・今までのあらすじ かっての大女優て黒夫人と呼ばれ つきかげちぐさ ( れないてんによ る月影千草は、幻の名作「紅天女」 じようえんけれ の上演権を持ち、その主演女優を育 ャてるべく「劇団つきかげ」を創設し 島た。そんな黒夫人に演技の素質を認 北められた北島マヤは、「劇団つきか げ」に入団し数々の舞台を踏み、一 歩一歩「紅天女」めさし歩みだして いる。 げいの・フ はやみますみ 大都芸能の速水真澄は、「劇団オ ンディーヌ」を擁して黒夫人の持っ 「紅天女」の上演権を得ようと「劇 、う 団つきかげ」をつぶし、黒夫人を窮 地においこんた。 劇団かつぶれたあと、マヤ・麗・ 美奈・さやか・泰子の五人は、黒夫 人のもとて再出発を誓い合う。そん なある日、黒夫人が倒れ入院した。 マヤは演劇への熱い想いを胸に劇場 えいしんざ まわリをし、栄進座の端役をつかん 月影千草
姫川亜弓 た ひめかトあゆみ 「劇団オンディーメ」の姫川亜弓 ~ は、演技の天才少女として広く世間 の注目を浴びながらも、一見平凡な マヤに強いライバル意識を燃やして いる。そして「紅天女」めさし次々 と新しい役柄に挑戦している。 栄進座てのマヤは、端役ながら注 目を浴びたが、その才能ゆえに一人 舞台からうきたってしまい、そのこ とを見ぬいた座長によリ次の栄進座 の舞台は踏めなかった。しかし、マ ヤの舞台を観た東洋劇場の会長から おか 「嵐ヶ丘」の舞台に抜擢された。 主人公キャサリンの少女時代を演 しることになったマヤは、新しい役 柄に挑みいっしか自分のものにして いた。そして初日、マヤは、気どら す飾らす野性的なまてに激しいキャ サリンを演しはしめる。 そして : ・ 速水真澄
《収録作品メモ ・ガラスの仮面⑧ 昭和 53 年花とゆめ 2 ~ 8 り・掲載 乱丁・落丁本はおとりかえいたします。 HAKUSENSHA Printed in Japan 印刷所株式会社廣済堂 販売直通 03 ( 265 ) 1919 電話・編集直通 03 ( 265 ) 1088 東京都千代田区西神田 3 ー 6 ・一 4 発行所株式会社白泉社 日 発行人小長井信日 OSuzue Miuchi 1978 著者美内すすえ 1986 年 11 月 15 日第 41 刷発行 第 1 刷発行 1978 年 6 月 20 日 ガラスの仮面第 8 巻 花とゆめ COMICS