萬葉秀歌 下巻

キーフレーズ

作者不詳 大伴家持 十一 出來 柿本人麿 東歌 家持 歌集 十四 萬葉 云っ 十二 作っ あらう 娘子 防人 赤人 鳴く 序詞 三四 十五 居る 結句 四一 本人 感じ 天平 見れ 萬葉集 作者 一つ 十九 氣持 麿 女の歌 意味 見え 十三 三三 志貴皇子 大和 分かる 鳴き 一六 十七 十六 行く 新羅使 見える 居り 三六 十八 三七 信濃 御歌 持っ 知れ 思ふ 山部 吾が 黄葉 聖武天皇 印ち

目次

卷第八 作者 番號初 〔一四一 0 いはばしる・たるみのうへの ( 志貴皇子 ) ・ 〔一四一九〕かむなびの・いはせのもりの ( 鏡王女 )••・ 〔一四一三〕うちなびく・はるきたるらし ( 尾張連 ) ・ 〔一四一一巴はるのぬに・すみれつみにと ( 山部赤人 )••・ 〔一四三一〕くだらぬの・はぎのふるえに ( 山部赤人 ) 〔一四ラ〕かはづなく・かむなびがはに ( 厚見王 ) ・ 〔一四四七〕よのつねに・きくはくるしき ( 大伴坂上郎女 )••・ 〔一四五巳なみのうへゅ・みゆるこじまの ( 笠金村 ) 〔一四交〕かむなびの・いはせのもりの ( 志貴皇子 ) 〔一四九巴なつやまの・こぬれのしじに ( 大伴家持 )••・ 〔一五一一〕ゅふされば・をぐらのやまに ( 舒明天皇 )••・ 〔一五一こけさのあさけ・かりがねききっ ( 穗積皇子 ) : ・ 〔一五三九〕あきのたの・ほたをかりがね ( 聖武天皇 ) ・ : 目次 ノしノ、 ) 、 . 五 . 2 望

二ゅふづくよ・こころもしぬに ( 湯原王 )••・ 〔一五全〕あしひきの・やまのもみぢば ( 大伴書持 ) : 〔一六三六〕おほくちの・まがみのはらに ( 舍人娘子 )••・ 〔一六三九〕あわゆきの・ほどろほどろに ( 大伴旅人 )••・ 〔一六五 0 わがせこと・ふたりみませば ( 光明皇后 ) : ・ 卷第九 卷第十 〔一 ~ ( 究〕おほくらの・いりえとよむなり ( 柿本人窘歌集・ 〔一占一〕さよなかと・よはふけぬらし ( 柿本人麿歌集 )••・ 〔一吉四〕うちたをり・たむのやまきり ( 柿本人麿歌集 )••・ 〔一七兄〕みけむかふ・みなぶちゃまの ( 柿本人脅歌集 ) 〔一七一四〕おちたぎち・ながるるみづの ( 作者不詳 )••・ 〔一当五〕ささなみの・ひらやまかぜの ( 柿本人麿歌集 ) : ・ 「一七五〕はっせかは・ゅふわたりきて C 柿本人麿歌集 ) ・ : 〔一究一〕たびびとの・やどりせむぬに ( 遣唐使隨員の母 ) ・ : 二七〕しほけたっ・ありそにはあれど ( 柿本人麿歌集 ) : ・

〔入三〕ひさかたの・あめのかぐやま ( 柿本人窘歌集 )••・ 二八一 0 こらがなに。かけのよろしき ( 柿本人麿歌集 ) : 〔一公一一〕はるがすみ・ながるるなべに ( 作者不詳 )••・ 〔一全五〕はるされば・きのこのくれの ( 作者不詳 ) : ・ 〔一分凸かすがぬに・けぶりたつみゆ ( 作者不詳 ) : ・ 〔一穴一 = 〕も当しきの。おほみやびとは ( 作者不詳 ) ・ : 〔一九一とはるさめに・ころもはいたく ( 作者不詳 ) ・ : 〔一を六〕うのはなの・さきちるをかゆ ( 作者不詳 ) ・ : 〔一一 0 九六〕まくずはら。なびくあきかぜ ( 作者不詳 ) : ・ 〔一一三 0 あきかぜに・やまとへこゆる ( 作者不詳 ) ・ : 〔三一宅〕あさにゆく。かりのなくねは ( 作者不詳 ) ・ : 〔三呈〕やまのべにゞいゆくさつをは ( 作者不詳・ 〔三人〕あきかぜの・さむくふくなべ ( 作者不詳 ) ・ : 〔三と〕あきはぎの・えたもとををに ( 作者不詳 ) : ・ 〔三合〕ながっきの・しぐれのあめに ( 作者不詳 ) 〔ニ一分〕おほさかを・わがこえくれば ( 作者不詳 ) ・ : 〔二一九 0 〕わがかどの・あさちいろづく ( 作者不詳 )•• 〔一 = 三さをしかの・つまよふやまの ( 作者不詳 ) ・ : ・四六 ・四六

