月刊 みんなねっと 通巻第93号 2015年 1月号

キーフレーズ

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目次

新年のごあいさつ 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会理事長本條義和 謹んで新春をお喜び申し上げます。 こ数年精神保健福祉をはじめとして、障害福祉施策は大きく変化してきて います。障害者基本法及び障害者総合支援法の改正、障害者差別解消法の制定、 障害者権利条約の批准が矢継ぎ早に行われました。家族会に関係深いものでは、 精神保健福祉法の改正がまず挙げられます。法の改正によって、明治 33 年に 制定されて以来 110 年以上続いてきた保護者制度が廃止されたことは大きな 成果でしたし、障害者雇用促進法の改正によって精神障害者雇用が義務付けら れたことも大きなできごとでした。 しかし残された課題もまた大きいことも事実です。保護者制度が廃止になり ましたが、医療保護入院における家族の同意要件が残りました。本人の権利擁 護システムが築けなかったことなども大きな問題です。また、 J R 運賃割引や 障害者医療費助成における他の 2 障害との格差是正は喫緊の課題です。このう ち、公共運賃等割引問題では、昨年他の 2 障害同様の運賃割引をめざすプロジェ クトチームを立ち上げ、要望に向け第 1 歩を踏み出しました。本年はこの要望 活動を加速させるとともに、他の様々な課題に優先順位を決めながら一つ一つ 取り組んでいきたいと思います。それらの課題を検討する政索委員会も、立ち 上げていきたいと考えています。 さて、家族会の三本柱は、支え合い、学習、運動と言われていますが、この うち、支え合いについては、当会ではその設立以来本当の意味の家族支援を求 めてきました。その一つとして英国の家族支援技術の導入普及が考えています。 しかし、それを成し遂げるには、みんなねっとだけでできないことは言うまで もありません。行政や関係団体のご理解とご支援、そして何より全国の家族会 の皆様の、ご支援ご協力が必要です。 本年も、本人と家族が住み慣れた地域で社会から本人を含めた家族全体が支 援を受けながら生きていける社会をめざしていきたいと思います。 月刊 新年のごあいさつ 1 知っておきたい精神保健福祉の動き 2 お知らせしますみんなねっとの活動 4 特集 身体・知的障がい者と同等の 2015 1 月号通巻第 93 号 【表紙の絵】織田信生 交通運賃割引制度の実現を求めて ( 奥田和男 ) 6 発達障害の理解とサポート【連載 9 】 初老のホヤキ・・・窓際族になって ASD ・ ADHD と診断され ( 稲葉幹夫 ) 私と子どものあゆみー母として 私と息子の自立へのあゆみ ( 松田仁美 ) 1 8 街の診療所からのお便り【連載 92 】 ( 増本茂樹 ) ・・薬を止める時期は決めにくいです・・・ 22 わかりやすい制度のはなし《その 54 》 ( 鈴木卓郎 ) 地域の生活拠点「地域活動支援センター」 26 1 4 メンタル障害をサポートするための知識ーー薬物療法を正しく理解する・連載 6 ( 姫井昭男 ) 第 1 章「精神科の薬」を学ぶ前に 6 : 「神経伝達物質」その 4 30 真澄こと葉のつれづれ日記 ( 第 46 回 ) 34 みんなのわー一読者のヘージ 36 「みんなねっと」電話相談 TEL03-6907-9212 受付時間 : 月水金 10 時 ~ 15 時

