異常の構造

キーフレーズ

私たち 分裂病 異常 合理性 自分 世界 患者 常識的 常識 意味 自己 考え アンネ 人間 存在 非合理 日常 母親 場合 正常 言葉 異常者 感覚 合理的 同一性 自分自身 家族 自身 関係 心理学 子供 精神分裂病 日常生活 現実性 概念 精神 共通 社会 理解 私自身 感じ 精神病者 一つ 立場 自然 事態 幾何学 構造 精神医学 行動 体験 症例 公式 自体 排除 父親 しよう 他人 相互理解 共感能力 合理 できる 症状 論理 相互 同じ ふつう 妄想 問題 単一性 ーーー 意志 治療 欲求 示し 思考 基本 しかし 考える 不安 支配 万年筆 すべて 同一 生活 多数 生存 表現 みずから 日常的 家庭 逸脱 原理 成立 現実

目次

・目次 1 ー現代と異常・ 異常への関心 / 異常への不安 / 自然の合 理性という虚構 / 合理性の虚構と不安 2 ー異常の意味・ 量的な異常 / 質的な異常 / 精神の異常 / 狂気という異常 / 常識の欠落 3 ー常識の意味・ 常識の語養 / 共通感覚 / 共通感覚から常 識へ / 常識の規範化 4 ー常識の病理としての精神分裂病・ 精神分裂病とは / 症例 9.

5 ープランケンプルグの症例アンネ・ 母親からの話 / アンネ自身の追想 / 入院 時の所見 / 面接記録とその後の経過 6 ー妄想における常識の解体・ 他覚的症状としての常識欠落 / 症例 / 世 界の二重構造 7 ー常識的日常世界の「世界公式」・ 常識の構造 / 個物の個別性 / 個物の同一 性 / 世界の単一性 / 日常世界の世界公式 / 1 “ 1 でない世界 8 ー精神分裂病者の論理構造・ 常識と合理性 / 症例 / 1 0 108 124

9 ー合理性の根拠・ 近代精神医学の欺瞞 / 非合理排除の論理 / 現実性と生への意志 / 異常者排除の社 会的「正当性」 ー異常の根源 社会的存在概念としての「全」と「一」 / 家庭環境の問題 / 分散型家族と密着型家 族 / 個別化の不成立 / 分裂病治療の意味 あとがき 142 160 181

奥付

発行者、ー野間佐和子発行所ーー株式会社講談社 = 一郵便番号一一〒 0 一 東京都文京区音羽一一ー一一一ー 電話 ( 編集部 ) 日ー蛩九五ー景 = 一 ( 販売部 ) 日ー黔空ー昊 = 六 ( 製作部 ) 日ー殳ー契一 装幀者、ー杉浦康平 + 辻修平 印刷所・・ー凸版印刷株式会社製本所ーー株式会社大進堂 ISBN 4 ー 06 ー一一 5131 ー 0 ( 定価はカバーに表示してあります ) 本書の無祈複写 ( コピー ) は著作権法上での例外を除き、禁じられています。 落丁本・乱丁本は、小社書籍製作部あてにお送りください。送料小社負担にてお取り替えいたします。 なお、この本についてのお問い合わせは、学芸図書第一出版部あてにお願いいたします。 異常の構造 一九七三年九月一一〇日第一刷発行一九九六年二月二三日第三三刷発行 著者ー・木村敏 ◎ Bin Kimura 1973 Printed in Japan

