ー章 - みる会図書館


検索対象: 今日もていねいに。 : 暮らしのなかの工夫と発見ノート
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1. 今日もていねいに。 : 暮らしのなかの工夫と発見ノート

第ー章 すこやかな朝ごはん 5 自分をととのえ、暮らしの基本をつくりましよう 5

2. 今日もていねいに。 : 暮らしのなかの工夫と発見ノート

第 2 章 とびきりのランチ 5 人や社会とのつきあいに、秩序とよろこびを加えましよう 5 うれしさのお裾分け む地よいリズム 心のこもった食事 優雅な箸づかい 清潔なたたすまい 出会う人は「先生ー うららかな笑顔 好奇心のまなざし 45 43

3. 今日もていねいに。 : 暮らしのなかの工夫と発見ノート

第ー章 すこやかな朝ごはん 5 自分をととのえ、暮らしの基本をつくりましよう 5 毎日が「自分プロジェクト 「おはよう」の効用 ゆったりするための一時間 楽しみの発見・よろこぶ工夫・ 新しい自分を見つける近道 きよ、らかとい、つ・目」恬 実行する実行家 はじめに 5 目覚めたときの深呼吸 5

4. 今日もていねいに。 : 暮らしのなかの工夫と発見ノート

木が香る地図 最寄りの駅から自分の家までを、あなたはどう道案内するでしよう ? 「改札を出て目の前の銀行を左、直進して三つめの信号を右折し、一階にコンビニエ ンスストアがあるビルの隣の、茶色いマンションですー たいていの人はこんな具合に言うはずです。たしかにわかりやすい説明ですが、豊 かではない気がします。 そこで木や花を使ってむに地図をつくりましよう。 見慣れた風景をとっくり観察し、街路樹、知らない家のべランダの花といった、ご くささやかな自然をていねいにすくいあげ、木が香る地図をつくるのです。 小さい花壇がありますから、そこを右へ」 「桜並木をしばらくまっすぐ行くと、 「大きな菩提樹の木が目印ですー こんな具合の道案内ができたら、すてきだと思います。 いつもの道だから、多くの人はあたりを見回すこともなく、無意識に歩いているこ 第 3 章しなやかな人生のためのアロマ

5. 今日もていねいに。 : 暮らしのなかの工夫と発見ノート

「足りない病」を治す なにがあっても口にしたくない = = ロ葉があります。 と「時間がない それは、「お金がない 「趣味をもとうにも、お金もないし、忙しくてそんな時間がとれない」と言う人は、 あなたの身近にもいるかもしれません。 食材を買う、勉強をする、旅に出るお金がない。 料理をする、ゆったりする、勉強をする時間がない。 無造作にこんなことを = = ロってはばからない人は、自分をすこやかに保つことを、は なからあきらめている気がします。 なぜなら普通に仕事をし、普通に生活をしているのに「お金も時間もない」という のは、ある種の病気、いわば「足りない病」だと解釈しているからです。 もちろん、不慮の事故や病気、身内になにかあったとき、「大金が出てお金がない、 というのなら、わかります。 看病で忙しくて時間がないー 第 3 章しなやかな人生のためのアロマ 1 1 5

6. 今日もていねいに。 : 暮らしのなかの工夫と発見ノート

新しい自分を見つける近道 「いつも新しい自分を模索したい」 僕にはこんな願いがあります。毎朝、毎日、新しい自分を探すのが楽しいと感じて いるのです。なぜなら僕は、完璧ではないから。理想の姿ではまるでないから。 もちろん、暮らしの小さなことでも、人とのかかわりでも仕事でも、自分なりに誤っ ていない道を歩んでいるつもりです。「一〇〇パーセント、この道でいいのだ」と信 じてスタートします。 それでも、僕はたぶん間違えます。正しいとしても、その道が完璧とも限りません。 だから信じると同時に、「もっとほかのいい道はないか」あるいは「別のやりかたか あるのではないかーと考えることをやめません。 ほかの道、別のやり方を考えることは、今の自分を否定すること。 自己否定というと暗い = = ロ葉だと感じるかもしれませんが、これこそ新しい自分を見 つける近道です。 第 1 章すこやかな朝ごはん