奥付

知っておきたい精神保健福祉の動き / 特集 / 私と子どものあゆみ / 連載① 街の診療所からのお便り / 連載②統合失調症はどこまでわかったか / 連載 ③絵を描く人たち / 連載④真澄こと葉のつれづれ日記 / わかりやすい制度 のはなし / みんなのわ ( 読者のページ ) ほか 【特集】 ■ 2012 年・ 1 月号 : 2012 年を障がい者制度改革の年に 2 月号 : 本人・家族の体験 3 月号 : 認知行動療法ってどんなもの ? ( 上 ) 【在庫なし】 4 月号 : 認知行動療法ってどんなもの ? ( 下 ) 5 月号 : こころの健康基本法 ( 仮称 ) 制定に向けて 6 月号 : 「働きたい」を実現するための支援 - ーー就労移行支援事業 7 月号 : 日本で家族支援をどのように実現していくか 8 月号 : 引きこもりの支援と居場所づくり 9 月号 : 楽しむことで元気になれる一一フットサルを通して 10 月号 : 保護者制度がなくなる ? ! ーー新しい家族のあり方へ 1 1 月号 : 家族相談ーー静岡県連の取り組みと家族会活性への期待 12 月号 : 絵を描く楽しさーー原画の選考会をとおして ・ 2013 年■ 1 月号 : 夢と希望を語ろうーーそれぞれの立場から 2 月号 : みんなねっと茨城大会 3 月号 : 生活を支えるケアホーム・グループホーム 4 月号 : オームヘルバーを知っていますか ? 5 月号 : 現在の精神科医療の動向 6 月号 : イギリスの家族支援視察 7 月号 : 精神障がい者へのアウトリーチのとりくみ 8 月号 : 家族が望む家族支援とは ? 9 月号 : 働きかたいろいろ - ー雇用の現場から 10 月号 : つながリをもとめて - ーー病気の親をもっ子どもの集い・交流会 11 月号 : 「精神保健福祉法」改正について考える 12 月号 : みんなねっと大阪大会 ・ 2014 年・ 1 月号 : 私たちが求める本当の家族支援とは何か 2 月号 : 働き続けるために一一自分に期待できる働き方 3 月号 : 薬を減らすガイドラインへの期待 ・「。一刊みんなねつのパッナンパーのお中し込み方法・二 ) 「 300 円 x 冊数 + 送料 80 円」の金額を巻末の振込用紙にてお振り込みくた さい。「通信欄」には、ご希望の号を記入してください。郵便局に備え付け の振込用紙の場合、「 0 () 1 3 0 ー 0 ー 3 3 8 3 1 7 みんなねっと」宛て にお振り込みください ( この場合、振込手数料は自己負担願います ) 。 FAX での申し込みもお受けします (FAX 番号 03 ー 3987-5466 ) 月刊みんなねっと ~ 毎月こんな内容でお届けします ~ ーあけましておめでとう火鉢の炭火で、ごまめ、 ございます。 黒豆、栗きんとんの見守 お正月の食卓をにぎわりが役割りでした。結構、 すのは、なんといっても時間のかかるもので、味 おせち料理ですね。年末見をしながら、やってい のニュースでは、東京のました。かまぼこ以外は デパートで万円 ( 江戸ほとんど母の手づくり キリコの重箱 ) のおせちで、大みそかまでは、家 料理の予約が始まり、即中に美味しいにおいが漂 ってました。 日で完売となったとのこ と。おせち料理も様変わ結婚してからも母の味 りしたものと驚きました。を受け継ぎ、毎年作って いましたが、ここ数年は、 お正月は年始客も多く、 台所に立っことなく、お品数も少なくなってきま こ一丁すま 料理を供することができした。スー るようにと、保存の効くほんとうにすべてのおせ おせちを作ったと思いまちがあり、買ってしまう す。私の小さい時は、スこともできますが、でも、 ー。、ーなどはなく、三賀やつばりわが家の味が一 日は商店も閉まってしま番です。 今年一年の家族の健康 いますので、年末はお正 と何事もなく過ごせるよ 月の準備で大変でした。 母が忙しくする中で、うにと祈り、おせちをい 私はおせちの担当でした。 ただきます。 ( 川﨑洋子 ) 編集後記 【ご寄付のお願い】当会の活動は、皆さんの会費を主な財源として いますが、活動資金が不足しています。より活動を充実していくた めに、寄付を募っています。ぜひご協力ください。 * 通信欄に「寄 付」とご記入ください。寄付金控除・税額控除の対象になります。 加入者名みんなねっと ・郵便振込 00130 ー 0 ー 338317 定価 300 円 月刊みんなねっこ通巻第 93 号 ( 2015 年 1 月号 ) 発行日 2015 年 1 月 1 日 賛助会費 ( 会費に購読料含む ) 発行者公益社団法人全国精神保健福祉会連合会個人・年間 3 5 0 0 円 団体・年間 3000 円 x 人数 ( 2 人以上 ) 理事長本條義和 〒 170-0013 東京都豊島区東池袋 1 ー 4 6 ー 1 3 ホリグチビル 602 TEL 0 3 ー 6 9 () 7 ー 9 2 1 1 FAX () 3 ー 3 9 8 7 ー 5 4 6 6 郵便振替 () () 1 3 0 ー () ー 3 3 8 3 1 7 ホームページ www.seishinhoken.jp 印刷・製本 / 倉敷印刷株式会社表紙の絵 / 織田信生