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検索対象: コンピュータマッピング
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1. コンピュータマッピング

2 地図の表示法 十 Ⅳ・ s ・ c7 ( 1385 ー 3111 ド十 543t4 ー 十 ル・ c7 ( 61 ー 479t2 十 179t4 ー 十 ・ル・ c5 ( 5 ー 1 & 2 十十 14 が一 58 がド ) 5 040 120 ェ = I ・ル・ c 十一ル・ c3 ( 1 ー十が ) 40 320 UTM 図法で日本を区画すると , 東経 132 度 , 138 度 , 144 度の三か所につな ・クリューガーの投影法で平面に投影している . とにそれぞれ基準子午線をさだめ , 赤道とこの基準子午線を軸にして , ガウス に地表を帯状に分割し , この紡錐状の帯に 1 から 60 までの番号をつけ , 各帯ご この UTM 図法は , 地球における 180 度の経線を起点とし , 東回りに 6 度ごと ( 昭和 35 年 ) 以降 , 国土地理院の地形図に用いられている . が用い , 戦後世界的に普及したものといわれている . 日本においては 1960 年 うか . これらは , UTM 図法という投影法を使っている . 第 2 次大戦中に連合軍 この 1 / 50000 や 1 / 25000 の地形図は , どのような投影法を採用しているであろ 日本においてもっとも普及している地図は , 国土地理院の地形図であろう . 2.1 . 3 UTM (Universal Transverse Mercator) 図法 前述のガウス・クリュ ぎ目ができる . 理的なガウス・クリューガー投影法では , 円筒を展開してできる平面の座標か ーガー投影法との相違点は線拡大率の違いである . 原 おける平面座標とすることが行われている . UTM 図法では基準子午線におけ なくするためには , 1 より小さい係数を座標値に掛け , これをもってその点に と平面上の直線長の比を線拡大率という . 地図を作成する地域の距離誤差を少 の測地線 S よりも長く , 基準子午線を離れれば離れるほど長くなる . 測地線長 らヒ。タゴラスの定理を使って求めた直線長 s は , それに相当する回転楕円体上

2. コンピュータマッピング

6 1 地理情報システムの概要 とによって , 施設管理の支援システムが作成される . 属性テープル 1 地図 地図面積直径 樹種 ID ha 番号 435 880 210 580 12 13 628 1140 属性テープル 2 樹種 卓越 番号 種名 ノー 127 蝦夷松 45 ノー 128 60 とど松 ノ -129 蝦夷松 15 ノー 130 ツガ 40 た 131 ツガ 25 樹齢 11 12 ー 0 0 13 図 1 .4 森林管理図と属性の関係 ( 2 ) 擬似的な 3 次元空間を記述できるモデル 地形図には等高線が記入されているが , これは地表の 3 次元形状を擬似的に 表現したものである . 地理情報システムでは地形を表現するためにいくつかの 手段を用意している . たとえば①等高線の図形に標高を属性としてもたせる方 法 , ②対象地域にメッシをオーバレイし , メッシュの交点の標高を記録する 方法 , ③メッシのかわりに対象地域に 3 角形の網をかぶせ , 各頂点の標高を 記録する方法などである . しかしこれでは地下街の深度やビルの高さを表現す ることは困難である . そこで , 階層区分や高さを属性として図形データに結合 し , 全体として擬似的に 3 次元空間のモデル化を行う . たとえば , 日当りの良 い斜面の分布とか , ビルの設計時に行う日影規制の評価などには , このモデル で十分対応できる . ( 3 ) 3 次元空間をリアルに記述するモデル 都市にはさまざまな施設がある . たとえば高層ビル , 地下街 , 高架線といっ たものは , 地表の上下に存在し , 相対的な関係を厳密にモデル化するために は , 上記のような擬似的な 3 次元化といった手法では通用しない。また , 大気 や土質 , 海洋といったものまで含めるとそのモデル化はいよいよ複雑化する . 現在のコンヒ。ュータグラフィクス技術では , 構造物は 3 次元のソリッドモデル として記述しており , 応用例もいくつか見られる . しかし , 都市や地球の総合 的なモデルといったものはいまだ開発されていない . 今後 , それぞれの応用分 野で開発が進めば , 将来は 3 次元空間をリアルに記述するモデルをつくること

