故周恩来首相主催のニクソン大統領中国訪問歓迎晩餐会 ・パーティー して一列となり、一人前の食器を手にして料 0 ビュッフェ・ディナー 理を取ります。山盛りに取るのは上品でなく、 ー一丁ィーに准・じま 時刻と服装はディナー 取りすぎて残すのはなお非礼です。テープル のそばを動かないと他の客の邪魔になります から、すぐにその場ル離れることです。 Bu ま t とはフランス語で〃配膳台″を意味 し、料理の盛り皿や食器類をテープルに並べ、 立ち食いとはいっても、椅子やテープルが 客の自由にまかせる方式です。多人数の場合散らしてあれば自由に席につきますが、同性 はこの形が多くとられます。 ばかり同国人ばかりにかたまるのは社交的で 客は食前酒のもてなしを受けたあと、主催 ありません。 者側にうながされ、主賓や年長の婦人を先に 皿に、一一ー三種類の料理を、味がまざらな 予“第 いように適当に取ります。 食べ終わったら、汚れた皿はきまった場所 に置き、もっと食べたいときは、新しい皿を 持って、前と同しように、食べ残さないだけ の量を取り分けます。 ーティーでは、適当な 特に主賓のいないパ ころあいをみて立ち去ってよろしいが、大げ さにまわりの人々にあいさっすると他の客を せきたてることになるので、主催者にのみ礼 をのべて目立たぬよっに退出します。 宮中でのエリサベス女王歓迎晩餐会最もフォーマルな晩餐会といえます 5 8
もう一度、同じように切り込んで 4 分の左手でリンゴを押さえ、ナイフの先が皿に ・芯や皮は皿の上のほうに揃えて置き、 つくまで切り込み、手前にさげるように ロで食べられる大きさに切って食べます一にし、切り離します てやわらかいものに限られていますが、暖かいのも冷たいのもあリます ハロアやフディングなどはデサート・スフーンで手前のはうからすく きん 向せ っていただきます。アイスクリームの場合は、ロのなかの冷たさをやわ のま らげるために、ウェハーやフィンガービスケットと一口すっ交互に。 くだものに移ると、ウェーターかくだもの皿にフィンがー・ポールを のせてきて、テープルの上に置きます。ポールと皿の間には物がい すと さ - る てありますから、それごとフィンガー・ポールを取ってテープルの左上 かす に置き、くだもの皿はそのままにします。メロンなどの水気の多いもの を、つ フよ 樹などはナイフ、フォークを使うのか原印 はスプーンて、リンゴ、 イる ナえ 方ついてきたときは、使わなかったものも揃えて皿の上に置きます。苺 はスプーンですくって。、ぶどうは皿の上に置き左手で房を押さえなから 角す 一粒すっ右手でロへ運びます。種と皮は、軽く握った手を卩兀に当て、 をき そのなかに出すとよいのです。出した種は皿のすみに置きます。 ちけ か出ます。コーヒーにはいったら煙草を吸ってもかま 最後にコーヒー 持向 するときは、ナプキンを無造作にたたんで いません。食事が終わリ 左手 しに気を配ってから立ち上がリます。 テープルのにに置き、服装の再 / てを し皮 少唐を入れたら静かに上下に混せ食事が終わったら、膝の上のナプキンをテー プルの上へ。きちんとたたんだりしません ます。香りをがさないよ、つに ク取 もん 先ま をれ け入 旨緒 ル手 一ガ方 フの