広告・パブリックドメイン

現代哲学事典 山崎正一中国人の知恵 諸橋轍次 < 市川浩編 哲学・思想 ヴァルター・ペンヤミンー高橋順一中国の名句・名 = = 尸ーー村上哲見 哲学入門一歩前 廣松渉精神病理からみる 小林敏明論語 貝塚茂樹 —現代思想 ー△フ一 ) 旱、マルノス 廣松渉☆ 「論語」を読む 加地伸行 - 部み返す 哲学の歴史 新田義弘ヨーロッパの個人主義ー西尾幹一一老荘を読む 蜂屋邦夫 哲学のすすめ 岩崎武雄ニーチ工との対話ーー西尾幹一一「三国志」の知恵 狩野直禎 正しく考えるためにー岩崎武雄観オカルト 坂下昇「韓非子」の知恵 狩野直禎 哲学とは何か 後藤平巐ジョークの哲学 加藤尚武「戦国策」の知恵 市川宏 Ⅷ新・哲学入門 田原八郎期「無」の思想 森三樹三郎 市川浩超人の哲学 人間の思想の歩みーーー山崎正一朧愛について 今道友信馬「気」の不思議 池上正治 朋弁証法入門 茅野良男美について 今道友信「気」で観る人体 , ー - ーー池上正治 9 弁証法は 三浦っとむうそとバラドックスー内井惣七☆ 1 どういう科学か 実存主義入門 茅野良男パズルとバラドックスーー内井惣七江戸の無意識 櫻井進 シャーロック・ホームズ Ⅲ構造主義 北沢方邦叨 内井惣七 の推理学 ・ケ . ンプノ はじめての構造主義ー橋爪大三郎ダンディ 細供井 - 折ロ亠人 - 訳 、ーユス々′ . ン・ベルク 窿田勝せ犬 - 訳 語言葉と無意識ーーー・丸山圭三郎町酩・ 匯言葉・狂気・エロスー丸山圭三郎腿自由の悲劇 西尾幹一一 圏現代思想の 今村仁司☆ 叨現代思想を読む事典ー今村仁司編古代インドの神秘思想ー服部正明 国作ると考える 今村仁司旧はじめてのインド哲学ー立川武蔵 ミシェル・フーコーー内田隆三ヨーガの哲学 立川武蔵 幻現代思想事典ーー清水幾太郎編斯空と無我 定方晟

日本人論・日本文化論 文化人類学・民俗学 胤文化人類学の考え方ー米山俊直タテ社会の人問関係ー中根千枝 ( し・ク′ - フック′亠小ーーン 5 文化人類学 繝タテ社会の力学ーーー、中根千枝 外一山・泰半丸 - 訳 2 の世界 中根千枝 繝適応の条件 ☆ 吉田敦彦期日本人の意識構造 , ーー会田雄次 日本神話の源流 平野仁啓日本人の論理構造ーー・ー板坂元 日本の神々 市川健夫日本人の行動様式ーー荒木博之 ブナ帯と日本人 死の国・熊野 聞き手・竹村健一 豊島修クな まなざしの人間関係ー井上忠司 ☆ ノチンコと日本人ーー加藤秀俊 加藤秀俊ヾ アメリカ人 不思議の国アメリカー松尾弌之齠たべものと日本人ーー河野友美 % イギリス人と 別貞徳カレーライスと日本人ー森枝卓士 4 日本人 神崎宣武 イスラムからの発想ー大島直政物見遊山と日本人 6 食文化の中の 鄭大聲 ユダヤ人 上田和夫Ⅲ日本と朝鮮 跖中東を読むキイワードー浅井信雄 皿アラブ・ムスリムの日常生活ーー清水芳見

☆ 自然科学と技術 数学の考え方ーーーー矢野健太郎 恐龍はなぜ滅んだかー平野弘道数学をきずいた人々ー矢野健太郎 草場公邦 歸進化を忘れた動物たちー今泉忠明粥数の不思議 森毅 はじめての進化論ーー・河田雅圭数学で何を学ぶか 臈史上最大の恐龍 平野弘道はじめての現代数学ー瀬山士郎 ー門ノル・ト - 一フサ・ウ′ルス 矚シーラカンス 上野輝彌☆ Ⅲ師川天乃樹・山口山 圏オスとメス " 長谷川真理子 7 物理の世界 泰 : 久・山田輩〈一一 Ⅱ性の不思議 ゴリラとヒトの門 日ーー山極寿一鼎物質の究極は何だろうかー本間三郎 ☆ アインシュタインの発想ー小野健一 吉岡郁夫簡エントロピーからの発想武田修三郎 人体の不思議 睡眠の不思議ーーー井上昌次郎時間の本質をさぐるーー一一間瀬敏史 平井信義地球 = 誕生と進化の謎ー松井孝典 8 性を考える 黒星瑩一 9 バイオェシックスーー米本昌平旧宇宙論がわかる 上林茂暢☆ 嘱先端医療 齲バイオサイエンス入門ー藤本大三郎使いこなすパソコン通信ー那須正夫 西垣通 検査値で読む人体ーー高見茂人ä<— 那野比古 気象で読む身体ーー加賀美稚弘マイクロマシン 旧脳はどこまでわかったかー三上章允☆ 小泉武夫 ェイズの常識 宗像恒次酒の話 居住のソフトウェアーー天野彰 ☆ 松永俊男 地球のなかをのぞくー神沼克伊Ⅷ博物学の欲望