7. 今日もていねいに。 : 暮らしのなかの工夫と発見ノート

「それなり」を捨てる たいそう忙しい日というのは、誰にでもあります。 たとえば資料をつくる締め切りだ、あるいは今日のうちに大量の洗濯をし、衣替え を済ませてしまいたいという具合です。 そんなとき、あなたはおそらく目の前の「いちばん忙しいこと」に集中するでしょ う。何よりそれを優先し、はかのことは、それなりにすませます。 無我夢中でパソコンにデータを入力していたら、同僚が困った顔で話しかけてきて も、適当に返事をし、それなりにすませる。集中して衣服の整理をしていたら、子ど もが何か尋ねてきても上の空で、それなりに答える。はたしてそれでいいのでしよう ー刀 「無視していないだけ、ましだ」と思うかもしれません。それなりに済ませても、大 きな影響は出ないように見えます。 しかし、あなたにとって、資料づくりと一緒に働く人はどちらが大切でしよう ? 第 4 章おだやかな晩ごはん 135

8. 今日もていねいに。 : 暮らしのなかの工夫と発見ノート

嘘のしつば 「あっ、これって嘘だな」 ー」さな 1 」↓まかし。 はったりや見栄、前に言っていたこととつじつまが合わない話、 いくら巧妙に隠していても、嘘のしつばがちょろりと見えてしまうことは、案外よく あるのです。そんなとき僕は、あっさりだまされます。 友だちでも仕事関係でも、多少の嘘はあって当然だと思っているので、嘘と承知で 受け入れてしまいます。「嘘じゃないの ? 」と問いただすことは絶対にないし、嘘を ついた人に対して失望したり、嫌いになったりすることもありません。 僕は人格者ではありませんが、嘘をつく人には嘘をつかなくてはいけない理由があ るのだろうと想像することはできます。やむを得ずにごまかし、取り繕いたい状況だっ てあるでしよ、つ。 その人とっき合うとは、その人を一〇〇パーセント受け入れること。だったらその 人の嘘も、嘘をつかなくてはいけない理由も、まるごと引き受けようと思うのです。 第 2 章とびきりのランチ

9. 今日もていねいに。 : 暮らしのなかの工夫と発見ノート

僕が本や服を少ししか持たないのも、自分が毎日さわってあげられるものには、限 りがあると知っているためです。これを裏返しに考えれば、ほんの少しの選び抜いた ものだけ持つのであれば、毎日さわることも可能ということです。 さわるとはまた、点検でもあります。 自分の手足や髪といった細部も、ものと同じように一日一回はきちんとさわり、占 検し、すこやかかどうか確かめましよう。 大切なものにふれる暇もなく終わる日々が連なるとは、大切なものをばろばろと取 りこばしていく日々が積み重なることでもあります。 たいせつなものにさわり、あいさつをしましよう。明日のために、今日もていねい な「おやすみなさいーを言えるように。 〇ここ一年、さわっていないものがあったら、整理することを考えてみましよう。 〇夜ねむる前、足にクリームをつけてマッサージ。「今日もありがとう」と声をかけて。 第 4 章おだやかな晩ごはん 123

10. 今日もていねいに。 : 暮らしのなかの工夫と発見ノート

本物だけのメモ 本物に触れることは、本質を見極めるトレーニングになります。 に何去こまーしよ、つ。 旅に出ましよう。美術館に出かけましよう。誰かに会い 何かを直接見るために、家を出ましよう。時間をかけて、足を運びましよう。 「実際に実物を見る」という意識をもち続けるのは、たいそう大事なことです。 なるほど、遠い国の砂漠の果てだろうと、世界の名画だろうと、テレビで目にする ことができます。いまやインターネットさえ利用すれば、なんでも検索できます。 メディアの発達で本物に触れなくても情報は手に入るようになりましたが、それは はかな あくまでも概略。だいたいの姿であり、儚いサムネイルです。「忙しいから、だいた というインスタントな発想は、貧しくて寂しいものです。 いわかればいい 僕はインターネットを否定しません。新しいメディアだと興味をもっ ているし、自分でも何かをつくってみたいと思っているし、必要な道具 として利用しています。 m E 0 1 0 3 第 3 章しなやかな人生のためのアロマ