・食事のマナー 座ってから椅子をすらしたり引いたりしない ラカルトは、第一コースのオードプルに属す ないと、周囲も迷惑します。 で る料理のグループに始まり、以下、スープ、 ・もしも女性のひとりが遅れて着席するよう 魚料理、アントレ、ロースト、デザートと、 なときは、男性はかならす立ち上がって迎え、 最終コースまでの各コース別に料理を仕分け 詼その方が着席してから、座るようにします。 して配列してあります。 ・着席したら、椅子をテープルに近く寄せ、 も ・日本のレストランの特徴として、このほか で 胸とテープルとの間隔がにぎりこぶし一つ半 にライス、スハケッティをひとくくりにして 女 ぐらいにします。テープルから離れて座ると、 の 」に入れているもの、サラダ、ドリンクスと 下食事のときに自然に頭が下がり、顔が皿に近別 いう項のあるものもありますが、基本的には つくようになってしまいます。この姿勢を欧 カ あまり変わっていないはすです。 米の人は「大のようだ」といってきらいます。 ・このほかに、 Today's Special あるいは ・また、いったん席を定めてからあとで、ガ シェフのおすすめ品、といった別添えの手書 タカタと椅子をすらしたり引いたりしないの きの料理が書かれてあります。これは、調理 もマナーのうちです。 場に手持ちの同一材料が豊富な場合、それを ロメニューとオ少ー 使った料理を格安に供す習慣から生まれたも ので、わるい材料や、手抜きの料理というわ 事前に予約をし、食事のコースも申し込ん である場合は別ですが、そうでない場合はヘけではありません。格別これといってお目当 て料理のない場合や、迷って決まらないとき ソドウェーターが、客それぞれにメニューを には、このなかから選ぶのが得策といえます。 渡し、オーダーを受けます。そのとき招待主 ・酒類を同一メニューのなかに載せている店 は「どうぞお好きなものを」と、列席者へ料理 もありますが、一流のレストランになると、 の注文をつなかし、各自バラバラにではなく、 別にワインリストがあって、それで注文を受 その注文を取りまとめてヘッドに伝えます。 けます ( 「ワインとソムリエ」の項参照 ) 。 ・このメニューの書きかたは、レストランに ・さて、このメニューは、遠慮なくゆっく よってかなり違いがありますが、つぎのよう と見て、わからないところは納得のいくまで な構成になっているのかふつうです。 確かめることです。見当もっかないままに注 ・大きくは、定食、アラカルト ( 一品料理 ) 、 その日の特別料理または、ンエフ ( 料理長 ) の文して、出てきたものを見てがっかりするこ とのないように。特にフランス語あり英語あ おすすめ料理の三つのグループに分けて書か りのメニューで、読んだだけでズバリわかる れています。 という人はむしろ特殊です。 ・定食は一一種類程度のコースが挙げられ、ア 4
であって、「人間的」とはいえないでしよう。 少なくとも「食卓の快楽」は味わえません。 もちろん、ほんとうに空腹のときは食欲を 満たすことが第一です。程度の差はあっても、 食卓につけばます食べることに熱中します。 年齢や社会的地位に関係なく、食卓につくこ とは食事をすることなのです。しかし、食欲 が満たされるにしたがって別の世界が開かれ ます。 この食事の楽しみと食卓での楽しみのため に、人間としての心得があったはうかよい それが、たとえ何人の会食であっても、悪 しき粒だちをしないこと、他の人に違和感や 嫌悪の情をおばえさせないことが、食卓の心 得の第一歩でしよう。 それがテープル・マナーということになり ます。そのマナーによって、より楽しい食事 をするとい、つことです。 完成された食事のマナー 食卓の作法というものは、いつごろから始ま ったものでしようか。人間とても、生肉や火 であぶった肉を手づかみでかぶりついていた のです。そのころも作法はあったのかどうか、 よくわかリません。昔のギリシャやローマで は、食卓のまわリに寝台を並べ、橫になって 食べたということが知られています。それは 宴会のよっな特殊な場合に限られていたと思 われますが、一 般的にもマナーは現代とすい ・基本のマナー ふん違っていたはすです。 日本では、はしは神代のころからあったと されています。ただ、古代ではピンセットの ようなものでした。