卷第十一 〔一一一三七〕おもはぬに・しぐれのあめは ( 作者不詳 )••・ 〔一三七七〕さをしかの・いりぬのすすき ( 作者不詳 ) : ・ 〔一三一三〕あしひきの・やまかもたかき ( 柿本人麿歌集 )••・ 〔一一三一四〕まきむくの・ひはらもいまた ( 柿本人麿歌集 ) : 〔一一三一五〕あしひきの。やまぢもしらず ( 柿本人麿歌集 ) : 〔一一三一三〕わがせこを・いまかいまかと ( 作者不詳 )••・ 〔一一三一共〕はなはだも・よふけてなゆき ( 作者不詳 )••・ 〔一一一 = 五己にひむろを・ふみしづむこし ( 柿本人麿歌集 )••・ 〔ニ三五三〕はっせの・ゆっきがもとに ( 柿本人麿歌集 ) ・ : 〔一一三五五〕うつくしと・わがもふいもは ( 柿本人麿歌集 ) ・ : 〔一一三を〕あさとでの・きみがあゆひを ( 柿本人麿歌集 )••・ 〔一一三穴〕たらちねの・ははがてはなれ ( 柿本人麿歌集 ) ・ : 〔一三六九〕ひとのぬる・うまいはねすて ( 柿本人窘歌集 ) ・ : 〔一一三会〕あさかげに・わがみはなりぬ ( 柿本人麿歌集 ) ・ : 〔一一三九五〕ゆけどゆけど・あはぬいもゆゑ ( 柿本人麿歌集 )••・ 〔一三究〕あからひく。はだにふれすて ( 柿本人麿歌集 ) ・ PX . 三 . ( ) ノし

〔一一岩一〕こひしなば・こひもしねとや ( 柿本人麿歌集 )••・ 〔一一四一四〕こふること・なぐさめかねて ( 柿本人麿歌集 ) : ・ 〔一一四一一五〕やましなの・こはたのやを ( 柿本人麿歌集 )••・ 〔一西三六〕おほふねの・かとりのうみに ( 柿本人麿歌集 ) ・ : 〔一一四五六〕ぬばたまの・くろかみやまの ( 柿本人麿歌集 )••・ 〔一一異五〕わがせこに・わがこひをれば ( 柿本人麿歌集 ) ・ 〔一一異九〕やまちさの・しらっゅおもみ ( 柿本人麿歌集 ) ・ 〔一一四九凸たらちねの・ははがかふこの ( 柿本人麿歌集 ) ・ 「一一五一七〕たらちねの・ははにさはらば ( 作者不詳 ) ・ 〔一一五一一 0) かりごもの・ひとへをしきて ( 作者不詳 ) ・ 〔一一五四 0 〕ふりわけの・かみをみじかみ ( 作者不詳 ) 〔一一五異〕おもはぬに・いたらばいもが ( 作者不詳・ 〔一一五〕かくばかり・こひむものそと ( 作者不詳 〔一一五五四〕あひみては・おもかくさるる ( 作者不詳 )••・ 〔一一五六 0 〕ひともなき・ふりにしさとに ( 作者不詳 )••・ 〔一一五当 l) いつはりも・につきてぞする ( 作者不詳 )••・ 〔一一発九〕はやゆきて・いっしかきみを ( 作者不詳 ) ・ : 〔一一五合〕おもがたの・わするとならば ( 作者不詳 )••・ : - ヒ - ヒ - 匕 - し - ヒ - ヒ - ヒ - ヒぐフブぐフフフ、フ : 癶フ / 、 - し - メヾ . 五 . 2 望三 - ニ