自己弛緩法 原野広太郎フロイト以後 鈴木品¯) む理・精神医学 人問関係の心理学ー早坂泰次郎膸 7 ュングの心理学ーー・秋山さと子 記憶力 岩原信九郎團ェロス的人問論ーーー小此木啓吾ュングとオカルトー秋山さと子 間言憶力を・クビリヤノヴィッチ秘密のむ里 小此木啓吾 ュングの性格分析ー秋山さと子 集中力 山下富美代催眠のすべて ・・ルクロン曲歹ク断 秋山さと子 性格 詫摩武俊うその心理学 相場均タバコ 宮城音弥 天才、ーーー創造の 性格分析 川捷之異常の心理学 相場均盟。、 福島章 ト一フフィ 人はなぜ悩むのか 岩井寛好きと嫌いの心理学ー詫摩武俊旧青年期の心 福島章 繝ノイローゼ 森崇 宮城音弥Ⅲ埴性と適性の 詫摩武俊青春期内科診療ノート 自閉症 玉井収介脈これからの〈老い〉ーー詫摩武俊躓ナルシズム 中西信男 うつ病の時代ーーー大原健士郎期「らしさ」の心理学ーーー福富護馴退却神経症 笠原嘉 Z ・・ローゼンタール 矚季節性うつ病 訓「出会い」の心理学ーー都留春夫矚正常と異常のはざまーーー森省一一 太田龍朗監訳 自己不安の構造ーーー石田春夫Ⅲ集団の心理学 森省二 磯貝芳郎腿逸脱するエロス 「ふり」の自己分析ーー石田春夫自己抑制と自己実現ーー 森省一一 福島脩美Ⅱ「別れ」の深層心理 ストレス 内山喜久雄アイデンティティの心理学ーー鑪幹八郎対人恐怖 内沼幸雄 【ーコン -z- ローール ストレス 宮城音弥跖〈つきあい〉の心理学ー国分康孝 森田療法 岩井寛〈自立〉の心理学ー・ーーーー国分康孝 5 リーターシップの 間異常の構造 木村敏 ーーー国分康孝 心理学 自己分析 チームワークの心理学ー国分康孝 池見酉次郎期 自己実現の方法 石塚幸雄贐〈自己発見〉の心理学ー国分康孝 ・べィー、刀 自己コントロールーーー成瀬悟策弸フロイト 宀呂城立日弥印れ 7 セルフ 原野広太郎甦るフロイト思想ー佐々木孝次 「ーコンー「ローール

嘱自己愛とエゴイズムー・ガラルダ 人生論・教育 旧自己愛と献身ーーー・ガラルダ 期生きるとい、つこと 水上勉☆ 森有正愛に生きる 鈴木鎮一 いかに生きるか 子どもをのばす 一去」ること ) ) 若狭蔵之助 森有正自由教室 2 - 者ごん 0 こと >-«・リヾス四ほんと、つの 永畑道子 竄孤独を生きぬく 7 学校を求めて 9 愛すること 西部邁 三浦綾子嚇新・学問論 磯部忠正爲大学でいかに学ぶかー増田四郎 離けに。ため。 風間研 渡部昇一 大恋愛 5 ^ 上・下 > 自分らしく生きる・ーー中野孝次 矚人生を励ます言葉ーー中野孝次 ひたむきに生きるーー澤地久枝 去ー ; 0 一 ) レ」レ J ・エヴ . アレット せ第りよ - 訳 測すること 北やさに贈る 松下幸之助 いきいきと生きょーーー手塚富雄 弸生きるための幸福論ー加賀乙彦 ☆ 黒井千次 働くとい、つこと 山田雄一 制企業のなかで ど、つ生きるか 黒田清 裲新聞記者の現場 5 兄小林秀雄との ーーー高見沢潤子 2 対話 自分からの自由 岩田慶治 SZ