一一本に分かれるのは、 まから千一一、三百年前のことです。そのころ 使われたスフーンが平城京の跡から発見され ています。長さ 7 の黒漆塗りです。 正倉院文書などによると、当時は銀製や合 金製の長サジと丸サジが使われていました。 長サジで固形物を、丸サジで汁物をすくって 使ったようです 日本料理の元祖は、四条中納言藤原朝臣山 蔭卿 ( 八一一五 5 八八九年 ) とされます。彼は食 通の光孝天皇につかえ、いろいろな料理法や 飲食法を定め、後世の模範となりました。こ オかいわゆる四条流です 鎌倉時代には、平安時代の宮廷料理を小笠 原氏が改良して、本膳料理が生まれます。ま た安土桃山時代には、宋の時代の褝院の食事 の作法をもとに千利イか和風にととのえて、 茶道の懐石料理ができ上がります。そして江 戸芋代に、全国の郷土色をもりこんだ会席料 ・ルえレしー ) 亠ます , これらが日本料理の代表的なものですが、 食いの作法は大差ありません。 ・方、西洋料理はギリ、ンヤ時代にその基礎 、まば市圧立一されまー ) た。 テープルには陶器、青銅、銀などでつくら れた皿や碗が並び、ナイフも使われはじめま す。ただし、ほとんどが手で直接食べていた よ、つです。 このスタイルはローマ時代 9 夂わりません。 テープルの上の料理をわしづかみにして口に 入れ、よごれた手は足元の桶の水でときどき 洗ってはテープルクロスで拭き、またかしる : というのが、一六世紀までの食法でし もっとも、一四七五年にイギリスで王侯貴 族のために書かれたマナーの本には「背をか テープルにひしを がめて食べてはいけな、 ついてはいけない。食中にアクビをしては しけない」などの戒めがあります。 ふたまたのフォークか 一六世紀後半には、 使われはしめ、ナイフは客が持参するように なります。ナイフ、フォーク、スプーンがセ ットで使われるようになるのは、一七世紀な かばです。 フィレンツェの名門メディチ家のカトリー ヌ姫がルイ王朝のアンリ二世の妃となったと き、腕のいい料理人をつれていきました。そ のため、フランスの宮廷内に料理プームが起 こり、さらに美食家の太場王ルイ一四世の時 代にフランス料理はすばらしい発展をするの です。 テープルクロスと 食器類がととのえられ ナフキンが分離され、フル・コースの料理に は科類のワインが組み合わされます。これを 考えたのは、ルイ「、世の記マリ ワネットとされています。 革命後は、アントナン・カレームという大
・食事のマナー では屯対嶼まなければならないネてす。食 中に煙草の堙をかぐのは愉なものではあ リません。特に女性が同席の場合は、コーヒ ーのコースにはいっても心断わるくらいの あちこちきよろきよろ眺めまわすのは、同席 し義は欲しいところです の人にも失礼に当たリます。料理を選ぶとき、 隣席の皿を見て指さして「あれを・ : ・ : 」など☆卓上調味料を使うとき テー、フルの上に塩、コ、ンヨーがあったとして というのもマナーに反します。 9 つ、使わなけれよいけないとい、つわけでは、め ☆ウェーターを呼ぶとき ) ません。前一に、なるヘくなら用いないで済 腕を上げて指を立て、ウェーターのいる方向 ☆食べるスピード 目分ひ に視線を向けます。ウェーターはいつも各席ませたいものです。特にフランス料理はソー 誰かといっしょに・食笋をするときは、 一品一品の料理 に注 ~ 々払って視線を送っていますから、すスの芸術といわれるはどに、 とリマイベースでさっさと片付けるのはマナ に合わせてソースを考え、味のバランスをと ぐ気かっくはすです。まわりがびつくりする ー違反。遅い人に合わせて、いっしょに食事 っているので、一凵も食べすにいきなり塩、 ような声をだして呼んだリ、指をならしたリ か終一わるレつに、いがけ年 6 、丁 コショーをかけられては、料里人は泣いても しないよ、つに ☆音を立てるな′ . 