〔一一五八一 D あちきなく・なにのたはこと ( 作者不詳 ) : 〔一一六一六〕おくやまの・まきのいたどを ( 作者不詳 ) ・ : 〔二六一へ〕つくよよみ・いもにあはむと ( 作者不詳 ) ・ : 〔一一六四一 D ともしびの・かげにかがよふ ( 作者不詳 )••・ 〔一一六五一〕なにはびと・あしびたくやの ( 作者不詳 )••・ 〔一一六五一 (l) うのとの・とどともすれば ( 作者不詳 )••・ 〔一一六七凸まどごしに・つきおしてりて ( 作者不詳 ) ・ : 〔一一穴三〕をちかたの・はにふのをやに ( 作者不詳 )••・ 〔一一七三巴しほみてば・みなわにうかぶ ( 作者不詳 ) ・ 〔毛昔〕あさがしは・うるはかはべの ( 作者不詳 )••・ 〔一一七六 0 〕あしひきの・やまさはぐを ( 作者不詳 ) ・ 〔毛六一 l) あしがきの・なかのにこぐさ ( 作者不詳 )••・ 〔一宅告〕みちのべの・いっしばはらの ( 作者不詳 ) ・ : 〔一一七四〕かむなびの・あさしぬはらの ( 作者不詳 ) ・ : 〔一一セ公 D さねかにば・たれともねめど ( 作者不詳 ) : 〔一一セ尖〕やまぶきの・にほへるいもが ( 作者不詳 )••・ 〔一毛九四〕こもりづの・さはたづみなる ( 作者不詳 ) ・ : 〔毛究〕ひとごとを・しげみときみを ( 作者不詳 ) : ・ ー・ ( つノし

卷第十三 卷第十二 〔三一三 0 あふさかを・うちいでてみれば ( 作者不詳 ) : ・ 〔三一一四凸しきしまの・やまとのくにに ( 作者不詳 ) : 〔一穴四一〕わがせこが・あさけのすがた ( 柿本人麿歌集 ) ・ 〔一穴四三〕うつくしみ・わがもふいもを ( 柿本人歌集 ) ・ : 〔一穴六己やまがはの・みづかげにおふる ( 柿本人麿歌集 ) 〔一穴九三〕あさゆきて・ゅふべはきます ( 作者不計 ) ・ 〔元一六〕たまかつま。あはむといふは ( 作者不詳 ) : ・ 〔元三〕をとめごは・おなじこころに ( 作者不詳 ) ・ : 〔元一一一六〕いまはあは・しなむよわがせ ( 作者不詳 )••・ 〔一一九五一一〕わがよはひし・おとろへぬれば ( 作者不詳 ) : 〔三 8 巴ひさかたの・あつみそらに ( 作者不詳 )••・ 〔三一充〕のとのうみに・つりするあまの ( 作者不詳 ) ・ : 〔三三 0 〕あしひきの・かたやまきぎし ( 作者不詳 ) ・ 〔一一へ 9 一〕あしひきの・やまどりのをの ( 作者不詳 ) ・ : ・九六 ・九六 ・九七 ・九へ : 究 : 一 00 : 一 0 三 : 一 0 四

卷第十四 〔 = 一三犬〕なっそひく・うなかみがたの ( 東歌 ) ・ : 〔三三五一〕つくばねに・ゆきかもふらる ( 東歌 ) : 〔三三五一一〕しなぬなる・すがのあらのに ( 東歌 ) ・ : 〔三三丑〕あまのはら・ふじのしばやま ( 東歌 ) : 〔一一一三六一〕あしがらの・をてもこのもに ( 東歌 ) : 〔一一一三六六〕まがなしみ・さねにわはゆく ( 東歌 ) : 〔三三七凸むさしぬの・をぐきがきぎし ( 東歌 ) : ・ 〔一一一三〈六〕にほどりの・かづしかわせを ( 東歌 ) : 〔三三究〕しなぬぢは・いまのはりみち ( 東歌 ) ・ 「一一一四 9 一 D あがこひは・まさかもかなし ( 東歌 ) : 〔一一一岩四〕かみつけぬ・あそのまそむら ( 東歌 ) : ・ 〔螽一巴いかほろの・やさかのゐでに ( 東歌 ) ・ : 〔三四一一四〕しもつけぬ・みかものやまの ( 東歌 ) ・ : 〔三四一一五」しもつけぬ・あそのかはらよ ( 東歌 ) ・ : 「三四 = 一九〕すずがねの・はゆまうまやの ( 東歌 ) ・ : 〔三一一一一一一〕かはのせの。いしふみわたり ( 作者不詳 ) ・ : 三六 : 】三 0