ミヒャエル・エンデーー安達忠夫 文学 囮グリム童話 鈴木・日 シャーロック・ホームズ 芻万葉集入門 久松潜一Ⅷ 河村幹夫 の履歴書 川万葉の秀歌〈上・下〉ーー中西進国コナン・ドイル 河村幹夫 ・ケ . ンプ ,. 百人一首の謎 織田正吉ダンディ 依井折ロ亠人訳 2 光源氏の一生ーーー池田弥三郎漢詩の名句・名吟 村上哲見 竹田晃 はじめての源氏物語ー鈴木日出男三国志の英傑 芭蕉 井本農一 1 その人生と芸術 Ⅷ宮沢賢治 青江舜一一郎 金子兜太 繝種田山頭火 輛中原中也 分銅惇作 美しい日本の私ーサイデンス爿 , カー英訳 荊民話の世界 松谷みよ子 説ーいかに読み、ーー後藤明生 Ⅷ俳句のたのしさ 鷹羽狩行 黼俳句を味わう 鷹羽狩行 俳句の上達法 鷹羽狩行 童話の書き方 寺村輝夫 短歌のたのしさ 岩田正 ☆ 禛ファンタジーの世界ー佐藤さとる 必史記司馬遷の世界ー加地伸行

木津川計 粥上方の笑い 言葉とコミュニケーション ☆ 手話のすすめ 期本はどう読むかーー清水幾太郎 ☆ 外山滋比古 読書の方法 水田洋 考える技術・書く技術ーー板坂元読書術 8 ル考える技術・ 板坂元素読のすすめ 安達忠夫 書く技術 現牛八新聿日 現代文の書き方 扇谷正造新聞をどう読むか 編隹木師叩編 隴ビジネス文章論 扇谷正造☆ 文章の書き方 尾川正一一聞まなざしの人問関係ー井上忠司 原稿の書き方 尾川正二笑いの人問関係 井上宏 間論文をどう書くかーー佐藤忠男☆ 川ェッセーの書き方 高田宏物知的生活の方法 渡部昇一 文章表現の技術ー・・ー・・ー植垣節也繝続知的生活の方法ーー渡部昇一 説得の文章技術ーーー・安本美典発想法 渡部昇一 弸文章構成法 樺島忠夫知的創造のヒントー外山滋比古 ☆ 「知」のソフトウェアーー立花隆 圏コ。ヒーー一フ・イタ . ーーの 日本の名句・名言ーー増原良彦 ーー土屋耕一 7 発想 説得術 増原良彦荷ワープロ書斎術・ーー - ー - ー西尾忠久 タテマエとホンネーー増原良彦 齋藤勇 自己表現上達法 繝ことば遊びコレクションーー織田正吉 語ナンセンス感覚ーーーー柳瀬尚紀 田上・森・ 立野

日本語 朧日本語のこころ 渡部昇一 Ⅷ日本人の言語表現ー金田一春彦 平山輝男 日本の方言 閥大阪弁おもしろ草子ー・田辺聖子 敬語を使いこなすーー野元菊雄 語源をつきとめるー堀井令以知 故事成語 合山究 屬ことばの未来学ーーー城生佰太郎 ☆ 漢字の知恵 遠藤哲夫 山本昌弘 閥漢字遊び 嘱漢字の常識・非常識ーー加納喜光 難字と難訓 長谷川滋成 ☆ 羂日本語をみがく小辞典《名詞第〉ーー森田良行 駟日本語をみがく小辞典《動詞第〉ーー森田良行 形容詞・ 日本語をみがく小辞典〈 〉ー森田良行 副詞第 圓日本語誤用・ 国広哲弥 ー慣用小辞典 ☆ 繝聞き上手・話し上手ーー扇谷正造 対話のレトリック 向坂寛 『本』年間予約購読のご案内 小社発行の読書人向け誌 『本』の直接予約購読をお受けし ています。 ご購読の申し込みは、購読開始 の号を明記の上、郵便局より一 年分九〇〇円、または二年分 一八〇〇円 ( いずれも送料共、 税込み ) を振替・東京 8 ー 61 2347 ( 講談社読者サービ ス ) へご送金ください