グロウン - みる会図書館


検索対象: 紅茶のおはなし 2
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1. 紅茶のおはなし 2

アッサム Assam インドの北東部にある、プラマプトラ川の両岸に広がる州。標高 50m から 500m の 平地で栽培されます。紅茶の栽培に最適な気候でフラットなアッサム平原で、甘 みとコクがある味と、濃い赤褐色の良質なアッサム茶を大量に生産しています。 ニルギリ Nilgiri 南インドの、西ガーツ山脈の丘陵地の高原。標高 120m から 1800m の広範囲に及 びます。 " ニルギリ " とは上地の言葉で " 青い山 " という意味。気候、風上ともス リランカに似ていて、セイロン紅茶に似たマイルドでクセのない味の紅茶が生産 されています。 : 0 ; スリランカ インド洋に浮かぶ小島スリランカ。インド同様イキリスへの供給地として紅茶栽培 がはじまりました。主産業だったコーヒー園に勤務していたジェームス・テーラー が、、チャ " の研究をはじめ、これが発展しました。スリランカから輸出される重要な 商品は、旧国名からとった「セイロン紅茶」という名称で呼ぶことになっています。 また、セイロン紅茶は生産さ れた茶園や工場の標高によっ て、 3 つに分類されています。 ・ハイ・グロウン・ティー ( 高産地茶・標高 1 , 219m 以上 ) ・・ ゥパ、ヌワラエリヤ、 ディンプラが有名 ミディアム・グロウン・ティー ( 中産地茶・標高 610 ~ 1 , 220m ) ・・ キャンディが有名 ・ロー・グロウン・ティー ( 低産地茶・標高 610m 以下 ) ・・ ルフナが有名 4 ・つリラ ) カ キのディ ミ、 タワラエ 4 ヤ 1 丁イゝプ 1 ろ

2. 紅茶のおはなし 2

また一方宮廷でも、イギリス宮廷の貴婦 人達の間で、とても贅沢なティーセットでお 茶を飲むという習慣が広がっていきまし た。とりわけアン女王のお茶好きは有名 で、執務中も中国製の茶碗を離さなかっ たそうです。また、純銀の洋梨型の茶器セ ットを特注して作らせ、そのフォルムは「ク ィーン・アン・スタイル」と呼ばれています でもこの時点では、まだ " チャ " は王候貴 族と上流階級のものでした。 And We'll all have tea ! ~ そしてみんなが飲めるようになった イギリス東インド会社は本国での " チャ ' ' の需要に気づき、武夷茶を、オランダ を経由せずアモイから直接輸人するようになりました。これを機にイギリスにも大 量の、、チャ " が人るようになりました さらに 18 世紀後半の産業革命によって経済力が上がり、さらにはイギリス内で の陶磁器の開発も進んで、貴族階級以外の人でもお茶道具が持てるようになっ たことで、それまでは王侯貴族と一部の上流階級しか飲めなかった茶が、時には 庶民も飲めるようになり、ますます広がっていきました そしてビクトリア時代には庶民もみんな紅茶を楽しめるようになりました。この 時代に根づいた " お菓子と紅茶をたつぶり頂きながら楽しむ " という文化を、親 しみを込めて、、ビクトリアン・ティー " と呼ぶこともあります。 イギリスが紅茶王国になったわけ イギリスはみんなが飲むようになった茶を、自分たちで作りたいと思い努力し ていました。 1823 年、ロバート・プルース大佐が、インドのアッサムで自生していた アッサムの茶樹を発見したことをかわきりに一気に開発が進み、植民地であるイ ンドやセイロンで生産が進んでいったのです その茶は現在のミルクとシュガーにとても合うものだったので、生産量におい ても品質においても中国紅茶を上まわっていきました。こうして中国紅茶はしだ いに姿を消していくことになりました 2 11