3. コンピュータマッピング

川イ ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ース 情報検索用の索引 ( 住居表示 , 地番等 ) 都市計画施設等 ( 箇所十属性 ) 都市計画道路計画線 ( 線図形 ) 各種法指定状況 ( ポリゴン十種別等の属性 ) 道路位置指定 ( ポリゴン + 属性十許認可資料 ) 建物用途別土地利用 ( ポリゴン + 種別 ) 5 行政への利用事例 これらのデータは , 図形 , 文字数値 , 画像に分別され体系的にデータベ ( i ) 法指定状況検索システム らなる . 本システムは , 上記のデータベースを共通的に用いる一 ( 2 ) 対象業務の構成 化される . ーっのサプシステムカ、 都市計画法を初めとする各法律による地域地区指定状況を検索するシステム このシステムの特徴として , 建築物に関する地図データベースの更新が日常 後の各種統計や証明書の発行等を効率化することもできる . また , このシステムでは道路位置指定台帳も合わて管理することにより , 以 のシステム化によって , 台帳検索や建物着工統計資料の作成等を効率化する . 値データを人力する . その後の竣工検査済証の発行までの事務を受付台帳管理 テムである . 建築確認申請を受けた時点で , 建築概要書より建物形状 , 文字数 これは , 建築確認審査に伴う煩雑な事務を効率化することを目的としたシス ( ⅱ ) 建築確認管理システム 提供することもできる . このシステムの操作概要は図 5.7 の通りである . ドコヒ。ーで 上に該当箇所付近の地図とともに表示する . 図示された情報はハ 法指定状況は住居表示 , 地番等によって検索し , グラフィックディスプレイ と考えられる . い合わせがある . 平均すると人口 10000 人あたり , 年間 2000 件以上にのぼる 指定の有無を確認する必要があり , 都市計画課には市民等から非常に多数の問 である . 市街地において , 建築等を行う際には , その土地の利用を制限する法

4. コンピュータマッピング

70 心に説明する . 4 地理データベースの作成 ( 1 ) 細線化処理による線経路の認識 部に変形が生じる . 実際の処理装置においては , これらの変形を解消するため 理であって , 線の中央を求める処理ではないために , 線の角や T 字・十字交差 るなどの後処理を必要とする . また , 細線化処理が黒の領域の中央を求める処 任意の方向をもっ線を表す場合は , 変動が指定値以下になる座標を統合消去す この方法で求めた座標列は , 8 方向の線分だけを記述するものであるため , (Xa,Ya), ( X 。十 1 , Y の , ( X 。十 6 , Ya 十 4 ) , ・・という形で求めることができる . 列を座標列に変換することができる . その結果 , 図 4.15 のように , 座標列を とができるため , 基準になる座標 ()a , YD を加えることによって , 方向コード 1 * 2 , " と表すことができる . さらに , 方向コードは座標値の差分とみなすこ “ 0 * 1 , 1 * 2 , 0 * 1 , り , コードーがた個連続するときんと記述するとすれば , このコード列の中で同一のコードが連続する部分についてはコードの統合を図 から何番目に位置するかを数えることによって求めることができる . さらに 跡を開始した画素の座標 (Xa,Ya) は , この画素が全体画像の中で左端 , 下端 とによって , この例では“ 0 , 1 , 1 , 0 , 1 , 1 , " というコード列が得られる . 追 なる . 隣接する画素を連続的に順次 8 方向コード化し , そのコードを並べるこ る画素列をコード化する場合 , 画素に隣接する画素方向コードは , ここでは 0 から 7 までの数で表すものとしておく . 図 4.15 の芯線を構成す 述するものである . 八つの方向コードとしては , 特に値を固定する必要はない 位置するかを指定の八つの方向コード , すなわち方向ごとの単位べクトルで記 8 方向コード化処理は , ある画素を中心に , 次に注目する画素がどの方向に をむいていく処理がある . 満たせばその画素を白に変更することによって , 外周から芯線を出すように皮 素について周囲の 3 x 3 の領域を参照して , その画素の分布状態がある条件を 一般的な細線化処理の方法としては , 図 4.15 に示すように , 順次白以外の画 化処理とを組み合わせた線認識方式がある . 線経路認識の中で比較的一般的な方法としては , 細線化処理と 8 方向コード