卷第十五 〔一 = 四五一一〕おもしろき・ぬをばなやきそ ( 東歌 ) : ・ 〔三四五凸いねつけば・かがるあがてを ( 東歌 ) ・ 〔一 = 四六一一〕あしひきの・やまさはびとの ( 東歌 ) : ・ 〔一 = 四七四〕うゑたけの・もとさへとよみ ( 東歌 ) : ・ 〔三哭四〕あさをらを・をけにふすさに ( 東歌 ) ・ : 〔三究巴こもちゃま・わかかへるでの ( 東歌 ) : 〔三五一四〕たかきねに・くものつくのす ( 東歌 ).. ・ 〔一 = 五一五〕あがおもの・わすれむしだは ( 東歌 ) ・ : 〔一 = 五一三〕きそこそは・ころとさねしか ( 東歌 ) ・ : 〔一 = 五六凸さきもりに・たちしあさけの ( 東歌・防人 〔一一一五七 0 〕あしのはに・ゅふぎりたちて ( 東歌・防人 ).. ・ 〔三六 9 一〕あをによし・ならのみやこに ( 作者不詳 ) : ・ 〔一 = 六品〕わたつみの・うみにいでたる ( 作者不詳 ).. ・ 〔三充七〕ももふねの・はつるっしまの ( 新羅使 ) : ・ 〔 = 一充 0 あまざかる・ひなにもっきは ( 新羅使 ) : ・ 〔 = と = 〕たかしきの・う〈かたやまは ( 新羅使・大藏麿 ) : ・ V 】 1 Ⅱ

卷第十七 〔一宅一三〕あしひきの・やまぢこえむと ( 狹野茅上娘子 ) ・ : 〔三当四〕きみがゆく・みちのながてを ( 狹野茅上娘子 ) ・ : 〔毛 = 一 D あかねさす・ひるはものもひ ( 中臣宅守 ) ・ : 〔一一耄己かへりける・ひときたれりと ( 狹野茅上娘子 ) ・ : 卷第十六 〔三大六〕はるさらば・かざしにせむと ( 壯士某 ) ・ : 〔一穴冥〕ことしあらば・をはっせやまの ( 娘子某 ) ・ : 〔三合七〕あさかやま・かげさへみゆる ( 前の采女某 ) ・ : 〔一穴岩〕てらでらの・めがきまをさく ( 池田朝臣 ) : 〔天四一〕ほとけつくる・まそほたらすは ( 大神朝臣 ).. ・ 〔天四六〕ほふしらが・ひげのそりぐひ ( 作者不詳 ) ・ : 〔三三〕わがかどに・ちどりしばなく ( 作者不詳 ) : 〔三九一五〕あしひきの・やまたにこえて ( 山部赤人 ) ・ : 〔一一三〕ふるゆきの・しろかみまでに ( 橘諸兄 ) : ・ 〔三九全〕たまくしげ・ふたがみやまに ( 大伴家持 ) ・ : : 一四六 : 一五四 : 六 : 一六 0

卷第十九 卷第十八 〔四一三凸はるのその・くれなゐにほふ ( 大絆家持 ) : ・ 〔四一四一〕はるまけて・ものがなしきに ( 大伴家持 ) : 〔四一四三〕もののふの・やそをとめらが ( 大伜家持 )••・ 〔四一四凸あしひきの・やつをのきぎし ( 大伴家持 )••・ 〔四一六凸ますらをは・なをしたつべし ( 大伴家持 ) ・ : 〔四一三六〕このゆきの・けのこるときに ( 大伴家持 )••・ 〔四一一六一一〕からくにに・ゆきたらはして ( 多治比主 ) : ・ 〔四六巴あらたしき・としのはじめに ( 迸褪王 ) : 〔四 0 尖〕あぶらびの・ひかりにみゆる ( 大伴家持 )••・ 「四 0 九七〕すめろぎの・みよさかえむと ( 大伜家持 ) : 〔四一一三〕このみゆる・くもほびこりて ( 大伴家持 ) : 〔四一三巴ゆきのうへに・てれるつくよに ( 大伴家持 ) : 〔四 0 一六〕めひのぬの・すすきおしなべ ( 高市黒人 )••・ 〔四 0 一一九〕すすのうみに・あさびらきして ( 大伴家持 ) : ・ : 一六三 : 一セ五