泣ききオないわけです。味を確かめたそのう ☆口に入れる量は ? スープやコーヒーなどをすする音、ナイフ、 えで好みに味を足す程度に止めましよう。 日本人の洋食の食べかたを見ていると、だい フォークのたてる音、他人に耳ざわりな音を ☆食べ残しの非礼 一凵に食べる切リかたか大きめです。 製造しないよう配慮します。万一失敗したら ル・コースの場合 同席の人からいっ話しかけられても、返答が西洋料理は、おしきせのフ わるびれすに軽く会釈を。 を除いて、自ノノカ自分の食欲や好みを考えた てきるゆとりを口のなかに残しておくくらい ☆大声、高笑いもご法度 レストランのように、自分たちだけで独占しの量が一凵の大きさと心得ておいてください ている場所でないときは、特に、い遣いが必要凵にいつばい頬ばって食べるのは下品である とと 9 もに、味かわか、らなくはるとい、つ占 ~ で 9 っ です。自分たちは楽しくても、周囲は気か散 はめられません。 って不愉快なものです。 ☆コーヒーまでは禁煙 ☆他のテープルをじろじろ見る人 たとえテープルに灰皿が出ていても、席につ 隣のテープルにいる人が美しい女陸だったリ くなリすぐ煙草、スーフが済むとまた煙草と、 すると、つい目がいってしまうのは人情の かもしれませんか、れ手か気かついて不愉央やたらと料理の合間ごとに煙草を吸う人が日 。 + 里の未をたいせ になるはどじろしろ見るのは失礼です。まし本人に多いといわれますお上卩 つにすることをマナーの第一とする西洋料理 て笑いかけたりするのは侖外。またやたらと 食事のひとくちマナー 洋食 料理のコースのうちは煙草を吸わない
・食事のマナー 料理人たちが王朝料理を復興させ、以来フラ ンス料理は改良の余地のない完璧なものとし て、世界中に通用するようになったのです。 日本でも、明以後は国際慣列によって天 皇が外国の国賓や公賓を招待される宴会か ら、一般の結婚披露宴や祝賀会、歓送迎会な どの会合に至るまで、正餐はフランス料理を 採用することが定着しました。 ゆとりを持って食べる . こ、む亠 9 テープルマナーを、い得ていないばか かしい思いをする、それが嫌で義理を欠く、 とい、つことはよくあります 物知りとされている人の真似をすればいし といわれて、食卓についたのはよいか、牛矢 りが失敗したのを、まったくおなじように真 似をして大恥をかく、とい、ったとえ話もよく あります。 作法をおばえるのは面倒だ。しかし、その 会合には出席しないわナこ、 ー : し力ない出席し て恥をかくなんてとんでもない。まあ、人の ししたろ、つとい、つ やるようにやっていれば、 ことでは、食事もおいしいわけがありません。 同席者の手つきを盜み見しては、こそこそ 食べるわけですから、「食べた気がしない」 し、何とも卑屈な感しになります。同席者と 会話を楽しみながらというような雰囲気に は、とうていなれません ひととおりの手順とタブーを、い得てさえい れば、それがまったく逆になります。自信と ゆとりをもって、優雅に、しかもおいしく食 べられ、同席者と楽しく交わることもできる のです。こうした人との交わりが、その人の 社会生活における大きなメリットになること は、確かなことです ただ、テープル・マナーは時と所によって は型にこだわらない、ということも知ってお くべきです。 「郷に入っては郷に従え」とい、つよ、つに、土 地には土地のマナーがあります。洋食といえ ばフランス料理というものでもありません。 あらたまった席では正しいマナーで、比較的 くだけた席ではあまりこだわらずに、という 変化を身につけることもマナーです。 そ、つした応用ができることこそ、むしろた いせつですが、そのためにはやはります基本 のマナーを身につけなければなりません。 