・今までのあらすじ きたじま 北島マヤは、どこにてもいる平凡 ヤな少女だった。しかし、テレビや映 マ画に関しては常なまての興味と演 ぎ そしつ つきかげちぐさ じ 技の素質をもち、月影千草に見い出 じよゅうしゅぎつまデ つきかげち され女優修業にんている。月影千 おうねん 草は、往年の名女優て幻の名作「繦 幻」の測をもち、その主演女 ひめかわあゆみ 優候にマヤと姫川亜弓の名をあげ ている。 ひめかわあゆみ 姫川亜弓は、芸能一家に生まれた 演技のお少第として、常にスター の道を歩んてきた。しかし、マヤの さいのう 才能をはやくから見抜き、マヤをた だひとリのライバルとみている。 はやみますみ げいのう 速水真澄は、芸能プロタクション だいとげいのう 大都芸能の若社長て、仕事ぶリは てつ 徹だが、なせかマヤの演劇に対する ~ 、懾無にひかれて、 " 紫のバラの人。と してマヤをあたたかくみまもリつづ ぐさ 0 2 つきかげちぐさ 月影千草
さまざまやくら かずかずぶた、 マヤは、数々の舞台、様々な役柄 えん 一を演しながら頭角をあらわし、 出演後はスターとしての人気も得て じっじっ 充実した日々を送っていた。しかし、 の母の死に伴ったに巻きこ げいのうかい まれ、芸能界を追われた。心身共に じよゅう じしん 傷つき、女優としての自信を失くし たマヤは、演劇を諦めようと決意す ( る。 はやみますみ 速水真澄は、マヤを立ち直らせよ えんじよ うと援助をつづけるが、マヤの気持 ちをうごかすことはてきなかった。 そして、真澄はマヤにもう一度だけ 舞台に出ることを勧め、マヤも最後 に舞台に立っことてすべてに終止符 弓を打とうとする。しかし、舞台に立 ったマヤは、女優としての本能が全 ~ 都身によみがえリ、長いスランプを脱 し、演への懾無がたかまってくる じカく あら ことを自覚する。マヤの新たな旅立 ちが、今始まる。 きず なお だっ 速水真澄 はやみますみ
〈収録作品メモ〉 ・ガラスの仮面⑩ 昭和 55 年花とゆめ 17 ~ 23 号掲載 花とゆめ COMICS ガラスの仮面第 18 巻 1981 年 2 月 25 日第 1 刷発行 1991 年 7 月 15 日第 44 刷発行 著者美内すすえ OSuzue Miuchi 1981 発行人服 発行所株式会社白泉社 東京都千代田区西神田 3 ー 6 ー 4 電話・編集直通 03 ( 3265 ) 1088 販売直通 03 ( 3265 ) 1919 印刷所株式会社廣済堂 Printed ⅲ Japan HAKUSENSHA 乱丁・落丁本はおとりかえいたします。 ロ