はじめに —ZI—XOODOI——OZ 勝負は、ポールがないところで決まる 最終的には「自由」にプレーせざるを得ないポールゲーム 2 ポールがないところで何をするか 2 安全プレーじゃ何も生まれない サッカーは、ミスの積み重ね必 第—章ポール周りだけで勝負を決めてしまう天才たち 組織プレーと個人プレーのバランス 「諸刃の剣」としてのスター選手 「やらなかったこと」の責任 個人プレーがチーム全体のリズムを狂わせる 組織プレーと個人プレー 世紀の大天才、マラドーナの凄さ 「天才プレーヤー」というディスカッション 3 0 0 078 8 2
組織プレーに対する意志をいかに高揚させるか ポールの動きが止まれば周りの動きも止まる 転機となったチームメイトの汗かきの忠実ディフェンス ポジテイブマインドのサイクルが回る 勝負強さのバックポーンになるもの 第 2 章有機的なプレー連鎖の集合体— 攻撃のおはなし シュートを打っことが目的である 不確実なファクターが満載されたサッカーだからこそ 東からの「逃亡者」の言葉的 セルフ・モティベーション能力と「クリエイテイプなムダ走り」 足を止めたら絶対に何も生み出すことはできない 7 オシム監督はジェフをいかに変えたか ? ポールのないところでのアクションがすべてのスタートライン えも言われぬほど美味な果実 7 8 5
クレバーで効率的なプレー ? 才能ある選手がチームを崩壊させる 彼らもまた「マラドーナ」ではない ネガテイプな自己主張は闘うモティベーションになる 平和な雰囲気からは闘うマインドは生まれない 微妙な緊張関係に支えられたダイナミックな雰囲気 9 緊張関係がポジテイプな心理循環へ 個の才能と自己犠牲べースの組織プレーとの相克明 消えては出来、出来ては消える明 サッカーにおいてもっとも重要なコンセプト 考えつづけ、そして恐れず、積極的に 現代サッカーにおける攻めの生命線 第 3 章有機的なプレー連鎖の集合体 2 守備のおはなし トータル・フットボール ノ 00 087 70 イ
ディフェンスは創造的な協力作業 成功イメージの引出し 多くの選手が絡みつづける共同ワーク 厳しい学習機会 ディフェンスは次の攻撃の準備 チェイス & チェックが守備の実効レベルを決める 創造的、想像的なディフェンスの絶対的な基盤 許されざる「アリバイ守備」 ジーコが与えた「自由」わ ギドとのディベート リスクを負わないサッカーは存在しない サッカーは幻世紀の社会的なイメージリーダーである 「戦友」オシムとギド 攻撃的なディフェンス 守備こそが、次の攻撃のダイナミズムを左右する 中村俊輔はなぜ成功したか ? ノ 06- 7 ノ 2
「本物の守備意識」が、魅力的なサッカーを支える I<—II-LF-—>I-LJ 哲学者・小林敏明さんとの対話・ 空間の間、時間の間、人間の間 日本代表と丸山真男 ワールドカップにとってナショナリズムとは何か ? 第 4 章サッカーは本物の心理ゲームである 7 / 消極的なマインドとの闘い シュートにチャレンジすることは選手全員の義務である 世の中すべてのことは不安定で不確実 義務をこなした報酬としての自由 2 体感を積み重ねた自信 アグレッシプなマインドコントロール 連鎖するネガテイプな心理状態 究極のダイナミックサッカーが起こした大逆流 792 ノ 68 7 0 72
あとがき 闘うマインドを高揚させる自己主張エネルギー 第 5 章サッカー監督という心理マネージャー サッカー監督という仕事 言動に対する自信と確信 監督いチームリーダー 監督の義務と価値 5 ーフタイムの奇跡 2 不条理なメカニズムと心理的な悪魔のサイクル 優れた監督はポジテイプな驚きを演出できる トルシェの「創造的な破壊」 アンバランスだったジーコジャパン オシム監督の心理マネージメント 9 2 2 200 ム 98 232 229 刀 -9 7 、 95 237 798
編集協力中澤和子 アスキー新書 018 にほんじん 湯浅健ニ ( ゆあさけんじ ) 1952 年、北海道生まれ。大学卒業後ドイツへ留学し、 1981 年、ドイッサッカ ー協会公認「スペシャル・ライセンス ( プロサッカーコーチライセンス ) 」を取 得。同時に国立ケルン体育大学の専門課程 ( サッカー ) を修了。帰国後、読売サ ッカークラブ ( 現・東京ヴェルディ 1969 ) の専業コーチを務め、日本リーグ、 天皇杯、 JSL カップで優勝を果たす。現在、雑誌の連載執筆など精力的に活動。 とくに自身のホームページにおける試合評は、ファンに絶大な支持を受けている。 著書に『ポールのないところで勝負は決まる』 ( 出版芸術社 ) 、『サッカー監督と いう仕事』 ( 新潮文庫 ) ほか多数。 「湯浅健二のサッカー・ホームページ」 http://www.yuasakenji-soccer.com/ 日本人はなぜシュートを打たないのか ? う 2007 年 7 月 25 日初版発行 2007 年 12 月 20 日第 1 版第 5 刷発行 著者 発行人 発行所 湯浅健二 福岡俊弘 株式会社アスキー 〒 102-8584 東京都千代田区九段北 1 -13-5 日本地所第一ビル 電話 ( 出版営業 ) 03-6888-5500 ( 編集局 ) 0570-064008 Copyright ◎ 2007 Kenji Yuasa 本書は、法律に定めのある場合を除き、複製・複写することはできません。 落丁・乱丁本は、送料弊社負担にてお取替えいたします。お手数ですが、弊 社出版営業までお送りください。 装丁 印刷 緒方修一 ( ラーフィン・ワークショップ ) 凸版印刷株式会社 アスキー新書編集部 ◇正誤表 ◇アスキー本と雑誌 ◇プライバシーポリシー ◇ウェブ読者アンケート ・Ⅱ田 705 ISBN978-4-756 ト 4955-8 Printed ⅲ Japan http://www.ascii. CO. jp/books/support/ http://www.ascii.CO.jp/bOOks/ http://www.ascii. CO. jp/privacy. html http://mkt.uz.ascii. CO. jp/