ひととおりのマナーを身につけさえすれば、 いつどこでも、相手が外人でも、どんな環境 でも自然な態度で食卓につけるのです。 食前に軽くお酒をいただき、会話を楽しみ ながら、食欲を増進させ、さらに順々に出さ れる料理を、皆とペースを合わせながら、し ようすに、きれいにいただくのか基本になり ます。食後は、少量のお酒を楽しみ、会の余 韻を十分にたん能するのが、招いた人に対す る招かれた人のマナーです。 食前の酒を飲みすぎて、空腹にアルコール が作用して酔ってしまったり、食事中に大声 を上げてしゃべりまくったり、オー り手ぶりで隣の人をハラハラさせたり、 いうのでは、はた迷惑なだけです。 宴会などでは、ころあいを見はからって、 卓上の皿を片付け、つぎの料理を運んできま す。ペースがおそすぎたり、お話に夢中にな って料理が残っていては、料理を運んでくれ る人にも迷惑をかけてしまいます。食べきれ ないのなら、ナイフ、フォークを皿の右側に 揃えて置いて、〃もっこれでけっこうです。と サインしておけば、片付ける人も丁ぐにわか ります。〃まだ食べたいと思っていたのに、 どんどん片付けられてしま「た一などと〔う 人がいますが、そのときは、食へている途中 ですよ、とい、つよ、つに皿の左側にフォーク、 右側にナイフを「八の字」に置いておけば、 片付けたりしません。しかし、テープルの上 に自分だけ、一一皿も三皿も料理皿を置いてお くことは、見た目にも美しくありませんから 運ばれてきた料理は、多くの人とペースを合 わせていただき終わるのかよいでしよう。 ナイフ、フォークは食べにくいのではなく て、食べつけていないことが原因になってい ることかあります。ナイフ、フォークともに 使いこなせば、こんなに食べやすいものはあ りません。むすかしく考えないで、使い饋れ るよ、つにしましよ、つ テープル・マナーは、最も食事しやすい めのルールなので、れれば自己流よりはる かに楽にもなります。 8
ビュッフェはパーティーのための食事形式の ひとつ。フランス語の食卓という意味で、料 理を食卓に置いて部屋を広く使い、大勢の客 を招けるよ、つにくふうしたのかそもそもの 始まりだったようです ハイキングのはうは、スカンジナビア諸国 の伝統的な食事形式で、海賊料理と訳されて いるとおり、八 5 一二世紀頃の北欧の海賊に ちなんで命名されたといわれます 由来には少なからぬ違いがあるようですが、 食事の形式はよく似ていて、どちらもテープ ルに並べられた料理を客が好きなだけ自分の 皿に取って食べます。バイキングは料理を自 市り、ビュッフェは立食という 分の席に持ち尸 呼びかたかあるように、立ったまま食べます ・ビュッフ工とバイキング バイキングもお皿を取って、コースにそって、 好みのものを取っていくのがマナー ここではビュッフェを例にそのマナーを , 、、ーー。 ーティー形式ですから、始まりの時間は ディナーのように厳格ではありません。三十 分くらいの遅刻 ( あるいは中座 ) は許されま すが、その場合は、主人へのあいさつを忘れ ないよ、つに ーティーを楽しいものにする ため協力するのが招かれた側のマナーですか ら、食べることばかりに熱中していたり、 しい者どうしかたまって周囲の雰囲気をこわ したリすることのないように気をつけます。 客どうしの交流が自由なところが、ディナー のようなテープル中、いのものにはない、ビュ ッフェのよさです ビュッフェの場合、そのはとんどがカクテ ーティー式なので、ます入り口で酒が 蒸焼料理は専任のコックがいるので、ミディ アムとか焼き具合をいって切り分けてもらう わたされます。この場合のカクテルは比較的 強いものが使われるので、女性はタンプラー 入りのロングドリンクスのはうが無難です。 