を暴く子どもたち カプセルを壊そうというもかき 母親の願望を満たす娘たち一 両親の夫婦関係は繰り返される 「お母さんはかわいそう」がキーワードの一家 ほうっておけない親の存在 「かわいそう」はずしが「母娘カプセル」はずし。 104

第 3 章「親教」の信者たち 「インナーマザー」に支配された心 世間様にひれふす「親教」の信者たち 「親教ーに強く支配された家族の特徴 「親教ーのもとで子どもが演じる役割 心の中で鳴り響く「親教」の教義 「親教 , 信者の特徴 1 【行動が周囲の期待に縛られるち 「親教ー信者の特徴 2 【適正な自己評価ができない 「親教」信者の特徴 3 【適正な ZO がいえない 「親教」信者の特徴 4 【嫉妬深く、相手を束縛する 「親教」信者の特徴 5 【被害妄想におちいりやすい 「親教」信者の特徴 6 【自分の感情が感じられない 「親教」信者の特徴 7 【寂しがり屋で、愛されたがり屋である蜘 「親教 , 信者の特徴 8 【自分で自分をいじめる 「親教」信者の特徴 9 【離人感がある 1 18 1 16 1 14 1 34 リ 2 12 ラ

第 4 章「親教」のマインドコントロールを解く 「親教」に侵されている私を自覚するラ ジェノグラムで家系に繰り返すパターンを知る刃 自殺という幻想のコミュニケ 1 ション 6 現実の親とインナーマザ 1 を区別する 欲望を生み出し、インナーチャイルドを育てる 「親教」から「個別主義」へ 「これでいいと自分で自分を肯定する 自分のすべてに共感し、自分を受け人れる 「親教 , 信者の特徴川【親にほんのり「申し訳ない」と思っている 「親教ーの矛盾とほころび 4 選択肢がない「子どもという「犠牲者、 日本社会は「親教」に蝕まれている 「親教社会」が崩れるとき甥

第 5 章子どもの領域、親の領域 問題を起こす子ども 9 親と子のカプセルを分けるために 9 子どもの「秘密」に触れない 性的領域に立ち人らない 夫婦関係に子どもを巻き込まない 「金は出さないが、ロも出さない」 家離れと自分の在り方、家族の在り方 一貫した人格を持っ親がよい ささいな言葉が子どもの一生を縛る 怒りを正当な自己主張に変えていく 8 グリーフ・ワ 1 クとインナーチャイルド・ワーク 8 はてしない「子ども返り競争」のバランスをとる 8 お互いに愛し合える異性の選択 2 1 2 204 2 1 3 209

あ と が き 2 5 2 他人との比較、勝ち負けを重視しない 「男の子だから」「女の子だから」の言葉が感情を奪う 自分で決めた人生を子どものせいにしない 親は子どもの「等身大のモデル」であれ 無条件の愛が「自信」を生む 自信の根本は「たつぶり愛された」という確信 違う者どうしが共感し合い、個性が調和するということ 2 ある仲間からの手紙 2 16

奥付

斎藤学 Satoru Saitoh 1941 年、東京都生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。アライアント国際大学・臨 床心理学大学院教授。家族機能研究所代表。アルコール・薬物依存、児童虐 待、過食・拒食症など嗜癖研究の第一人者。日本嗜癖行動学会理事長、「ア ディクションと家族」編集主幹、 JUST ( 特定非営利活動法人日本トラウマ・ サバイバーズ・ユニオン ) 理事長。著書に「家族依存症」「子供の愛し方がわ からない親たち」「「家族」という名の孤独」「アダルト・チルドレンと家族」 「「自分のために生きていける」ということ」「「家族」はこわい」、訳書に「嗜 癖する社会」「買い物しすぎる女たち」「内なる子どもを癒す」など多数。 連絡先 : 家族機能研究所 〒 106 ー 0045 東京都港区麻布十番 2 ー 14 ー 6 イイダビル 2 F 電話 ( 03 ) 5476 ー 6041 インナーマザー ーあなたを責めつづけるこころの中の「お母さん」一 著者・・・ 2004 年 2 月 10 日第 1 刷発行 2004 年 5 月 9 日第 7 刷発行 ・・斎藤学⑥ Satoru Saitoh, 2004 企画・編集・・ ・・・株式会社波乗社 ( 0 NaminoriSha, 2004 発行者・・ 発行所・・・ ・・・大谷松雄 ・・・株式会社新講社 東京都千代田区飯田橋 4 ー 4 ー 9 ー 410 〒 102 ー 0072 電話 ( 0 め 52 ろ 4 ー 2 ろ 9 ろ・ FAX ( 0 めう 2 ろ 4 ー 2 ろ 92 振替・ 00170 ー 6 ー 615246 印刷所・・・ 製本所・・・ ・・・萩原印刷株式会社 ・・・ナショナル製本協同組合 乱丁・落丁本はお取替えいたします。 定価はカバーに表示してあります。 ISBN4 ー 86081 ー 029 ー 5 Printed ⅲ Japan.