3. 紅茶のおはなし 2

葉が摘まれてからお店に並ぶまで オーソドックス製法 18 の製法は、オーソドックス製法に対してアンオーソドックス製法と呼ばれています。 費向けに、短時間で大量処理をすることが目的で開発されたものです。この 2 っ 他に、肉挽き機で茶葉を切り刻むローターバン製法もあります。これは大量消 ころころしています。 製法で作られると、短い抽出時間でおいしく出るものになります。外観は、丸くて いうのを見かけると思いますが、、℃工 C. " というのは製法のことなのです。 C.T.C. ッグ用のものを製造するときに使われています。お店でよく、、アッサム C 工 C. " と 丸める ( curl) 方法があります。これを c. T. c. 製法といい、アッサム茶やティーノヾ 揉捻機にかけるときに特殊な機械を用い、押しつぶし ( crush ) 、引き裂き ( tear ) 、 C 工 C. 製法とローターバン製法 紅茶の人れ方は 20 ヘージ ) 。 茶。きちんと正しく人れて、とびきりおいしい紅茶を味わいたいですね ( おいしい ります。芽が出て摘み取られてから、いろんな行程を経てはるばるやってきた紅 そして、オークションにかけられ、買い付けされて、いよいよみなさんの手に渡 査するのです。 イスティング ) されます。茶葉がおいしいか、値段に見合うか、というのを厳しく検 さて、荒茶ができたら、あとは大きさによる等級区分 ( 19 ページ ) をし、鑑定 ( テ で荒茶と呼ばれるものができました によって緑から鮮やかな赤銅色になり、紅茶の香りになります。乾燥させて、これ ん ) 。茶葉を解きほぐし ( 玉解・たまどき ) 、発酵させます。ここで茶葉は酸化酵素 よう ) 。そして、揉捻機にかけ細胞を壊し、酸化発酵を促します ( 揉捻・じゅうね の水分を減らして柔らかくするために 20 時間ほど陰十しにされます ( 萎凋・いち 紅茶は摘み取られた ( 摘採・てきさい ) 後、麻布などでできた槽に広げられ、葉

4. 紅茶のおはなし 2

べーシックストレートティー ( 2 杯分 ) ウバの葉 にすりきり 2 杯十お湯 360 あらかじめ温めておいたポットにウバの葉を入れ、くみたてのお水を短時間で沸かした 熱いお湯を注ぎ、 2 し分蒸らします。ティーストレーナーでこして温めておいたカップに注 ぎます。 考えごとのお供ティー ( 2 杯分 ) , 本オ料 ウバの葉イにすりきり 2 杯十お湯 300 十温めたウイスキ ー適宜 十グラニュー糖適宜 4 あらかじめ温めておいたポットにウバの葉を入れ、くみたてのお水を短時間で沸かした 熱いお湯を注ぎ、 2 し分蒸らします。ティーストレーナーでこして温めておいたカップに注 ぎ、レンジか湯せんで軽く温めたウイスキーとグラニュー糖を加えます。横に塩味の アルファベットクラッカーを置いて、しばし休憩しましようか。 アイスティー ( 2 杯分 ) 羽料 ウバの葉にすりきり 2 杯十ペパーミントとレモングラスの生葉適宣十お湯 150 十氷たっふり 4 あらかじめ温めておいたポットにウバの葉とペバーミントとレモングラスの葉を入れ、くみ たてのお水を短時間で沸かした熱いお湯を注ぎ、 2 し分蒸らし、氷たっぷりのジャグに ティーストレーナーでこして注ぎ入れます。甘みはつけずに冷蔵庫で冷やします。甘みの ない味になじめなかったらジンジャーエールを加えてみましよう。ウェルカムドリンクにも なるさつばり飲み物になりますよ。 レモングラスって何 ? ー・一・一・一・一・一・一・ 今はやりのベトナム料理に使われている、レモンの風味のするアジアンハープ。生のも のと乾燥のものがあります。発汗をうながし、代謝を高めます。生のレモングラス 2 葉を 熱いお湯 ( 150 m l) で抽出したものにはちみつをたっぷりいれたものも、とてもおいしい ( 1 人分 ) 。 ろ 9