料理はビュッフェの性質上、冷たいものが 多く、暖かいものは少ないのかふつうです 左手に取ったナプキンの上に、料理用の大皿 をのせて、料理に添えてあるフォークなどを 使って取ります ( 乾いたものは手で ) 。デザー トは小皿で。酒は左手に皿を持ったまま飲み、 グラスは皿の上に置きます。料理は一応コー スに従って取りますが、一一 、三種類取ったら テープルから離れます。人数分しかないもの は一つ、他はお代わりしてもかまいません。 飲んだり食べたりしているときは歩きまわら ないこと バイキングはひとり当りの無制限が原則。お 皿は料理を取るつどかえてかまわない 7 3
ター入し。ちし、、、 オ、冫オカつきやすいものですし、 数も、五、六人の客なら一つ出しておけばよ いでしようが十人近くなると一一か所は必要。 不足なものは買い足し、古いものはきれいに して、調味料をキチンと補充しておきます。 テープル掛けは正式には浮き莞様のついた ーティーでは、 白リンネルですが、ホーム・ プリントや格 ' お柄のものでかまいません。 ーティーの花 ーティーの花は、お茶会の花などと違い華 やかさが身上です。高価なもの一輪より、か わいらしくて明るい感しの花をたくさん用意 します。ハーティー用の花としてはバラ、カ ーネー、ンヨン、スイトピー、菊など、色彩の 美しい、たくさん集まって効果の上がる、香 ) のよいものがふさわしいでしよう。 テープルの中央に飾る花は、四方から眺め られるものですから、どの方向から見ても美 しい花を、低くこんもり生けるのがコツ。 花器は、かごや菓子鉢などを利用してよく、 切り口を水ごけでくるみ、銀紙をまいてテー プルのあちこちに置いてもしゃれています。 ーティーを開く部屋のはか、玄関、控室、 トイレなどにも飾ると雰囲気が出ます。 小道具をそろえる デハ トの家庭用品売場や、グットデザイン ・ホーム・ 類によって趣 , 回をこらしましよ、つ。 コーナーをのぞいてみますと、カラフルで新 ーティーの雰囲気づ くりにもう一つ欠か しい感覚の食器、グラス類、インテリア用品 力いつばい並んでいます。 せないのか音楽、レコード、ミュ クテープを流したり、 楽器を用意してひける そんななかから、 ーティーを盛り上げる 人にひいてもらうようにすれば雰囲気も盛り ものを選ぶのも楽しいことです。 上がります。 たとえば、大きなプランデーグラス、チョ コレートやキャンデーを入れたり、花を浮か トランプ、各種のゲーム、サイコロ、手品 へたリ、アクセサリーなどを入れて部屋の装 の材料、ケームの参考書なども用意しましょ 飾にもなリます。 う。トランプの枚数、ゲームの道具をよく点 新しい素材のお盆は、クッキーやサンドイ 検し、トランプなどなくなっていたら新しく ソチを盛ったり、白木を生かしたカッティン 買っておくようにします。 グボードは、ナツツや、煙草を入れるなど用 途にとらわれす、自由に使いましよう。 料理のポイント キャンドレ、、 / ンチボールのセ ット、ア / ル、サイフォンな チックな感しのコーヒーミ フルコースの料理には最低十一一枚の皿と、三 どは、それぞれの用途のはか、置くだけで、 人の料理人がいるといわれます。ホーム・ しゃれたインテリアになリます。 ーティーではフルコースはますできないと思 さまざまなデザイン ( 動物やくだものなど ) 、 ってよいでしよう。宀豕庭では、心のこもった 大きさのクツ、ンヨンもころがしておくだけで ものを、気のおけない雰囲気のなかで楽しく 部屋の感しを変えてくれます。 食べてもらうことを主眼に考えればよいでし 画、陶器、民芸品なども、部屋の装飾には なりますが、ありったけのものを並べました ホーム・ ーティーの料理のポイントは という感しにならないよう、むしろいくつか①なるたけ主婦が席をはすさないで、客とと は取り除くくらいのきもちで。 