5. コンピュータマッピング

1.2 地理情報システムの特徴 5 スクといった , 電子的な記憶装置を媒体として , その中に地理的な空間内の事 象を投影することになる . したがって地理情報システムにおいては , 「地図」を うに , モデル形成とモデル利用の機能からなると考えることができる . ータで管理するというべきである . また , 本システムは , 図 1.3 に示すよ ータで管理するというよりは , 「地理的な空間のモデル」をコン コンピ 実世界 ( リアルワールド ) 計測データ 各種地図 地理情報システム 地球モデル 地理データベース構築 測量施設管理図 測量データ 統計デー 9 地球 ( 地域 , 都市 ) 比較、計価 モデル形成 図面入力 図形編 ( 地域 , 都市モデル ) 多次元マルチメディア 地理データベース 地理データベース利用 モデル利用 情報検素 況解析 ンこュレー / ョン 作図出力 施設管理 , 地形解掀 環境解析 , 他 主題地図 史新地図 解析結果 図 - 1 .3 地理情報システムの位置づけ このモデルは利用目的 , 範囲によって都市のモデルであったり , 場合によっ ては地球のモデルであったりする . また , このモデルでは , 3 次元空間に時間 や , 対象物を説明する属性などの軸を加えた多次元空間を記述する場合もあ る . さらに , 通常の文字 , 数値以外に画像なども属性として , 総合的に管理す 対象とする空間の次元 , 広がりを目安にすると , 以下のように分類することが 現在 , システムの目的によってさまざまなモデルが提案されているが , 処理 るマルチメディアテータベースとしてモデルが構成されることもある . 情報などを地図と対応づけて , 属性としてデータベース化すると , 効率的な検 結合して管理するシステムがこの範疇に人る . 紙の地図に書き込んでいた顧客 図 1 . 4 の例に示すような , 平面的な地図データベースに , 各種の属性情報を ( 1 ) 2 次元平面を記述するモデル できる . 索システムを構築することができる . 住宅一軒一軒の名前や住所などを記入し などの配管経路を組み合わせ , さらに配管施設の工事履歴などを対応づけるこ サービス向上を図っているケースがある . また地下に埋設したガス , 上下水道 た地図をもとにしたデータベースに , 顧客情報を結合したシステムによって

6. コンピュータマッピング

1992 年 10 月 16 日 太田守重 初版 1 刷発行 さかうち 1 9 年 現在 かくもと 角本 1970 年 1972 年 現在 おおた 1973 年 現在 はやし 林 1974 年 現在 著者紹介 まさお 坂内正夫工学博士 東京大学工学部電気工学科卒業 東京大学生産技術研究所教授 しげる 大阪大学理学部卒業 大阪大学基礎工学部卒業 株日立製作所中央研究所主任研究員 もりしげ 日本大学卒業 国際航業株測量・調査事業部動務 ひで一み 秀美 慶應義塾大学卒業 株ゼンリン動務 コンピュータマッピング (Computer Mapping) 〔これからの画像情報シリーズ 2 〕 ◎著作者 発行者 印刷所 発行所 検印省略 著者承認 坂 太 林 阿 内 田 井 正 守 秀 國 重 美 昭 東京都新宿区矢来町 育英印刷深川工場 東京都江東区森下 3 ー 10 ー 25 株式 昭晃堂 会社 定価はカバー冫 表示してあります Printed in Japan 日本書籍出版協会会員 自然科学書協会会員 工学書協会会員 郵便番号 162 東京都新宿区矢来町 振替口座東京 3 ー 139320 番 電話 ( 03 ) 3269 ー 3449 番 ( 代表 ) F AX ( 03 ) 326 1611 番 製本小林共文堂 ISBN4 ー 7856 ー 2076 ー 5 本書の無断複写は , 著作権法上での例外を除き , 禁じられています . 本 書は , 日本複写権センターへの特別委託出版物です . 本書を複写される 場合は , そのつど日本複写権センター ( 03 ー 3269 ー 5784 ) を通して当社の許 諾を得てください . 住く日本複写権センター委託出版物・特別扱い〉

