たねと果実のいとなみ

キーフレーズ

のたね 植物 食べ タンポポ 動物 食べる ヤーコプス わたしたち 栄養 木の実 チューリップ ドイットウヒ コムギ 果実 花粉 たくさん 真里子 しよう 子ども たまご たね 地面 穀物 塚原 そだっ つくる フウロソウ ヨーロッパ 大切 出し 種皮 卵細胞 カリフラワー 場所 ヒマワリ キイチゴ メートル 種子植物 アカゲラ 小さな 入れ物 部分 子房 ムラサキケマン 取り入れ ヤドリギ たまこ カエデ Jacobs インゲンマメ コショウソウ ツリフネソウ アカヤマアリ ミュンヒェン 一年 つかっ ペニバナインゲン 子葉 リンゴ カケス München 食べもの ミッパチ オルキス カプセル オオムギ マッカサ レミング トウモロコシ シジュウカラ 自分 受粉 綿毛 方法 出て 春に 季節 胚乳 さまざま ラズベリー たからもの 白い Una らっか まわり あいだ 野の花 夏の日 小麦粉

目次

この本にのっていること タンポポはどのようにしてふえていくのだろう (). 6 ~ 7 ) 植物の親と、子どものたね / 種子植物はどのように ふえ、どの チューリップの花をのぞいてみたら (P. がはいっている マメとニワトリのたまご / たねの中には、小さな植物の子ども マメとたまごのはなし (). 8 ~ 9 ) ようにひろがっていくのだろう 1 0 ~ 1 1 ) たねは、どのようにしてできるのだろう / 植物のどの部分がた ねになるのだろう 植物のいのちがめざめる (). 12 ~ 13 ) ねむっているたねが目をさまし、発芽がはじまる 花から実へ (). 14 ~ 15 ) たねをつつむカプセルとさや / 入れ物からとびだすたね、 はいったままのたね 夏の果実 (). 16 ~ 17 ) 中に くだものと野菜の取り入れ / おもしろい形をしたたねの入れ物 森の果実 (). 20 ~ 21 ) 物を食べて生きている 穀物について / 穀物が栽培植物になるまで / 人間も動物も、 金色の穂とゆたかなみのり (). 18 ~ 19 ) / 果実の見わけ方 36 はいけない、毒のある果実について キイチゴやラズベリーなど、食べられる果実について / 食べて たねはさすらいの旅にでる (). 22 ~ 23 ) 水や風や動物は、たねをどのようにはこぶのだろう / 自分のカ でとんでいくたね 風にのって旅をする (). 24 ~ 25 ) 帆やらっかさんで空をとぶたね / 空とぶたねのみごとなしくみ 虫や動物にはこんでもらう (). 26 ~ 27 ) 人間や動物にはこばれて、旅をするたね / アリとたねとのたす けあい たねと実を食べる鳥 (). 28 ) たねや実を食べるのは、どんな鳥なのだろう / 植物がたねをた くさんつくるわけ 鳥をさそう (). 29 ) 鳥はどのようにして、じゅくした果実をみわけるのだろう / そ してどのように、たねをばらまくのだろう 小さなたねの大きなはたらき (). 3 0 ~ 3 1 ) 森の木の実は、森の生きものにとって大きないみを持っている / ドイットウヒの「なり年」について 木の実を食べたのはだれ ? (). 32 ~ 33 ) 秋の森で、木の実をあつめる動物たち / マッカサや木の実をし らべて、だれがたねを食べたかあててみよう 土の中のたからもの (). 34 ~ 35 ) 季節のうつりかわりとヒマワリの一生 / たねのじゅみよう / 土 にうまっているたくさんのたねについて

奥付

訳者あとがき モーリス・ドリュオンという人が書いた「みどりのゆ び」というお話があります。このお話は、みどりのおや ゆびを持つチトという男の子がでてきます。チトのみど りのおやゆびには、たねをめざめさせるふしぎな力があ ります。土の中でねむっているたねや道ばたにおちてい るたねに、チトのおやゆびがさわると、たねはたちまち 芽を出して、花を咲かせるのです。 わたしたちには、ざんねんなことに、みどりのおやゆ びはありません。けれども、わたしたちでも、ほんの少 したねに気をつけていれば、たねをあちこちにばらまい たり、たねをそだてて、花を咲かせたりできます。たと えば、みなさんが通っている道だけでも、どれだけたく さんの種類のたねがおちているでしようか。いちど、し やがんで、土をよく見てみましよう。きっと、いろいろ な発見があると思います。 日本と、ウナ・ヤーコプスさんの住んでいらっしやる ドイツとでは、はえている植物の種類が少しずっちがい ます。そこで、よく似た植物が日本にある場合は、その 植物の名前をつかい、似た植物がない場合は同じグルー プの名前 ( 属名 ) をつかうようにしました。また、動物 や植物の名前を調べるにあたって、東京大学森林植物学 研究室の茂田井英代さんをはじめ、多くの方に貴重なア ドバイスをいただきました。心からお礼を申し上げます。 たねと果実の いとなみ Printed ⅲ Japan ⑥ 1997 ウナ・ヤーコプス (Una Jacobs) 1934 年ドイツ北部バルト海に面したロストッ クに生まれる。ミュンヒェンの大学で、動物学、 植物学、地理学を学び、 1958 年理学博士の学 位をとる。後、数年間、家族とともにアメリカ に滞在。 1967 年ミュンヒェンに帰ってからは、 生物学分野の翻訳、および児童向けの本の執筆 を行う。 1975 年からは絵も描きはじめ、 1978 年以降自然をテーマにした絵本の著作に取り組 んでいる。このエラーマン社発行の「いとなみ シリーズ」でも、く地球〉く花〉 ( あむすく既刊 ) 1997 年 1 月 20 日初版発行 学部卒業。現在はドイツ語の翻訳に従事。 1956 年東京生まれ。 1982 年早稲田大学第一文 塚原真里子 ( つかはらまり く太陽 > く蝶〉などを担当している。 TEL 03-3293-8689 振替 00150 ー 6 ー 114525 〒 101 東京都千イ弋田区神田小川町 3 ー 11 ー 2 ー 811 ー侚あむすく 発行者一竹村昌子 訳者一一塚原真里子 著者一一一ウナ・ヤーコプス 発行所 ISBN 4 ー 900621 ー 04 ー 8 印刷・製本一株精興社 37