もにくつろいで歓談できるメニューであるこ 新たなものをプラスするだけでなく、たと えば電燈のかさを和紙のものに変えるだけで②失敗を避ける意味で、はしめて作る料理で 効果が上がることもあります。 はなく、お付亠思のものをメインにすること クリスマスならツリーを、 ースデーなら③人手が限られている ( 場合によってはほと 本人の写真のパネルを、ひなまつりなどなら んど一人ということもある ) ので、手順のう 千代紙細工やモビールなど、 ーティーの種 えで、前日からっくっておけるものと、当日 6
・西洋料理 第Ⅷ ザす テま 倶し 着席と料理のいただきかた うて 向使 のて レストランにはいると、ウェーターか純へた内し、々可、を引い 皿っ ) し、 ) に冢匸凸 ます。最初に椅 ' おが引かれた席か最トの席ですが、すすめゞ します。男吽は女か腰掛けてから座るのか せすに椅 , おの左側から 礼儀ですから、女は速やかに、優推に行動します。椅丘に深く腰掛け、 ノ、、、わい阜了めナ土、ー ) よ、 テーフルと身体の間は、にぎリこ、ぶし一つ半 自趺な姿勢は、相手に不夬感阜一えるばかリでなく理をこはすなど ) 可阜一ガタガタ叫かした にら失敗のもとにもなリます。食か始まってかゞ + 左 髪をかき上げたリするのは大きなマナー立反。手は膝の の そタ いて落ち着いたのを確かめてかゞ ナプキンは、全員が席に着 皿の 置も なく膝の上に広げます。乾杯ゃあいさつなどがあるようなら、済んでか 位の 、ら、オードフルか亜一ばれる ( 則にとるレ」よいてしよ、つ。 テープルの上には、位置皿を中央にして、左にフォーク、有にナイフ、 着席 ナプキンは、全員が席に着いてから取ります。たたんだまま膝 の上に移し、折り山を手前にして、ニつ折りまで広げます
ワイン ワインは、ぶどうを発酵させてつくった酒で す。ふつう単に″ワイン″というときは、い わゆる〈生ぶどう酒〉を指しています。・これ は、どうだけで自然につくったものを意味 し、水やアルコール ) 色素などを加えていな いものです。 ワインの種類 ・生ぶどう酒 ( スティル・ワイン ) ぶどう の果汁を絞り、果汁中の糖分を酵母のカでア ルコールに変えたものです。そのため甘味の ごく少ない辛口の酒としてできあがります。 そのほか、ぶどうがレーズン状になるまで 収穫しないでおき、果汁糖度が高まったとこ ろで収穫してつくる生ぶどう酒もあります。 生ぶどう酒は食卓で飲まれることが多いの で、テープル・ワインとも呼ばれます。 グラスに注いでもあわ立たす、静かな状態 なので英語ではスティル ( S ( ill Ⅱ静止した ) ワインとい、フことか多いよ、つです。 ・発泡性ワイン ( スパークリング・ワイン ) シャンパンを代表格とする、あわの立っワイ ンです。こうしたワインは人工的に手を加え てつくります。ます、いったん生ぶどう酒を ・ワイン つくったのち、これに】 12 糖分と酵母を加え、もッ するとアルコールと炭帑 酸ガスが生します。そ。 の炭酸ガスを逃がさす一 ~ 一 , に閉じこめたものが、 発泡性ワインです。 世界各地でつくられ ~ ていますが、フランス のシャンパ ーニュ地方〕を でつくられるものだけ を〃シャンパン″と呼 びます。その他の地方 のものは、ヴァン・ム スー、イタリアのもの一 ~ はスブマンテ、ドイツ のものはゼクト、日本 のものはスパークリン グ・ワインです。 ・アルコール強化ワイ ン ( フォーティファイ ド・ワイン ) 生ぶど一【 う酒をつくる過程でプ第 ランデーを添加してア ルコール分善回め、ワ、 インにコクん」持たせた り、ワインの日持ちを ) 一 よくするようにしたもお「一を ( ( のです。 を顰気ヾこ ポルドーのぶどう園