7. コンピュータマッピング

1 0 . S. Kakumoto et al. : High Speed Analysis Method of GeographicaI lnformation using a N-DimensionaI Table", Proc. of the 4th lnternational Symposium on SPATIAL DATA HANDLING, Vol. 2 , 94 レ 950 コ 990 第 4 章 能図形情報システムシンポジウム , 1992 8 . 角本他 : 「カラー図用オートディジタイザによる地図・図面入力と認識技術の高度化」 , 第 3 回機 大会 , 1985 7 . 岩村他 : 「階層的構造記述に基づく論理記号認識」 , 電子情報通信学会 , 情報・システム部門全国 6 . 角本他 : 「多色地図入力手方による地図データベースの作成」 , 第 2 回 Autocarto Japan, 1986 68 ー D , No. 4 , 1985 5 . 角本他 : 「実時間色コード化技術を用いた多色図の自動認識」 , 電子情報通信学会論文誌 , VoI.J 4 . 建設省国土地理院監修 , 「ディジタルマッヒ。ング」 , 鹿島出版会 , 1989. 4 3 . 尾崎幸男 , 「写真測量概説」 , 森北出版 , 1968. 4 2 . 篠邦彦 , 「写真測量」 , 山海堂 , 1970. 3 ・ M れ“記 0 / P ん 0 地 gra 襯襯 0 , ん E 市 t あれ " , A. S. P, 1980 第 5 章 2 . 佐伯 , 芦見 , 田中 , 湊 , 「道路に関する情報システムの開発」 , 第 3 回 AUTOCARTOJAPAN 論 1 . 太田守重 , 「道路情報管理システム」 , テレビジョン学会技術報告 , 1989. 12 参考文献 1 . 2 . ノ 67 文集 , 1987. 12 3 . 「道路管理センターの概要」 , ( 財 ) 道路管理センター , 1989. 10 4 . 「地域開発と情報化事典」 , 高度情報通信都市・計画シンクタンク会議 ( テレバック ) 監修 , ・テクノシステム , 1988. 3 5 . 大野裕 , 「都市計画行政支援システム」 , 都市計画 157 , 1989. 3 フジ 6 . 赤松 , 瀬戸島 , 大山 , 「パ ータと画像データをベースとした地理情報システ ソナノレコンヒ。ュ ム」 , 日本写真測量学会年次大会論文集 , 1989. 5 7 . 筒井他 : 「水道管路図面情報管理システムにける管路データベースの高度利用技術」 , 機能図形 情報システムシンポジウム講演論文集 , 37 / 42 , 1990 第 6 章 1992 4 . 松田 , 刑部 : 「消防の救急活動への GIS の活用」 , JACIC 情報 , VoI.7. 1 , 3 . マッフ。インテグレーション研究会 : 「都市と地図情報システム」 , 講談社 , 1992 日刊工業新聞社 : 「実用化がすすむコンピュータマッピングシステム」 , 事務管理 , 1 . 「戦略的情報システムのツールとして期待高まる地図情報システム」 , 日経コンヒ。ュータ , 1989.8 1991 , 1