卷第二十 〔四一一九一一一〕あしひきの・やまゆきしかば ( 元正天皇 )•• 〔四三 0 五〕このくれの。しげきをのヘを ( 大伴家持 ) ・ 〔四三毛〕わがつまも・ゑにかきとらむ ( 防人 ) : 〔四三一一 0 おほきみの・みことかしこみ C 防人 ) : ・ 〔四一一西九〕ももくまの・みちはきにしを ( 防人 ) ・ : 〔豊五とあしがきの・くまどにたちて ( 防人 ) : 〔四三大〕おほきみの・みことかしこみ ( 防人 ). : 〔四三充〕つくばねの・さゆるのはなの ( 防人 )••・ 〔四一 = 吉〕あられふり・かしまのかみを ( 防人 ) : 〔四四 C とひなぐもり・うすひのさかを ( 防人 ) ・ : 〔四四一一五〕さきもりに・ゆくはたがせと ( 防人の妻 )••・ 〔四四三一〕ささがはの・さやぐしもよに ( 防人 )•• 〔四四一一一巴ひばりあがる・はるべとさやに ( 大伴家持 ) : ・ 電一合〕はるのぬに・かすみたなびき ( 大伴家持 ) : ・ 〔四一一九一〕わがやどの・いささむらたけ ( 大伴家持 ) : 〔四一一九一一〕うらうらに・てれるはるびに ( 大伴家持 ) : : 一へ四 : 一七六 Xli

從屬選出歌 〔六一〕ますらをが・さつやたばさみ ( 舍人娘子 ) : ・ 〔一四一一凸あしひきの・やまさくらばな ( 山部赤 <)••・ 〔一罷一〕こほしけば・かたみにせむと ( 山部赤人 )•• 〔一五一凸ことしげき・さとにすまずは ( 但馬皇女 ) : 〔一セ一一一一〕たぎのうへの・みふねのやまゆ ( 作者不詳 ) ・ : 〔一七九六〕もみちばの・すぎにしこらと ( 柿本人麿歌集 )••・ 〔一七九 0 いにしへに・いもとわがみし ( 柿本人麿歌集ソ・ 〔一七究〕たまっし寸・いそのうらみの ( 柿本人麿歌集 ) : ・ 〔四四六とつるきたち・いよよとぐべし ( 大伴家持 )••・ 〔四四穴〕うっせみは・かすなきみなり ( 大伴家持 ) ・ : 〔四犬といざこども・たはわざなせそ ( 藤原仲營 ) : 〔四四九一〕おほきうみの・みなそこふかく C 石川女郎 ) : 〔四四九三〕はつはるの・はつねのけふの ( 大伴家持 ) : ・ 〔岩九四〕みづどりの・かものはのいろの ( 大伴家持 )•• 〔四五三〕いけみづに・かげさへみえて ( 大伴家持 )••・ 〔四五一六〕あらたしき・としのはじめの ( 大伴家持 ) : ・ : 一九三 : 一九七

〔一全一一 D まきむくの・ひはらにたてる ( 柿本人麿歌集 )•. ・ 〔一一四大〕あきがしは・うるわかはべの ( 柿本人麿歌集 ) ・ 口一充七〕いもがなも・わがなもたたば ( 作者不詳 ) : 〔一一九き〕しなむいのち・ここはおもはす ( 作者不詳 ) 〔一一空 0 おのがしし・ひとしにすらし ( 作者不詳 ) : 〔一一九三巴うまさはふ・めにはあけども ( 作者不詳 ) ・ 〔元四七〕おもふにし・あまりにしかば ( 作者不詳 )- ・ 〔元六一〕うつぜみの・つねのことばと ( 作者不詳 ) : ・ 〔三 8 工〕あしひきの・やまよりいづる ( 作者不詳 ) 〔三 8 三〕ゅふづくよ・あかときやみの ( 作者不詳 ) : 〔一一一三大〕さぬらくは・たまのをばかり ( 東歌 ) ・ ロ三穴〕あしがりの・とひのかふちに ( 東歌 )••・ 〔三三大〕いりまぢの・おほやがはらの ( 東歌 ) : ・ ロ = 一毛凸わがせこを・あどかもいはむ ( 東歌 ) : 〔 = 一三九 C 〕つくばねに・かがなくわしの ( 東歌 ) : 〔三一禿凸をつくばの・ねろにつくたし ( 東歌 ) : ・ ロ四一 C 〕いかほろの・そひのはりはら ( 東歌 )••・ ロ四一七〕かみつけぬ・いならのぬまの ( 東歌 ) : ・ : 6 六 : 一 0 六 : 一 0 六 XIV

〔三豊一 D たきぎこる・かまくらやまの心東歌 ) : 〔三四三 0 つむがぬに・すすがおときこゅ ( 東歌 ) : 〔三四四三〕うらもなく・わがゆくみちに ( 東歌 ) : 〔三四四七〕くさかげの。あぬなゆかむと ( 東歌 ) : 〔一一一四六三〕まどほくの・ぬにもあはなむ ( 東歌 ) : ・ 〔三四七三〕さぬやまに・うつやをのとの ( 東歌 ) ・ : 〔三四七六〕うべこなは・わぬにこふなも ( 東歌 ) ・ : 〔三四突〕たちばなの・こばのはなりが ( 東歌 ) : 〔三四九七〕かはかみの・ねじろたかがや ( 東歌 ) : ・ 〔三四究〕をかによせ・わがかるかやの ( 東歌 )••・ 〔三五 OIII) あせかがた・しほひのゆたに ( 東歌 ) ・ : 〔三五一一〕あをねろに・たなびくくもの ( 東 %)••・ 〔三五三〕ひとねろに・いはるものから ( 東歌 ) : 〔三五一三〕ゅふされば・みやまをさらぬ ( 東歌 )••・ ロ五一一六〕ぬまふたっ・かよはとりがす ( 東歌・ 〔一 = 五三一〕いもをこそ・あひみにこしか ( 東歌 ) : ・ ロ吾毛〕くへごしに。むぎはむこうまの ( 東歌 ) : ・ 〔三五四六〕あをやぎの・はらろかはとに ( 東歌 ) ・ : : 一四 0 : 一四 0 : 一四 0 : 一四 0 : 一四 0

ロ五覺〕たゆひがた・しほみちわたる ( 東歌 )••・ 「三五契〕しほぶねの・おかればかなし C 東歌 )••・ ロ五発〕なやましけ・ひとづまかもよ ( 東歌 ) ・ 〔一一契五〕かのころと。ねずやなりなむ ( 東歌 ) : ・ 〔三七〕たむをちゃ・しかもないひそ ( 法師某 ) 〔巴一四〕なでしこが・はなみるごとに ( 大伜家持 )••・ 〔四一〕はるまけて・かくかへるとも ( 大伴家持 )••・ 〔巴四六〕よくだちに・ねざめてをれば ( 大伴家持 ) ・ : 〔四一あさどこに・きけばはるけし ( 大伴家持 )••・ 〔四三兄〕あきかぜに・なびくかはびの ( 大伴家持 ) ・ 〔四三五一 D みちのべの・うまらのうれに ( 防人 ) : ・ ( 四四六凸わたるひの・かげにきほひて ( 大伴家持 ) ・ : 一五セ XVI

奥付

昭和十一年十一月二十日第一刷發行萬葉秀歌 ( 下卷 ) 昭和二十九年一月十五日第葦三刷改版發行 ( 全二冊 ) 昭和三十三年五月二十日第三十刷發行 定價百圓 も きち 本 著者 齋藤茂吉 東京都千代田區神田一ッ橋二丁目三番地 發行者 岩波雄二郎 東京都千代田區田美土代町十六番地 秀 印刷者 山根正男三 發行所 1 毆岩波書店 亂丁本・亂丁本はお取替いたします とう